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お墓・霊園

【ご住職監修】お墓参りの手順、持ち物、服装は?マナーやお供え物、頻度や時期も解説

お墓は、故人を供養する場であると同時に、現世の人が故人を偲ぶ場でもあります。
今日ではお墓離れが進んでいるといわれていますが、そんな中でもお盆休みというものがあるように、お墓参りという習慣はいまだに根強く残っています。

そこでここからは、お墓参りについて、お墓参りそのものの意味や手順、マナーや注意点など細かく解説していきます。

【ご住職監修】お墓参りの手順、持ち物、服装は?マナーやお供え物、頻度や時期も解説

【ご住職監修】お墓参りの意味

法事

お墓参りを行う理由の一つ目は、 ご先祖様への感謝お気持ちを伝える ことです。
私たちを形作ってくれたご先祖の方がいなければ今生きている自分はありません。

そして、その感謝を伝えることが、二つ目の理由である、 ご先祖様へのご冥福をお祈りする ことにつながります。

最後に、三つ目の理由は、 ご先祖様へ、現世を生きる家族が無事に暮らしていることを伝える ためです。
ご先祖様に、自分の子孫が無事に暮らしていることをお話ししましょう。

そのようにして、対話することで今の自分を振り返るきっかけとなります。
お墓参りは 故人のためだけではなく、自分のためでもある のです。

釋 孝修(日蓮宗 本松寺)
釋 孝修(日蓮宗 本松寺)

心構えとしてお参りをすることにより、そこに眠るご先祖が喜びその喜びがこちらへ返ってきます。
それには落ち着いた気持ちと清浄なる心持ちで、お参りされれば宜しいかと思います。

以下ではそんなお墓参りの手順について解説していきます。

お墓参りの手順・流れ

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お墓参りを実際にするにあたって、何からすれば良いのか、どんな手順で行うのかは、気になる疑問だと思います。
こちらでは以下の順番で、正しいお墓参りの手順・流れを仏式に沿って解説していきます。

  1. 先祖、故人へのご挨拶
  2. お墓の清掃
  3. お墓のお清め
  4. お供え物をささげる
  5. 灯燭(とうしょく)
  6. お線香
  7. 合掌
  8. お片付け

①先祖、故人へのご挨拶

手を清めたら、お墓の前で 先祖、故人へ挨拶 をしましょう。
手のひらを合わせ、感謝の気持ちを込めて、挨拶の言葉を述べましょう。

②お墓の清掃

ご挨拶を済ませたら、 お墓の清掃 をします。

まずはお墓周辺に落ちている葉っぱやごみなどがあればとりのぞきましょう。
お墓周辺に雑草が生えていることもあるので、見つけた場合には取り除きます。

次に以前のもののお花やろうそく、線香があれば取り除きます。
そして、花立や水鉢、線香皿などの小物類をぞうきんやブラシなどを使って拭きましょう。

そして、濡れぞうきん等を用いて墓石をきれいに拭きましょう。

③お墓のお清め

墓石の劣化防止のためにお水をかけたくないという方もいます。
これに関しては、どちらが間違いということはありません。

不安な場合は、自身の親戚や、地域のお知り合いの方に訪ねて確認しましょう。

④お供え物をささげる

お墓のお清めが終わったら、用意していた お花やお菓子、お酒、果物などのお供え物 をささげます。
お清めの後ということもあるので、お供え物を置く前に一度濡れていないか確認し、濡れていれば拭きます。

御花をお供えする場合、あらかじめ風で倒れないように短めに切っておくことがおすすめです。
また、お花のお供えは対にすることが多いですが、一束の場合は左側にお供えしましょう

また、お菓子などの食べものや、お酒などの飲み物をお供えする場合には、懐紙や半紙などを敷き、その上に置きましょう。

⑤灯燭(とうしょく)

灯燭 とは、ろうそくを指す言葉です。
次の手順でお線香について触れますが、お線香をあげる際にろうそくは使うことがあると思います。

お線香をあげることだけに使われがちですが、このろうそくも お供え物の一つ といわれています。
ろうそくで明かりをつけることが、故人の道を照らすこと、慈悲を表現するという考えがあるためです。

