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葬儀

会葬者とは?服装や挨拶、持ち物!振る舞いとマナーも解説

いざ、会葬者になったとしてもどんなことをすればいいのか、服装やマナーなどについて知らないという人が多いのではないですか?
ここでは、会葬者の服装や挨拶、持ち物、振る舞い、マナーなどについて詳しく説明していきます。

会葬者とは?服装や挨拶、持ち物!振る舞いとマナーも解説

会葬者とは

会葬者とは、 葬儀・告別式に弔問(ちょうもん)側として訪れる人の事を言います。
葬儀・告別式に参列するという意味がある会葬という言葉から派生してできた言葉です。

遺族などの葬儀・告別式を行う人々の事は、喪家・喪主と呼びます。
会葬者とは違うので、区別して覚えておくようにしましょう。

通夜の場合は、通知を受けた場合のみ会葬者は出席することが出来ます。
会葬者は訃報を受けた時にはできるだけ参列した方が良いですが、入院中であったり遅れて訃報を聞いて葬儀に参列できない場合は、電話や手紙などを用いてお悔やみの言葉を述べます。

会葬者の服装

葬儀に参列するとなった時に、どのような服装で行けば失礼にならないのか疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
ここでは会葬者の服装について詳しく説明していきます。

冠婚葬祭などの行事の際に着る服装の事を礼装といいます。
この礼装のうち、通夜・葬儀・告別式などで着る服装の事を喪服といいます。

ここでは、男性・女性・子供別にそれぞれが着る喪服について解説していきます。

  • 男性
  • 女性
  • 子供別

男性

男性の会葬者の喪服は ブラックフォーマルもしくはダークスーツ が一般的とされております。
この礼装は 黒色のビジネススーツとは違うもの ですので、会葬者は葬儀用の喪服を別途用意しておく必要があります。

葬儀に ビジネススーツで参加するのはマナー違反 に当たりますので注意しましょう。
男性の喪服は、正式礼装・準礼装・略礼装の三段階の格式に分かれています。

どの格式の喪服を着るかは参列者の立場や故人との関係によって変わってきます。

では、それぞれの格式の喪服を見ていきましょう。

  • 正式礼装
  • 準礼装
  • 略礼装

正式礼装

礼装において最も格式高い服装です。
葬儀での正式礼装は正喪服とも呼ばれています。

男性が着る正喪服は モーニングコート です。
モーニングコートとは前方の裾を大きく斜めに切り、後方部分が長い形状のコートです。

葬儀で正喪服を着用するのは、 遺族・三親等以内の親族 が一般的とされており、それ以外の人が正喪服を着用していたらマナー違反とみなされるので注意しましょう。

準礼装

準礼装とは、正式礼装から一段格式が下がる服装の事です。
葬儀での準礼装は準喪服と呼ばれます。

男性の着る準喪服は ブラックスーツ です。
この時のスーツの企画はシングルスーツ、ダブルスーツどちらでもよいです。

一般的なブラックスーツと、葬儀で使う喪服のブラックスーツは別物ですので、喪服を用意するときには注意するようにしましょう。
準喪服は、通夜・葬儀・告別式と多くの法要で着ることが出来ます。

遺族や親族、一般参列者まで着ることが出来る喪服ですので、自分が着るべき服装がわからない時は、 準喪服を着るようにすれば間違いはない でしょう。

会葬者のほとんどはこの準喪服を着用して葬儀に出ています。

略礼装

略礼装は準礼装よりもさらに格式の下がる服装です。
葬儀での略礼装は略喪服と呼ばれます。

男性の略礼装は ダークスーツ です。
略礼装は通夜前の弔問や三回忌以降の法要で着用するものなので、急ぎの駆け付けで準喪服などを用意できなかった時以外は通夜・葬儀・告別式などでは着用しないよう気を付けましょう。

上記で書いたこと以外にも、シャツやハンカチなど葬儀で身に着けるもの、持っていくもののルールについても知っておきましょう。

服・小物 色・柄・規則
シャツ 白色、無地
ネクタイ 黒色、無地、ネクタイピンはつけない
黒色
靴下 黒色・黒に近い色
ハンカチ 黒色・白色、無地
バッグ 黒色、毛皮や皮革のものはダメ
その他 光沢のない地味な色のもの

女性

女性の会葬者の喪服は ブラックフォーマル、地味な色のスーツ・ワンピース です。
透けたり、光沢のあるような生地はできるだけ避け、地味なデザインの服装にしましょう。

色は基本的に黒色で統一し、露出はできるだけしない服装が良いです。
スカート丈は普段より長めを意識し膝よりも下になるようにします。

女性の喪服にも正式礼装・準礼装・略礼装という格式があります。
これらの格式について詳しく見ていきましょう。

  • 正式礼装
  • 準礼装
  • 略礼装

正式礼装

礼装において正式礼装が最も格式高い服装です。
葬儀での正式礼装は正喪服とも呼ばれています。

女性の正喪服は、 黒色無地で光沢のないシルクかウールのスーツ・ワンピース です。
葬儀で正喪服を着用するのは、 遺族・三親等以内の親族 が一般的とされており、それ以外の人が正喪服を着用していたらマナー違反とみなされます。

