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【専門家監修】法事・法要とは?違いや種類を解説!服装・お布施・お供えも

故人がなくなってから、7日毎や1年毎の決まった日に行われる〇〇法要といった言葉を聞いたことがあると思われます。
では、法事・法要とは、一体どのようなものなのでしょうか。

こちらの記事では、法事・法要に関して、その意味や当日の流れなど、細かく解説していきます。

【専門家監修】法事・法要とは?違いや種類を解説!服装・お布施・お供えも

【ご住職監修】法事・法要とは

法事・法要とは、 僧侶をお招きしての読経や、参列者によるお焼香などを通して、故人への追善供養をする行事のことです。
遺族や親族、故人と親しかった方などを招待して、家やお寺、会館などで行われます。

釋 孝修(日蓮宗 本松寺)
釋 孝修(日蓮宗 本松寺)

法要は、お経を唱えたり、お焼香をしたりします。
宗派によっては、お題目や念仏を唱え、お焼香をします。

そのお経を唱えたり、お香をたむけたりする功徳がご先祖に届けられます。
それにより、ご先祖がさらに良い功徳が積めますようにと祈るために行います。

その時は必ず回向も致します。
回向とは、積まれた功徳が回り向かう、つまりご先祖に対して積んだ功徳が我々にも還ってくる来ることも意味します。
遺された我々はそのことも心に留めて、丁寧な法要を心がけてほしいと思います。

法事と法要の違いや、当日の流れやその準備に関しては、以下で解説していきます。

法事と法要の違い

違い

「法事」と「法要」という言葉は、よく同じような意味で用いられます。
しかし、この2つの言葉は厳密には異なります。

法要とは、僧侶の方が故人に向けて読経などを通して供養する行為のことを指します。
一方、法事は僧侶を招いての供養から、その後に行われる会食までのことを示します。

つまり、 法事のなかに、法要が含まれる ということです。
このような、細かな言葉の違いには気をつけましょう。

釋 孝修(日蓮宗 本松寺)
釋 孝修(日蓮宗 本松寺)

法事とは仏事全般を指しますので、お寺の行事や信行会として教えを学ぶ会合も法事と言えます。
法要は、主に儀式をさしますので、お葬式や○○忌などの儀式を法要と言います。

しかしながら現在ではほとんど区別なく用いられています。

法事・法要の種類

法事には2つの種類があります。
それは、

  • 忌日法要
  • 年忌法要

の2つです。
ここからは、その2つを順に解説していきます。

忌日法要

仏教では、故人が亡くなった日を含めて7日ごとの日を忌日と言います。
忌日法要は、故人が亡くなってから7日目の初七日(しょなぬか)から、忌明けとされる49日目の七七日(なななぬか)まで行われます。

そして、100日目には、百か日法要が行われ、次に解説する年忌法要に移っていきます。

釋 孝修(日蓮宗 本松寺)
釋 孝修(日蓮宗 本松寺)

人は亡くなって次の生に移っていくまで、7日毎に変化していくと言われ、49日までの間に決定するそうです。
そこで7日毎に法要を行い亡くなった方を供養し、その功徳によって少しでも良いところに生まれ変わって欲しいと願って行うのが忌日法要です。

地域によっては忌日の前日に行い、それを逮夜法要と呼んでいます。

以下、忌日法要と百か日法要をまとめた表です

種類 日数 法要について
初七日 7日目 遺族や親族から友人知人までお招きし、僧侶の読経やお焼香、会食を行います。今日では、葬儀の当日に行う場合もあります。
二七日忌 14日目 僧侶にお願いして法要をしていただくことをおすすめします。
三七日忌 21日目 僧侶にお願いして法要をしていただくことをおすすめします。
四七日忌 28日目 僧侶にお願いして法要をしていただくことをおすすめします。
五七日忌 35日目 僧侶にお願いして法要をしていただくことをおすすめします。(宗派によっては、この日を忌明けとする場合もあります。)
六七日忌 42日目 僧侶にお願いして法要をしていただくことをおすすめします。
七七日忌 49日目 忌明けの日。遺族や親族から友人知人までお招きし、僧侶の読経やお焼香、会食を行います。
百か日 100日目 卒哭忌(そつこくき)と言われ、残された者たちの悲しみに区切りがつく日。

