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【口コミ】遺骨指輪の良さとは?種類・材質別の金額相場とおすすめ商品も

今日では経済的理由や、身体的理由などから、お墓離れが進んでいると言われています。
そんな中で今注目されているのが、故人の遺骨を身近なところに置いて供養する手元供養です。

こちらでは、そんな注目されている手元供養の方法の1つである、遺骨の指輪に関して、加工方法や、材質、その相場に関して細かく解説していきます。

【口コミ】遺骨指輪の良さとは?種類・材質別の金額相場とおすすめ商品も

遺骨の指輪加工とは

はてな ?

故人の供養方法の1つに、手元供養というものがあります。
手元供養は、遺骨をお墓や納骨堂などに納骨し、お墓参りなどを通して供養するのではなく、遺骨を家に置いたり、身に着けたりしながら、日常の中で故人を供養するという方法です。

そんな手元供養にもいくつか方法があり、ミニ骨壷と言われる小さな骨壷や、ペンダント型のもので、遺骨を収納できるものなどを用いて供養します。
そして、そんな手元供養の方法の1つに、指輪型で遺骨を収納することができるもの、または、遺骨を指輪の宝石にしたものを用いる供養があります

それを作る際に 遺骨の指輪加工 が行われます。
こういった指輪はメモリアルリング、メモリアルジュエリーなどと言われています。

遺骨を身につけられるため、故人をより身近に感じられるなどといった意見も多くあり、ペンダント型のものも含め、身につけられる指輪型のようなものは今非常に注目されています。
遺骨のアクセサリーに関しては、こちらもご参考ください。

【口コミ】遺骨指輪の良さとは?

上記では、遺骨指輪とはどの様なものかという事ををみていきました。
では、実際に遺骨指輪はどうなのかと疑問に思われる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、実際に遺骨指輪を作成した人の口コミをここで紹介していきます。

30代 女性

いつも夫と傍にいたいと考えていました。調べているうちに、遺骨指輪を見つけジュエリーショップにお願いしました。今は、どこへ行くのにも夫と一緒に行っている感じがして、遺骨指輪を作成して本当に良かったです。

40代 男性

母親を病気で亡くして、父親と二人で遺骨指輪を作成しました。肌身離さず一緒なので今の私をいつも見守ってもらえているように身近に感じています。遺骨指輪でたくさんの力をもらいながら日々前に進んでいます。

50代 女性

先月息子を亡くしました。息子とずっと一緒にいたいという事で遺骨指輪の作成をお願いしました。早速出掛ける際に息子と共に出掛けられること嬉しく思っています。

遺骨の指輪の加工の種類

ダイヤモンド 指輪

遺骨を指輪の形にして身につけられるようにするといっても、加工の方法にはいくつも種類があります。
ここからは、一般的に使われる加工方法である、

  • 宝石加工
  • 遺骨収納

に分けて解説していきます。

宝石加工

宝石加工とは、遺骨から抽出した成分を利用し、遺骨そのものを宝石にし、それを指輪にするという方法です。
宝石の種類はダイヤモンドやサファイヤなどがあります。

サファイアの場合は日本で作ることができますが、遺骨をダイヤモンドにする技術を持つところは日本にはなく、海外の職人の手によってダイヤモンドに加工されます。

遺骨収納

ダイヤモンドのように、遺骨そのものを指輪の形にするのではなく、遺骨収納では、指輪本体に遺骨を収納できる空間があり、そこに遺骨を入れて密閉することで、指輪として身に着けます。
その密閉方法については、

  • 樹脂密閉型
  • ろう付け型
  • 天然石ふた型
  • ネジ収納型

の4種類の方法があります。

樹脂密閉型

指輪についている遺骨を収納できる空間に遺骨を入れ、樹脂を用いてその空間・遺骨を密閉する方法です。
ここで使われる樹脂は主にレジンのことで、樹脂硬化することで硬く透明なものになります。

樹脂は水に強く、中の遺骨まで浸透することはなく、プールなどにも安心して入ることができます。
ただし、温泉などには注意が必要な場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

また、樹脂は紫外線に弱く、また、経年劣化も起こり得るため、黄ばんでしまったり傷つきやすいということも考えられます。
遺骨のみを取り出すということもできなくなるため、樹脂での加工をする際には、その後のことも考えて決断しましょう。

ろう付け型

「ろう」とありますが、ろうそくを用いて密閉するというわけではありません。
はんだ付けよりも低い温度で溶接するということです。

レーザーろうづけなど行っているところもあり、火を使っていないため、遺骨以外にも髪の毛などを収納することもできます。
溶接しているため、取れることはなく、安心して身に付けることができます。

天然石ふた型

こちらは、大きめな宝石をはめるための、指輪の凹んでいる部分に遺骨を収納し、その上から宝石で蓋をするように遺骨を収納します。
その接合には専用の接着剤が用いられています。

ネジ収納型

遺骨の指輪には、自身の手で加工できるような専用のキットも販売しています。
その際には、自身での粉骨などの手間も必要になりますが、費用の軽減といったメリットもあります。

