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葬儀

犬の火葬の手順・費用・服装は?業者の選び方や火葬場も紹介

愛犬が亡くなってしまった際の火葬について、皆さんはどこまでご存知ですか?

逝去してから火葬までの手順はもちろん、火葬にかかる費用や、その際の服装など、知っておくと助かる情報を沢山紹介しています。

ぜひ参考にしてみてください。

犬の火葬の手順・費用・服装は?業者の選び方や火葬場も紹介

犬の火葬①合同

犬たち

合同火葬とは、一任合同火葬と呼ばれるもので、出棺・お別れまでは家族で行い、その後の火葬については立ち会いせず業者への一任で行うというものです。

飼い主の方がするのはペットのお渡しのみで、火葬後の骨上げから納骨まで、全て業者が行います。

また、合同火葬では、他のペットと一緒に火葬が行われ、そのまま合同で納骨されるため、愛犬の遺骨のみを返骨してもらうことは出来ません。

遺骨が受け取れないなどデメリットも存在する一任合同火葬ですが、中には適しているとされているケースも存在し、一般的に推奨されているのは以下の通りです。

  • 行政ではなく、施設で火葬してあげたい
  • 野良犬が亡くなっているのを見つけた
  • きちんと火葬したいが、費用は抑えたい

犬の火葬②個別

犬 お墓 注意点

犬の個別火葬には、一任個別火葬、立会個別火葬、訪問個別火葬の3種類が存在します。

ここでは、その3種類について順に紹介していきます。

一任個別火葬

一任個別火葬も、一任合同火葬と同様に、出棺・お別れまでは家族で行い、その後の火葬については立ち会いせず業者への一任で行います。

一任合同火葬と異なる点としては、愛犬の火葬を個別に行ってあげられる点、愛犬の遺骨がきちんと単独で骨上げされる点が挙げられます。

個別に火葬を行うことで、愛犬の遺骨のみを取り出してもらえるので、遺骨を手元に残すつもりはないものの、ペット霊園や供養塔などで納骨供養をしてあげたいという飼い主の方にオススメです。

立会個別火葬

愛犬の火葬として最も一般的になっているのが、立会個別火葬です。

立会個別火葬は、飼い主の方はもちろん知り合いの方などが火葬場で一緒にお見送りをし、火葬後の骨上げも家族が行うというものです。

この火葬方法では、愛犬の遺骨を返骨してもらうことも、霊園で埋葬したり納骨施設に安置することも可能です。

訪問個別火葬でない場合、火葬場での立会個別火葬ということになります。

出棺とお見送りだけでなく、待合室で火葬を待ち、骨上げ、という全ての工程を屋内で行うことができるため、天候に左右されないのが大きな長所です。

このようなことから、近年のペット火葬のほとんどはこのスタイルになっています。

訪問個別火葬

訪問個別火葬とは、火葬場までいけない飼い主の方のための立会個別火葬です。

屋外での火葬のため天候に左右されてしまうという点や、周りの目が気になってしまうなどのデメリットも存在しますが、先ほど述べた通り、火葬場に出向く必要がないため、以下のような方にオススメです。

  • ご年配の方や体の不自由な方
  • 車などの移動手段を持たない方
  • 思い出の場所で火葬を行いたい方
  • 火葬場の開場時間に合わない方

愛犬がなくなってから火葬するまでの手順

チェックリスト

愛犬が自宅で息を引き取った際に、飼い主が行わなくてはならないことがいくつかあります。

愛犬が亡くなってから火葬までに済ませる手順が以下の通りです。

  1. 呼吸停止確認
  2. 心拍、脈の停止確認
  3. 対光反射の消失確認
  4. 遺体のケア
  5. 遺体の安置

ここでは、これらの手順それぞれについて説明していきます。

1. 呼吸停止確認

まず初めに、呼吸の停止を確認します。

愛犬を横に寝かせた状態で腹部が上下に動いているかどうかを確認し、動きが無いようであれば呼吸は停止していると判断します。

そのほかにも、愛犬の鼻先に耳を近づけて呼吸音を確認したり、ティッシュなどの軽いものを鼻の前に持って呼吸の有無を確かめるなどの方法でも確認できます。

2. 心拍、脈の停止確認

呼吸の停止を確認したら、次いで心拍と脈の停止を確認します。

愛犬の胸のあたりに手を当て、鼓動の有無を確認し、脈動を感じることが出来なければ、心拍、脈が停止していると判断します。

3. 対光反射の消失確認

対光反射とは、瞳孔反射の1つのことです。
瞳孔の直径を光の強さによって大小に変化させ、網膜への光の量を調節する動きです。

対光反射が失われていることを確認する方法としては、外側からペンライトを用いて、目の中に光を入れます。

片目ずつ順に行い、ペンライトの光を入れても瞳孔のサイズが小さくなるような縮瞳反応が、どちらの目でも見られなかった場合に、対光反射が消失していることを判断します。

4. 遺体のケア

犬にも人間と同じように死後硬直が起こります。

死後硬直が始まる時間は、亡くなった日の気温などによって多少の違いはあるものの、人間よりも小さな犬の場合は大体2時間くらいと言われています。

愛犬が亡くなったことに悲しんでいるうちに、死後硬直が始まってしまえば、手足が伸びきったまま硬直してしまい、棺の中に入らなくなってしまったり、自然な体勢での供養をしてあげられなくなてしまいます。