年忌法要

年忌法要は、 故人の祥月命日に行われる法要 です。
祥月命日が平日の場合、その直前の休日に法要を行うことが多いようです。

一周忌は故人がなくなってから満一年目で行われますが、それ以降は数え年で行うということには注意しましょう。

釋 孝修(日蓮宗 本松寺)
釋 孝修(日蓮宗 本松寺)

年忌法要は、亡くなってから1年目の1周忌、2年目からは亡くなられた年から数えて3回忌・7回忌・13回忌…と続いていきます。

亡くなれた方を偲んで少しでも良い業を積んでいただこうと思いを込めるのが年忌法要です。
お経をあげ功徳と参列していただいた方に食事などの供養(お斎)をするのは、お経の功徳と参列者の布施が先祖に届き喜んでもらうために行います。

以下、年忌法要をまとめた表です。

年数 法要について
一周忌 満1年目 遺族や親族から友人知人までお招きし、僧侶の読経やお焼香、会食を行います。
三回忌 満2年目 遺族や親族から友人知人までお招きし、僧侶の読経やお焼香、会食を行います。
七回忌 満6年目 僧侶にお願いして法要をしていただくことをおすすめします。
十三回忌 満12年目 僧侶にお願いして法要をしていただくことをおすすめします。
十七回忌 満16年目 僧侶にお願いして法要をしていただくことをおすすめします。
二十三回忌 満22年目 僧侶にお願いして法要をしていただくことをおすすめします。
二十七回忌 満26年目 僧侶にお願いして法要をしていただくことをおすすめします。
三十三回忌 満32年目 弔い上げとも言われます。※日蓮宗では弔い上げの概念はありません。

法要に対するご住職様の見解

釋 孝修(日蓮宗 本松寺)
釋 孝修(日蓮宗 本松寺)

なるべく二七日忌から二六日忌も僧侶に来ていただいて、読経と焼香をしていただきことをお薦めいたします。

本来、法要は省かないものです。
現代の日本人の生活スタイルから、省くことが多くなっていますが、省かれて喜ぶご先祖はいません。

百か日忌以降も同様で、全ての年忌において遺族のみではなく、僧侶と一緒に、読経、焼香するのが本来です。
良い功徳を積むという事は丁寧な法要が必要です。

法事・法要の準備

チェックリスト

【専門家監修】法事・法要の準備のポイント

大内 元治(元お墓ディレクター)
大内 元治(元お墓ディレクター)

土・日・祝に法事を行うケースが多いです。
したがって、ご希望の日程を取る為には、早目のご予約をお勧めいたします。

前日には、お花・供物・写真・位牌・お布施の準備をします。
当日は30分前には全員が揃うように手配をして下さい。

ここからは法事を行う際に必要な準備に関してを、施主側と参列者側に分けて解説していきます。

施主側

法事の際に施主側がする主な準備としては、

  • 日程調整
  • 会場决め
  • 会食の準備
  • 僧侶の招待
  • 案内状の手配
  • 引き出物の準備
  • お布施の用意

の7つが挙げられます。
以下で、それぞれの準備に関して解説していきます。

日程調整

まずは法要を行う日程の調整からです。
百か日までの追善供養は、故人が亡くなった日を含めて数えます。

基本的に法要は命日に行われますが、親族など多くの方が集まりやすいように、命日に近い休日に行われることが多いです。
そういった場合には、故人への敬意を込めて、法事を遅らせないよう、命日より前の休日に行われることが多いです。

会場决め

次に、法要を行う会場决めです。
少人数であれば自宅で行うこともできますが、菩提寺やホテル、会館などを利用する場合もあります。

自身の希望する日程で行うことができるように、余裕を持って予約しておきましょう。

会食の準備

続いて、法要後に行われる会食の準備です。
祝事の際に用いられる鯛や海老などが出されないよう、事前に会食の会場には連絡しておきましょう。

また、会食が行われない場合には、折り詰めの料理などの準備もしておきましょう。

僧侶の招待

日時や会場が決まったら僧侶への招待の連絡をします。
土日や祝日の場合、他の方も予約が埋まってしまう場合もあるので、予定が決まり次第連絡しましょう。

案内状の手配

故人が務めていた会社の方などを招待する場合には、往復はがきや返信用のはがきを用意して、法事の日程や会場などを記した案内状を送ります。
親族や遺族のみで行う場合には、電話での連絡でも許容されます。

