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浄土真宗の法要とは?種類や準備の仕方、流れ、服装を解説

浄土真宗とは、親鸞聖人を開祖とした、鎌倉仏教の宗派の一つです。
阿弥陀如来を讃えることで皆等しく成仏できる、つまり信心すれば身分に関わらず全ての人が救われる、と説いたため、庶民に広く信仰さる宗派となりました。

現在も、日本仏教で最大の信者を抱える浄土真宗。
今回はその法要の種類や、準備、流れについて、詳しく見ていきます。

浄土真宗の法要とは?種類や準備の仕方、流れ、服装を解説

法要とは

仏壇

法要の本来の意味は、 仏の教えを知ること です。
その為、お坊さんの読経・法話を聞く場であれば、全て法要と呼びます。

しかし、現在は追善法要、つまり 亡くなった方を弔うための一連の儀式を差して法要 と呼ぶことが多くなりました。

追善法要以外の法要の種類は、各宗派や各寺院によって差があります。
例えば各寺院の創立記念の法要や、各宗派の開祖降誕法要など、慶事にも法要は行われます。

法要と法事の違い

紛らわしい語句として、 「法要」と「法事」の違い が挙げられます。
この二つには、明確な差があるのをご存知でしょうか?

法要とは、先ほども述べたように、仏の教えを知ること、つまり 読経・法話を聞くこと です。
法事とは、 読経や法話に加えて、その後に行われる会食まで含めた一連の行事 のことです。

同じような言葉ですが、それぞれが示す内容は異なるので、これらの言葉を使用するときは注意しましょう。

法事と法要に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

浄土真宗の法要の種類

法要

浄土真宗で行われる一年の主な法要は9種類あります。

  1. 元旦会
  2. 報恩講
  3. 涅槃会
  4. 花まつり
  5. 彼岸会
  6. 宗祖降誕会
  7. 盂蘭盆会
  8. 永代経法要
  9. 除夜会

浄土真宗には、沢山の宗派が存在しますが、その中で最も大きな宗派が、 「本願寺派」と「大谷派」 です。
この二つを含めた浄土真宗の全ての宗派では、それぞれ開催される法要に多少の差があります。

元旦会

元旦会(がんたんえ)は、元日の朝に行われる法要 のことです。
浄土真宗でも、新しい年を迎えるにあたり、心身を引き締めるために法要が行われます。

報恩講

報恩講(ほうおんこう)は、浄土真宗で最も重要な法要 です。
開祖、親鸞聖人の祥月命日の法要であり、本山や各寺院だけでなく、浄土真宗の門徒宅にある仏壇においても法要が営まれます。

法要が行われる時期は、浄土真宗の各宗派により異なります。
一例として、本願寺派と大谷派の場合を見てみましょう。

・本願寺派…1月9日~16日・大谷派…11月21日~28日

このような差があるのは、新暦に換算しているからです。
祥月命日は旧暦の11月28日ですが、新暦に換算した場合に1月16日です。

また、祥月命日にあたる日は、各寺院のお坊さんが浄土真宗の各本山へと集まるので、末寺や別院では日付をずらして報恩講の法要を行うのが通常です。

涅槃会

涅槃会(ねはんえ)は、仏教の開祖である釈迦の入滅の日に行われる法要 です。
浄土真宗でも、陰暦2月15日を入滅の日として、その前後の日に法要を行います。

ただし、実際の法要は2月15日に行う場合や、3月15日に行う場合もあります。

花まつり

釈迦が生まれた日をお祝いする法要が花まつり です。
旧暦の4月8日が生誕日ですが、現在の日本では、新暦に換算することなく、今の暦での4月8日に行われます。

浄土真宗は比較的派手な法要はありませんが、花まつりにかんしては、草花で飾られた花御堂が設置され、普段と異なる雰囲気を味わうことが出来ます。

彼岸会

彼岸会(ひがんえ)は、春分・秋分の前後に行われる法要 のことです。
春分・秋分を中日とし、その前後3日を加えて、合計7日間が彼岸にあたります。

宗祖降誕会

宗祖降誕会(ごうたんえ)は、浄土真宗の開祖親鸞聖人の生誕を祝う法要 です。
1173年の4月1日が誕生した日にあたりますが、旧暦である為、大谷派では元の日付のまま4月1日に、本願寺派では現在の暦に換算した5月21日に行います。