そういったキットによく使われているのが、ネジ収納型です。
指輪にネジで蓋ができる空間があり、その中に遺骨を収納し、ネジで蓋をします。

ここまで解説してきたように、指輪の加工方法には様々な種類、方法があります。
数ある指輪の中から、最適なものを選びましょう。

加工の種類別遺骨で作る指輪の相場

お金 節約

遺骨の指輪には様々な加工方法があることがわかりました。
では、その加工ごとの相場はいくらでしょうか。

ここからは、

  • 宝石加工
  • 遺骨収納型

の2つの相場を解説していきたいと思います。

宝石加工

宝石加工の中でも、こちらでは、ダイヤモンド加工とサファイア加工の相場を解説していきます。

サファイア加工

サファイア加工の場合、主に石自体の大きさが金額に影響します。
石の大きさは基本的に0.20ct(約4mm)から取り扱っていることが多いです。

0.20ctの場合の金額の相場は30万円程度です。

ダイヤモンド加工

ダイヤモンド加工の場合、石自体の大きさに加え、ダイヤモンドの色によっても金額が変わってきます。
ダイヤモンドの場合は、小さいものだと0.10ct(約2mm)から取り扱っています。

また、色も様々な種類があり、イエロー、ブルー、カラーレス(透明)、レッド、グリーンがあります。
イエローはダイヤモンドの中では安く作ることができ、0.20ctのものだと平均して、40万円ほどになります。

それに対し、ブルーの場合は比較的高価で、0.20ctのもので平均して50万円弱になります。

遺骨収納型

遺骨収納型の場合の相場は、以下の表のようになります。

相場の金額
樹脂密閉型 約10万円
ろう付け型 約13万円
天然石ふた型 約15万円
ネジ収納型 約3万円

予算や、希望を考えながら選びましょう。

遺骨の指輪の素材と相場

料金

主に遺骨の指輪に用いられる素材は、

  • ゴールド
  • シルバー
  • プラチナ
  • ステンレス

の4つです。
ここからは、その4つの素材の順に解説していきます。

ゴールド

いわゆる、金製の遺骨の指輪です。
金製のものは非常に安定している物質で、時間の経過によって錆びついてしまうといった心配はありません。

また、金箔があるように、非常に繊細な加工ができるため、デザイン性のある指輪を作ることができます。
金といっても、純金の場合は柔らかすぎてしまうため、金が主成分の合金が用いられることが多いです。

宗教上の話になりますが、仏教には七宝と言われる7つの宝があり、その中の1つに金があります。
よって、仏教において、故人の遺骨を納めるものとして金は価値があると言えるでしょう。

金製の指輪の全体の相場は、約15万円程度です。

シルバー

銀が素材の遺骨の指輪です。
銀は時間の経過で錆びてしまい、黒くなってしまうことがあるため、上からメッキ加工されていることがあります。

また、金に比べて繊細な加工はすることが難しいです。
しかし、銀も七宝のうちの1つであるため、故人の遺骨を納めるものの素材としては価値のあるものと言えるでしょう。

全体の相場は3万円程度です。

プラチナ

プラチナが素材の遺骨の指輪です。
和名は白金で、金と同じように化学変化に強く、また、細かな加工を施すことができます。

こちらも、プラチナが主成分である合金が使われていることが多く、よりかたく、傷つきにくいものが用いられます。
プラチナ製の遺骨の指輪の全体的な相場は、15万円程度です。  

ステンレス

ステンレス製の遺骨の指輪です。
こちらは、金属アレルギーなどを起こす心配がなく、誰でも身に付けることができます。

他の素材のものと比べて、加工しにくいため、シンプルな形のものが一般的です。
ステンレス製のものは数があまり多くはありません。

その全体的な相場は、約5万円程度です。

指輪加工に必要な遺骨の量

海

遺骨の指輪を作る際に、遺骨がどれだけ必要になるのでしょうか。
ここからは、

  • 遺骨を宝石にする場合
  • 遺骨を指輪に収納する場合

に分けて遺骨の必要な量を解説していきます。

遺骨を宝石にする場合

遺骨から成分を抽出して、宝石を作る場合に必要な遺骨の量は、その宝石によって異なります。
ダイヤモンドの場合、必要な遺骨の量は約300gと言われています。

300gは一般の成人男性の遺骨の1/4〜1/5の量で、非常に割合として大きいものになります。
なので、この方法を選択する際には、事前に親族などには相談しておきましょう。

サファイアの場合、必要な遺骨の量は約10gです。
ダイヤモンドに比べ、比較的少量で作ることができます。

遺骨を指輪に収納する場合

指輪に収納するタイプであれば、基本わずかな量で作ることができます。
表現としては、米粒1,2粒程度と表現されているところや、耳かき1,2杯分と表現するところもあります。