引き出物の準備

法事の際には、参列者からお供物としてお花やお菓子やお金などが渡されます。
その際に、お返しの品としてお渡しするのが引き出物です。

引き出物としての品物は、生活実用品や食品などで、形の残らないものを選ぶのが一般的です。
また、今日では引き出物がかさばることを考慮して、カタログギフトなどを用いる方も多くいらっしゃいます。

お布施の用意

供養をしていただいた感謝の気持ちとして、僧侶の方へのお布施を用意します。
お布施の相場としては、3万円程度とされていますが、そのほかにも御車代や、会食がない場合には御膳料なども一緒に用意しましょう。

参列者側

法事の際に、参列者側に必要な主な準備は、

  • 喪服
  • お供え物

の2つです。
順に解説していきます。

喪服

法事の参列者としてしっかりと準備しておかなければならないものは、喪服です。
準喪服や略喪服、平服などを施主側の指定やその法事の種類に応じて、準備しましょう。

お供え物

法事に参列するにあたって、お供え物も準備しましょう。
一般的に用いられるものは、お花やお菓子、御供物料としてのお金です。

会食の案内などがある場合は、そういったことも考慮した品物や金額をお包みしましょう。

法事・法要の流れ

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【専門家監修】法事・法要当日の注意点

大内 元治(元お墓ディレクター)
大内 元治(元お墓ディレクター)

施主は法事の30分前に受付をすませ、全員が揃うように手配してください。

数珠を忘れずに準備してください。

実際の法事・法要はどういったことが行われるのでしょうか。
ここからは、実際の当日の流れを、

  1. 僧侶の入場
  2. 施主の挨拶
  3. 僧侶の読経
  4. お焼香
  5. 僧侶の法話
  6. 僧侶の退場
  7. お墓参り
  8. 施主の挨拶

の順に解説します。

1.僧侶の入場

まず初めに、僧侶の方が入場します。
僧侶が座る場所をあらかじめ用意しておき、参列者はお仏前に近い方から、故人との関係が深い順に座っていきます。

その際に、施主は僧侶の後ろに座るのが一般的です。

2.施主の挨拶

50人以上の大規模で司会者がいるような場合には施主の挨拶を行います。

参列者や僧侶の方に向けて挨拶をします。
その言葉には、来てただいたことへの感謝や法要開始の宣言、僧侶への挨拶などが含まれます。

後述する、「法事・法要の挨拶」にて、その例文を記載するので、ぜひ参考にしてください。

3.僧侶の読経

僧侶の方が、お経を読み上げます。

4.お焼香

施主からお焼香を始め、お仏前に近い方から順にお焼香を行なっていきます。

5.僧侶の法話

法話とは仏教の教えを解くことです。
僧侶によってその内容は異なりますが、仏教の考えに基づく話をしてくださる時間です。

6.僧侶の退場

法要が終わると、僧侶の方が退場します。
その際には、「御布施」「お車代」「御膳料」をお包みしてお渡しします。

会食が行われる場合にはここでの退場はなく、「御布施」「お車代」もまだお渡ししません。

7.お墓参り

お墓が法要の会場から遠くなければ、そのままお墓参りを行います。
遠い場合は、その日にしなくても問題ありません。

8.施主の挨拶

法要が一通り終り、施主から法要の終わりの挨拶がなされます。
その内容としては、改めて法事に来ていただいたことへの感謝や、故人の気持ち、会食の案内などが含まれます。

初めの挨拶と同じように、こちらの例文も後述する「法事・法要の挨拶」にて記します。
参考にしてみてはいかがでしょうか。

そして、施主の挨拶の後に、会食が行われます。
その会食が終わると、僧侶に「御布施」「お車代」をお渡しします。

法事・法要の服装

納骨の仕方 服装

喪服と一口に言っても、その中には

  • 正喪服
  • 準喪服
  • 略喪服
  • 平服

と言った4つの種類があります。
それぞれが一体どのようなタイミングで用いられるのか解説していきます。

正喪服

喪服の中で最も格式のたかい喪服です。
一般的には、喪主や遺族の方が身に付けるもので、葬儀や一周忌までの法要の際に用います。

準喪服

今日、喪服と言われている一般的なものがこれに当たります。
一般の参列者であれば、準喪服を着用することで喪服のマナーとしては問題ありません。

また、場合によっては、施主側が身に付ける場合もあります。

略喪服

急な忌事やお通夜、三回忌以降の法事などに用いる喪服がこれに当たります。
黒や濃紺などの地味で控えめな色の服装を着用しましょう。

男性の喪服に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

女性の喪服に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

平服

法事の案内を受ける際に、施主側から、「平服でお越しください。」との連絡がある場合がございます。
平服と言っても、普段着を着て良いというわけではありません。

比較的地味な色合いのスーツを着用するようにしましょう。
基本的に平服で参列するのは7回忌以降なので、それ以前に平服の案内があった際には確認しておいた方が良い場合もあります。