故人のためにも、 ろうそくに火をつけることを忘れない ようにしましょう。

⑥お線香

ろうそくに火をつけたら、次はお線香をあげます。
お線香をあげる理由としては、その煙によって、先祖のためだけでなく、お墓参りに来たものやお供え物を清めるという意味もあります。

実際にお線香をあげる際には、先ほどのろうそくにお焼香に火がつくまでつけます。
お焼香に火が付いたら、ろうそくから離し、 決して口で吹いてではなく、手で仰いで 消しましょう。

ここで息を吹きかけて消さないことの理由としては、仏教において、口は災いのもとという考えがあり、汚らわしいものと扱われているためです。
必ず手を仰いで消しましょう。

線香の置き方について、線香を立てて上げるものとと横にしてあげるもののなど違いがありますが、これは宗派によものです。
不安な場合は親戚や地域の方に確認してみましょう。

⑦合掌

線香をあげた次は、 合掌 です。

複数人でお墓参りに行っている場合は故人との縁が深いものから合掌していきます。
また複数人の場合のもう一つの注意点としては、 合掌は一人一人が故人と会話する大切な時間なので、騒がず、静かに待つ ということです。

数珠を持っている場合は数珠をかけて合掌しましょう。
実際に合掌する際の礼儀として、姿勢が墓石よりも低くなるようにしましょう。

⑧お片付け

最後には、しっかりと片づけをしていきましょう。
お線香をしばっていた紙など、お墓参りには思いのほかごみができます。

また、お供え物のお菓子や果物をそのままにすることはやめましょう。
これは腐敗してしまったり、カラスや虫が集まる原因になるためです。

来た時よりもきれいにする ことを心がけましょう。

お墓参りの時期

お彼岸

お墓参りの時間帯も気になるところですが、お墓参りをする時期も疑問の一つにあると思われます。

まず抑えてきたいことは、 お墓参りをしてはいけない時期というものはない ということです。
実家に帰省した日、休みがとれた日、ふとお墓参りに行きたいと思った日、自分がいけるときにお墓参りに行きましょう。

大切なのは お墓参りに行くその気持ち です。

ただし、時期によっては多くの方がお墓参りに訪れる日があります。
ここからは、そのように、多くの方が訪れる日と、なぜ多いのか、その理由を解説します。

  • 年末年始
  • お盆
  • お彼岸
  • 故人の命日

年末年始

まず初めに挙げられるのが、 年末年始 です。

年末年始は遠方にいる人が実家に帰省する人が多く、家族や親戚で集まる機会の一つだと思います。
そういった機会もなかなか多くないので、たくさんの方がお墓参りに訪れます。

お盆

お盆 も多くの方がお墓参りに行くタイミングの一つです。
お盆にはご先祖様がお墓に返ってくるといわれています。

そうして、帰ってきたご先祖様を無事に自宅へとお迎えするためにも、お墓参りが行われます。
そういった考えから お盆にはお墓参りに行く人は多い です。

帰ってきたご先祖様が快く自宅へ来れるように、お墓の清掃などは丁寧に行いましょう。
お盆のお墓参りについてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

お彼岸

お彼岸は、 春分・秋分の日それぞれの前後三日間を含めた一週間のこと を指します。
お彼岸は、先祖を敬う、偲ぶ期間であると同時に、自身を省みる期間であるといわれています。

