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【100名アンケート】家族葬の費用は?地域や葬儀社比較!内訳や減額方法も

家族葬とは遺族や故人とごく親しかった友人のみで行うお葬式のことを指します。
家族葬の場合、費用はどれくらいになるのでしょうか。

今回の記事では、100名以上の方にとったアンケートなども踏まえながら、家族葬を行った場合の費用総額を地域や葬儀社ごとに比較していきたいと思います。
また、費用を抑える方法もご紹介します。

 【100名アンケート】家族葬の費用は?地域や葬儀社比較!内訳や減額方法も

家族葬にかかる費用は?(100名アンケート)

今日では、家族葬を行う人が増えています。
増加の理由はいくつかありますが、その中の一つに費用を抑えることができるというものがあります。

では実際に家族葬を行う際にかかる費用はどれほどなのでしょうか。
そこでみん終編集部で家族葬にかかった金額に関して、100名以上にアンケートをとり、調査しました。

こちらがその結果です。

家族葬にかかった費用はいくらでしたか? アンケート

全体の6割もの方が100万円以下という回答をするという結果になりました。
しかし、その一方で200万円以上と回答する方がいることもわかりました。

この結果を踏まえて、以下でさらに詳しく家族葬の費用について解説していきます。

家族葬の地域別の費用総額

お金

一般的に家族葬にかかる費用は 100万~120万円 ほどが相場であると言われています。
ただし、家族葬にかかる費用は、地域によって異なることがほとんどです。

今から、地域別の家族葬の費用総額についてみていきましょう。

地域 費用総額
北海道 50~100万円
東京 70~100万円
神奈川 60~100万円
愛知 50~100万円
大阪 90~110万円
福岡 80~120万円
鹿児島 60~110万円

このように、地域間、地域内でも家族葬の費用総額はばらつきがあります。
以下は補足事項です。

北海道は他地域に比べ比較的安価に斎場を借りることができます。

また、東京には、公営の火葬場が少ないため、多くの場合は民営の火葬場を利用することになります。
そのため、家族葬にかかる費用も少し高めになります。

神奈川の県内でも地域によって家族葬にかかる費用は異なりますが、 横浜市内 だと割高になる傾向にあるようです。
同様の傾向として、愛知県の中では 名古屋市内 での家族葬が他地域に比べ費用が高くなる傾向にあります。

大阪府では、費用総額の相場は90万~110万円となってはいますが、各項目の費用内訳自体はあまり高価でないこともあるので、利用する葬儀屋や斎場、火葬場によってはより費用を抑えることができることもあるようです。

福岡や鹿児島などの九州地方では、そもそもあまり家族葬を行っている走者が多くないとのデータもあります。
しかし、近年は、少し割高な傾向にあるものの家族葬を行う葬儀屋も増えてきたようです。

主要葬儀社の家族葬の費用比較

お墓 子供

家族葬の費用は葬儀社によって異なります。
ここでは、主要葬儀社の家族葬の費用比較を行いたいと思います。

今回、比較するのは

  • 花葬儀
  • 葬儀社アーバンフューネス
  • よりそうのお葬式
  • 小さなお葬式

の四社です。
葬儀社によっても複数の家族葬のプランを用意しており、内容や金額などは様々です。

以下、葬儀社ごとに家族葬の各プランと費用をみていきたいと思います。

花葬儀

花葬儀は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一都三県の約800の斎場にて葬儀を行っている葬儀社です。
以下が家族葬のプランと料金をまとめた表になります。

プラン 料金
ベーシック 67.5万円
セレクト 79.5万円
シンプル 47.5万円
火葬アップグレード 39.5万円

ベーシックプランが、依頼件数が最も多いプランだと言われています

上記のプランの料金は参列者10人と想定した場合のものです。

料金の中には、花壇料や納棺の儀にかかる費用、葬儀に必要な物品やサービス料などが含まれています。会場費、通夜振舞い、告別式料理などの料理代、返礼品費用などは別途かかります。

シンプルプランは、花葬儀に依頼することのできる、葬儀に必要な物品やサービスの幅がベーシックプランよりも狭まるため、料金を抑えることができています。
逆に、セレクトプランは花葬儀に依頼することのできる、葬儀に必要な物品やサービスの幅が広まるため、ベーシックプランに比べ料金が少し高くなっています。

火葬アップグレードプランでは、葬儀に必要な物品やサービスの幅がかなり狭まる上にお料理や返礼品費用は含まれていません。

葬儀社アーバンフューネス

葬儀社アーバンフューネスは、様々なメディアに取り上げられたこともあり、実績のある葬儀社の一つとして有名です。
主に、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県を中心とする首都圏での葬儀を承っています。

