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仏壇

臨済宗の本山とは?歴史や教え、派祖を15宗派に分けて解説!

臨済宗は、15の派閥に分かれているのが特徴です。
このため、臨済宗の本山も15箇所あり、それぞれが違った趣を持ちます。

今回は、臨済宗の本山の場所や各本山の歴史、拝観料金などをお伝えしていきます。
ほとんどの臨済宗の本山で座禅会や写経会の体験があるため、禅に触れたことがない人にも馴染みやすいです。

ぜひ、今後のお参りの際の参考になさってください。

臨済宗の本山とは?歴史や教え、派祖を15宗派に分けて解説!

臨済宗とは

今回は臨済宗の本山の場所や歴史、各本山の見どころなどについて見ていきます。
その前に、臨済宗の

  • 歴史
  • 教え

について、一緒に見ていきましょう。

歴史

臨済宗は 鎌倉時代、栄西が日本に広めた ものです。
栄西はもともと比叡山・天台宗の僧侶でしたが、鎌倉時代の比叡山の堕落ぶりに失望し、宋で臨済禅を学びました。

帰国後栄西は九州を中心に臨済禅を広めます。
しかし、栄西と禅の拡大を快く思っていなかった比叡山の僧侶は朝廷の力を使い、 禅停止の命を栄西に通達します。

このような動きと栄西は決して対立しようとはせず、 「興国護国論」を執筆し、その中で臨済禅の信仰こそが天台宗の復興につながると説きました。
栄西の人柄と考えに深く共感した 源頼家 が、栄西と禅を保護し、栄西は頼家の力添えで 建仁寺を設立します。

設立当初、建仁寺は既存の宗教への配慮から禅・真言・天台の兼修でした。
しかし、これによりはじめて禅宗が公認されたことになります。

その後、 臨済禅は臨済宗 と呼ばれるようになります。
また、臨済宗は武家と強く結びつき、室町時代には 金閣寺・銀閣寺の建築様式や侘び・さびなどの芸術 を生み出します。

教え

臨済宗の教えは、次の3つを主としています。

  1. 公案禅
  2. 看話禅
  3. 座禅

公案禅 とは、公案の答えを求めるものです。
師と弟子の対話により気づきを得るのが 看話禅

そして、 座禅 はただ座って自己の内部を見つめることです。
臨済宗ではこれらの修行をとおして、 すべての人が己の中にある仏性に気づき、悟りを得ることを目標 としています。

悟りを得ること自体難しいのですが、もし悟りを得てもそれで終わりではなく、 修行を続けることが大切 だとも教えています。

臨済宗の本山と宗派

冬登山 高齢者

臨済宗の本山は数多くあります。
これは、 臨済宗が政治権力者の力添えで各地でそれぞれが発展していったから です。

こちらで

  • 本山とは
  • 宗派

について解説します。

本山とは

本山とは、 各宗派の中心的存在となる寺院のことです。
本山の正確な起源は不明ですが、江戸時代に、幕府が宗教を統制するために 本山・末寺制度を強化 したのものが、現在も残っています。

臨済宗では、本山とは別に 京都五山・鎌倉五山 を設けています。
京都五山は、京都に所在する臨済宗のお寺 で、南禅寺を別格、五山を天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺としています。

京都五山のうち、臨済宗の本山にあたるのは、 天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺です。
鎌倉五山とは、建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智寺・浄明寺 のことです。