お墓参りでの清掃や合掌で故人を偲びながら、自身の報告をすることで、一度今の自分を振り返りましょう。

お彼岸のお墓参りに関しては、こちらも参考にしてください。

故人の命日

これは故人によって日にちはバラバラですが、 一年という大きな節目になるので、お墓参りをする人は多い です。

お墓参りの時間

時間

お墓参りをするにあたり気になる問題として、お墓参りをするのに適切な時間帯はいつかというのがあると思われます。

午前中が適切である と言われることがありますが、これには、以下の理由が関係しています。

  1. お墓参りを最優先にするという気持ちの表れ
  2. 時間的に余裕をもって行うため
  3. 暗くなるとお墓参りは危険

しかし、基本的に お墓参りに適切でない時間帯というものはありません

お墓参りに大事なのは、 お参りに行く方の気持ち です。
時間帯が悪いからといって、お墓参りの機会を失っては元も子もありません。

ご先祖様への思いを大切に、お参りへいきましょう。

お墓参りの頻度

カレンダー

お墓参りの頻度には 基本的に決まりはありません
行きたいとき、何か報告をしたいときに行きましょう。

ただし、頻度が少なすぎると、墓石の劣化にもつながってしまうので、気をつけましょう。

お墓参りの持ち物

墓

お墓参りをするには必要なものがいくつかあります。
こちらでは、そんなお墓参りの持ち物をまとめていきたいと思います。

  • 掃除用具・お清め
  • お供え物・合掌
  • その他

掃除用具・お清め

お墓参りの手順の中で、序盤に行われる お墓掃除 です。

墓園の中にいくつか掃除用具を貸し出しているところもありますが、墓園によって置いてあるものは違います。
なので、お墓の掃除の際に使われるものをお墓参りの流れの中で一通り紹介していきます。

まず、墓石周辺を清掃するのために、 ほうき を使います。
そして集めた落ち葉や雑草、お墓参りをする上で出たごみを集めるために ビニール袋 を用意しましょう。

続いて、墓石自体の清掃です。
まずは バケツ に水を入れて用意します。

そして、 ぞうきん を濡らして墓石を拭きます。
鳥の糞など、頑固な汚れがついている場合もあるので、 たわし を用意しておくと便利です。

次に、お清めの時に使うものですが、必要なものは 手桶(バケツ)ひしゃく です。
この時、必ず清掃に使ったみずとは違うものを使いましょう。

まとめると、以下のようになります。

  • ほうき
  • ビニール袋
  • バケツ(手桶)
  • ぞうきん
  • たわし
  • ひしゃく

お墓の掃除の手順について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

お供え物・合掌

お供え物にはどんなものが用いられるかということは後ほど説明しますが、ここでは、手順の中で必要なものを説明していきます。

まずは、お供え物としての お花 を用意します。
この際、花立に対して花自体が長すぎるということもあるので、花の長さを調節できるように ハサミ を用意しておきましょう。

続いて、お酒や食べ物などのお供えになりますが、そのお供え物を置く際には下に 半紙懐紙 を用意しましょう。

そして、お供えや、火を移すために ろうそく を用意します。
この際に、火をつけられるように マッチ も必要です。

そして、そのろうそくの火に、 線香 を付けます。
まとめると以下のようになります。

  • お花
  • ハサミ
  • 半紙、懐紙
  • マッチ
  • 線香

その他

お供え物として、お酒を用いる場合、大きなお酒である場合、そのまま置くことが困難なことも考えられるので、 カップ も必要になります。

また、合掌をする際には、 数珠 も必要になります。
用意しましょう。

【ご住職監修】お墓参りのお供え物

墓 献花

お墓参りのお供え物へのアドバイス

釋 孝修(日蓮宗 本松寺)
釋 孝修(日蓮宗 本松寺)

故人のお好きなものをお供えすれば、宜しいです。
しかし、必ず持ち帰ることが原則です。

お菓子などをそのままにすると猫やカラスが墓地を荒らしますので、お気をください。

続いて、お墓参りのお供え物に関してですが、一般的なお供え物として

  • お花
  • お菓子
  • 果物
  • お酒
  • ろうそく
  • 線香

が考えられます。

その中から、今回はお供え物でもよく用いられるお花に関して詳しくみていきます。

お花

お花 は、お供え物の代表ともいわれます。
一般的に用意する際にはお花屋さんで売られている、 「仏花」 としてまとめられているものを用います。

仏花はお墓やお仏壇にようのけんかとして作られているもので、故人や参列者の心が安らぐともいわれています。
仏花には、 菊やカーネーション が多く用いられます。

春であればキンセンカやアイリス、秋にはススキなど、その季節によって花の種類を変えると、きっとご先祖様も喜ぶと思います。
また、故人の好きだった花をお供えするのも一つの良い例だと思われます。