同じ浄土真宗でも、宗派の差で行われる日が異なります。

盂蘭盆会

盂蘭盆会(うらぼんえ)は、いわゆるお盆のことです。
多くの場合は、8月15日前後に行われますが、もともとは旧暦の7月15日に行われていたことから、現在も一部の地域では7月15日に行われることがあります。

浄土真宗では、先祖を迎えるための法要ではなく、先祖を偲ぶ為に仏前に集まり、仏縁を頂く為の法要が行われます。

永代経法要

永代経法要は、永代に渡りお経が読まれますように、とお寺や教えの繁栄を願って行う法要 です。
時期に明確な決まりはなく、故人の命日や四十九日、またはお彼岸に行われることが一般的です。

こちらも、盂蘭盆会同様に、浄土真宗では他の宗派とはその意義が異なります。
浄土真宗特有の教えを良く理解し、参列しましょう。

除夜会

12月31日、一年の締めくくりに行われる法要が、除夜会(じょやえ) です。
浄土真宗でも、除夜の鐘を鳴らします。

浄土真宗の年忌法要

葬儀参列

年忌法要は、基本的には 故人の祥月命日 に行います。

他の宗派と異なり、浄土真宗において年忌法要は、故人を供養するという意味ではなく、 故人を偲ぶことで仏縁を繋ぐという意味 になります。
その為、それぞれの法要では、読経と法話が大切になるのです。

一周忌

故人が亡くなり、 1年目に行う法要 です。
一度目の年忌法要ですので、親族や友人も多く集まって行われることが多いです。

一周忌に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

三回忌

亡くなった年を1回目、と数える為、 2年目の法要 の事を三回忌と呼びます。
その為、三周忌ではなく、三回忌となります。

これ以降の年忌法要は、周忌ではなく回忌と呼びますので、亡くなってから経った年数に1を加えた数字が年忌法要の名称です。

3回忌に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

七回忌

亡くなってから6年目に行われる法要です。
通常、この頃には徐々に呼ぶ親族の数も減り、 規模の小さな法要へと変わっていきます。

浄土真宗では、以降、十三回忌・十七回忌・二十五回忌と続きます。

7回忌に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

三十三回忌

亡くなってから32年目に行われる法要です。
一般的に、この 三十三回忌をもって忌明けとします が、実際には、地方や各家庭の考え方によっても、忌明けとする時期は異なります。

そのため、実際の忌明けをいつにするかは、檀家寺や家族と相談するのが良いでしょう。

33回忌に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

五十回忌

五十回忌以降は、百回忌、百五十回忌と、50年毎に続いてきます。
この頃には、施主も次の代へと変わる頃ですので、 次代に教えを受け継ぐという意味も込めて、法要を行います。

50回忌に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

浄土真宗の法要の準備

花 焼香

浄土真宗の法要で、門徒が自身で準備が必要となる法要は、 自宅で行われる年忌法要 が主です。
準備の際は、特に以下の4点を忘れないようにしましょう。

  1. お寺への連絡
  2. お斎の予約
  3. 仏壇の飾り付け
  4. 引き出物の用意

では、それぞれの具体的な注意点を見ていきます。

お寺への連絡

まずは、 必ず檀家寺への連絡が必要 です。
遅くとも、一月前には連絡しましょう。

月命日に自宅の仏壇に読経を頂いている場合は、法事の日取りが決まった段階で、月命日の日に直接お坊さんにお願いしても良いです。

お斎の予約

お斎(おとき)とは、法要の後に行われる食事のこと です。
浄土真宗には食事に関する戒律はありませんが、通常は精進料理を頂くことが多いです。

年忌法要は人数が多くなりますので、お斎に出席する人数を確認し、先にお店を予約しておきましょう。
人数が多い場合は、バス送迎のあるお店を予約すると、法事がスムーズに進みます。

