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猫が亡くなったら?死亡確認や処理、その後の供養方法を解説

想像はしたくありませんが、ご自身の愛猫が亡くなった時にすべきこと、ご存知ですか?

実は、限られた時間の中でしなくてはいけないことが沢山あります。

ここでは、死亡確認から、遺体のケアまで、その場面に直面してしまった際に行うべきことを紹介しています。

猫が亡くなったら?死亡確認や処理、その後の供養方法を解説

猫が亡くなったら①死亡確認

猫

自宅で猫が息を引き取った場合には、辛いとは思いますが、猫が本当に亡くなってしまったのか、自身で判断しなくてはなりません。

その際の、猫の死亡確認のために行う3点を紹介します。

1. 呼吸停止確認

まず初めに、呼吸の停止を確認します。

呼吸をしている場合、猫を横に寝かせると腹部が上下に動いているのが見て取れます。

そのため、横に寝かせた状態で腹部に動きが無ければ呼吸は停止していると判断します。

そのほかにも、猫の鼻先に耳を近づけて呼吸音を確認したり、ティッシュなどを鼻の前に持って動きを見るなどの方法でも確認できます。

2. 心拍、脈の停止確認

呼吸の停止を確認したら、次いで心拍と脈の停止を確認します。

猫の胸のあたりに手を当て、鼓動の有無を確認します。

胸のあたりでは良く分からないという場合には、猫の首元や後ろ足の付け根などを指で触れても確認することができます。

どちらでも脈動を感じることが出来なければ、心拍、脈が停止していると判断します。

また、歯茎の色が正常なピンク色ではなく、暗めのピンクであったり白であったりするのも心臓停止の影響です。

3. 対光反射の消失確認

対光反射とは、瞳孔反射の1つで、瞳孔の直径を光の強さによって変化させて、網膜への光の量を調節するものです。

死亡確認では、その対光反射が失われていることを確認します。

方法としては、外側からペンライトを用いて目の中に光を入れます。

これを片目ずつ順に行い、光を入れても瞳孔のサイズが小さくなる縮瞳反応が、どちらの目でも見られなかった場合、対光反射が消失しているというわけです。

以上の3つ全てが確認できたら、死亡確認の終了です。

猫が亡くなったら②処理

猫

猫の死亡を確認したら、遺体を適切に処理しなければなりません。

猫の遺体に対して行うべき処理は、遺体のケアと遺体の安置の2つに分けられます。

遺体のケア

猫などの動物も、亡くなった後には人間と同様に死後硬直が起こります。

猫は比較的サイズも小さい動物なので、亡くなってから1〜2時間程度で死後硬直が始まると言われています。

愛猫が亡くなって辛いとは思いますが、悲しみのうちに死後硬直が始まうと後々になって問題が出てきます。

手足が伸びたまま硬直してしまい棺の中に入らなくなってしまったり、猫の本来の自然な体勢で供養してあげることが出来ない、などです。

そのため、死後硬直が始まる前に、できる限りスムーズに遺体のケアを行ってあげることが重要です。

まず初めに、目や口が開いてしまっている場合は閉じてあげます。

目は、テイッシュやガーゼなどを猫の瞳のサイズになるまで折りたたみ、まぶたの上に被せるようにして閉じます。

口は、死後硬直が始まるよりも前に、布やゴムなどを用いて閉じた状態で固定します。

手足は伸びたまま固まってしまわないように、丸く眠っている時のようなリラックスした体勢をイメージして、手足をそれぞれ軽く折り曲げてあげます。

最後に、猫は、常に毛づくろいをしているように、とても綺麗好きです。

代わりに毛づくろいをしてあげるイメージで、毛をブラッシングして毛並みを整えてあげると良いでしょう。

ブラッシングを終えたら、お湯で温めたタオルで身体を拭いてあげて、遺体のケアは終了です。

遺体の安置

初めに、棺として猫のサイズにあった段ボールなどの箱を用意し、箱の底にバスタオルや毛布を敷いておきます。

時間が経ち、硬直が解けると、自然現象として遺体から体液が流れ出ることがあります。

前もって、箱に新聞紙やビニール、ペットシーツを敷いておくと、液体が染み出す心配がありません。

安置するための箱の準備が整ったら、遺体をそっと中に入れます。

安置する際のポイントは、猫の遺体をしっかり冷やすということです。

猫の遺体の脇やお腹のあたりに保冷剤をあててあげることで、遺体の腐敗を防ぎ、長期間状態を保つことができます。

安置する場所は、直射日光を避けた涼しい部屋が好ましく、夏場はクーラーをつけるようにしましょう。

そのような状態の部屋であれば、自宅でも2,3日程度安置しておくことが可能です。

猫が亡くなったら③供養方法を決定

猫 供養方法

猫の供養方法にも、人間と同様に様々な種類があります。

ここでは、供養方法ごとの特徴を紹介していきます。

自宅の庭に土葬する

遺体を火葬せず、そのまま自宅の庭に埋めるという方法です。

長所

  • 費用が抑えられる
  • 埋葬までの時間がかからない
  • 身近に感じられる

短所

  • 動物に掘り起こされてしまう可能性
  • 埋葬した自宅からの引越しの可能性
  • 遺体が骨化するまでに時間を要する

行政に引き取ってもらう

地方自治体に遺体を引き取ってもらい、火葬してもらう方法です。

長所

  • 費用が抑えられる

短所

  • ゴミ処理として扱われる可能性

自治体の対応は場所によって異なり、地方自治体の運営しているペット用の火葬場できちんと火葬してもらえるケースもあれば、ゴミとして処分されてしまうケースもあるようです。