宝石に比べても非常に少量であることがメリットと言えます。

遺骨加工の指輪のおすすめ

骨壷 遺骨

ここまで、遺骨の指輪に関して加工方法や、素材に関して解説してきましたが、ここからは、遺骨の指輪のおすすめのものを、

  • 刻印の入れられるもの
  • 自宅でできるキットになっているもの

に分けて解説していきます。

刻印の入れられるもの

遺骨の指輪は、故人の遺骨が入っている世界でただ1つの指輪です。
なので、残された人にとって、大切にしたいという思いが強くあると思います。

ここでおすすめしたいのが、刻印を入れることができる指輪です。
故人の名前やそのイニシャル、命日などを入れることで、指輪がさらに思い入れの強い大切なものになっていくでしょう。

自宅でできるキットになっているもの

遺骨の指輪を自宅で作ることができる、キットになっているものがあります。
先に解説したネジ収納型の指輪もありますが、樹脂密閉型のものもあります。

自身で行うため、依頼するときにかかる作業費がなくなることで、比較的安価に作ることができます。
また、依頼すると、遺骨を送り、業者が遺骨の指輪を完成させ、後日配送または受け取りと、時間がかかってしまいます。

ですが、自身で作る場合は、その日のうちに完成させることができる場合がほとんどなので、手に入るまでの時間が短縮できます。
しかし、自身で行う場合、遺骨の粉骨作業などの負担が増えたり、指輪作りを失敗してしまう可能性もあります。

メリット・デメリットを考えながら、選択していきましょう。

遺骨の指輪加工の注意点

! 注意

身に付けることができ、故人をより近くに感じることができる遺骨の指輪。
そんな遺骨の指輪にも、注意しなくてはならない点2つがあります。

元の状態に戻せない

1つは遺骨を元の状態に戻すことができないという点です。
指輪の形にするにあたって、遺骨は粉骨しなければなりません。

一度粉骨した遺骨を元の形にすることはもちろんできません。
また、ネジで指輪に収納するものであれば遺骨は取り出すことはできますが、樹液で指輪に密閉すると、遺骨のみを取り出すことは非常に困難になります。

宝石加工すれ、遺骨を取り出すどころか、その原型は完全になくなります。
遺骨が加工することでどうなるかということは依頼する際には特に把握しておきましょう。

抵抗がある人がいる可能性も

もう1つは遺骨を粉砕し、加工することに抵抗を感じる方がいる場合があるという点です。
一般のお墓を用意し、そこに故人を眠らせてあげるのが常識だと主張する方もいらっしゃいます。

遺骨の指輪作りをしていく上で、そういった方と考え方の違いが生じたり、意見が食い違ってしまうことも考えられます。
そのようなことが原因で、トラブルにつながってしまわないように、前もって相談や説明などは丁寧にしていきましょう。

遺骨加工した指輪はどの指につけるか?

喪服

遺骨の指輪を作り、実際に身につける際に、どの指につけるべきかという疑問が出てくると思います。
ですが、基本的に遺骨の指輪をつける指に決まりはありません。

遺骨を指輪にするという文化自体も最近できたものなので、古くからの決まりや習慣もありません。
なので、自身がつけたいと思う指につけましょう。

【コラム】ペットの遺骨を指輪にする

ペット 遺骨

ここまで、故人の遺骨の指輪について解説してきましたが、飼っていたペットの遺骨を指輪に加工することもできます。
霊園や墓地の中には、人以外の動物の遺骨を埋葬することを禁じているところもありますが、指輪に加工する際にそういった制限は基本ありません。

ペットの動物も人と同じように指輪に加工することができます。
ただし、宝石にする際に、動物のサイズによっては、必要な遺骨の量に足りず、加工ができないことはあります。

また、加工する際の相場はどれも人間の場合と同じ金額で受け付けられています。
遺骨だけでなく、毛を加工して身に付けることもできます。

これまで大切にしてきたペットを、亡くなってからも身近に感じられる、遺骨の指輪を検討してみてはいかがでしょうか。
ペットの遺骨に関しては、こちらもご参考ください。

様々な種類から想いにあった遺骨の指輪加工を!

これまで、遺骨の指輪加工について、

  • 遺骨の指輪加工とは
  • 加工の種類別遺骨で作る指輪の相場
  • 材質別遺骨加工の指輪の相場
  • 指輪加工に必要な遺骨の量
  • 遺骨加工の指輪のおすすめ
  • 遺骨の指輪加工の注意点
  • 遺骨加工した指輪はどの指につけるか?
  • 【コラム】ペットの遺骨を指輪にする

という順に解説してきました。

故人を身近に感じられる遺骨の指輪ですが、その加工方法には様々な種類があることがわかりました。
故人の思い、遺族の思いを踏まえ、1つを選ぶことは大変なことだと思います。

ですが、そういったことも丁寧に汲み取っていき、最善な方法を選び、皆が快く選択を受け入れ流ことができるようにしましょう。

みん終編集部

みん終編集部です! みんなの終活ドットコムでは、終活・ライフエンディング、葬儀のマナーやお墓選びなど、終活の知りたいに答えます!

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