仏壇の飾り付け

仏壇の中には沢山の道具が並んでいますが、基本的には、 法要の際に通常飾られている仏壇飾りを動かす必要はありません。
法事で特別に用意する物は、お仏飯、果物やお餅等のお供え、仏花、赤もしくは白の和ろうそく、線香、焼香、過去帳です。

特別に用意する物は、いずれも普段はしまい込まれているものが多いので、 法要の前には仏壇共々、きれいに掃除を行います。

引き出物の用意

法事の際には、参列者にお供えや香典を頂くことがあります。
そのため、 引き出物も用意をする 必要があります。

ただし、参列者がごく近い身内のみの際は、必ずしも必要ではありません。

浄土真宗の法要の流れ

手順・流れ

浄土真宗では、 法要は仏様とのご縁を頂く大切な時間 です。
主な流れは、以下の通りです。

  1. お坊さんの入場
  2. 施主の挨拶
  3. 読経
  4. 焼香
  5. お坊さんの退場
  6. 終了の挨拶

浄土真宗では、法要に特別な儀式等はありません。
法要の流れを理解し、心身共に正して参列するようにしましょう。

お坊さんの入場

お坊さんの入場の際は、 着席し、静かにお迎えします。

自宅で法要を行う際は、お坊さんが仏壇まで進むための通路がきちんと確保できるように、各自の着席位置に注意します。
参列者の座る位置を、あらかじめ座布団や椅子などで明確に分かるようにしておくと良いです。

施主の挨拶

施主は、お坊さんの真後ろに座っていますので、お坊さんの着席後に、参列者に向かい開式の挨拶を行います。

始まりの挨拶ですので、 長く話す必要はありません。
参列へのお礼、誰の法要を行うかを説明するだけで良いです。

読経

お坊さんの読経の際、 可能であれば参列者もお坊さんの発声にあわせて読経を挙げると良い でしょう。

焼香

焼香は、施主から始まり、血縁の深い人から順に行います。
まずはご本尊に合掌し、お香をつまみ、高く掲げたりせずそのまま香炉にくべます。

くべる回数については、浄土真宗の中でも、宗派によって異なります。
本願寺派は1回、大谷派は2回です。

焼香に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

お坊さんの退場

読経、法話後にお坊さんの退場となります。
退場の際、 御布施、御車代、御膳料を渡します。

お坊さんがお斎に出席される場合は、御膳料は必要ありません。

終了の挨拶

終了の挨拶も、施主 が行います。
こちらも、始まりの挨拶同様、簡潔に行うようにしましょう。

また、法要後にお斎を用意している場合は、その案内もあわせて行います。

浄土真宗の法要に必要なもの

浄土真宗 線香

浄土真宗の法要の際、特別に用意する物はほとんどありません。
気を付ける点は、以下の3点です。

  1. 御本尊や掛け軸
  2. お供え物
  3. お経本

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

御本尊や掛け軸

浄土真宗の場合、 御本尊は阿弥陀如来 です。
仏壇の場合は、中央に描かれているのが阿弥陀如来になります。

また、御本尊の両隣には、掛け軸が一つずつあります。
飾る掛け軸は浄土真宗の各宗派によって異なりますが、 蓮如上人・親鸞聖人 が描かれたり、 仏や菩薩の称号である名号 が書かれていたりすることが多いです。