準礼装

準礼装とは、正式礼装から一段格式が下がる服装の事です。
葬儀での準礼装は準喪服と呼ばれます。

正式礼装よりも自由度が高くなり、適度に流行などを取り入れることが出来ます。
女性の準喪服は ブラックフォーマルのスーツ・アンサンブル・ワンピース です。

透ける生地や光沢のある生地はできるだけ避け、地味なデザインで着丈の長い服を着用するようにしましょう。

女性の会葬者の多くもこの準喪服を着用しており、どの喪服を着ればいいのか迷ったときは準喪服を着用するようにしましょう。

略礼装

略礼装は準礼装よりもさらに格式の下がる服装です。
葬儀での略礼装は略喪服と呼ばれます。

女性の略喪服は スーツ・ワンピース・アンサンブル・パンツスーツ で、色は紺色やグレーなどの地味な色なら黒色でなくても大丈夫です。

略喪服も正喪服、準喪服同様、過度な露出や光沢は避けたものを選びましょう。

上記以外の女性の喪服の事項についてまとめます。

服・小物 色・柄・規則
スカート 着席したときに膝が隠れる丈
黒色
靴下 黒色・黒に近い色
ストッキング 黒色
ハンカチ 黒色・白色、無地
その他 光沢のないもの

略礼装に関しては、こちらも参考にしてください。

子供

子供の会葬者の喪服は 制服 です。
制服がない場合は黒白のモノトーンで、できるだけ無地の服装を着用させます。

髪型は派手なものを避け、落ち着いた髪型にしましょう。
靴は黒色の靴を履かせ、ない場合はシンプルな柄のスニーカーでもよいです。

靴下はくるぶし丈を避けて無地のものを選びましょう。

男の子の場合

女の子の場合

会葬者の持ち物

会葬者の持ち物について詳しく見ていきましょう。

  • 数珠
  • ハンカチ
  • 袱紗(ふくさ)
  • 香典、香典袋

数珠

数珠は念仏や題目などを数えるための仏具です。
葬儀に必ずしも必要な物ではありませんが、基本的に貸し借りできないものなので、用意できる場合は自分で用意するようにしましょう。

会葬者は葬儀に数珠を持っていくことが一般的になってきております。
数珠はいろいろな宗派のものがありますが、用意できるのであれば自分の宗派の数珠で大丈夫です。

ハンカチ

白色無地のハンカチを使用するのが一般的でしたが、最近では黒色無地のものを使用する人もいます。
用意できていない場合は、派手な色なものを避けて地味目で無地のものをできるだけ利用するようにしましょう。

袱紗(ふくさ)

袱紗は会葬者が香典を包んで持ち運ぶために使うものです。
絹などを表裏二枚合わせ、もしくは一枚物で小さい風呂敷のように縫い合わせて出来ています。

葬儀などに使う袱紗は、紺色やグレーなどの寒色系で落ち着いた色のものを使います。

香典、香典袋

香典とは死者の霊前に供えるお金の事です。
線香や花、抹香(まっこう)の代わりとして用いられると同時に、弔慰金の意味合いも含んでいます。

香典を香典袋に包んで袱紗に入れ、葬儀の受付でお悔やみの言葉を述べた後に渡します。

会葬者の挨拶

会葬者が挨拶をするタイミングは全部で4つあります。
いずれにしても喪家の方々は葬儀の準備で忙しいので、 短く簡潔に 挨拶をするようにしましょう。

  • 香典を出すとき
  • 通夜を退席するとき
  • 葬儀に出席できない断りを伝えるとき
  • 電話でのあいさつ

香典を出すとき

遺族へのお悔やみの言葉を述べるとともに、香典をお納めくださいといい、香典を渡します。

通夜を退席するとき

「これで失礼させていただきます。」などの言葉と一緒に喪家をいたわる言葉を述べて退席します。

葬儀に出席できない断りを伝えるとき

理由と共に参列できない旨を伝えてます。
このときに、結婚などの慶事の事については触れないようにしましょう。

電話でのあいさつ

友人や知人が亡くなったことを遅れて知った時は、お悔やみの電話を入れるか、お悔やみ状を出します。
この時の電話では、知らないとは言えども連絡が遅れたことへの謝罪とお悔やみの言葉を述べます。

お葬式で会葬者がやること

会葬者がお葬式でやる事は以下の通りです。

  • 受付
  • 焼香
  • 葬儀

受付

葬儀場についてまず初めに受付をします。
喪主に失礼がないよう葬儀場には10分前を目安に早めにつくようにしましょう。

焼香

故人に焼香を上げます。
焼香を上げる際にバッグはわきに挟むか、誰かに預かってもらうようにしましょう。

焼香を上げ終わったら、お悔やみの言葉と共に香典を渡します。

葬儀

僧侶の読経や式辞、弔事、別れの言葉などを聞きます。
ここからは会葬者が喪主と話す機会はあまりありません。

故人との別れをしっかりと済ましましょう。

会葬者として失礼のないように

今回の記事では

  • 会葬者とは
  • 会葬者の服装
  • 会葬者の持ち物
  • 会葬者の挨拶
  • お葬式で会葬者がやる事

について説明してきました。
一言に会葬者といっても、何をすればいいのか、マナーなどについては知らない人が多かったのではないでしょうか。

葬式・告別式は残った遺族にとっても故人との別れを述べるとても大切な葬儀です。
この記事を参考に会葬者として、ご遺族に失礼のない振る舞いが出来るようにしましょう。