この鎌倉五山のうち、臨済宗の本山にあたるのは、 建長寺と円覚寺 です。

宗派

臨済宗の宗派・本山・開祖を一覧にまとめました。
臨済宗には15派あり、 全国にお寺は7000以上 あります。

臨済宗の信者は 100万人程度 と推計されています。

宗派 本山 開祖
臨済宗建仁寺派 建仁寺 明庵栄西(みんなんようさい・みょうあんえいさい)
臨済宗東福寺派 東福寺 円爾弁円(えんにべんねん)
臨済宗建長寺派 建長寺 蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)
臨済宗円覚寺派 円覚寺 無学祖玄(むがくそげん)
臨済宗南禅寺派 南禅寺 無関普門(むかんふもん)
臨済宗国泰寺派 国泰寺 慈雲妙意(じうんみょうい)
臨済宗大徳寺派 大徳寺 宗峯妙超(しゅうほうみょうちょう)
臨済宗妙心寺派 妙心寺 関山慧玄(かんざんえげん)
臨済宗天龍寺派 天龍寺 夢想疎石(むそうそせき)
臨済宗永源寺派 永源寺 寂室元光(じゃくしつげんこう)
臨済宗向嶽寺派 向嶽寺 抜隊得勝(ばっすいとくしょう)
臨済宗相国寺派 相国寺 夢想疎石(むそうそせき)
臨済宗方広寺派 方広寺 無文元選(むもんげんせん)
臨済宗佛通寺派 佛通寺 愚中周及(ぐちゅうしゅうきゅう)
興聖寺派興聖寺派 興聖寺 虚応円耳(きいんえんに)

臨済宗の本山 【健仁寺派健仁寺】

臨済宗 本山 健仁寺派健仁寺

建仁寺派の本山がある建仁寺について見ていきましょう。
こちらの本山は八坂神社の付近にあるため、非常に多くの人でにぎわっています。

栄西の気風がそのまま残った厳かな雰囲気 のお寺です。

所在地

臨済宗の本山・建仁寺の所在地などの情報は以下のとおりです。

項目 詳細
住所 京都府京都市東山区小松町
電話番号 075-561-0190
拝観時間 10時~17時

歴史

栄西源頼家 のバックアップを受け、鎌倉時代に設立したのが始まりです。
設立年は1202年です。

本山・建仁寺は設立当初は天台・真言・禅の兼修でした。
ですが、室町時代の最盛期に臨済宗の専修となり、 京都五山の第3位 となります。

当時、境内内の塔頭(たっちゅう)は60以上にものぼり、多くの優秀な僧侶を輩出しました。
塔頭とは、本坊以外の脇寺のことです。

拝観料

臨済宗建仁寺派本山・建仁寺派の拝観料金です。

区分 料金
一般(大学生以上) 500円
中高生 300円
小学生 200円
未就学児 無料

体験

座禅や写経、法話の体験 をすることができます。
また、開祖・栄西の誕生日の 4月20日には開山降誕会と四つ頭茶礼、忌日の6月5日には裏千家による茶会 が開かれます。

栄西は、修行の一環として飲茶を重要視し、茶の種を持ち帰ったことから 「茶祖」 の異名を持つ人です。
その異名にふさわしい催し物が、建仁寺で体験することができます。

臨済宗の本山 【東福寺派東福寺】

臨済宗 本山 東福寺派東福寺

臨済宗の東福寺派本山の東福寺について見ていきましょう。

所在地

臨済宗東福寺派本山・東福寺の情報です。

項目 詳細
住所 京都市東山区本町
電話番号 075-561-0087
拝観時間 4月〜10月末:9時〜16時
11月〜12月の第1日曜日:8時〜16時
12月第2日曜日〜3月末:9時〜15時30分:9時〜16時

歴史

摂生関白であった 藤原北家の九条道家氏 が、1243年、円爾弁円(えんにべんねん)を招き、開山したのが本山・東福寺です。
京都最大の寺院を目指すという目標を掲げ、 東大寺と興福寺から1文字ずつとって名付けた といわれています。