葬儀社アーバンフューネスでは、三つの家族葬のプランがあります。

プラン 料金
スタンダード 66.2万円
シンプル 38.5万円
お料理こだわり 108万円

上記の表からわかるように、プランによって大きく費用が異なるようになっています。

シンプルプランは、料理代や返礼品代が含まれていません。
さらに、仏教様式に則った形式の葬儀も行わず、無宗教プランとなっています。

スタンダードプランは、基本的な葬儀セットに加え、仏教様式に則った葬儀が行われるようになっています。
更に、通夜振舞い、精進落とし、返礼品などの費用もすべて含まれています。

こちらのスタンダードプランは、参列者が10人と仮定したものになっています。

お料理にこだわりのプランは、スタンダードプランに加え、こだわり抜いた料理がついてくるのが特徴です。
通夜振舞いの料理の種類の例としては、大トロなどを含む特上寿司、特上和風オードブル、ローストビーフなどです。

一方、精進落としでは懐石膳を用意しているようです。
また、返礼品も18種類ある中から好みのものを選ぶことができるようになっています。

よりそうのお葬式

よりそうのお葬式はNHKなどの複数メディアでも取り上げられており格安葬儀プランを提案していることが特徴の葬儀社です。
格安なだけでなく質の高いサービスを提供していることでも知られています。

更に、全国の葬儀を承っていることも特徴的です。
以下がよりそうのお葬式の家族葬の料金プランです。

プラン 料金
無宗教プラン 39.8万円
仏式プラン 41.8万円
お花増量プラン 43.8万円

上記の表からわかるように、宗教を選択しない無宗教プランであれば仏式のプランなどよりも価格を抑えることができます。
ただし、焼香や読経など一般的な形式に則った葬儀を希望する場合は、 仏式プラン または お花増量プラン を選びましょう。

これらのプランには遺体のお迎えから始まり、お通夜、お葬式までひと通りの工程は含まれています。
ただし、通夜振舞いや精進落としなどの会食費や返礼品費用、寝台車の費用は含まれておらず追加オプションとなります。

小さなお葬式

小さなお葬式には、 小さな家族葬 というプランがあります。

このプランを使用すると、家族葬が 49.3万円 で行うことができます。

料金には、お布施など寺院に払うものは含まれていません。
このプランの中には、 遺体のお迎え~安置、納棺、お通夜、告別式のセット、司会、火葬、式後の会葬礼状など、家族葬に必要な項目はひと通り網羅されています。

ただし、通夜振舞いや精進落としなどの会食はこのプランには含まれていません。

家族葬の費用内訳(アンケートあり)

お盆 お供え

ここでは、家族葬の費用内訳についてみていきたいと思います。
実際には、どのような費用内訳になっているのでしょうか?

みん終編集部で、133名の方に 「家族葬の費用内訳はどのようになりましたか?覚えてる限り教えてください。」 というアンケートをとりました。

Q家族葬の費用内訳はどのようになりましたか?覚えてる限り教えてください。

回答は、以下のようになりました。

祭壇費30万円 式場利用費15万円 棺費用10万円 供花料2万円 火葬料10万円 通夜振舞い費用5000円×参列者数 精進落とし費用5000×参列者数 返礼品費用5000円×参列者数 読経料30万円 戒名料20万 御膳料1万円 お車代2万円(40代男性)
祭壇費10万円 式場利用費15万円、供花料3万円 火葬料5万円 通夜振舞い費用2000円×参列者数 精進落とし費用3000×15人 返礼品費用3000円×15人 戒名料30万円 御膳料5000円 お車代1万5000円(30代男性)
祭壇費25万円 式場利用費20万円 棺代8万円 供花代1万円 火葬代8000円 返礼品代5000円×参列者と香典受取人数分 精進落とし弁当代3500円×参列者 読経代10万円 戒名代10万円 御車代1万円 火葬場送迎車1万円(60代女性)
祭壇30万円 棺桶費20万円 式利用30万円 火葬費5万円 戒名3万円(50代女性)

基本的に、家族葬にかかる費用は大きく分けて三つになります。
『葬儀にかかる費用』、『飲食や返礼品にかかる費用』、『寺院に支払う費用』 の三つです。

葬儀にかかる費用

葬儀にかかる費用、費用内訳は、以下のようになります。

項目 相場費用
祭壇費 20~80万円
式場利用費 10~20万円
棺費 3~15万円
供花料 1万5千~3万円
火葬料 5~10万円

上記のものはあくまでも相場であり、詳しい金額は各自、状況によって定めることになります。
また、葬儀屋に依頼する際にある程度の予算を伝えておけば予算に合わせた料金設定をしてもらえるでしょう。