その時々にあった喪服を着用するようにしましょう。

平服に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

法事・法要のお斎

お斎とは、法要の後に行われる参列者や僧侶を交えた会食のことを指します。
初めに遺族の代表者の方が挨拶をし、献杯を行います。

この際の注意点としては、献杯という言葉は静かに唱和し、器も高く上げずに献杯をするということです。

お斎に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

法事・法要の挨拶

挨拶

法事・法要の際には、施主が儀式の初めと終わりに挨拶をします。

法要の初めの挨拶の例文 としては、以下のようなものが挙げられます。

 本日は、お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。
これより、○○○(故人の戒名)の○回忌(○日)の法要を始めさせていただきます。
(僧侶の方に向かって)それでは、よろしくお願いいたします。

法要の終わりの挨拶の例文 としては、以下のようなものが挙げられます。

 本日は、お忙しい中、お集まりいただきありがとうございました。
 おかげさまで、無事に父の法要を執り行うことができ、父も喜んでいることと思います。

 今後も変わらぬご支援のほど、よろしくお願いいたします。
 心ばかりではございますが、○○(会食会場)にて御膳を用意させていただきました。
 お時間の許すまで、ごゆっくりなさってください。

 改めまして、本日はありがとうございました。

法事で挨拶をする際には、是非参考にしてみてください。

法事・法要のお布施

法事には僧侶をお招きして、読経や法話をお話ししていただきます。
それに対しての感謝の気持ちも込めて、 僧侶にはお布施を支払います。

お布施の一般的な金額の相場は、 3万円程 と言われています。
それに加えて、交通費としての「お車代」やお斎(会食)がない場合の「御膳代」も必要な場合があります。

あらかじめ僧侶にお渡しするものは用意しておきましょう。

お布施の金額に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

法事・法要の香典

香典

香典とは霊前にお供えするもので、「香」という文字があるように、抹香や線香などの代わりとして用いるものです。
その中身としては、現金を包んだお供え物です。

香典にお包みする金額は、故人との続柄や、法要後に会食が行われるかどうかなどによって変動します。
また、その法事の宗教や宗派によって香典をお包みする香典袋やその表書きなどは異なります。

状況に合わせて、香典を用意しましょう。

香典に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

【ご住職監修】法事・法要のお供え

法事に参列する際には、故人のへの気持ちを込めて、お供えものを用意します。
お供え物には、かさばらないもの、分けやすいもの、なくなるもの(消費できるもの)が良いとされています。

お供え物を選ぶときのアドバイス

釋 孝修(日蓮宗 本松寺)
釋 孝修(日蓮宗 本松寺)

亡くなられた方が生前好きだったものをお供えしていただいて宜しいかと思います。
お花やお菓子で良いと思います。
やはり生もの(肉や魚など)や、匂いのきついものはやめた方が良いと思います。

法要ですから、集まった方々への配慮も必要です。
心が落ち着かないようなものは避けた方が宜しいです。

法事・法要のお供えにおすすめの物

主にお供え物に使われるものは、

  • お菓子
  • 果物
  • 日本酒
  • お花

の4つです。
以下では、それぞれに関して解説していきます。

お菓子

お菓子をお供え物として用意するのであれば、日持ちするもので、分けやすいものを選びましょう。
おせんべいや、クッキーなどが好まれて使われます。

和菓子の中でも、羊羹などは、小分けされていて、分配しやすいものもあります。
故人のことや遺族の方のことも考えて選びましょう。

とらや 小形羊羹 10本入
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果物

お供え物として、果物も好まれます。
ただし、香りの強いものや、早く傷んでしまうものには気をつけましょう。

果物屋さんなどに籠盛りで販売しているものもあるので、そういたものを用意するのも良いでしょう。

果物かご御供え
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日本酒

故人がお酒を好んでいたなどで、よく選ばれるお供え物の一つです。
ただし、宗教や宗派によってはお酒を持ち込むことを禁止していることもあり、事前に確認が必要な場合もあります。

お花

お花はもっとも用いられるお供え物の一つと言えます。
お花屋さんなどで、お供え用の花束を用意してくださるところもあるので、検討してみてはいかがでしょうか。

お花をお供えとして用いる際には、その花が宗教の花に合わせられているかということには注意する必要があります。
必要であれば事前に確認しておきましょう。

Q.回忌法要ごとに法要時のお供え物に違いがありますか?

