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葬儀

【100名アンケート】一周忌の香典の金額相場は?香典袋の書き方や渡し方のマナーも

故人が亡くなり、丁度一年の節目である一周忌。

そんな一周忌において、参列者が準備しなければならないものの一つに香典があります。

本来は、その名にもあるように故人へのお香や線香が捧げられていましたが、今日では、金銭を包むのが一般的です。
以下では、そんな香典について、細かく解説していきます。

【100名アンケート】一周忌の香典の金額相場は?香典袋の書き方や渡し方のマナーも

【100名アンケート】一周忌の香典の金額は?

一周忌の法要に参列される際には、どれぐらい香典を包めばいいのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか?

そこで、みん終編集部は113名の方を対象にして、 「親戚の一周忌法要に参列する際、香典にはどれくらい包みますか?」 というアンケートをとりました。

親戚の一周忌法要(法事)に参列する時、香典にはいくら包みますか? アンケート

結果としては、5,000円から1万円が1番多い割合となりました。
金額は多くても、3万円までという方が多いようです。

以下では、立場別の相場を見ていきます。

一周忌の香典の相場

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一周忌法要の際に、故人にささげられる香典ですが、お包みする金額の相場は故人との関係によって大きく変わってきます。

ここからは、そんな金額の相場を、故人との関係に分けて説明していきます。

自身が故人の子である場合

親子の関係は非常につながりの強いものです。
よって、相場は 3万円~5万円 ほどとされています。

また、年齢も高く、社会的地位もある場合には、それ以上の金額を包むこともあります。

自身が故人の兄弟、姉妹である場合

こちらもつながりの強い関係だといえるでしょう。
ですので、相場は 1万円~5万円 ほどとされています。

自身が故人の祖父、祖母である場合

この場合の相場は、 5千円~3万円 ほどとされています。
ただし、就学前のような小さなお子様に関しては、基本香典を払う必要はありません。

自身が故人の親戚の場合

特に、近しい関係である叔父や叔母の場合は 5千円~3万円 ほどとされています。
それ以外の遠い親戚であれば、 5千円~1万円 ほどが一般的です。

自身が故人の友人、知人である場合

親しい関係であるのであれば、 5千円~1万円 ほど、顔見知り程度であれば、 3千円~1万円 程度が一般的です。

また香典をお包みする際、家族で一周忌に参列し、一緒にお渡しする場合もあります。

そういった場合には、その家族の代表となる人物の金額に加えて、 残りの家族の人数×5千円~1万円 程度を用意するといいでしょう。

この場合も、就学前のお子様の分は用意しなくてもよいと考えられます。

また、一周忌法要後に会食が行われる場合には、もともとお包みする金額に加えて、お食事代として 3千円~1万円 ほどお包みしましょう。

一周忌の香典で避けるべき金額

! 注意

一周忌の香典を用意する金額において、避けるべき金額というものがあります。
その金額とは、 不吉とされている数字 です。

こちらでは、その不吉な数字、避けるべき金額を紹介していきます。

避けるべき数字「4」

まず避けるべき数字は、 「4」 です。
これは「シ」、つまり、「死」を連想してしまう数字です。

ですので、40,000円を包んだり、「数万円+お食事代」としての4,000円のように包むのは避けましょう。

避けるべき数字「9」

次に避けるべき数字は、 「9」 です。
これは、「ク」、つまり、「苦」を連想してしまう数字です。
9のつく金額を包むのは避けましょう。

避けるべき数字「偶数」

最後に、避けるべき数字は 偶数 です。
これは割り切れるということから、故人との繋がりを断つということを連想させてしまう数字ですので、気をつけましょう。

このように避けるべき金額というのはありますが、一般的な金額の相場としても、20,000円という金額はよく使われる金額です。

ですので、20,000円を包みたい場合には、1万円札を2枚包まずに、1万円札1枚と5千円札を2枚にして包むというように工夫してください。

香典の偶数の金額に関しては、こちらも参考にしてください。

【図解】一周忌の香典の書き方

香典 宗教別 表書き

一周忌の香典を用意する際に必要なのは、お金だけではありません。
そのお金を入れる、香典袋も必要になります。

一周忌法要で、直接現金を渡すことは失礼にもなるので、必ず袋は用意しましょう。

また、書く際の墨に関してですが、葬儀の時には薄墨で書くことがマナーとされていましたが、 一周忌の際には濃い墨を使用 しましょう。

以下では

  1. 表書き
  2. 氏名
  3. 中袋

の順に説明していきます。

