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喪主がやることは何?通夜まで・葬儀中・葬儀後別に詳しく解説!

喪主になるというのは、そう何度も経験することではありません。
しかしいつかは喪主を務めることもあるので、いざというとき喪主がやることを知っておけば役に立つでしょう。

自身が喪主ではないとしても、家族や身近な人が喪主を務めるとなったときにもアドバイスできます。
喪主がやることが何なのか、通夜や葬儀、葬儀後までシーン別に詳しく解説します。

喪主がやることは何?通夜まで・葬儀中・葬儀後別に詳しく解説!

通夜までに喪主がやること①葬儀準備

葬儀

家族がなくなってから通夜までは、喪主としていくつか準備をしなければいけないことがあります。
どんな準備が必要で、喪主がやることはどんなことかを順番にみていきましょう。

  • 葬儀会社を選ぶ
  • お寺に連絡
  • 葬儀・会食の場所・規模を決める
  • 葬儀の日程を決める
  • 参列者を決める

葬儀会社を選ぶ

通夜や葬儀を執り行うために葬儀社への依頼をしますので、喪主は葬儀社を決めます。
病院で亡くなった場合には病院から葬儀社を紹介されます。

しかし、費用が高かったり場所が遠かったりして希望と合わない場合は断っても問題はありません。
家族をなくした悲しみもあり、なかなか決められないこともあるでしょう。

費用面やプランなども見極めるポイントですが、 心細いときに親身になって寄り添ってくれる便りになる葬儀社を選ぶのがおすすめです。

お寺に連絡

葬儀社を選んだら次は、お寺に連絡を入れ僧侶に読経を依頼します。
すでに菩提寺が決まっている場合は菩提寺に連絡をして事情を説明すればOKです。

菩提寺がなく檀家になっているお寺もない場合は、葬儀社に相談すれば手配してもらえます。
このとき 宗教や宗派があるなら、それも忘れずに伝えておきましょう。

葬儀・会食の場所・規模を決める

お寺への連絡が済んだら、次はどこで葬儀を執り行うか会場を決めます。
通夜振る舞いや告別式後の精進落しなど、会食の場所も必要となります。

自宅で葬儀ができない場合は、斎場を利用するのが一般的です。
こういう場合も喪主は、家族や葬儀社と相談しながら手配をします。

葬儀の日程を決める

会場が決まったら、次は葬儀の日程を決めます。
通常は亡くなった翌日に通夜、さらにその翌日に告別式を執り行います。

ただし 友引は葬儀にはふさわしくないため、友引がある場合は日にちをずらします。

参列者を決める

葬儀の日程や時間が決まったら、親族や故人と親しかった人、仕事先などに葬儀に参列すると思われる人に連絡を入れましょう。
告別式で弔辞を頼みたい人には、日程を知らせる際に「弔辞をお願いします」と一言付け加えておくのも忘れずに伝えます。

通夜までに喪主がやること②その他

葬儀会場

通夜までにはもう少し喪主がしておかなければいけないことがあります。
葬儀を滞りなく執り行うために欠かせない、喪主がやるべきことを詳しくみていきましょう。

  • 手続きを済ませる
  • 枕経
  • 納棺
  • 遺影の用意
  • 会葬御礼品の準備

手続きを済ませる

葬儀後に行う火葬は、火葬許可証が必要です。
火葬許可証は役場で発行してもらいますが、その前に医師に死亡診断書を発行してもらう必要があります。

病院で亡くなった場合はすぐに手続きできますが、自宅で亡くなった場合はかかりつけの病院に連絡して死亡診断書を発行してもらいましょう。
かかりつけの病院がない場合は、管轄の警察署に連絡して死体検案書を発行してもらいます。

枕経

枕経は最初に行う供養です。
遺体を安置する場所が決まったら、枕経を済ませてから納棺します。
枕経に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

納棺

故人に死装束を着せてから棺に納めます。
必要なものや準備は全て葬儀社の人がやってくれます。

家族が棺に入れたい物がある場合はこのときに決めておきましょう。
納棺に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

遺影の用意

祭壇に飾る遺影は、遺族が決めます。
喪主は家族とよく相談をして、どの写真を遺影に使うか決めましょう。

遺影は葬儀社では決められないので、家族で選んでください。
選び方のポイントとしては、

  • できるだけ近年に撮影した写真であること
  • カメラ目線であること
  • 故人の人柄がわかる写真を選ぶこと

です。

一人で写っている写真ではなくても、加工できるので問題ありません。

遺影写真に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

会葬御礼品の準備

通夜に参列してくれた人への会葬御礼品は、通夜の前に決めておきます。
通夜振る舞いで食事を用意する場合も、早めに手配しましょう。

いずれも葬儀社が手配してくれるので、予算や希望を伝えておけばOKです。
依頼したい業者やお店が決まっている場合は、喪主や遺族が手配してもいいでしょう。
会葬御礼に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

通夜で喪主がやること

葬儀

通夜で喪主がやることとしては、まず参列者への挨拶から始まります。
参列者への挨拶をシーン別にみていきましょう。

挨拶

通夜での挨拶は3度することがあります。
それぞれを説明致します。

冒頭の挨拶

本日はお忙しい中焼香を賜りましてありがとうございます。
亡き〇〇も喜んでいることと存じます。

冒頭の挨拶では、喪主が通夜に参列してくれた人へ感謝の言葉を述べます。
あまり長くする必要はないので、手短に簡潔でOKです。

通夜振る舞い

心ばかりですが、別室にて食事の用意を致しました。
お時間が許すなら、故人の思い出などをお聞かせくださると幸いです。

人によっては時間が限られ、焼香後にすぐに戻らないといけない場合もあります.
時間がある場合は、参列者に通夜振る舞いとして簡単な料理やお酒を用意するのがマナーです。

