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納骨式のお布施の相場金額!表書きの書き方や渡し方、袋選びも解説

納骨式においてお世話になった僧侶や住職の方に渡す「お布施」なのですが、いくら渡すのが一般的か悩んだことはありませんか?

お布施の金額はそもそも決まっているものでは無いばかりか、渡し方などにもマナーがあります。
そんなお布施に関する様々な疑問点を解消しましょう!

納骨式のお布施の相場金額!表書きの書き方や渡し方、袋選びも解説

納骨式のお布施とは

お布施

納骨式とは、火葬後の遺骨をお墓や納骨堂に納める式のことで、故人が亡くなってから49日後にとり行われます。
納骨式では、読経をはじめとして僧侶の方にたくさんのお世話をしていただきます。

納骨式では、お布施を納めることが通例となっています。
お布施とは、僧侶の方に対しての謝礼として納めるお金のこと で、感謝の気持ちで納めるため決められた金額が無いのが特徴です。

お布施は、実は僧侶の方個人のお金になるわけではなく、本尊に捧げているお金です。
お布施には僧侶の方々の生活を間接的に支えるという役割もあるのです。

納骨式のお布施の相場金額

墓側面

そもそもお布施は上述したように、あくまでお礼の気持ちであるため、本来決まった額があるものではありません。
だからこそ自己判断が難しいものです。

本来なら僧侶の方に直接お聞きするのが一番確実ですが、お礼の気持ちであるために憚られることも多いと思います。
そこで、納骨式における「お布施」の相場金額について知りましょう。

仏教の相場について

納骨式の際、僧侶の方に手渡すお布施の相場はこちらです。

お寺の格式 金額
一般的なお寺 三万円~五万円
格式の高いお寺 五万円~十万円

お布施の額は相場があるにせよお寺の格式、付き合いによって左右する のです。
家族で同じお寺の僧侶の方にお世話になるつもりであれば、年配の家族などに確認してみるのも良いでしょう。

お布施の相場に関しては、下記も参考にしてください。

仏教以外の相場について

上記の相場はあくまで仏教の場合であり、厳密に言えばこの限りではありません。
例えば キリスト教では一万〜五万円 であったり、 神道では三万〜五万円 であったりします。

神道に関しては、お供え物の有無によって追加で一万〜二万円を追加して、お布施を包むなど宗派によって大きく変わることがあります。
納骨式のお布施を用意する際には、相場を確認する前に宗派の確認をしっかり行いましょう。

納骨式のお布施袋の選び方

お供え

お布施袋に関してもしっかりと考えていきましょう。
お布施に用いる袋は、

  • 奉書紙
  • 封筒

の2種類があります。
注意しなければいけない点を見ていきましょう。

奉書紙

奉書紙で包む方法が一番丁寧で正式な方法とされています。
用いられている水引きにも種類がありますが、白黒、または白銀の水引きであればそのまま使用して問題ありません。

サラサラした面が表側です。
包み方は慶事の時と同様で上側の折り返しに下側を被せるようにして包みます。

コンビニや小さい文房具店には売っていないこともありますので、必要な場合は早く用意すると良いでしょう。
インターネットでの購入も可能です。

奉書紙に関しては、下記も参考にしてください。

封筒

奉書紙が用意出来ない場合、 白い封筒で代用する事が可能です。
茶封筒で無いことはもちろん、郵便番号などが記載されておらず、何も書かれていない白い封筒 を用意します。

また、「不幸なことが重なる」という意味にとられないように二重でなく一重の封筒を用意しましょう。
白い封筒の中には水引きが印刷されているものがありますが、仏教・神道に関してはそのまま用いることが出来ます。

一方キリスト教の場合は用いることが出来ません。
封筒を用いる場合には上記をはじめとした宗派ごとの違いがあるため、宗派の確認を忘れないようにしましょう。

また、 ものによってはあらかじめ「お布施」などの文字が印刷されている場合があります。
これを使用することは全く問題ないのですが、その場合は中袋は使用せずそのままお金を入れてしまって大丈夫です。

奉書紙とは違い、気軽にコンビニエンスストアなどで購入することが可能です。
お布施の封筒に関しては、下記の記事を参考にして下さい。

お布施のお金の入れ方

お布施 お札

袋に入れるお札ですが、出来るだけ新札を入れるように心掛けましょう。
新札にすることで特別な感謝の意を伝えることが出来ます。

入れ方は、封筒からお札を取り出した時にお札の肖像画の方を上にする向きで入れます。
この入れ方はお布施に限らずにマナーとされる入れ方であるので、覚えておくと良いでしょう。

お布施の入れ方に関しては、下記も参考にしてください。

納骨式のお布施の表書きの書き方

墓並び

お布施の表書きは、黒の墨で「お布施」もしくは「御布施」と書きましょう。
袋の上部に左右対称になるように注意してください。

薄墨ではなく、 濃い墨を用います。
濃墨の筆ペンでも大丈夫です。

香典のマナーと間違えて「読経料」などを記載することもありますが、失礼にあたるので注意してください。
なお、 お布施袋の裏に関しては基本的に何も書く必要はありません。