ここでいくつか献花として好まれない花を紹介します。

毒を持つ花

故人に捧げるものとして、 毒のある花を用いるのは避けたほうがよい でしょう。
代表的な毒を持つ花としてはヒガンバナやスズランなどが挙げられます。

とげのある花

バラなどの鮮やかな花は見栄えがいいですが、 とげがあるものもやはり避けるべき です。
気をつけましょう。

香りが強すぎる花

故人は、お供え物をささげられたとき、花に関してはそのにおいを楽しむといわれています。

そんな故人も、 香りが強すぎるものは好まれない とされています。
適度に香るものを用意しましょう。

花が落ちる植物

花の中にはつばきのように花そのものが落ちるものがあります。
これは、 命を落とすといった連想をさせてしまう ため、好まれません。

これまで好まれない花を紹介しましたが、生花ではない造花はどうなのか?という疑問があります。
これは、地域やその墓園によっても違いがあり、お墓の状態を保つために造花をお供えすることが多いところもあります。

一方、先ほどにもあったように故人は花の香りを楽しむ事から、造花は適切ではないという考えもあります。
親戚の方や地域の方に直接訪ねて確認しましょう。

お墓参りにお供えするお花について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

お墓参りの服装

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お墓参りの 服装 に関して。

四十九日や一周忌法要の日に関しては、喪服を着ることがマナーとされています。
ですが、そういった大きな節目出ない場合の法要時の服装は、 基本的に自由です。

服装は自由ですが、肌の露出が激しすぎる服装や派手すぎるものは避けましょう。
さらに、お墓周辺に舗装されていない道がある場合もあります。

危険を避けるためにも、ヒールなどには気をつけましょう。
墓石の清掃や、合掌でしゃがむことも考えると、 動きやすい服装 の用意も必要といえるでしょう。

お墓参りの服装について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

お墓参りの注意点・マナー

! 注意

これまで、お墓参りをするにあたって様々な注意点がありました。
こちらではそれに加え、お墓参りをする上でのマナーについても触れていきます。

  • お酒を墓石にかけてはならない
  • 他家のお墓に触れない
  • お墓の周りで騒がない
  • ろうそくの火を残して帰らない

お酒を墓石にかけてはならない

お供え物の中でよく用いられる物の一つは、お酒 です。
基本的に持ち帰るのであれば、お酒の種類に特に指定はありません。

しかし、ここで注意しないといけないことは、 お酒を墓石にかけてはならない ということです。
お清め、として水をかけることはありますが、お酒をかけることは、墓石を痛めることにつながります。

お酒をかけることによって墓石にしみがついたり、一部だけが変色してしまいます。
今後も墓石をきれいな状態で保つためにもお酒はかけずにお供えし、しっかりと持ち帰りましょう。

お酒をお供えする際には、以下の2種類が一般的です。

  1. そのまま置く
  2. コップを持参し、そこに注いでからささげる。

他家のお墓に触れない

他家にお墓に触れることはもちろんNGですが、 何か立てかけたり、物を置くこともタブー です。
一つ一つの墓に他家の方が静かに眠っているということは忘れないようにしましょう。

お墓の周りで騒がない

お墓は、 亡くなった方が眠る場所 ともいわれています。
そして、他家のお墓も周りにはあるので、眠っているのは、自身の先祖だけではありません。

また、他にもお墓参りをしている方がいる場合もあります。
そういった方々に迷惑がかからないように気をつけましょう。

子供は特に走り回ってしまうことも考えられるため、注意しましょう

ろうそくの火を残して帰らない

お供えや、線香をあげるためにろうそくに火をつけることがあると思います。
ですが、 ろうそくは風などで倒れて他のものに引火してしまうことがあります。

なので、お墓参りの手順が一通り終わった後には必ず火を消しておきましょう。

お墓参りの代行

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故人のお墓がある墓園から距離のある所に勤務している場合や、足が不自由になってしまうことからお墓参りに行くことができなくなってしまうこともあります。
そういった、お墓参りをしたいけれど行くことが困難な方に向けたサービスが お墓参りの代行サービス です。