そのため、飼い主の方には辛いとは思いますが、硬直が始まってしまう前に遺体のケアを行ってあげることが必須です。

まず初めに、目や口が開いている場合には閉じてあげましょう。

目は、ティッシュやガーゼなどを、ペットの瞳のサイズに合わせて3重程度に折りたたみ、まぶたの上に被せるようにして閉じます。

口は、硬直が始まる前に、布やゴムなどで閉じた状態で固定してあげます。

手足は、伸びたまま硬直してしまうと棺に入らなくなってしまう可能性もあるので、手足の関節を曲げ、寝ている時のようなリラックスした体勢にしてあげます。

最後に、お湯濡らして軽く絞ったタオルで、毛並みを整えるように身体を拭いてあげます。

5. 遺体の安置

遺体のケアを終えたら、愛犬の大きさに合わせて、段ボールなどの箱を用意し、バスタオルや毛布などを中に敷いておきます。

時間が経ち、硬直がとけ始めた際に、自然現象として遺体から体液が出てくることがあるので、前もって新聞紙やビニール、ペットシーツなどを敷いておくと、液体が染み出す心配がありません。

愛犬を安置する箱の準備が整ったら、ペットを中に入れてあげます。

頭部やお腹のあたりを、ドライアイスや保冷剤で冷やし、保冷効果をあげるために遺体をバスタオルなどで包みます。

安置しておく場所は、腐敗がすすむのを防ぐために、直射日光を避け、風通しがよく涼しいところを選びます。

夏場であれば、エアコンはなるべく低い温度に設定します。

以上が、家庭で簡単にできる安置の方法ですが、市販のものには安置用の「おくるみ」といったものもあるようです。

寝袋のようなお布団で、そのまま火葬ができるような素材で作られており、段ボールでの棺やタオルでは少し寂しいと思われる飼い主の方に人気です。

犬の火葬にかかる費用

お金

火葬にかかる費用は、愛犬の大きさや火葬のプランによって異なります。

費用の大まかな相場は以下の通りです。

一任合同火葬

愛犬のサイズ 費用
小型犬 5千〜1万円程度
中型犬/大型犬 1万5千〜3万円程度

立会個別火葬

愛犬のサイズ 費用
小型犬 2万円前後
中型犬/大型犬 3万〜5万円程度

訪問火葬

愛犬のサイズ 費用
小型犬 5千〜2万円程度
中型犬/大型犬 1万5千〜5万円程度

犬の火葬を行うときの持ち物

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愛犬の火葬を行う際に持っていくべきものが、以下の7つです。

  1. 愛犬が生前好きだったおやつ
  2. 一緒に火葬するためのお花
  3. 愛犬が生前好きだった玩具/洋服
  4. 愛犬の生前の写真
  5. 数珠
  6. カメラ
  7. ハンカチ

