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葬儀

23回忌のお布施の金額相場は?表書きの書き方や包み方も解説

23回忌だから特別ということはなく、お布施の金額についても大きな変動ありませんが、他の法要とまとめてしまうこともあります。

そのため、遺族側の緊張感も緩んでしまいがちですが、お布施を渡すにあたって、僧侶の方に失礼の内容にしましょう。

23回忌のお布施の金額相場は?表書きの書き方や包み方も解説

そもそも23回忌とは?

僧侶たち

23回忌とは、故人の亡くなった日を一年目とカウントしますので、23回忌法要は満22年時に行います。

仏教では、般若菩薩という大般若経の本尊が守護してくれると言われています。

基本的には、3回忌を持って、会社関係者や友人などは招待しなくなり、規模がどんどん小さくなるため、遺族だけで行う場合が多いです。

また、7回忌以降は、他の法要とまとめて執り行う場合も多いのが特徴です。

23回忌の流れ

23回忌では、特別にしなくてはいけないことがあるわけではありませんが、当日の流れは以下の通りです。

  1. 施主の挨拶
  2. 読経と法話
  3. 焼香
  4. 施主の挨拶
  5. 会食

施主の挨拶

23回忌の施主の挨拶は、簡潔に法要を執り行うことと参列してくれたことへの感謝を述べるだけにしましょう。

その際は、重ね言葉や忌み言葉には少し気を配って挨拶をするようにしてください。

会食

会食は、必ず用意するものではありませんし、わざわざ精進料理を用意する必要もありません。

親戚一同が久しぶりに会える機会であれば、近くのレストランなどを予約したりしてもいいですし、自宅で行うでも多種多様です。

遅らせては行わない

「この23回忌法要と△△忌法要まとめて行おう」となった場合に注意しなければいけないのが、日にちを遅らせるということです。

まとめる場合に限らず、法要などの日にちは遅らせて行うのはよくないとされていますので、日取りを前もって検討して早めに行う日を遺族などに伝えられるようにしましょう。

23回忌のお布施の金額相場

お布施

では、比較的規模が小さくなる23回忌法要に際して、いくらくらいお布施を渡せばいいのでしょうか?