藤原氏の庇護を受け勢力を持ち、京都五山にも名前を連ねています。

拝観料

東福寺では、 通天橋・開山堂と東福寺本坊庭園 を拝観できます。
その際の費用は以下のとおりです。

区分 通天橋・開山堂 東福寺本坊庭園
大人(高校生以上) 400円 400円
小中学生 300円 300円

体験

本山の東福寺では、 日曜座禅会 が開かれており、参加費は 無料 となっています。
時間帯が朝6時半~7時半と早朝が主流です。

ほかにも、 東福寺の塔頭・勝林寺 では積極的に座禅や写経体験会を開催しています。
平日だけなく週末も行われており、参加しやすい日程が選べます。

勝林寺の座禅体験の費用目安は以下のとおりです。

区分 料金
大人 1000円
高校生 800円
中学生 700円
小学生 600円

体験以外にも東福寺派本山・東福寺の 三門は国宝に指定されているなど数々の文化財 を所蔵しており、見どころが豊富です。

臨済宗の本山 【建長寺派建長寺】

臨済宗 本山 建長寺派建長寺

臨済宗の建長寺派本山・建長寺について見ていきましょう。
こちらの本山は 鎌倉五山第1位 となった寺格の高いお寺です。

所在地

臨済宗建長寺派本山・建長寺の情報です。

項目 詳細
住所 神奈川県鎌倉市山ノ内
電話番号 0467-22-0981
拝観時間 8時30分~16時30分

歴史

1253年、時の 執権北条時頼 が設立し、開祖に中国の僧侶・蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)を迎えてスタートします。
北条氏が臨済宗に帰依したこと、真言宗や天台宗とのしがらみがない来日僧が活躍したことで、 鎌倉時代後半から室町時代にかけて臨済宗の本山建長寺の勢力は大きく拡大しました。

拝観料

臨済宗建長寺派・建長寺の拝観料は以下のとおりです。

区分 料金
大人(高校生以上) 500円
小人(小中学生) 200円

体験

般若心経・延命十句観音経の写経は毎日(中止の時あり)、座禅体験は週2回開催されています。
法話やご詠歌も開催されており、多くの人が参加しています。

また、重要文化財に指定されている 三門・唐門・法堂・仏殿や夢想疎石作とされる方丈庭園 は見ものです。
三門下に安置してあるお賓頭盧さま(おびんずるさま)は有名で、体の治したい部分と同じ場所をなでると良くなるといわれています。

臨済宗の本山 【円覚寺派円覚寺】

臨済宗 本山 円覚寺派円覚寺

続いて臨済宗円覚寺派本山・円覚寺について見ていきましょう。
多くの文化財を所蔵し、座禅会や写経会なども積極的に開催 しているお寺です。

所在地

臨済宗円覚寺派本山・円覚寺の所在地等です。

項目 詳細
住所 神奈川県鎌倉市山ノ内
電話番号 0467-22-0478
拝観時間 8時〜16時30分(12月〜2月は16時まで)

歴史

1282年、鎌倉幕府の執権であった 北条時宗氏 が元との戦で亡くなった人の鎮魂のために、開祖・無学祖元(むがくそげん)を招き設立したのが本山・円覚寺です。
無学祖元は 仏光国師 とも呼ばれます。

拝観料

臨済宗円覚寺派本山・円覚寺の拝観料は次のようになります。

区分 料金
大人(高校生以上) 300円
小人(小中学生) 100円

体験

円覚寺派本山・円覚寺では、 早朝や土日の日中に法話会と座禅会 が開かれています。
ほとんどの日程が 予約不要・初心者可 となっており、誰でも参加しやすくなっています。

座禅会や法話会の参加費用は掛かりませんが、 拝観料は別途必要 ですので、そちらだけ気を付けましょう。

円覚寺派本山・円覚寺は谷に沿って建築されているお寺です。
高低差や山の景観を生かした壮大な景色を見に、各国から多くの人が訪れています。

また、仏光国師の肖像画・座像、「仏涅槃図(ぶつねはんず)」、「五百羅漢図」、「円覚寺境内絵図」など多くの重要文化財が所蔵されています。

臨済宗の本山 【南禅寺派南禅寺】

臨済宗 本山 南禅寺派南禅寺

京都五山の別格 として知られている臨済宗南禅寺派本山・南禅寺についてご紹介します。

所在地

臨済宗南禅寺派本山・南禅寺の所在地等は以下のとおりです。

項目 詳細
住所 京都市左京区南禅寺福地町
電話番号 075-771-0365
拝観時間 3月〜11月:8時40分〜17時、12〜2月:8時40分〜16時30分

歴史

1291年に 亀山法皇 が離宮の禅林寺殿を禅寺として寄進し、その開祖に無関普門(むかんふもん)を迎えてスタートしたのが、南禅寺派本山・南禅寺です。
天皇ゆかりということで、 寺格が高く別格五山之上に名前 があがっていました。