表書き

表書きは、香典袋の一番外側に記入するものです。

「御仏前」「御花料」 など様々あり、今日では香典袋を購入すると、表書きの書かれた数枚の短冊が入っていることもあります。

なぜ数種類もあるのかというと、宗教やその宗派によってさまざまな書き方の決まりがあり、場合によっては失礼に当たる書き方もあるためです。

なので、そのような失礼に値しないよう、以下では宗教・宗派別にご説明していきます。

仏式の場合

仏式の場合、香典に記載する表書きは 「御仏前」** 「御佛前」 「御香料」 「御香典」 「御供物料」 「御供養物料」**が挙げられます。

香典袋について調べる際に、「不祝儀袋」と調べると、「御霊前」という言葉がよく目に入ります。

しかし、この表書きは四十九日前までの不祝儀袋に記入する際に使われる言葉です。
一周忌の香典には使わないよう気をつけましょう。

香典 御香典

神式の場合

神道には一周忌というものはなく、そういった行事に似たものとして、 一年祭り というものがあります。

また、仏教用語も基本的に使われないので、「御仏前」といったような言葉は使わず、 「御玉串料」** 「御神前」 **「御榊料」 といった言葉を記入しましょう。

香典 御神前

キリスト式の場合

キリスト教の場合にも、神道と同様、仏教用語は基本的に使われません。
そこで、キリスト教の場合には、 「御花料」** 「献花料」**という言葉を使うのが一般的です。

しかし、カトリックの場合には「御霊前」という言葉は許容されます。

キリスト 香典

無宗教の場合

香典を用意する際に、相手の方が無宗教の場合もあります。
そんなの時には、 「御霊前」 という表書きを用いるのが一般的です。

氏名

香典袋には、表書きのほかに表書きの下に 自身の苗字と名前 を書きます。

ここで、名字だけにすると、他の参列者と同じ苗字だった場合にわかりにくくなってしまうこともありますので、名前まで書くようにしましょう。

また、夫婦や家族、友人や会社の同僚などの連名で香典を用意する場合もあります。

夫婦や家族の場合

夫婦や家族の場合 は、中央には夫の氏名を書き、残りの方の名前を夫の名前の左側に書きましょう。

香典 夫婦

友人などで連名で出す場合

友人などの連名で出す場合場合、表書きには 「友人一同」「〇〇同好会一同」 というように書きましょう。

それぞれの氏名は後ほど説明する中袋の裏面に、目上のものから順に、序列などのない場合には五十音順に記入しましょう。

会社の同僚で連名で出す場合

同じ会社の同僚だった方々の連名の場合は、表書きには代表者の名前を書きその右側には企業の名前を書きましょう。

香典 会社

また、友人の場合と同様、個人個人の名前は中袋には決められた順に記入しましょう。

都合上、一周忌法要に参列できず、香典は出しているという人が連名にいる場合、その方の氏名の左下に 「内」 と記入しましょう。

香典 内

中袋

最後に、 中袋 についてです。
香典としてのお金は、香典袋にそのまま入れるのではなく、中袋といい、白い袋に入れてから包みます。

その白い袋に記入するものは 金額氏名 、そして 住所 です。
香典返しの際に、情報が必要であるため表書きよりも詳しく書く必要があります。

金額

まず、金額は中袋の表に書きます。
金額の書き方としては、中央に壱萬金伍阡円などのように初めには を、そして 旧字体の漢数字 で書きます。

金額を記入する際に最後に也と記入するのをよく目にしますが、これは基本端数がないことを示すものなので、基本小銭を用いることのない一周忌法要での香典に関しては、書く必要はありません。

氏名、住所

次に、氏名と住所の記入についてです。
一周忌法要でにおいて、個人で香典をお渡しする場合、 記入する欄があれば、その通りに記入 しましょう。

そういった欄がない場合には、 裏面左下に記入 しましょう。

香典 中袋 表書き 裏表

先ほども書いたように、この情報を香典返しの際に活用します。
相手のことも考え、 郵便番号も記入 しましょう。

連名でお渡しする場合も裏面左下に記入しましょう。
この際代表者だけでなく、 全員の住所も記入したほうがいい でしょう。

中袋に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

【図解】一周忌の香典のお札の入れ方のマナー

マナー

一周忌に用いる香典袋にお金を入れる際に、

  • どんな向きで入れるべきか
  • 新札か旧札か

ということで悩む人が多いと思います。

どんな向きで入れるべきか

香典 お札 入れ方 中袋 

まず、どんな向きで入れるべきかという疑問に関して説明します。

一周忌だけではなく、 葬儀の際には、包むお札を裏向きで顔を下側にして入れるというマナーがあります。

新札か旧札か

続いて、新札か旧札かという疑問に関して説明していきます。
この疑問もまた、一周忌だけではなく、 葬儀の際、旧札を用意するというマナーから生まれた疑問 だと思われます。