法要名 金額
四十九日 3万円〜5万円
一周忌 3万円〜5万円
3回忌 1万円〜5万円
7回忌以降 1万円〜5万円

表のように、四十九日や一周忌では、 3万円から5万円 と言われていますが、3回忌以降はお布施の金額も下がります。

だいたい1万円〜5万円と言われています。
ですが、23回忌法要を行うお寺との関係性などによってもお布施の金額は変化します。

そういった場合には、あらかじめ親族の方かお寺に直接聞いておくようにしましょう。

お寺に直接聞く場合

お寺に直接聞く時は、尋ね方に注意してください。

「23回忌のお布施はいくらでしょうか?」といった直接的な質問はしないようにしましょう。

そもそもお布施とは、 お礼の気持ちに付随してお寺への寄付金という名目で渡すお金のことです。

23回忌法要に際し、読経や法話をしてもらった対価として考えてしまうと、価格設定が決まっているように思えてしまいます。

ですが、気持ちとして渡すものであり、お布施の金額の裁量は渡す側にあります。

そのため、直接的な質問には、「お気持ちで結構です。」と明確な金額は答えてくれない場合が多いです。

聞く際は、「23回忌法要ですが、他の方々はいかほど包んでいらっしゃいますか?」という遠回しな言い方をするようにしましょう。

そうすれば、お寺としても、平均的な金額を答えるだけで済みますので、非常に答えやすくなります。

23回忌のお布施の表書きの書き方

香典返し 挨拶状

23回忌のお布施を渡す前に封筒もしくは、奉書紙に表書きを書きます。

まず、表書きには、 筆ペンもしくは、通常の濃さの墨と毛筆で「御布施」と書きます。

葬式や告別式の時は、 「墨を溶かす時間がないほど急な知らせだった」「涙で墨が薄まってしまった」 といった相手への配慮の一環として薄墨を使います。

ですが、23回忌ということや、 お寺が不幸にあった訳ではないですので、通常の濃さで書くようしてください。

表の下の方には、「〇〇家」もしくは、施主の名前をフルネームで書けば大丈夫です。

金額については、基本的には書かなくていいとされています。

ですが、購入したお布施用の封筒に金額記載欄がある場合は、記載します。

記入する際は、算用数字は用いません。
「壱・弐・参…」のように旧字の漢数字を書く点に注意してください。

その他の旧字の漢数字は、五が「伍」、七が「漆」、十が「拾」となっていますので参考にしてみてください。

4万円や9万円は、死や苦を連想させる数字ですので、当然ですが、この金額を包まないようにしてください。

円も同様に「圓」と書き、最後には「也」の字を忘れないようにしましょう。

23回忌のお布施の包み方

23回忌のお布施の金額が準備できたらそのお金を 「白い封筒」もしくは、「奉書紙」 に包んで渡します。

白い封筒

白い封筒は市販のもので十分ですが、二重封筒のものを使用しないでください。
不幸が重なってしまう という観点から避けます。

また、水引は入れる金額によって変化する場合がありますが、つけなくても問題はありませんし、風習によっては逆に失礼になってしまう場合もありますので気をつけてください。

白い封筒を用いる場合は、無地のものに一から書いてもいいですが、すでにお布施の文字が入っているものを利用すると非常に便利です。

奉書紙

奉書紙に包む場合は、 肖像画が上に来るように包んでください。

奉書紙には裏表があり、ザラザラしている面が裏面となります。

包み方は以下の図を参考にしてください。

香典 包み方 前半
香典 包み方 後半

新札は使って良い?

香典などの際には、 急で用意できなかったという意味から新札を包んでもっていくのは、よくないとされています。

ですが、お布施は、先ほども述べたように渡す相手であるお寺に不幸があった訳ではありませんので、 新札でも構いません。

23回忌のお布施の渡し方・マナー

23回忌のお布施の渡し方について知っておかないとマナー違反になってしまうことがあります。

渡すタイミング

お布施を渡すタイミングは、僧侶の方が到着してすぐという方もいますが、基本的には、 僧侶の方が帰り支度をしている時に渡すのがいいでしょう。

僧侶の方が見えてすぐにお布施を渡すと、非常にせわしない印象を与えてしまいます。

読経と法話が終わり、23回忌法要を終える挨拶をした後に渡しに行くようにしましょう。

渡し方

お布施を渡す際、手渡しで渡すことは非常に失礼ですので、やめてください。

切手盆(きってぼん)と言われる冠婚葬祭で用いられる小さめのお盆に乗せて渡すようにします。

切手盆を用意していない場合は、袱紗(ふくさ)にお布施を包んで渡すようにしましょう。

袱紗とは、絹や縮緬(ちりめん)でできた小さめのふろしきのようなものを指します。

色や質感によって、結婚式でも使われることがあり、お持ちでない方はもっておくと便利かもしれません。

袱紗の包み方は以下の図をご覧ください。

袱紗 包み方 前半
袱紗 包み方 後半

正式には、切手盆の上に、袱紗で包んだお布施を乗せて渡します。
ですが、片方しかもっていなくても問題はありません。

お布施を渡す際は、最初は自分にお布施の文字が正面を向くように切手盆を置いておき、 90度ずつ回転させ、僧侶の方にとって正面を向くようにします。

「本日は誠にありがとうございました。些少ではございますが、おおさめください。」の一言と一緒に差し出すようにしましょう。

23回忌にお布施以外に僧侶に渡すお金

23回忌に限らず、お布施に加えて用意するお金があります。

  • 御車代
  • 御膳料

この二つがお布施にプラスで支払うお金です。
ですが、 どちらも必ずではありません。

御車代

23回忌法要になると、お寺で行う場合もありますが、自宅で簡易的に行ってしまうことも少なくはありません。

そうした場合、僧侶の方のお寺から自宅までの往復の交通費として御車代を払います。

金額の相場は、5千円〜1万円となっています。

御膳料

23回忌法要の後に会食を用意していたにも関わらず、僧侶の方が出席を辞退してしまう場合があります。

そういったときは、会食にかかったお金とほぼ同額を包んで御膳料として渡します。

会食費にもよりますが、 だいたいこちらも5千円〜1万円 が相場であると言えます。

辞退された場合ですので、もし、出席してもらった場合は、渡す必要はありません。

23回忌であってもお布施は失礼のないように

23回忌法要は他の法要とまとめてしまうことも多く、親族としても少し作業的に行ってしまうこともあるのではないでしょうか?

ですが、回忌の数に限らず、法要は大事にしなければいけません。

また、法要に僧侶の方を呼び、読経などをやってもらったのに失礼な態度をとってしまうのは、非常によくないことです。

決して毎日することではありませんので、しっかりと気持ちを引き締めて23回忌法要にのぞむようにし、お布施もマナーを守って渡せるようにしましょう。

みん終編集部

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