開山禅師の無関普門は後二条天皇から 仏心禅師 、後醍醐天皇より 大明国師 の号を賜りました。

拝観料

臨済宗南禅寺派本山・南禅寺では、 方丈庭園・三門・南禅院 を拝観することができます。
その際の料金は次のとおりです。

団体料金は30名以上の時です。

区分 方丈庭園 三門 南禅院
一般 500円 500円 300円
一般・団体 400円 400円 250円
高校生 400円 400円 250円
高校生・団体 350円 350円 150円
小中学生 300円 300円 150円

体験

南禅寺派本山・南禅寺では座禅会や写経会を行っています。
座禅会は主に第2・第4日曜日、写経会は毎月15日です。

座禅会の参加費用は個人であれば無料、団体では1人につき以下の料金がかかります。

区分 料金
大人(大学生以上) 1000円
小人(小中高生) 500円

写経会は1人あたり1000円の参加費用が必要です。
南禅寺派本山・南禅寺の 大方丈は後陽成天皇から、重要文化財の勅使門は明正天皇から賜ったもの など、建造物には天皇ゆかりのものが多く、見ごたえがあります。

また、国を代表する枯山水庭園の 方丈庭園、狩野探幽作の襖絵・水呑みの虎 など数多くの文化財を所蔵しています。

臨済宗の本山 【国泰寺派国泰寺】

臨済宗 本山 国泰寺派国泰寺

富山県の臨済宗の本山である国泰寺についてご紹介します。
虚無僧姿の尺八奏者による演奏会 など厳粛な雰囲気の残る本山です。

所在地

臨済宗国泰寺派・本山国泰寺の所在地などを見ていきましょう。

項目 詳細
住所 富山県高岡市太田
電話番号 0766-44-0610
拝観時間 随時(16時まで)

歴史

開祖の慈雲妙意(じうんみょうい)は、二上山で単独で座禅修行をしていましたが、西方寺の心地覚心(しんちかくしん)に会い大悟しました。
その後、二上山に戻り、 東松寺 を創設します。

この東松寺が国泰寺の前身です。
慈雲は功績を称えられ後醍醐天皇から 「清泉禅師」の号を賜り、翌年、東松寺を国泰寺に改名 しました。

拝観料

境内の拝観は無料です。
拝観時間内は自由に境内を散策することができます。

体験

開山忌の6月2日・3日と、心地覚心の忌日の11月12日・13日 は虚無僧による尺八の演奏会が催されます。
枯山水庭園である月泉庭などは非常に美しく、多くの人が訪れています。

住職へ法話を依頼 することもでき、馴染みがない人でも禅の話を楽しく聞けると大変好評です。

臨済宗の本山 【大徳寺派大徳寺】

臨済宗 本山 大徳寺派大徳寺

多くの塔頭と広大な敷地がある大徳寺派本山の大徳寺について見ていきましょう。
豊富秀吉の大茶会や千利休の切腹事件などの舞台 となったお寺です。

所在地

大徳寺派本山の大徳寺の所在地は、以下のとおりです。

項目 詳細
住所 京都市北区紫野大徳寺町
電話番号 本坊・各院・各塔頭により異なる
拝観時間 9時~16時

歴史

1315年、開祖である宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)が、播磨国守護である 赤松則村 から大徳庵を賜りました。
その後 花園法皇が勅使寺として大徳庵を指定したため、大徳寺 となりました。