葬儀の際にこのようなお札の入れ方をする理由は悲しみを表すため、
また、旧札を用意するのは、あらかじめ不幸の準備をしていたと思わせないためです。

しかし、一周忌法要というものは、故人に徳を送るというような、ある種ポジティブな要素もあるため、悲しみや、不幸の準備を前面に表現する必要はありません。

むしろ、 堂々と明るい気持ちで一周忌法要を行うべきである という考えもあります。

とはいえ、全員が同じ考えではなく、慶事のように新札を表向きでかつ、顔のあるほうを上側にすると、失礼と感じる人もいないとは言い切れません。

ですので、 一周忌法要での香典を用意する際には、新札ではないが、きれいなお札を用意する ことを第一に考えましょう。

地域によっては、決まりがある場合もあるで、不安であれば近所の方や、親戚に確認しましょう。

香典のマナーに関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

【図解】一周忌の香典袋の種類・色

49日持ち物香典

一周忌における香典袋にもいくつかの種類があります。
表書きについて説明した時にもありましたが、宗教によって香典袋にも違いがあります。

仏教の場合

仏教の場合は、 無地 または、 蓮の花 が描かれいるもので、水引は 黒白や白黄、双銀 のものを用いましょう。

香典袋 仏教 表書きなし

神道の場合

神道の場合、 無地 のものを、水引は 黒白 または 双銀 のものを用意しましょう。

香典 双銀 表書きなし

キリスト教の場合

キリスト教の場合、 無地 または、 ユリの花十字架 の描かれているもので、 水引のない ものを用意しましょう。

香典 袋 キリスト

また、金額によって袋の質や水引を変える地域もあります。
不安な場合は身近な人に確認しましょう。

一周忌の香典袋に関してはこちらも参考にしてみてください。

一周忌の香典の渡し方

香典

こちらでは、一周忌法要での香典の渡し方を説明していきます。

実際に、香典を一周忌法要が行われる会場に持っていくときには 袱紗を用意 しましょう。
袱紗とは、慶事や一周忌などの弔事の際、贈り物で用いられる金品を包む絹などの素材で作られた布のことです。

使われる場面や、男女によって袱紗の色は異なりますが、新たに新調するのであれば、慶事弔事両方に性別に関係なく使うことができる 紫色がおすすめ です。

施主に直接渡す場合 には、袱紗から香典袋を取り出し、袱紗をたたんだ上に香典袋を乗せ、あまり大きくない声で「この度は・・・・・」と、挨拶をしながら渡しましょう。

会場に受付があり、そちらに渡す場合 には、香典袋をそのまま両手で渡しましょう。

香典の渡し方に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

一周忌の香典返し

香典返し

香典に関して、一周忌において施主側の用意が必要なものが、 香典返し です。

基本的には一周忌法要後に行われる会食にて、香典返しの品をお渡ししますが、状況によって香典返しの仕方が異なります。

以下では様々なパターンに分け、一周忌の香典返しの方法をまとめていきます。

香典を出した方が一周忌法要に出席し、会食までご一緒した場合

会食でおもてなしをすることも一周忌の香典返しの一環ともいわれています。
快く会食ができるように準備をしましょう。

また、香典返しとして、別に 引き出物の用意も必要 です。
お酒や食品、調味料 などを用意しましょう。

なお、法要後の会食のことをお斎といいます。

お斎については以下の記事で取り上げています。

香典を出した方が一周忌法要に出席し、会食は参加しなかった場合

一周忌後の会食が無いため、 お酒や、お弁当 を用意し、 引き出物 と一緒に渡しましょう。

香典を出した方が一周忌法要を欠席した場合

御礼状 を添えて、お返しとして、 食品 や、 調味料 をお送りしましょう。
この際に用意する金額としては、 香典でいただいた金額の三割~五割程度が一般的 です。

また、一周忌の際、引き出物やお返しとしてお送りするものについては、一貫して 「無くなるもの」 を使うのがマナーです。
これは、不幸が「繰り返さない」「残らない」といった意味も含まれているといわれています。

食品や調味料が一般的ですが、最近ではカタログギフトなどが使われることも多くなっています。
お返しする人のことを考えながら準備しましょう。

香典返しについては以下の記事を参照してください。

丁寧に香典の準備をし、快く一周忌を迎えましょう

これまで一周忌における香典について

  1. 香典の相場
  2. 香典で避けるべき金額
  3. 香典の書き方
  4. 香典のお札の入れ方のマナー
  5. 香典袋の種類・色
  6. 香典の渡し方
  7. 香典返し

に分けて解説させていただきました。

一周忌法要の香典には様々なマナーがあり、それを守り、準備することは少し大変かもしれません。
ですがそんな苦労の一つ一つがお互いのためにもつながります。
施主側も参列者側も快く、一年という大切な節目である一周忌を迎えられるよう、正しい香典の準備をしましょう。

みん終編集部

みん終編集部です! みんなの終活ドットコムでは、終活・ライフエンディング、葬儀のマナーやお墓選びなど、終活の知りたいに答えます!

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