お墓・霊園比較ナビ | 今知りたいライフエンディングのこと
葬儀

お花代の表書き・中袋、名前の書き方!キリスト教の場合も解説

お花代の表書き・中袋、名前の書き方!キリスト教の場合も解説

皆さんは、お花代についてご存知でしょうか?
お花代をお通夜や葬式の場で、遺族側に渡したことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回の記事では、お花代の意味はもちろん、お花代の表書きなどの書き方についてご紹介します。

この記事の結論

  • お花代・御花代と書きます。書く場所は、表中央の上部の位置です。

  • 名前は複数ある場合連名にします。3名までは位の高い方を右に書きましょう。4名以上の場合は一同と記載します。

お花代とは

供花

お花代 と聞くとお花の代金を想像する方もいらっしゃることと思いますが、以下の2つの意味が含まれています。

  • 供花の代金
  • 香典の代わり

以下の2つの意味はどのように変化するのでしょうか。
渡すタイミングによって変化します。

供花の代金

供花(くげ・きょうか)とは、 葬式の祭壇や会場を飾るお花 のことを指します。

供花を贈る場合、遺族に供花の代金を包んでお渡しします。

供花の代金ですので、香典とは違います。
お花代は、香典とは別に持って行きます。

渡すタイミング は、 お通夜から葬儀の間 です。
遺族に直接お渡しできるのであれば、香典とは別にして直接お渡しします。
受付にて、香典と一緒渡すよう指示があることもあります。

この場合の お花代の金額相場は、15000円前後 です。
実際は供花の種類に拠りますので、これよりも安い場合や高くなる場合も考えられます。

供花を遺族がまとめて購入するため、税込14980円など種類や金額が指定されることもあります。
供花に関しては、こちらも参考にしてください。

香典の代わり

2つ目に挙げられるのが、 香典の代わりのお花代 です。
こちらは、先ほどと違い、お花に関するものではありません。

葬式に参加することができなかった方がお渡しするものです。

葬式に参加できなかった方が、香典をお渡しする際には香典と言わず、お花代と言います。

葬式が終わった後日に訪問する際に、お渡しします。

この場合の金額相場は、香典と同様です。
故人との関係性によって金額が決まります。

香典に関してはこちらも参考にしてください。

北海道の供花料

先ほど述べました通り、供花の代金という意味があります。
そのため、お花代は供花料と呼ばれることがあります。

ただし、北海道では意味が異なります。

供花料という名目のもと、遺族の方に金銭的な支援をするためのものです。
他にも北海道限らず地域によって、日本での一般的な葬儀の風習と異なるものがありますので、ご注意下さい。