飲食や返礼品にかかる費用

次に、家族葬の際に会食をした場合の飲食費や、香典に対する返礼品の費用の内訳をみていきましょう。

項目 相場費用
通夜振舞い費用 1500~2500円×人数分
精進落とし費用 4000~8000×人数分
返礼品費用 約3000円×人数分

葬儀屋によっては、様々なプランを用意しています。
食事のボリュームや内容によって多少の価格変動はあるでしょう。

寺院に支払う費用

項目 相場費用
読経料 15~30万円
戒名料 10~60万円
御膳料 5000~1万円
お車代 5000~1万円

一般的に、読経料、戒名料を合わせてお布施(おふせ)といいます。

御膳料は、僧侶が通夜振舞いや精進落としなどの会食に参加する場合は特にお渡しする必要はありません。

お車代は、僧侶が斎場まで来るのにかかる交通費のことを指します。
したがって、遠方から僧侶がいらっしゃってくださる場合などは少し多めに金額を包むと良いでしょう。

家族葬の費用を抑える方法

お墓掃除代行依頼

これまで、家族葬にかかる費用総額や費用の内訳についてみてきました。
今回は、 家族葬の費用を抑える方法 についてみてきたいと思います。

  1. オプションを選択しない
  2. 生前予約する
  3. 宗教や宗派にこだわらない
  4. 自治体の葬祭費補助を受ける

オプションを選択しない

返礼品、供花、通夜振舞い、精進落としなどの費用はオプションで選ぶことのできるようになっており、必ずしも払わなければいけないというわけではありません。
また、支払うにしても最低限度の金額にすれば費用を抑えることができます。

よってオプションを選択しないことで、 家族葬の費用を抑える ことに繋がります。

生前予約する

多くの葬儀屋は、 生前予約に対する割引のサービス を行っています。
多くの葬儀屋には互助会(ごじょかい)と呼ばれるサービスがあり、生前に会員になると葬儀や法要の費用の割引が受けられることがあり、 家族葬の費用を抑えることにつながる といえます。

宗教や宗派にこだわらない

宗教や宗派によっては、お布施などの金額が大きく異なり、結果的に家族葬の費用も異なることに繋がります。
そのため、宗教や宗派にこだわらずに比較的、お布施の金額などが安価な寺院を利用すると 家族葬の費用を抑える ことに繋がります。

また、 無宗教タイプ の家族葬のプランを選択すると、焼香や読経などが省略されその分費用も抑えることができます。

自治体の葬祭費補助を受ける

国民年金保険もしくは後期高齢者医療制度へ加入している人は、 葬祭費補助を受ける ことができます。
補助の金額は自治体によって異なりますが基本的には3万~7万円ほどが相場となっています。

補助金を受けるためには、自治体への申請を行う必要があります。

格安な家族葬

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格安に家族葬を行うための方法をご存知でしょうか。
主に以下の二通りの方法があります。

それは、

  • 一日葬
  • 直葬

です。

一日葬

一日葬とは、主に故人の家族やごく親しかった友人のみで行う葬儀のことで、お通夜を行わず告別式の日一日だけで葬儀を行うスタイルが取られます。
本来、二日間かけて行う葬儀を一日で済ませることで費用を抑えることができます。

1日葬に関しては、こちらもご覧ください。

直葬

直葬とは、お通夜や告別式を行わずに火葬のみを行う葬儀のスタイルのことを指します。
本来行うはずのお通夜や告別式を割愛するため、料金は大幅に抑えられると言われています。

故人の意向や葬儀の費用などを考慮して直葬を選択されることが多いです。
しかし、故人とのお別れの時間が長くとれないなどといったデメリットがあるのも事実です。

直葬(火葬式)については以下の記事をご覧ください。

また、以下の記事では格安の家族葬を特集しています。

家族葬の費用は場合による

今回の記事では主に

  • 家族葬の地域別費用総額
  • 主要葬儀社の家族葬の費用比較
  • 家族葬の費用内訳
  • 家族葬の費用を抑える方法
  • 格安な家族葬

についてみてきました。
記事の中の情報からわかるように、家族葬に定価はなく、地域、宗教、葬儀社、形態など様々な条件によって異なります。

一般的に家族葬は比較的安価な価格で行うことができるとされていますが、料理や返礼品などのオプションを追加することで高くついてしまうこともあるので注意しましょう。

故人や遺族の意向を踏まえ、皆が納得いく費用で家族葬ができるとよいですね。

みん終編集部

みん終編集部です! みんなの終活ドットコムでは、終活・ライフエンディング、葬儀のマナーやお墓選びなど、終活の知りたいに答えます!

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