しかし、住所や電話番号、金額などの情報を書くとより丁寧な仕上がりとなります。

納骨式でのお布施のマナー

お参り

お布施には最低限のマナーがありますので確認しておきましょう。

  • お布施袋の包み方
  • お布施の渡し方
  • お布施を渡すタイミング

お布施袋の包み方

そもそも、お布施袋はそれひとつで持ち歩くべきものではありません。
袱紗(ふくさ)に包んで持ち歩きましょう。

弔辞であるため、袱紗は紫や薄緑などの寒色系のものを選びましょう。
袱紗の包み方は、お布施を包む場合には弔辞用の左包みと決められています。

慶事用での包み方もあるので間違えないようにして下さい。
ふくさに関しては、下記の記事を参考にして下さい。

お布施の渡し方

お布施を僧侶の方に渡す際には、 直接渡さず小さなお盆に乗せて渡すのが通例です。
正式には 黒漆塗りの切手盆 などが一般的です。

切手盆などが用意出来ない場合は小さなお盆でも代用可能ですが、暗めの色のものを用意しましょう。
葬儀屋さんによっては貸してもらえる場合もあるようです。

お盆が用意出来ない場合は袱紗に包んで渡すことも可能です。
僧侶の方の前で袱紗の包みを開き、袱紗にお布施袋を乗せた状態でお渡しします。

袱紗から出して直接渡すことは出来るだけ避けましょう。
切手盆に関しては、下記の記事を参考にして下さい。

お布施を渡すタイミング

納骨式は基本的に法要と一緒にとり行われます。
そして、お布施を渡すタイミングは法要が行われる場所によって変わります。

法要がお寺で行われる場合は住職の方に挨拶をする際に渡すのが丁寧であるとされます。
しかし、お寺以外の場所(自宅など)で行われる場合は失くしてしまう可能性なども考慮して法要が終わった後に渡すのが通例となっています。

納骨式でお布施以外に必要な費用

お墓

納骨式においてお布施以外にも僧侶の方に渡すべきお金が発生する場合があります。
納骨式でお布施以外に必要な費用は、以下の通りです。

  • お車代
  • 御膳料
  • 御卒塔婆料
  • その他の場合に必要な費用

お布施、お車代、御膳料、卒塔婆料などはひとまとめにせず、 必ず分けてから渡すようにしてください。
それでは、各費用について詳しくご紹介します。

お車代

お車代

僧侶の方が納骨式にあたって移動したときにかかる金額のことを御車代と呼びます。
白い封筒を使い、表書きは「御車代」としましょう。

お布施と同様に濃墨の筆ペンなどを用います。
かかった費用をそのまま入れるのではなく、五千円や一万円などキリが良い金額を包むように心掛けてください。

お車代に関しては、下記の記事を参考にして下さい。

御膳料

御膳

納骨式と一緒に会食がある場合がありますが、状況によっては 僧侶の方が会食に参加しない時があり、そういった際にお渡しするのが御膳料です。
僧侶が会食に参加した場合には用意する必要はありません。

白い封筒を使い、お布施と同様に濃墨の筆ペンなどを用いて、表書きは「御膳料」とします。
当日になって会食を辞退された場合には食事をお弁当をお渡しする場合もあります。

御膳料に関しては、下記の記事を参考にして下さい。

御卒塔婆料

卒塔婆料

卒塔婆料の相場は一本につき三千円から五千円程度です。
入れる封筒は無地の白い封筒で、表には御卒塔婆料と書きましょう。

卒塔婆を立て供養する人の名前をその下に書きます。
文字の大きさは御卒塔婆料より少し小さいくらいです。

水引は必要ないとされています。

その他の場合に必要な費用

例えば 戒名をいただいた時の戒名料があります。
戒名料の相場は十万〜百万円 と大幅な開きがあるため、悩んだ場合は年配の親族などに相談すると良いでしょう。

また、納骨と同時に お墓の開眼供養を行った場合にはそれに対するお礼金 を包む必要があります。
相場は三万〜五万円 であり、納骨式のためのお布施とまとめてしまっても構いません。

納骨式は四十九日に行うことが通例であり、法要を一緒にとり行うことが多いです。
お布施を法要のお礼として包みます。

相場は年忌によっても変わってしまうのですが、これも納骨式のためのお布施とまとめてしまっても構いません。
納骨に関しては、下記の記事を参考にして下さい。

納骨式のお布施のマナーに注意しよう

普段生きている中でお布施などについて考える機会は少ないでしょう。
しかし必要な機会は時に突然訪れます。

そうなった時のために あらかじめマナーなどを把握しておくことで冷静に対処することが出来、お布施の本来の意味である「感謝」をすることが出来ると思います。

何より、お世話になった僧侶の方に失礼の無いように納骨式を済ませましょう。

みん終編集部

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