応仁の乱で一部が焼失しますが、一休宗純が再建します。
彼が茶道の創始者である村田珠光と縁があったことから、茶道が盛んになったため 「大徳寺の茶人面」 としても知られています。

拝観料

臨済宗大徳寺派・本山大徳寺の拝観料は場所によって異なります。
こちらでは、拝観料金の相場をお伝えします。

区分 料金
大人(大学生以上) 600~800円
中高生 400円前後
小学生 無料~300円

体験

大徳寺は 本坊と2つの別院、22の塔頭 から現在は構成されています。
通年公開されているところは少なく、期間限定公開、もしくは非公開のところもあります。

通年公開の場所は、大徳寺の勅使門・三門・法堂 です。
ただし、こちらは外観のみの公開で中には入れません。
そのほかの 通年公開の塔頭は高桐院・瑞峯院・大仙院・龍源院 です。

公開が予約制なのは 黄梅院・真珠院 で、事前に葉書で公開を予約します。
春・秋の期間限定で公開されるのは、興臨院・聚光院・芳春院・狐蓮院 などです。

座禅会なども催されていますが、開催期間がそれぞれの塔頭で異なりますので、確認が必要です。

臨済宗の本山 【妙心寺派妙心寺】

臨済宗 本山 妙心寺派妙心寺

現在、国内の臨済宗の中で 最大規模を誇る臨済宗妙心寺派・妙心寺 について詳しく見ていきましょう。
座禅や写経会もあり、初心者でも臨済宗に接することができると評判のお寺です。

所在地

臨済宗妙心寺派本山・妙心寺の所在地などは以下のとおりです。

項目 詳細
住所 京都市右京区花園妙心寺町
電話番号 075-466-5381
拝観時間 9時10分〜11時50分
12時30分、13時〜15時40分

歴史

妙心寺派の本山である妙心寺は1337年、 宗峯妙超(しゅうほうみょうちょう) に帰依していた 花園法皇 が離宮を禅院としたことにより始まりました。
その際の開祖は、宗峰妙超に推薦された 関山慧玄(かいざんえげん) です。

幾度も戦火に巻きこまれ、廃寺の危機もありましたが、その都度再興し最大派閥にまで成長した本山です。

拝観料

臨済宗妙心寺派本山・妙心寺の拝観料は以下のとおりです。
団体料金は 30名以上 の際に適用されます。

区分 料金
大人(大学生以上) 700円
大人・団体 630円
小人(高校生以下) 400円
小人・団体 360円

体験

座禅体験や写経体験を定期的に開催しています。
座禅のみは毎週土曜日、座禅・法話は毎月7・8日に開催されています。

写経は基本的に年中無休でされているため、参加しやすく人気です。
ほかにも、妙心寺派本山の妙心寺には「黄鐘調の鐘(おうじきちょうのかね)」とよばれる国宝の梵鐘、塔頭寺院の桂春院や大心院の枯山水など数多くの文化財があります。

臨済宗の本山 【天龍寺派天龍寺】

臨済宗 本山 天龍寺派天龍寺

京都五山第1位 の経歴や天龍寺船で有名な臨済宗天龍寺派本山・天龍寺についてご紹介します。
嵯峨嵐山にある名刹 です。

所在地

臨済宗天龍寺派本山・天龍寺の所在地などについてです。

項目 詳細
住所 京都市右京区嵯峨野天龍寺の芒ノ馬場町(すすきのばばちょう)
電話番号 075-881-1235
拝観時間 3月21日〜10月20日:8時〜17時30分
10月21日〜3月20日:8時〜17時