通夜振る舞いの席では、酔って騒いだり大きな声で笑ったりするのは控えましょう。

通夜振る舞いの後に告別式の案内をする

明日の葬儀告別式は、〇〇時より〇〇(場所)で執り行います。
ご都合がよろしければ、ご参列いただければと存じます。

本日は誠にありがとうございました、故人に代わりまして心よりお礼申し上げます。

通夜振る舞いの後は葬儀告別式の時間や場所を伝え、簡単でよいのでお礼をします。
通夜の挨拶に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

告別式で喪主がやること

葬儀場

告別式での喪主が何をすればいいかをみていきます。

挨拶

告別式では受付など、3度の挨拶を行います。

受付

お忙しいところありがとうございます。

事情があり通夜に参列できなかった人も、告別式には参列することが多いので通夜よりも人数が増えことが予想されます。
参列者は喪主に挨拶をするので、喪主からも簡単でよいので挨拶を返すのがマナーです。

受付でなくとも、簡単に挨拶すればOKです。

出棺

本日はお忙しい中〇〇のためにご会葬いただきありがとうございます。
生前中〇〇と親しくしていただきありがとうございました。
私達家族は故人の教えを守り精進していきたいと思っています。
今後とも故人同様に私達家族にも、ご指導ご鞭撻いただけますようお願い致します。
本日はありがとうございました。

出棺前に葬儀場や自宅前で、喪主は参列者に向かって挨拶をします。
亡くなった状況によっては、挨拶の中に簡単に状況を伝えるのもいいでしょう。

精進落し

本日はお忙しい中、最後までお見送りいただきありがとうございました。
おかげで無事に葬儀告別式を執り行うことができました。
心ばかりではございますが、精進落しのお膳を用意させていただきましたので、
お時間の許す限り故人の思い出話をしながらお召し上がりください。
本日はお時間をいただきありがとうございました。
〇〇亡き後も私達家族で助け合って参りますので、これからもご支援くださいますようお願い致します。
本日は誠にありがとうございました。

精進落しの席では、始まりと終わりに喪主が挨拶をします。
感謝と、これからもよろしくお願いしますという気持ちを伝えましょう。

告別式の挨拶に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

供花・弔電を確認する

お花やお供え物は通夜に届けるのがマナーとされています。
弔電も届きますので、 喪主は故人との関わりが深い順に花を並べるよう、弔辞を読む順番を確認し葬儀社に指示します。

供花に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

火葬場で喪主がやること

火葬場に着いたら、炉の前で納めの式を執り行います。
僧侶が読経する場合は僧侶、喪主、遺族の順に焼香をして火葬をします。

火葬が終わるまでの間は控室で待機しますが、このとき僧侶や参列者にお茶を入れたりお菓子を振る舞ったりしてもてなします。
火葬に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

葬儀後に喪主がやること

葬儀

葬儀が終わってからも喪主がやることはいくつか残っています。

  • 挨拶回り
  • 香典返し
  • 法要の準備

挨拶回り

葬儀が済んだら喪主ややることとして、葬儀でお世話になった人への挨拶回りという役目が残っています。
挨拶回りをするのは、お寺・近所や町内会の人・弔辞をお願いした人・故人の勤務先などです。

直接出向けない遠方の場合は、挨拶状を送ります。
挨拶回りは葬儀の翌日や遅くとも翌々日までには済ませるのがマナーです。

挨拶回りに行く場合は、お礼の品を持っていくのも大切です。
お礼の品は菓子折りでもいいですし、商品券でもいいでしょう。
高額な香典をもらった人にも挨拶回りか、お礼状を同封した菓子折りや商品券を送るようにします。

香典返し

亡くなってから49日目には四十九日法要を執り行います。
四十九日法要を終えると喪明けとなる節目の法要です。

喪主として喪明けに香典返しをするのも大切な努めです。
遠方で直接香典返しを渡せない場合や、様々な事情により葬儀当日に会葬返礼品と合わせて香典返しを渡す場合もあります。
香典返しには、お茶・海苔・タオルやお菓子などを選びます。
香典返しの相場は半返しとして半額を目安にしますが、高額な香典の場合は半返しではなくてもOKです。

金額に関わらず、葬儀当日に会葬返礼品と一緒に香典返しを渡している場合は、喪明けの香典返しは不要です。
ただしお礼状は送っておきましょう。
香典返しに関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

法要の準備

葬儀を終えてから最初に執り行う重要な法要として、四十九日法要があります。
喪明けという一つの節目です。

亡くなってからきっちり49日目である必要はなく、一般的には少し前の土日を選びます。
繰り上げはOKですが、49日を過ぎてからはNGとなるので日程調整は注意してください。

連絡をする人は僧侶や親族、故人と親しくしていた人などです。
四十九日法要の際に納骨を済ませるなら、お寺にも連絡を入れておきます。

会食の会場や引き出物の手配、お墓から会場までの足なども早めに決めておくと安心です。

法要に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

通夜から葬儀後まで喪主がやるべきことはたくさんあります

大切な家族を失ってしばらくは、悲しみのあまり何も手につかないのは仕方ないことです。
しかし喪主を務める以上は、通夜や葬儀に参列してくれる人への対応や、無事に通夜や葬儀を執り行うために喪主がやることをこなさなければいけません。

大抵の場合は葬儀社の人が指示してくれますが、中には葬儀社の人では決められないこともあるので喪主が判断します。
事前に喪主がやることをリストアップしておけば、いざというとき慌てず対処できます。

みん終編集部

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