釋 孝修(日蓮宗 本松寺)
釋 孝修(日蓮宗 本松寺)

最近では、お供え物が大幅に変わるという事は聞きません。
地域性によるように思います。

特に、四十九日に小餅を49個お供えするところは多いと思います。
「四十九の餅は、人間四十八の大骨、五輪五体を表す」と言われたりして、餅を人型に並べて、集まった方々と分けて持ち帰るという慣習が残っているところがあります。

仏式以外の法事・法要

これまで仏式(仏教の様式)で行う場合の、法事・法要に沿って解説してきました。
しかし、その他の宗教においても、法事・法要は行われます。

ここからは、

  • キリスト教
  • 神道

の順に、仏式以外の法事・法要を解説していきます。

神道

神道では法事にあたる行事を霊祭(みたままつり)と称します。
霊祭は、神社ではなく、自宅やお墓、会館などで行われます。

五十日祭までは忌中で、その間は神棚にはお供えや参拝は行わず、お正月の参拝などは控えるようにします。

以下で、神道における霊祭をまとめました。

内容
十日祭 仏式における初七日。親族や知人を招いて神職による祭儀が行われます。
二十日祭 一般的に省略されます。
三十日祭 仏式における五七日(三十五日)。
四十日祭 一般的に省略されます。
五十日祭 仏式における四十九日。家庭を守る守護神として、故人を自宅の神棚に迎え入れます。五十日祭を終えると忌明けとされています。
百日祭 死後百日目に行われます。
式年祭 仏式における年忌法要。一年祭・二年祭・三年祭・五年祭・十年祭・二十年祭・三十年祭・四十年祭・五十年祭と続きます。

キリスト教

キリスト教では、法事・法要という言葉は使われませんが、それに値する行事は存在します。
以下では、キリスト教における、

  • カトリック
  • プロテスタント

に分けて解説していきます。

カトリック

カトリックでは、法事にあたるものを、「追悼ミサ」と表現します。
故人が亡くなってから3日目、7日目、30日目に自宅や教会にて遺族や親族、知人や故人の同僚などを招き、教会で追悼ミサが行われます。

その後は仏式と同じように、毎年故人の命日に追悼ミサを行います。

追悼ミサの内容としては、聖書の朗読や、聖歌の斉唱が行われます。
ミサの後には茶話会などを開き、集まった方でお話をしながら、故人を偲びます。

プロテスタント

プロテスタントの場合は、仏式での法事にあたるものを、「記念集会」と表現します。
故人が亡くなられてから1週間か10日目、そして30日目に自宅や教会で行います。

カトリックのように、その後の定期的な記念集会はありませんが、1年目や3年目、7年目の昇天記念式で教会で故人を追悼する機会があります。

様々な宗教の様式に応じて、法事・法要を行なっていきましょう。

マナーやしきたりに注意しながら法事・法要を行なっていきましょう

ここまで、法事・法要に関して、

  • 法事・法要とは
  • 法事と法要の違い
  • 法事・法要の種類
  • 法事・法要の準備
  • 法事・法要の流れ
  • 法事・法要の服装
  • 法事・法要のお斎
  • 法事・法要の挨拶
  • 法事・法要のお布施
  • 法事・法要後に行うこと
  • 仏式以外の法事・法要
  • 法事・法要の早見表
  • 法事・法要の香典
  • 法事・法要のお供え

の順に解説していきました。

その中で、法事を行う上で様々な注意点やマナーがあることがわかりました。
細かなところまで考慮した上で、各々が快く法事当日を迎えることができるようにしましょう。

この記事を監修してくださった方々ありがとうございました。

みん終編集部

みん終編集部です! みんなの終活ドットコムでは、終活・ライフエンディング、葬儀のマナーやお墓選びなど、終活の知りたいに答えます!

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