歴史

天龍寺派の本山・天龍寺は1339年、 足利尊氏氏夢想疎石(むそうそせき)を開山禅師とし、始まりました。
目的はともに鎌倉幕府を倒した 後醍醐天皇の鎮魂 です。

夢想疎石らは天龍寺建設の費用捻出のため、貿易船を派遣しました。
それが、天龍寺船です。

費用捻出に時間を必要としたため、 実際に落慶したのは1345年 のことです。

拝観料

臨済宗天龍寺派本山・天龍寺では、 天龍寺派庭園と諸堂 をお参りすることができます。

区分 庭園(曹源池・百花庵) 諸堂(大方丈・書院・多宝殿) 法堂(雲龍図)
大人(高校生以上) 500円 庭園の拝観料+300円 500円
小中学生 300円 庭園の拝観料+300円 500円
未就学児 無料 庭園の拝観料+300円 500円

体験

毎月第2日曜日には天龍寺座禅会・龍門会(法話会)が開かれています。
初心者の体験可能で参加料は無料です。

また、 写経会は随時 行われており、参加費用は1人あたり1000円です。
これらの体験以外にも天龍寺派本山・天龍寺に見どころはたくさんあります。

たとえば、天龍寺から元へ派遣された船が持ち帰った大香炉や大花瓶などの重要な文化財です。
また、 寺領が嵯峨嵐山にあるため、桜や紅葉の名所 としても天龍寺派本山・天龍寺は世界的に有名です。

世界遺産 「古都京都の文化財」 にも指定されており、各国から観光にに人々が訪れます。

臨済宗の本山 【永源寺派永源寺】

茅葺の方丈が残った昔ながらの禅風が残る臨済宗永源寺派本山・永源寺についてご紹介します。

所在地

臨済宗永源寺派本山・永源寺の所在地について一緒に見ていきましょう。

項目 詳細
住所 滋賀県近江市永源寺高野町
電話番号 0748-27-0016
拝観時間 9時〜16時
(10月下旬から12月上旬の観楓期は 8時〜17時)

歴史

1361年、近江国の守護であった佐々木氏頼(ささきうじより)氏が、開祖・寂室元光(じゃくしつげんこう)に出会い教えに感銘を受けました。
その後、寂室元光に寺領を寄進したことから、本山・永源寺は開山されました。

拝観料

臨済宗永源寺派本山・永源寺の拝観料金をご紹介します。
団体料金は20名以上 に適応されます。

区分 料金
大人(高校生以上) 500円
大人・団体 450円
小人(小中学生) 無料

体験

臨済宗のお寺での生活が体験できる 宿泊研修 が行われてます。
ただし、 宿泊は個人ではなく団体 で行われるようですので、最低催行人数や日程はお寺に確認しましょう。

見どころは、 寂室元光が臨済宗永源寺派本山・永源寺に残した漢文や書 です。
それらは重要文化財にも指定されています。

ほかにも、秋の紅葉のライトアップ、赤穂浪士・寺坂吉右衛門のお墓など多くの見どころがあります。

臨済宗の本山 【向獄寺派向獄寺】

禅僧の専用道場として残る向嶽派本山の
向嶽寺
についてご紹介します。

所在地

臨済宗向嶽寺派・向嶽寺の所在地は以下のとおりです。
一般拝観を原則として受け付けていないため、拝観時間はありません。

項目 詳細
住所 山梨県甲州市塩山上於曽(えんざんかみおぞ)
電話番号
拝観時間

歴史

禅僧であった抜隊得勝(ばっすいとくしょう)が1380年に 甲斐国守護の武田信頼 にバックアップされ、向嶽庵を創立したのが始まりです。
向嶽とは「富士に向かって、問答をする」という意味です。

1547年、武田信玄が朝廷に働きかけ抜隊に 「大円禅師」 の称号を与え、その際に向嶽庵から向嶽寺へと改名しました。

拝観料

一般の拝観は行っていないため、拝観料はありません。

体験

向嶽寺派本山・向嶽寺は修行道場として機能しているため、 体験や一般公開はほとんど行われていません。
一般公開する際は、参加者を公募するようです。

ただし、毎年4月18日の「秋葉(あきや)さん祭り」では露店などが出るため、多くの参拝客が訪れます。
境内にある秋葉神社は火事を防ぐ火伏(ひぶせ)の神をお祀りしています。

