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仏壇

お彼岸のお供え物とは?平均金額や、のし紙の表書きの書き方も紹介

お彼岸は先祖や故人を弔う重要な行事です。

仏教では極楽(あの世、彼岸)は西に位置し、この世は東に位置すると考えます。
太陽が真東から昇って真東に沈む春分の日と秋分の日はこの世とあの世が一番近くなり、先祖を供養する最適な日だと考えられるようになりました。

近年はライフスタイルの変化などでお彼岸にお墓参りをしない家庭も増えてきました。

しかし、お彼岸という特別な時期に家族揃って故人や先祖に思いを馳せることは彼らの供養になるだけでなく、自分の人生を見つめ直すいい機会でもあります。

お彼岸のお供え物とは?平均金額や、のし紙の表書きの書き方も紹介

お彼岸にお供え物は必要?

お彼岸は先祖や故人を弔う重要な行事です。

仏教では極楽(あの世、彼岸)は西に位置し、この世は東に位置すると考えます。
太陽が真東から昇って真東に沈む春分の日と秋分の日はこの世とあの世が一番近くなり、先祖を供養する最適な日だと考えられるようになりました。

近年はライフスタイルの変化などでお彼岸にお墓参りをしない家庭も増えてきました。

しかし、お彼岸という特別な時期に家族揃って故人や先祖に思いを馳せることは彼らの供養になるだけでなく、自分の人生を見つめ直すいい機会でもあります。

さて、お彼岸にお墓参りを通して先祖や故人に感謝の気持ちを伝えたり、これからも家族が幸せでいられるように祈ったりする上でお供え物は必要です。

というのも、お供え物を選び、購入し、お供えするという行為そのものが故人のことを考えて尊重することに繋がるからです。

具体的にどんなものがお彼岸のお供え物として選ばれているのか気になる方が多いと思います。
この記事ではお彼岸の定番のお供えものやお供え物の相場を解説します。

先祖・故人や家族が喜ぶもの、墓地を汚さないもの、縁起が悪くないものであることに留意してお供え物を用意しましょう。

時間に余裕がある方は百貨店などで店員さんと相談しながら選ぶのもおすすめです。

ただし、重要なのはお供えするものではなく参拝する気持ちです。
ですので、あまり規定にとらわれすぎず故人や家族が喜ぶものを選びましょう。

お彼岸について広く知りたい方は以下の記事を御覧ください。

お彼岸のお供えもの①花

仏花

お供え用の花と指定すれば一般的なお花屋さんで仏花を用意してもらえます。
菊のように長持ちする花が好まれる傾向があります。

彼岸花のように毒性のある花、バラのようにのトゲのある花やユリのように匂いが強すぎる花、朝顔のようにツルに咲く花は避けられることが多いです。

花の色はカラフルにしてお墓を美しく飾りましょう。
よく使われる色としては白・黄色・紫・赤があげられます。
故人が亡くなってまだ日が経たない内は淡い色合いのものにすることもあります。

お墓に花を添えるときは左右対称に飾ります。
花は3、5、7本を1対として左右に1対ずつ設置します。

近年は生花だけでなくプリザーブドフラワーやアレンジメントフラワーなどをお供えする方もいます。
アレンジメントフラワーはもらったそのままの形で飾ることができるという点で便利です。
プリザーブドフラワーは枯れることがなく家族に負担がかかりません。

ただし、伝統を重んじる方には生花をお渡ししましょう。
あくまで先方にあわせて選ぶことが重要です。

メッセージカードを添えてお供えするのも故人への供養としておすすめです。

お彼岸のお供えもの②お菓子

お菓子は特別な管理などが必要なく、もらう側の負担が少ないので他家のお墓参りをする際によく選ばれます。

和菓子

羊羹や饅頭、干菓子などの和菓子は日持ちもよく見た目も良いのでお彼岸のお供え物の定番です。
他にもどら焼きや栗おこしなどもあります。

おかき、おせんべい

おかきやおせんべいは甘いものが苦手な方にもおすすめです。

ゼリー

ゼリーは透き通った見た目と甘く爽やかな味から老若男女に好かれます。
日持ちがすることも特長です。

和菓子屋や百貨店ではお彼岸のお供えもの用のギフトを購入することができます。

また大手スーパーなど価格帯ごとにギフトが用意されているお店では予算にぴったりあったものを選択できます。
ただし、お彼岸用ギフトでないものはパッケージに注意しましょう。

基本的には個包装になっていて日持ちがする商品がおすすめですが、ご自身の家族、または訪問先の家族にあわせて選びましょう。

焼き菓子などの洋菓子は動物性油脂などが使われていることが多く精進料理でないから避けるべきだと考える人もいる一方で、日持ちのよさに加えて小さなお子様にも喜ばれることからお彼岸のお供え物として近年人気がでています。

いずれにせよ家族内・もしくは先方が気持ちよく故人を供養できるようなものを選びましょう。

お彼岸のお供えもの③現金

現金をお供え物にすることも可能です。
基本的には他家にお墓参りする場合で、自宅の墓参りでは現金をお供えする方はほとんどいません。

先方に何をお送りしたらいいかわからないときや商品を買う暇がなかったときに現金を選びます。

現金だけでは物足りないと感じる方はお花やお菓子をプラスしてお渡しすることもできます。
その場合も全体で3000円〜5000円の相場に収まるようにします。

お彼岸は慶事ではなく弔事です。
金封袋は祝儀袋ではなく、のしのついていない不祝儀袋を選びます。

お彼岸のお供えもの④おはぎ・ぼたもち

おはぎ

お彼岸のお供えものといえばおはぎ・ぼたもちです。
同じ原材料を使った同じお菓子ですが、春のお彼岸にお供えするのがおはぎで、秋のお彼岸にお供えするのがぼたもちと呼ばれます。