お花代の封筒

お花代は、以下の2つのどちらかで包みます。

  • 不祝儀袋
  • 封筒

不祝儀袋

お花代は弔事の贈り物に当たります。
そのため、 不祝儀袋 を用いるのが一般的です。

香典

中袋

使用したことがある方はご存知かと思いますが、不祝儀袋と一緒に中袋が付いてくることが多いです。

中袋にお金を入れ、外袋で包みます。

水引

水引とは、慶事や弔事の贈り物をする際の帯状の飾りのことです。
祝儀の場合は、赤白の物を用います。

一方、お花代のような不祝儀の場合は、 黒白の水引 を用います。
結び方も決まっており、 結び切り を選びましょう。

結び切りは一度結ぶと解くのが困難なことから、「二度と起こらない」という意味があります。

黒白ではなく、 黄白 がふさわしい地域もあります。
特に関西の地域でその傾向が見られます。

香典 白 黄色

不安でしたら、地域の方に聞いておくとよいでしょう。

封筒

不祝儀袋ではなく、封筒を用いることも可能です。
その場合は、白無地の物を使用します。

郵便番号などが付いたものはふさわしくありません。
また、 二重封筒もふさわしくありません。

こういった不祝儀では、二重は「不幸が重なる」と縁起が悪いものとされています。

お花代の表書きの書き方

表書き とは、祝儀袋もしくは不祝儀袋に記載する表の文字のことです。

かつては贈り物には目録を付けていましたが、簡略化され、表に文字を記載するようになったそうです。

表書きは 「御花代」もしくは「お花代」 と記載します。
仏教であれば、宗派に関係なく使うことができます。

書く場所は、 封筒の表側・中央上部 です。

お花代の中袋の書き方

香典 中袋 表書き 裏表

中袋 とは、祝儀袋もしくは不祝儀袋の内側の袋のことで、お金を入れます。

中袋の表側

中袋の表側に、包んでいるお金の金額を記載する必要があります。
金額を記載する際は、 漢数字・大字(だいじ) で数字を書くのが一般的です。

下の表にまとめましたのでご参照ください。

数字 漢数字 大字
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10

大字では、 円は圓、万は萬 と表記されることも多いです。

以下に例を挙げます。

例)
30000(三万)円を入れる場合→「金参萬圓」
50000(五万)円を入れる場合→「金五萬圓」

最近では、アラビア数字を用いられることも容認されつつあります。
基本的に 縦書き で、 表側・中央 に記載します。

香典袋の場合の表書きの書き方についてはこちらを参考にしてください。

中袋の裏側

中袋の裏側には、住所や氏名を記載します。
右側に住所、左側に氏名となるように記載します。

お花代をお渡しすると、遺族側からお礼状を頂くことがほとんどです。

氏名だけでも問題ありませんが、住所を記載しておくと、遺族側がお礼状の準備の際にスムーズとなるので、配慮となります。

表側同様、裏側も 縦書き で記載します。

中袋がない時のお花代の書き方

次に、中袋がない場合を見ていきます。

本来、不祝儀袋には中袋が付いているのが一般的でしたが最近では、付いてないものがあります。

付いていないものがある理由は、中袋と外袋と分かれていることで 二重を意味する からです。

中袋が付いてるからといって相手に失礼になることはありません。
迷った場合は、中袋の付いているものを選ぶのが妥当でしょう。

それでは、中袋がない時の書き方を見ていきます。
中袋の有無によって特に 表書き・名前に違いはありません。

表書きに関しては、上でご紹介しています。
名前の書き方は次にご紹介します。

中袋がない場合、外袋の裏側に情報を記載します。
外袋の裏側に、 住所・包んだ金額 を記載します。

記載する位置は、 左側・下部 です。

複数人で包む場合は、裏に記載するのではなく、全員の 住所・名前・金額 を書いた目録を同封します。

お花代の名前の書き方

誰から贈られたのか示すためにも、差出人の名前を書きます。
名前はフルネームで 縦書き に書きます。

書く位置は、 表側・中央・下部 で、表書きの下側に書きます。

名前が複数になる場合

個人でお花代を出す場合は、上記のように記載していただければ何の問題もありません。

ここでは差出人が複数になる場合についてご紹介します。

差出人が3名以下

差出人が複数になる場合は、連名にするのが基本です。
ただし、連名できる人数は3名です。

※3名というのは一般的な数字で、厳密な数字ではありません。
枠的に入る場合は3名以上でも問題ありません。

立場が高い方を右側になるように書きます。
夫婦で出す場合は、右側に夫の氏名、その左横に妻の名を記します。

香典 夫婦

差出人が4名以上

差出人が多いため、表側に書く時ができない場合です。
その場合は、代表者の名前を記載するか組織の名前を記載します。

例を以下に示します。

例)
○○株式会社 ○○太郎 他5名
○○株式会社 ○○事業部 一同

上記以外にも、「友人一同」「兄弟一同」などが挙げられます。

香典 会社 外一同

ひとくくりでまとめて書く場合は、お花代を出した人全員の住所・名前・金額を記した目録を入れておきます。

お花代に関するマナー

次はマナーに関して見ていきます。

お花代のマナーは以下の点が挙げられます。

  • お札の入れ方
  • 新札はダメ
  • 薄墨
  • 高額すぎるのは失礼?