御本尊に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

お供え物

他の宗派の仏壇とは違い、浄土真宗の仏壇には お水は供えません。
故人は没後すぐに極楽浄土に導かれ、そこには綺麗なお水があるので、供える必要がないのです。

他のお供え物に関しては、浄土真宗も他の宗派と大きな差はありません。
お餅、落雁、果物などを供えます。

お供えものに関しては、こちらの記事を参考にしてください。

お経本

お経本とは、 お経の書いている本 のことです。
浄土真宗では、一般の人も購入することが可能です。

何度も繰り返すように、 浄土真宗では、法要は仏縁を頂く場所 です。
その為、法要の際に読経できるよう、もしくはお坊さんの読経の内容をより理解できるように、お経本を数冊用意しておくと良いです。

浄土真宗の法要の特徴

浄土真宗の法要の最大の特徴は、故人を供養する場ではなく、仏との縁を頂く場所である、という点 です。
しかし、浄土真宗は多くの宗派に分かれていますので、法要にも多少の差が出てきます。

本願寺派と大谷派の違い

本願寺派と大谷派は浄土真宗の宗派の中でも、最も大きな宗派 です。
浄土真宗のほとんどの門徒は、このどちらかの宗派に属していると言えます。

宗派分裂のきっかけは、戦国時代、織田信長と石山本願寺の対立でした。

その後、豊臣秀吉の治世に、本願寺派が後の西本願寺となる御影堂と阿弥陀堂を京都に建立します。
また、さらに時代が進み、徳川家康の治世に、今度は大谷派の本山となる東本願寺が建立されます。

両寺は、たった数百メートル離れた位置に建立されており、位置関係から 西本願寺(お西)と東本願寺(お東) と呼ばれるようになりました。

本願寺派と大谷派の仏壇の違い

本願寺派と大谷派は、 仏壇の形や仏壇飾りの形が異なります。
ですが、仏壇の最大の差は、その色です。

本願寺派は、全体に金色の部分が多く、奥の柱の部分も金色です。
一方、大谷派の仏壇は、全体が金色の仏壇であるのは同じですが、奥にある柱は黒色です。

浄土真宗の法要でのお布施

納骨の仕方 費用

法要に欠かせないものが、お布施ですよね。
浄土真宗における、お布施の相場やマナーについて も知っておく必要があります。

お布施の相場

浄土真宗は、その教義から庶民に広まった宗派です。
その為、 お布施の相場も、他の宗派から比べると、比較的低くなっています。

行われる法要によっても差はありますが、比較的大人数で行われる四十九日や一周忌、初盆では、 1~5万円 が相場です。
その他の、規模が小さい法要の場合は、 3000円~5000円 が相場です。

ただし、浄土真宗に限らず、 お布施は基本的にはお気持ちであり、いくら包んでも問題はありません。
また、相場に関わらず、檀家寺との関係によって金額が決まる場合もあります。

可能であれば、 あなたの先代が、檀家寺にいくら包んでいたかを調べましょう。
その額を元にして、自分の代で包む金額を決めるのも一つの手段です。

お布施の金額に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

お布施の書き方

浄土真宗の場合、お布施の表書きは 「御布施」 とします。
名前も、家名もしくは施主名を記入しましょう。

お布施の書き方に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

浄土真宗の法要・法事での服装

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浄土真宗の法要、法事の服装は、特別な決まりはありません。
落ち着いた色合いの、 略喪服 を着用します。

