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お別れの会・偲ぶ会とは?流れや会場、時間!葬儀との違いも解説

お別れの会・偲ぶ会という言葉をご存知の方も多いと思います。
今回はお別れの会・偲ぶ会に関する情報を全体的にお届けしていきたいと思います。

「そもそもお別れの会・偲ぶ会って何?」「葬儀と何が違う?」「どんなことする?」などのお別れの会・偲ぶ会の疑問にお答えします。

お別れの会・偲ぶ会とは?流れや会場、時間!葬儀との違いも解説

お別れの会・偲ぶ会とは

挨拶

お別れの会・偲ぶ会 という言葉をニュースなどで耳にすることが多くなりました。

特に芸能人や各界の著名人のお別れの会・偲ぶ会をイメージする方もいらっしゃると思います。

かつては、著名人などの一部の方だけが行うイメージでした。
最近では、 一般の方も個人で行うケースが増えてきています。

そもそもお別れの会・偲ぶ会とは

お別れの会・偲ぶ会とは、 葬儀とは別に、故人と関係のあった方との別れを行う場 です。

遺族にとっては故人がお世話になった方々に対して、改めて感謝を伝えることのできる場となります。

また、先ほども述べました芸能人や各界の著名人の場合、ファンの方は葬儀に参加することはできません。

そういったファンの方にとっても心の整理を行うことができる場となりうるのです。

行う場合は、葬儀は小規模で行います。

家族だけで身内で葬儀を済ませた後に、社会と故人との別れの場として、お別れの会・偲ぶ会が設けられます。

お別れの会と偲ぶ会の違い

お別れの会・偲ぶ会について見てきましたが、この2つは名前の違いだけなのでしょうか。

結論から申しますと、2つの違いに明確なものはありません。
大まかな使われ方の違いをご紹介します。

お別れの会は葬儀後1カ月前後に行うものを指します。
一方、偲ぶ会は葬儀の1カ月以降、場合によっては1年以上経過後に行うものを指します。

または、会社が執り行う社葬をお別れの会と呼び、故人の友人や同級生などで行うものを偲ぶ会と呼ぶ違いが挙げられます。

呼び名は、主に遺族次第で決まります。

では、葬儀との違いは何なのでしょうか。
次に葬儀の違いを見ていきます。

お別れの会・偲ぶ会と葬儀の違い

違い

以下の2つに分類して違いを見ていきます。

  • 内容
  • 目的

内容

お別れの会・偲ぶ会と葬儀とでは、内容が大きく異なります。

以下の表に違いをまとめました。

内容 お別れの会・偲ぶ会 葬儀
形式 自由 宗教による
場所 自由 決まっている
時期 自由 決まっている

それぞれ詳しく見ていきます。

形式

最初に形式です。
葬儀の形式は、宗教に従います。

例えば、故人が仏教徒であれば仏教の形式で、故人がキリスト教徒であればキリスト教の形式で葬儀は行われます。

より詳しく言えば、仏教の場合、浄土真宗か日蓮宗かなどでも葬儀の内容は多少異なります。

対して、 お別れの会・偲ぶ会に既定の形式は存在しません。
宗教にしたがって行うこともできますし、宗教味を出さずに行うことができます。

実際、無宗教の形式で行われることが多いです。
例えば、献花を行うセレモニータイプや会食だけを行うものなどが挙げられます。

場所・時間

場所や時間も自由に選択可能です。
仏教の場合ですと、葬儀は菩提寺で行われますし亡くなってから3日程度で行われます。

一方、お別れの会・偲ぶ会ではホテルだけでなく故人の趣味などに合わせた場所を選ぶことができます。

時期も故人が亡くなってから一週間後で構いませんし、数年後に行うこともできます。

目的

目的もやや異なります。
葬儀は、宗教に拠ります。

そのため、葬儀の目的として故人の成仏を願うことや供養を行うことなどが目的です。

対して、お別れの会・偲ぶ会では関係のあった方との別れる場や故人を偲ぶ場です。

葬儀は宗教的な意味合いに対して、お別れの会・偲ぶ会は社会的な意味合いが含まれます。
葬式に関しては、こちらも参考にしてください。