移動ペット火葬業者

火葬炉を積んだ車両が家まで来てくれる、移動式のペット火葬業者に火葬してもらう方法です。

長所

  • 自宅まで来てくれる
  • 個別の火葬のため、返骨してもらえる

短所

  • 法規制がなく、悪質な事業者の可能性
  • 紹介サービス経由により、信頼性が低い

ペット霊園

ペット霊園と呼ばれるペット用の施設で、火葬や供養を行う方法です。

長所

  • 地域からの評価が聞こえやすい
  • 遺骨を綺麗に残してもらえる
  • 火葬までのお別れも満足に行える
  • 遺骨のお骨上げを家族で行える

短所

  • 費用がかさむ

ペット専用に用意されている施設のため、飼い主の方々の心のケアまで完璧なところが多くなっています。

しっかりとお別れできることで、気持ちの整理がつく、という声も多いようです。

ペットの供養方法については以下の記事をご覧ください。

また、ペットのご遺骨については以下の記事で取り上げています。

猫が亡くなったら④火葬・埋葬

火葬場 遺骨処分

火葬

猫の遺体を燃やして焼骨にするというものです。

火葬の種類

ペット葬儀業者に依頼する場合、猫の火葬方法にもいくつか種類があります。

合同葬

他のペットたちと共に合同葬儀をし、その後に一緒に火葬を行うもので、遺骨は共同墓地や共同供養塔に納骨されます。

一任個別葬

葬儀を行ったら、葬儀業者に一任し、家族の立会いなしで個別に火葬を行うものです。

立ち合い個別葬

家族立ち合いのもとで、個別に葬儀を行います。

自宅葬

葬儀業者が自宅まで出向き、葬儀全てをとり行ってくれます。

一緒に火葬できるもの

愛猫が生前気に入っていたものや好きなものを一緒に棺に入れて火葬してあげたいと思う飼い主の方も少なくないと思います。

ですが、火葬を行った後の遺骨に影響を与えるなどの理由から、一緒に火葬を行えないものもあるので、紹介していきます。

写真

愛猫の他に生きている人間が移っている写真などを入れるのは、避けた方が良いとされています。

「生きている人の写真を棺に入れると、向こうの世界に連れて行かれる」などの通説も存在するので、気になる方は避けた方が良いでしょう。

ですが、燃やすことで遺骨に影響がある訳ではないので、愛猫に寂しい思いをさせたくないと思われる方は入れても良いかもしれません。

お花

お花は、火葬後の遺骨に影響を与えることがなく、棺に入れて火葬をしてあげることが可能です。

注意すべきなのは、色の濃すぎるお花や、あまりに沢山のお花を遺骨と一緒に燃やすのは避けるということです。

火葬の最中に、お花の色素が遺骨に移ってしまう可能性があるので、棺に入れる際には淡い色のお花を選ぶのが良いでしょう。

おやつやご飯

おやつやご飯は、決まりを守れば一緒に火葬することが可能です。

袋や缶などの容器から少量を取り出し、ティッシュで包み、猫の口元のに添えてあげる形であれば、出棺から火葬までそのまま行うことができます。

缶やプラスチック、ビニールの包装をそのまま燃やしてしまうと、黒煙が出たり、黒く燃え残ったものが遺骨に影響を与えてしまうので気をつけましょう。

玩具や洋服

玩具や洋服は、お花と同様、燃やした際に遺骨に色が移ってしまうなどの影響があるので、一緒に燃やすことはできません。