これは、幾度となく本山の向嶽寺が火災にあっているため、お寺を守るために建築されました。

臨済宗の本山 【相国寺派相国寺】

室町文化の中心となった臨済宗の相国寺派・本山相国寺について解説します。
銀閣寺や金閣寺 を塔頭に持つ臨済宗のお寺です。

所在地

臨済宗相国寺派の本山・相国寺の所在地などは以下のとおりです。

項目 詳細
住所 京都市上京区相国寺門前町
電話番号 075-231-0301
拝観時間 10時〜16時

歴史

室町幕府の第3代将軍である 足利義満氏 が後小松天皇の命で、もともと親交のあった春屋妙葩(しゅんおくみょうは)を責任者とし、相国寺派本山・相国寺を開きます。
実際に建立にかかわったのは春屋妙葩ですが、 彼は自分が開祖となるのを拒みました。

その代わり、自身の師であった夢想疎石を相国寺の開祖とし、 本人は2代目住職の地位 についたのです。
相国時建立時、義満は左大臣の地位にありました。

左大臣のことを中国では相国というため、相国寺と名付けられたようです。
相国寺は広大な寺領をほこり、 金閣寺や銀閣寺も相国寺の塔頭 として建立されました。

拝観料

通年拝観ではなく、 春と秋に特別拝観機関が設けられます。
春は3月24日〜6月2日、秋は9月25日〜12月15日です。

ただし、期間内であっても 法要時は拝観休止となるため、確認しましょう。
特別拝観時の料金は以下のとおりです。

区分 料金
一般(大学生以上) 800円
65歳以上・高中生 700円
小学生 400円
未就学児 無料

体験

「維摩会」と呼ばれる座禅会が、毎月第2・第4日曜日 に開かれています。
そのほかにも、長期継続の人のための座禅会である智勝会や、東京での東京維摩会が行われています。

相国寺は幾度か火災に巻き込まれていますが、その都度再建。
豊臣秀頼により再建された法堂は日本最古の法塔建築 として保全されており、みどころの1つです。

境内ある 承天閣美術館 には国宝5点、重要文化財145点も所蔵されており、歴史的な絵画や茶道具を見学できます。

臨済宗の本山 【方広寺派方広寺】

霊験あらたかで 願い事成就 でも有名な臨済宗の方広寺派本山・方広寺についてご紹介します。

所在地

臨済宗方広寺派本山・方広寺の住所や電話番号は次のようになります。

項目 詳細
住所 静岡県浜松町北山引佐町(いなさちょう)奥山
電話番号 053-543-0003
拝観時間 9時~16時

歴史

開山禅師の無文元選(むもんげんせん)が奥山を治めていた豪族の奥山六郎次郎朝藤(おうやまろくろうじろうともふじ)氏に招かれ、開いたのが方広寺派の本山・方広寺です。
このため、方広寺は 開基を奥山氏 としています。

無文元選がかつて訪れた中国の方広寺に、奥山が似ていることから、本山に方広寺と名付けたと伝えられています。

拝観料

臨済宗方広寺派本山・方広寺の拝観料は以下のとおりです。

区分 料金
大人(高校生以上) 400円
小人(中学生以下) 200円
大人・団体 350円
小人・団体 150円
未就学児 無料

体験

方広寺派本山の方広寺では、 写経や座禅研修のほかに、宿泊研修 があります。
日常とは全く違う厳かな雰囲気の中で過ごせるとして、宿泊研修は大変人気です。

また、 精進料理 も2,500円(税別)~あり、本格的な味が楽しめるとして評判です。
境内には 「五百羅漢」という石像 が点在しており、本山・方広寺の1つの見どころとなっています。