お墓参りの代行サービスの内容

お墓参りの代行サービスは、以下のようになっています。

  • 故人への挨拶
  • 清掃前の写真撮影
  • お墓の清掃
  • お供え・お線香
  • サービス終了後の写真撮影・報告

では、それぞれについて解説していきます。

故人への挨拶

本来のお墓参りと同じように、お墓参りの初めには 合掌しながら挨拶 をします。

清掃前の写真撮影

墓石やその周辺の掃除をする前に、 初めの状態の写真 を撮ります。
依頼主は清掃前の写真と清掃後の写真とを見比べて、サービスが行われたかを確認することができます。

お墓の清掃

墓石周辺の落ち葉の掃き掃除や、雑草取りから始まり、墓石の汚れとりや、花立や線香皿の清掃まで全てを行います。
サービスの中には、汚れをつきにくくするようなコーティング剤を塗装するサービスまであります。

お供え・お線香

事前に用意した お供え物 をささげます。
業者によって異なりますが、中には依頼主がお供えしたい花やお菓子、お酒やたばこなどを代わりにお供えしてくれるサービスもあります。

また、お線香に関しても同じように、依頼主の選んだ線香を、代わりにあげるサービスの提供をしている場合もあります。
業者に確認しましょう。

サービス終了後の写真撮影・報告

すべてのサービスが終了したのちに改めて写真を撮ります。
その写真を送ると同時に、 お墓参りサービスの報告を します。

お墓参りの代行サービスの費用

お墓入り代行サービスの費用はいくらなのでしょうか?
サービスにもいくつかパターンがあります。

  • お墓の状況確認だけの場合
  • お墓参りをする場合
  • お墓参りと周辺の清掃、そして墓石のクリーニングの場合
  • お墓の破損修理をする場合
  • 修理の依頼先

お墓の状況確認だけの場合

このサービスは、主に 災害などが起こったとき に、遠方に住んでいるといった理由で お墓の状況を確認できないとき に使われます。
サービス内容としては墓石とその周辺の写真を撮り、異変があればその状況を写真や状況を文章にして送ります。

その費用は 3千円~5千円 ほどです。

お墓参りをする場合

サービスの内容としては、お墓周辺の清掃やお供え、お線香までを行います。
その場合の費用の平均金額は、 1万円~2万円 ほどです。

お墓参りと周辺の清掃、そして墓石のクリーニングの場合

こちらのサービス内容はお墓周辺の清掃やお供え、お線香、さらには、墓石についたシミや頑固な汚れ落としに加え、撥水コーティング等をして、墓石自体を汚れにくくします。
業者によってどのようなコーティングか、どんな方法で汚れを落とすかは異なるので、不安であれば確認しましょう。

こちらの費用の平均金額は、 2万円~3万円 ほどになります。

お墓の破損修理をする場合

地震が起きた場合や、台風、経年劣化によって、墓石にひびが入ってしまったり、欠けてしまう場合があります。
そのように破損してしまった場合に行うのが、 破損修理のサービス です。

ひび割れ、墓石のずれ、墓石の傾きにも対応しており、お墓の石で作られた外柵の修理にも対応しています。
こちらのサービスの費用は、破損の状態によって異なりますが、平均すると 2万円~5万円 程度です。

墓石の欠けや、ひび割れを放置すると、雨の浸食などによってさらに状態が悪化し、墓石そのものを変えなくてはならなくなる場合もあるので、何か異変が見つかったらこういったサービスを使いましょう。

修理の依頼先

破損修理は、基本的にその 墓石を作った石材店に注文 しましょう。
先祖から長い間受け継がれていて、確認が取れない場合にはほかの石材店に注文することも可能です。

お墓の修理に関しては石材店が基本的に請け負いますが、ほかのサービスは個人で行っているものや、清掃業者が請け負っているもの、お墓参りの代行を専門に取り扱っている業者など様々あります。