またおはぎはつぶあん、ぼたもちはこしあんという餡の種類という違いもあります。
 
小豆の赤には魔除けの効果があり、お餅は五穀豊穣に通じることから古くから縁起物とされてきました。

「たなからぼたもち」ということわざでもぼたもちは幸運として例えられています。

比較的簡単なのでご家族みんなで作るのも楽しいです。

ただし、ナマモノなのでお供えしたその日のうちに食べ切りましょう。

基本的には自宅用に作って家族で食べきり、他のお家を訪問する際は別のものを用意する方も多いようです。

お彼岸のおはぎ・ぼたもちについて詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

お彼岸のお供えもの⑤飲み物

お水やお茶をお供えするときは茶湯器を使います。
浄土真宗では華瓶(けびょう)を使用します。

用意できない場合は普段使用している茶飲みでも構いません。

宗派によってはお水やお茶をそえないところもありますが、お彼岸のお供え物はそこまで厳格に規定はないので心配しすぎる必要はありません。

故人がお酒好きであればビールや日本酒などの酒類をお供えするのもいいでしょう。
特に缶ビールであれば賞味・消費期限が長く、先方の負担が少なくなります。

小さな子供のいる家庭でしたら清涼飲料水や缶ジュースの詰め合わせセット等もおすすめです。

百貨店、大手スーパー、通販サイトなどで比較的容易に手に入ります。

お彼岸のお供えもの⑥線香

線香

仏教では香りによって心身が清められる、故人の食べ物になる、あの世への道標になる、故人と思いをつなげるというように考えられています。

お線香をお供えものとして贈るのも人気です。
お線香によって様々な香りがあり、その違いも楽しめます。

お線香はリーズナブルなものから高価なものまで様々ですので先方との関係性を考えて適当なものを選んでください。

種類によっては匂いが強くないもの、煙があまりあがらないものなどもあります。

線香をお墓にお供えするときの注意点としては、口ではなく手で火を消すことです。
それは口から出た息は汚れたものとして考えられているからです。

お彼岸のお供えもの⑦そうめん

そうめんはお盆のお供え物として定番ですが、縁起物ですのでお彼岸のお供え物にも適しています。

そうめんはその細く長い形状から、「幸福が細く長く続く」という意味を込められるようになり、縁起物として重宝されるようになりました。

また、そうめんには熱病や疫病を払う効果があるとされ平安時代には七夕行事でお供えされていました。

そうめんはお盆の暑い時期にぴったりですが、くせがないので年中食べられます。
茹でれば簡単に食べられるというのも魅力です。

お彼岸のお供えもの⑧果物

果物

果物は彩りがよく墓前に飾ると華やかになりますし、小さなお子様にも人気です。
他家にお墓参りに行く際は大きすぎたり重すぎたりすると先方に迷惑になるので気をつけましょう。

特に丸みのある果物が選ばれます。
これは「縁」と「円(丸)」がかけられ、縁起がよいものとされているからです。

具体的にはメロンやぶどう、柿・梨などが選ばれます。

デパートやスーパーマーケット等で購入できます。
その際はお彼岸用ということを伝えて包装してもらいます。
籠ギフトを選ぶとそのまま飾ることができて負担になりません。

墓前に飾るときは包丁をいれずにそのままの状態でお供えします。

お彼岸のお供え物の相場・金額

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基本的には3000円〜5000円程度とされています。
ただしあくまで相場であり、先方との関係で金額は上下します。

お世話になった方であったら金額を相場よりプラスしたほうがいいですが、必要以上に高い金額のお供え物をお渡しすると負担になってしまうこともあります。

お彼岸のお供え物の掛け紙、のしはどうする?

掛け紙の熨斗

熨斗(のし)は慶事用ですので、お彼岸のお供え物のときは使用しません。
お店でお菓子やフルーツなどの品物を包んでもらうときはお彼岸用の旨を伝えて熨斗が入っておらず水引だけ印刷された掛け紙をかけてもらいます。

掛け紙の水引

掛け紙の水引の色は関東と関西で異なります。
関東では四十九日までは黒と白、四十九日以降は銀と銀(双銀)の水引が選ばれることが多いです。
関西では一般的に黄と白の水引が選ばれます。

黒と白、黄と白、双銀のどれかを選べば問題ありませんが、気になる方は先方に問い合わせると確実です。

お彼岸は弔事の一種ですので水引は偶数のものを使用します。
デザインについてはこれ以上不幸がないように水引は「結びきり」を選択します。

お彼岸のお供え物の掛け紙の表書き

一般的には水引の上に「御供(ごくう)」または「御仏前」、水引の下に自分の名前(名字氏名)を筆で(筆ペンで代用可)記入します。

連名で書くときは目上の方を右に書きます。

お彼岸に出席できないときのお供え物

お彼岸にお墓参りできないときはギフトを送ります。
お彼岸の時期が始まる前までに届くようにするのがマナーです。
相場は直接持っていくときと同じ3000〜5000円程度でよいでしょう。

もちろん直接参拝するに越したことはありませんが、大切なのは故人を供養する気持ちです。
事前に家族や親戚に行けない理由をきちんと説明してギフトを送れば、お彼岸の時期に訪問できなくても又の機会にお墓参りすれば大丈夫です。

お彼岸のお供え物には故人や家族が喜ぶものを選びましょう

お彼岸のお供え物に厳密な規定はありません。

お供え物を用意することを負担に感じるより故人や家族の喜ぶ顔を想像して楽しく選んでみてはいかがでしょうか?

お彼岸という故人にとっても家族にとっても大切な時期を充実したものにできるよう素敵なお供え物を選んでくださいね。

みん終編集部

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