ほかにも、有名なのは 半僧坊真殿にある「奥山半僧坊大権現」 です。
こちらは厄除けや所願満足の神様として、多くの人が訪れます。

臨済宗の本山 【佛通寺派佛通寺】

広島にあり、 紅葉で有名な臨済宗佛通寺派寺院である佛通寺 についてご紹介します。

所在地

臨済宗佛通寺派本山・佛通寺の所在地は以下のとおりです。

項目 詳細
住所 広島県三原市高坂町許山(もとやま)
電話番号 0848-66-3502
拝観時間 随時(特別拝観の際は8時~17時)

歴史

1937年、愚中周及(ぐちゅうしゅうきゅう)安芸沼田(あきぬた)高山城・城主の小早川春平氏が現地に招き、開山したのが佛通寺派本山・佛通寺です。
佛通寺派本山・佛通寺は、小早川一族の帰依により繁栄し、当時 西日本一の禅寺 となりました。

拝観料

佛通寺派本山・佛通寺の拝観料は 通常時と秋の特別拝観期間で異なります。
通常時は境内の拝観料は無料ですが、特別拝観期間は以下の料金が必要です。

特別拝観の際は、普段入れない仏殿などの見学が可能 です。

区分 料金
大人(大学生以上) 300円
学生 200円
小学生以下 無料

体験

期間限定ですが、 一般の人向けに座禅体験や法話会を開催しています。
開催時期は、ホームページの年間主要行事に掲載されます。

また、自己実現確立を目標に掲げ、 団体研修を日帰りや宿泊 で行っており、座禅体験が可能です。
こちらの日程は、佛通寺派本山・佛通寺と相談し、決まります。

境内には重要文化財に指定されている 地蔵堂 などがあり見物に多くの人が来訪します。
ほかにも、水墨画の名手・雪舟が滞在した篩月庵(しげつあん)跡地なども境内にあり、人気です。

臨済宗の本山 【興聖寺派興聖寺】

15派の中で最も新しい派閥、興聖寺派興聖寺についてご紹介します。

所在地

臨済宗興聖寺派本山の興聖寺の所在地は次のとおりです。

項目 詳細
住所 京都市上京区堀川通寺之内上
電話番号 075-451-4722
拝観時間 月曜:午前6時30分〜午後5時
火曜〜日曜:午前4時30分〜午後5時

歴史

1603年に、開山を 虚応円耳(きいんえんに) として 古田織部氏 により建立されたのが興聖寺派本山・興聖寺です。
前身は、虚応円耳が開いていた 大昭庵 です。

虚応円耳は、臨済宗は難しいものではない、老若男女すべての人に平等伝わるべきとし、 信心する人すべてに分かりやすく臨済宗を説きました。
この姿勢は多くの人に愛され、興聖寺にはたくさんの人が集まったといわれています。

拝観料

臨済宗興聖寺派本山・興聖寺の境内の拝観料はかかりません。
ただし、 観光目的の人は断っており、信心のある人だけがお参りできます。

体験

臨済宗興聖寺派本山・興聖寺では、 座禅会が毎週火曜日日曜日毎朝6時30分7時まで 開催されています。
誰でも参加できますが、初回の場合は事前に電話連絡が必要です。

また、 菩薩の会 が運営されており、そちらに参加すると 季節の行事、法話会や悩み相談 などに参加できます。
入会金や年会費などはかかりません。

興聖寺には本尊・脇侍が祀られている見事な本堂があります。
また、古田織部の院号にちなんだ 茶室・雲了庵 などがありますが、 信心ある人のみ参拝できます。

臨済宗の本山へお参りしてみよう

臨済宗の本山は、京都府を中心に神奈川県や富山県など各地に点在しています。
多くの寺院が、一般公開されており、座禅会や体験会 をしているところがほとんどです。

今まで、禅に触れたことがない人でも体験会なら気軽に参加できるのではないでしょうか?
穏やかな時間や文化に触れるために、ぜひ臨済宗の本山をお参り してみましょう。

みん終編集部

みん終編集部です! みんなの終活ドットコムでは、終活・ライフエンディング、葬儀のマナーやお墓選びなど、終活の知りたいに答えます!

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