火葬を行うことはできないものの、火葬前のお焼香の際などに飾っておくことができるようなので活用してみてください。

費用

依頼先 費用
自治体 3,000〜10,000円程度
葬儀業者 15,000〜100,000円程度

埋葬(土葬)

猫を生きていた時の姿のまま埋めてあげたい、や、すぐ供養してあげられる距離に埋葬したい、などと考える飼い主の方もいると思います。

ここでは、土葬を行う上での様々を紹介します。

土葬は違法か

自身の私有地に埋める分には、法律的になんの問題もありません。

ですが、他人の所有所有している土地や、公園などの公共の場に埋めてしまうと、ゴミの不法投棄と同様の罪に問われてしまいます。

土葬場所の選択

自分が権利を持っている私有地から選択します。

一般的には生前よく走り回っていた自宅の庭に、などといったケースが多くみられます。

猫とはいえ、遺骨が近隣に埋まっていることを快く思わない方もいるかもしれません。

そのため、自宅の庭に埋める際には、近隣や通りから見えにくい隅の方を選ぶのが良いでしょう。

土葬の際の注意点

深いところに埋める

動物の遺体からは独特の匂いがするため、埋めた位置が浅いと、野良猫やカラスなどの野生動物が掘り起こしてしまう可能性があります。

少なくとも1メートル以上の穴を掘って埋めるようにしましょう。

タオルで包む

猫の遺体をタオルで包み、掘った穴に置いてあげます。

その際のタオルは、ポリエステルなどの化学繊維のものではなく、木綿や絹などの自然繊維のものを選んであげると土に還りやすいです。

また、遺体をビニールなどで包んでしまうと、土に還りにくくなるだけでなく、湿気がこもってしまうため避けます。

盛り土を高くする

遺体を埋めた後に被せる盛り土は、高く盛り上げるようにします。

ペットのお墓にについては以下の記事をご覧ください。

おすすめの葬儀社

お墓掃除代行依頼

イオンのペット葬

特徴

・イオン独自に定めた基準をクリアした葬儀社や霊園のみと契約

・火葬、納骨、埋葬、供養全て霊園内で施行

・環境、衛生面に配慮した火葬設備

・式後の仏事も充実

料金

公式ホームページから、都道府県・市区町村・ペットの種類なの条件を入力して、費用検索を行うことができます。

ペット供養110番

特徴

・追加料金なし

・24時間365日対応

料金

プラン 費用
お引取り 10,000円〜
個別火葬(お骨上げなし) 14,000円〜
個別火葬(お骨上げあり) 16,000円〜

Forever Pet

特徴

・追加料金なし

・自宅訪問

料金

ペットの種類、体重に関係なく、一律18,900円(税抜)

愛猫が亡くなった、その後まで

愛猫が亡くなった飼い主の方の悲しみは計り知れるものではありません。

ですが、悲しみにくれている暇なく、愛猫が安らかに眠れるよう、してあげるべきことが沢山あります。

いざ、その場面を迎えた際に、焦ることなく愛猫を送り出してあげられるよう、活用してみてください。

みん終編集部

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