火葬の際の持ち物①おやつ

愛犬が生前好きだったおやつを一緒に棺に入れてあげたいという飼い主の方も多くいらっしゃると思います。

その際には、お菓子やご飯を袋や缶などの容器から少しの量だけ出し、テイッシュに包んであげれば、ペットの口の近くに添えて構いません。

また、そのようにすれば、出棺から火葬までそのまま行うことも出来ます。

注意しなくてはいけないのは、缶やプラスチック、ビニールなどは決して一緒に入れないということです。

これらを一緒に燃やしてしまうと、黒煙が出たり、燃え残った黒い塊が遺骨に影響を与えてしまいます。

愛犬の遺骨を綺麗に残してあげるためにも避けましょう。

火葬の際の持ち物②お花

花

お花は、愛犬の火葬にあまり影響を与えないため、棺に入れて一緒に燃やすことが可能です。

棺の中の愛犬に声をかけてあげながら周りをお花で飾り付けし、そのまま火葬に移ることができます。

ここでの注意点としては、色の濃いすぎるお花や、あまりにもたくさんのお花を一緒に火葬するのは避けるということです。

お花の色素が遺骨に移ってしまう可能性があるので、愛犬と一緒に火葬するべく棺にお花を入れる場合には、淡い色のものを選びます。

お花については以下を参照してください

火葬の際の持ち物③玩具/洋服

愛犬が生前気に入っていた玩具や洋服も、一緒に火葬してあげたいところですが、玩具や洋服は火葬に影響を与えてしまうので、入れてあげることができません。

ですが、火葬をする前のお焼香の際には、棺に入れないものを飾ることが可能なので、生前にお気に入りでだった玩具や洋服、首輪などは、そこに置いてあげると良いでしょう。

火葬の際の持ち物④写真

先ほど玩具/洋服でも説明した通り、火葬前のお焼香の際には、最後のお別れの瞬間ということで、思い出のものを飾ることができるスペースが用意されています。

自身と愛犬のツーショットなどの写真を持参して、そこに飾られる飼い主の方は多いようです。

また、多くの方が疑問に思われるのが、写真を一緒に火葬することができるかということです。

人間の火葬の場合、生きている人間が写っている写真を一緒に火葬してしまうと、あの世に連れて行かれる、などの迷信が存在します。

そのため、一部の火葬場では、生きている人間の写る写真を一緒に棺に入れないよう推奨しているようです。

ですが、現在ではかなり一般的に写真を一緒に火葬する方も多くみられます。

写真自体は紙なので、一緒に燃やすことで遺骨に影響を与えるなどといったこともありません。

愛犬のみが写っている写真を入れる分には全く問題ないですし、愛犬以外に誰かが写っている場合には、本人の了解を得ているのであれば入れて構わないでしょう。

火葬の際の持ち物⑤数珠

略式 数珠

人間の火葬の時と同様、愛犬の火葬の際にも数珠を持参するのが良いでしょう。

もちろん、数珠を持たずに手を合わせるだけでも問題はありませんが、自宅にあるようであれば、数珠を持って合掌してあげることをオススメします。

数珠については以下を参照してください

火葬の際の持ち物⑥カメラ

近年、多くの火葬場でペットの最後の姿を写真に収めることが許可されています。

あとで後悔することの無いように、しっかりと火葬の前の最後の姿を納めることをオススメします。

もちろん、携帯電話のカメラでの撮影も問題ありません。

火葬の際の持ち物⑦ハンカチ

ハンカチ

忘れがちではありますが、ペット葬儀業者の方が口を揃えて必要と言うものがハンカチです。

家族も同然に接してきた愛犬の火葬では、悲しみのあまり涙を流す飼い主の方も少なくありません。

女性の中には常に持ち歩いているという人も多くいると思いますが、忘れないように、男性の方も意識して持って行かれると良いでしょう。

ハンカチについては以下を参照してください

犬の火葬を任せる業者の選び方

お墓掃除代行依頼

愛犬の遺体を委ねるわけですから、火葬業者は慎重に選びたいものです。

ここでは、愛犬の火葬を任せる業者を選ぶ際のポイントをいくつか紹介します。

複数社と比較する

愛犬の火葬に限った話ではありませんが、複数社を比較することを忘れてはいけません。

例えば、電話での対応の丁寧さや、問い合わせや相談でのスタッフの方の誠実さなども含めて比較しましょう。

会社情報の明確さ

ホームページ上の会社情報や、連絡先などが明確であるかどうか確認します。

特に、移動火葬業者の場合には、慎重にチェックしておくことが必要です。

料金体系の明確さ

実際に、悪徳業者による法外な料金の請求が問題になった事案が存在します。

業者を探す際には、料金体系が明確で、なおかつ支払い方法がきちんと明示してあることを確認しておくと良いでしょう。

地域での評判

地域での評判であったり、実際に犬の火葬を行ったことのある知人がいれば、その人に相談してみると良いでしょう。

犬を火葬する時の服装

レディース 喪服

愛犬の火葬を行う際の服装は、どこで火葬を行うかなどによっても変わってきます。

以下、火葬を行う場所別の服装を紹介します。

移動火葬車

移動火葬車が自宅の近くまで出向き、その場で火葬を行なってくれる、とても手軽で便利な火葬方法です。

忙しくて葬儀場まで訪れる時間が作れない方や、なかなか家族全員の予定を合わせることが出来ない方などに好まれています。

この場合は、服装に関する細かい縛りなどは存在しません。

手軽に行いたいという意図で移動火葬車を選択したのであれば、普段着でも問題はありません。
しかし、せめて服装だけでもきちんとして愛犬を送り出してあげたいという気持ちであれば、喪服を身に付けるのも良いでしょう。