男性

男性 喪服

男性の略喪服は、 黒や紺、グレーなどのダークスーツ です。
ネクタイと靴下は黒を、靴も基本的には飾りのない黒い靴を選びます。

ただし、葬儀で着用する準喪服とは異なり、必ず黒でなくてはいけない、というわけではありません。
ネクタイはダークグレー、靴は紺などの地味な色みでも大丈夫です。

いずれにせよ、 注意したいのは、光沢のあるものやカジュアルに映るものは着用しないこと です。

女性

女性 喪服 洋式

女性の場合の略喪服は、 黒や紺、グレーなどのワンピースやアンサンブル です。
その他のストッキングやバッグ、靴に関しても、黒を用意します。

注意する点は、肌の露出 です。
スカートが短かったり、襟元が大きく開いていたりする服は相応しくありません。

女性の場合は、服装以外にも髪型、メイク、アクセサリーにも注意をしましょう。
いずれも、 基本的には華美にならないことが重要 です。

浄土真宗において、法事は仏縁を頂く場です。
華美な装いで出かける場ではありませんので、落ち着いた装いになるように心がけます。

浄土真宗の法要・法事のマナー

マナー

服装以外にも、 浄土真宗の法要に参列する際のマナー があります。
特に難しいことはありませんが、今一度確認をしておきましょう。

香典袋

香典袋を持参する場合、表書きは 「御仏前」や「御香典」 とします。
浄土真宗では、故人はすぐに仏になりますので、基本的に霊という考え方がなく、そのため 「御霊前」という表書きを使用することはできません。

香典に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

焼香

焼香のマナーについては、先ほども述べましたが、注意するのは、 つまんだお香は額まで持ち上げない 、という点です。

また、焼香を乗せた盆を順次渡していく回し焼香の場合も、手順は同じです。
ただし、焼香の受け渡しの際は両手で行うようにしましょう。

数珠

数珠は、各宗派で形式の決まっている 本式数珠 と宗派問わずに使用できる 略式数珠 の二種類があります。

浄土真宗の本式数珠は、男性の場合、一連の紐房数珠になります。
女性の本式数珠は、二連の頭付房数珠です。

男女ともに、本式を用意するのが良いですが、略式数珠を使用しても構いません。
略式数珠は、浄土真宗以外の法要でも使用できます。

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浄土真宗では、基本的に、数珠の形や素材に関する決まりはありません。
ただし、 数珠を持たずに法要に参列するのは、重大なマナー違反 となりますので、法要の際には必ず用意しましょう。

数珠に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

浄土真宗以外の法要

法事

浄土真宗は、一般庶民に広まった宗派である為、基本的に厳しい戒律や派手な法要はありません。
ですが他の宗派では、 浄土真宗には見られない特徴 をもつ法要もあります。

曹洞宗

禅宗の一つである曹洞宗 は、福井県の永平寺と神奈川県の總持寺を大本山とする宗派です。

曹洞宗は、他の宗派よりも 葬儀が賑やか であるとされています。
それは、 葬儀で行われる儀式の一つ鼓鈸三通(くはつさんつう)で、鐘のような仏具の引磐(いんき)、シンバルのような仏具の鐃祓(にょうはつ)、そして太鼓をリズムよく打ち鳴らすためです。

法相宗

法相宗の最大の特徴は、学問宗、つまり仏教を学ぶための宗派である、ということです。
そのため、 法相宗には檀家制度もなく、当然葬儀、祭礼の一切を行いません。

ただし、法相宗であっても、法要はあります。
それは、修正会などの年中行事で行われる法要です。

特に大本山である奈良県の薬師寺で行われる、修二会花会式(しゅにえはなえしき)は、薬師寺最大の行事で、3月25日から31日まで行われます。
奈良に春を告げる行事、と親しまれるこの盛大な法要では、他の宗派にはない独特の世界が広がります。

浄土真宗の法要

浄土真宗は、日本で最も多くの門徒を抱える宗派です。
そのため、浄土真宗内でも更に細かく宗派が分かれています。

また、庶民に広まった宗派である為、厳しい戒律がなく、マナーに関しても比較的寛容な一面があります。
法要にかかるお布施も、他の宗派に比べて安いことも特徴の一つでしょう。

ですが、 これらの庶民的な特徴により、浄土真宗の法要について、その意義を深く考えずに参列していた人も多いのではないでしょうか。

浄土真宗の法要で最も重要なことは、法要に参列して仏縁を頂く、ということです。
法要に参列し、浄土真宗の法要の真の目的を知ることこそが、あなたにとって一番重要なことなのです。

みん終編集部

みん終編集部です! みんなの終活ドットコムでは、終活・ライフエンディング、葬儀のマナーやお墓選びなど、終活の知りたいに答えます!

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