それぞれ個別に見ていきます。

お札の入れ方

お花代のお札の入れ方を見ていきます。
お札の入れ方は決まっているという方もいれば、気にしなくてもいいという方もいるなど、諸説あります、

ここでは、一般的な説をご紹介します。
お札は肖像がある方が表、反対が裏です。

封筒の表側から出したときに、お札の裏側になるようします。
また、肖像画を下側にするようにします。

お札を複数枚入れる際は、揃えて入れます。

新札はダメ

お花代などの弔事の際の贈り物には、新札を使用してはいけません。
※逆に祝儀の場合は、新札を使用するのがマナーです。

新札を使うと、「訃報にあらかじめ用意していた」と考えられる可能性があるからです。

ただし、破れているなど汚すぎるものは不適切です。
程よくシワの付いたものが好ましいです。

それ以外には新札に折り目をつけて入れる方法もあります。

薄墨

お花代に文字を記載する際は、薄墨を用います。
特に弔事の場合、故人の49日忌(忌明け)までは薄墨を使用すると言われています。

薄墨を用いることで、「故人を失った悲しみで、文字を書く墨が薄まってしまった」や「訃報に慌てて薄墨を用いた」といった意味になります。

他にも、香典などに記載する際は薄墨を用います。
薄墨で記載する部分は、表書きと名前です。

中袋に金額などを記載する際は薄墨を用いません。
また、薄墨を使用しなくてもいい地域もあります。

地域の方に確認しておくことをお勧めします。

高額すぎるのは失礼?

お花代の金額が高額の場合、逆に遺族側に失礼になる可能性があります。

特に親族だけなどの小規模で行う葬儀を行う場合は、事前に香典やお花代を断っている場合が多いと思います。

高額のお花代を渡すことで、遺族側は「お返ししないと」と考えてしまい逆に負担となる可能性があります。

事前に断られている場合は従いましょう。

キリスト教のお花代の書き方

キリスト 香典

キリスト教のお花代は、先述してきた意味と少し異なります。
キリスト教では、仏教でいう香典に当たります。

表書き

意味が異なりますので、表書きも少し異なります。
以下の2つの宗派別にご紹介します。

  • カトリック
  • プロテスタント

カトリック

カトリックの場合の表書きは 御花料・御ミサ料・献花料 が挙げられます。

プロテスタント

プロテスタントの場合の表書きは 御花料・忌慰料・献花料 が挙げられます。

キリスト教の香典、御花料に関しては、こちらを参考にしてください。

表書き以外の書き方は、他と特に違いはありません。

日常では知ることができないお花代のマナー

今回の記事では、お花代の書き方を中心にご紹介してきました。
特に、状況に応じて意味が分かますのでご注意ください。

北海道など地域によって違った慣習も存在します。

さらに表書きや連名などは、日常ではなかなか触れるものではありません。
ぜひ、今回の記事を活用して書いていただければと思います。

またそれ以外にも、お花代などの弔事の贈り物では、「二重封筒を避ける」や薄墨などの聞かない知ることができないマナーが存在します。

しかし、知らないからと言ってマナーを守らないと遺族の心を傷つける可能性があります。

お花代だけでなく、葬儀などでは遺族の気持ちを一番に考えましょう。

  • ❓ お花代とは?

    仏壇に供える花の代わりのお金を指します。また、香典の代わりという意味を持つこともあります。詳しくはこちらをご覧ください。

  • ❓ お花代の表書きの書き方は?

    仏教の場合は、お花代・御花代と書きます。表面の中央より上の部分に書くのがポイントです。詳しくはこちらをご覧ください。

  • ❓ お花代で中袋がない場合の書き方は?

    表面の書き方は変わりませんが、裏面に住所・金額を書くようになります。また、複数人の場合別紙に書いて同封します。詳しくはこちらをご覧ください。

  • ❓ キリスト教の場合お花代はどう用意する?

    キリスト教の場合、お花料と記載し、香典の意味となります。またキリスト教用の封筒デザインもあります。詳しくはこちらをご覧ください。

お墓・霊園比較ナビ編集部

お墓・霊園比較ナビ編集部です! お墓・霊園比較ナビドットコムでは、終活・ライフエンディング、葬儀のマナーやお墓選びなど、終活の知りたいに答えます!

minnshu.com
お墓・霊園比較ナビ編集部