移動火葬車での火葬は比較的自由な火葬方法なので、飼い主の方の考えに沿った服装で、愛犬を送り出してあげるのが良いでしょう。

男性の喪服

喪服 メンズ ダブル 準喪服

男性の服装は上の画像を参考にしてください。

女性の喪服

女性 準喪服

女性の服装に関しては上の画像を参考にしてください。

ペット用火葬場

ペット用の霊園にはペット用の火葬場が存在しており、個人葬や合同葬を行うことができます。

場所によっては、人間と同じように告別式や通夜などを含めた流れで葬儀が進むのこともあり、服装に悩まれる方も少なくありません。

愛犬との別れは突然のもので、葬儀に適した服を持ち合わせていない飼い主の方もいることでしょう。

一般的に、ペットの火葬場では、人間の火葬場とは異なり、普段着でも構わないとされています。

ですが、霊園などに併設された火葬場の場合は、他のペットの飼い主の方が供養に来られている場合もあるので、派手な色合いは避け、露出も控える方が好ましいとされています。

火葬だけでなく、住職などの宗教者を呼ぶ予定の場合は、礼服や黒を基調とした服を着用するようにしましょう。

人間の火葬場に併設された場所

人間用の火葬場に、ペット用の火葬場が併設されている場合があります。

このような斎場では、ペットの葬儀に来た方だけでなく、故人の葬式へ参列しに来た方が存在することもあり、そのようなケースでは、その場の大半の人が喪服を着用していると思います。

ペットの葬儀のなかで服装を咎められることは滅多にありませんが、一般の参列者の方が、私服の人が斎場にいることに対して不快感を覚えることがないとは言い切れません。

そのようなことを避けるためにも、その場に浮かない、喪服を着用することをオススメします。

犬の火葬場

火葬場 遺骨処分

ここでは、愛犬の火葬を行うにあたってのオススメの火葬場をいくつか紹介します。

東京近郊

ペットセレモニー Wavy

豊富なプランと、良心的な価格設定が魅力のペット火葬業者。

シンプルパックでは15,000円から、きちんとした流れで葬儀を行うことができる「お別れパックプラン」も30,000円から、とかなりリーズナブルです。

公式サイトでのプランごとの内容紹介や価格の詳細も明瞭で、ペット火葬の右も左も分からない、という飼い主の方にオススメです。

ペット葬儀 うたたね

セレモニーホールを持たない、移動火葬専門のペット火葬業者です。

東京はもちろん関東近郊8県まで主張してくれるため、愛犬を火葬場まで連れて行くのが難しいという方や、愛犬との思い出深い家で火葬をしたいといった飼い主の方にオススメです。

年中無休24時間受け付けてくれるので、忙しい人でもしっかり愛犬とのお別れができます。

ペットエンジェルゲイト東京池袋

東京都心にペット霊園を持つ、唯一のペット火葬業者です。

火葬はもちろんのこと、お花に囲まれて通夜をとり行う「フラワーセレモニー」や、会場を家族で貸し切ってゆっくりとお別れができる「お見送り火葬」など、手の込んだプランが豊富です。

愛犬とのお別れを手厚く行いたい、といった飼い主の方にオススメです。

大阪

関西ペット訪問セレモニー

自宅訪問の1プランしかなく、シンプルで分かりやすいのが特徴です。

料金プランは一つのみ、体重別にされた料金設定は明瞭で、追加料金も一切かからないのが魅力のペット火葬業者です。

自宅の訪問から葬儀が終わるまでが約2時間という手軽さで、新しいペット葬儀の形を提案しています。

時間は無いけれど、愛犬の火葬はきちんと行ってあげたい、という飼い主の方にオススメです。

北摂池田ペット霊園

浜村淳でおなじみの霊園・墓石のヤシロでとり行う、安心と信頼のペットセレモニーのペット火葬業者です。

個別火葬から納骨、永代供養までがワンパックとなっており、必要最低限のものが揃った「安心パック」と、花々に囲まれて行う「花供養パック」の2つが存在します。

どの霊園でも、サービスが価格が等しく、料金詳細が明瞭なのも安心できるポイントです。

ペット葬儀本舗

担当者の方がペット好きばかりで、安心してお任せできるペット葬儀業者です。

施工件数も10,000件以上と、信頼の実績もあります。

お迎え無料の24時間365日対応で、急な依頼にも対応してくれます。

愛犬との素敵な最後のために

愛犬の火葬方法、火葬先は様々あります。

飼い主の方のライフスタイルや、予算によって選択するのはもちろんですが、一緒に過ごしてきた愛犬とのお別れの場面ですので、納得のいく最後にしたいものです。

火葬方法や火葬業者を決める際には、くれぐれも後悔の無いように、慎重に選択するようにしましょう。

みん終編集部

みん終編集部です! みんなの終活ドットコムでは、終活・ライフエンディング、葬儀のマナーやお墓選びなど、終活の知りたいに答えます!

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