インターネットにもいくつか紹介がありますので、お墓のある地域に展開している自分の必要とすものにあったサービスを探しましょう。
お墓参りの代行サービスに関しては、こちらも参考にしてください。

【コラム】仏教以外のお墓参り

墓

これまで仏式に沿ってお墓参りの解説をしてきました。
ですが、仏教以外の宗教でもお墓参りはあります

以下では 神道キリスト教 のお墓参りの方法について、仏式との違いなどに触れながら解説していきます。

神道

一般的な、神道の場合のお墓参りの手順は

  1. お墓とその周辺の清掃
  2. 玉串のお供え
  3. 神饌(しんせん)のお供え
  4. 合掌礼拝

となります。
以下それぞれについて説明していきます。

①お墓とその周辺の清掃

お墓とその周辺の清掃は、 仏式と同じ ように落ち葉集めや雑草とりから始まり、墓石の清掃まで行います。

②玉串のお供え

続いては、 玉串のお供え です。
玉串 とは、榊の木の枝に紙垂(しで)と呼ばれる特殊な形をした紙や麻を結び付けたもののことです。

玉串のお供えは神様への奉納、そして故人への参拝者の敬意や真心を示すものとされています。

③神饌(しんせん)のお供え

仏式の場合は、お供え物として、花やお菓子や酒、あるいは個人が好きだったものが添えられていました、神道の場合は 神饌 をお供えします。
神饌 とは、神様にお供えするもので、主なその種類は、お酒、お米、水、塩、などが挙げられます。

④合掌礼拝

仏式でも合掌はありましたが神道の場合、その方法は大きく異なります。
神道の合掌方法は、 「一揖、二礼、二拍手、一礼、一揖」 です。

一揖(いちゆう)とは、胸の前で両手を組み、お辞儀する動作です。
また、二拍手の時には、しっかりとパンパンと音を出して行います。

神道のお墓参りの際には、参考にしてみてください。

キリスト教

続いては、キリスト教の場合についてです。
一般的なキリスト教のお墓参りの手順

  1. お墓とその周辺の清掃
  2. 白い花のお供え
  3. お祈り

となります。

①お墓とその周辺の清掃

お墓とその周辺の清掃は、 仏式や神道と同じ ように行います。

②白い花のお供え

キリスト教の場合、お供えは 白いお花 を用います。
白いユリや、カーネーショ、あるいは個人が生前好きだった花をお供えしましょう。

③お祈り

キリスト教の場合、お祈りは 胸の前で手を合わせて 行います。
ここで、キリスト教の特徴としては、お祈りは神様へ向けるということです。

これはキリスト教において、故人は神様によって安息を与えられ、神のもとで安らかに過ごしているという考えがあるためです。
故人が安らかに過ごせるよう、キリスト式でお墓参りをする場合は神にお祈りしましょう。

まとめ

これまでお墓参りについて、

  1. お墓参りの意味
  2. お墓参りの手順・流れ
  3. お墓参りの注意点・マナー
  4. お墓参りの時間
  5. お墓参りの時期
  6. お墓参りでタブーとされる行為
  7. お墓参りの持ち物
  8. お墓参りのお供え物
  9. お墓参りの代行
  10. お墓参りの服装
  11. 【コラム】仏教以外のお墓参り

に分けて解説してきました。

お墓参りをする上で、考慮しなければならない点や、墓園内でのマナー、必要なものなど、注意することがいくつもありましたが、大切なことは、故人のためにお墓参りをするその気持ちです。

故人の冥界での幸せを祈り、自身の心や過去を振り返るいい機会であるお墓参りを大切にしましょう。

※ご住職様には数あるお寺のご住職の一人としてコメントをいただいております。
同一の宗教・宗派でもご住職によって多少の相違があることがあります。

みん終編集部

みん終編集部です! みんなの終活ドットコムでは、終活・ライフエンディング、葬儀のマナーやお墓選びなど、終活の知りたいに答えます!

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