お別れの会・偲ぶ会の流れ

手順・流れ

実際の流れを例を用いてご紹介します。
繰り返しになりますが形式は自由に遺族が選択できまので、あくまで一例として考えてください。

例①【無宗教形式の会食を含む場合】

  1. 開会の辞
  2. 故人の映像・紹介
  3. 黙祷
  4. 会食
  5. 閉会の辞
  6. 写真撮影

故人の紹介として、映像やスライドを用いて行われます。
会食を行い、最後に遺影を囲って写真撮影が行われます。

例②【無宗教形式の会食を含まず献花が行われる場合】

  1. 開会の辞
  2. 故人の映像・紹介
  3. 弔辞
  4. 弔電拝読
  5. 献花
  6. 閉会の辞

弔辞では、「喪主の挨拶」「友人の挨拶」などが挙げられます。
喪主の挨拶に関しては、こちらもご覧ください。

例③【無宗教形式の献花のみが行われる場合】

  1. 開会
  2. 献花
  3. 閉会

自由参加・解散できる例です。
2時間程度の時間を設定し、その時間内に参列者が自由に献花を行い解散する形式です。

献花に関しては、こちらもご覧ください。

お別れの会・偲ぶ会の会場

葬儀場

具体的な会場の例を踏まえて見ていきます。

会場の例

会場の例は以下が挙げられます。

  • ホテル
  • セレモニーホール
  • レストラン
  • 会議室
  • その他

ホテル

お別れの会・偲ぶ会が行われる会場として一番選ばれるのが、ホテルです。
例えば、帝国ホテルなど多くのホテルで受け入れられています。

ホテルのメリットとして、駅に近いなどのアクセスが良い点や大人数を収容できる点などが挙げられます。

会社の社葬にもよく利用されます。

セレモニーホール

法事などにも用いられる施設です。
使用料が他に比べて安いなどの利点があります。

葬儀などを行う専門の施設なので、設備が整っているメリットも挙げられます。

レストラン

会食を含んで行う際に、レストランも選ばれます。
レストランによっては、お別れの会・偲ぶ会を受け入れている場所もあります。

会議室

会議室を用いた行われることもあります。
会議室では、人数によって大きさを選ぶことが可能です。

会社の社葬のように大人数の収容可能のものもある一方で、個人で行う際の小さめのものもあります。

その他

上記の以外の施設でも行うことが可能です。

例えば、美術館や博物館が例として挙げられます。
具体例を言いますと、さいたま市の鉄道博物館が挙げられます。

鉄道博物館では、博物館閉館後に貸し切りで借りることもできます。。
貸し切りでお別れ会を行う方もいらっしゃるそうです。

故人が鉄道好きだったり、鉄道関係の職についていたりする方でしたら、いいかもしれません。

以上のように、故人の生前の職業からも選択可能です。

故人の職業が医者の方でしたら病院で行うこともできますし、大学教授の方でしたら大学で行うこともできます。

故人の好きだった場所や思い出の場所を選ぶのも良いでしょう。

会場の決め方

繰り返しになりますが、場所に決まりがないのがお別れの会・偲ぶ会です。
自由に選択可能です。

一般的なお別れの会・偲ぶ会の会場は、ホテルやセレモニーホールです。
特に、収容人数がある程度求められる社葬としてのお別れの会・偲ぶ会の場合ですと、ホテルなどがふさわしいです。

個人で行う場合は、どれくらいの人数になるのかある程度把握したうえで決めます。
大人数にならないようでしたら、会議室やレストランなどがおすすめです。

お別れの会・偲ぶ会の開催時期・時間

カレンダー

続いて、お別れの会・偲ぶ会の開催時期・時間を見ていきます。
開催時期や時間に関しても、決まりはありません。

先ほども述べました通り、葬儀後1カ月前後で行うものをお別れの会、葬儀後1カ月以降に行うものも偲ぶ会と呼ぶ傾向があります。

1か月以降に、場合によっては1年以上に行うことも可能ですが、実際多くの方は葬儀後1カ月前後に行う方が多いようです。

お別れの会・偲ぶ会を行う場合は、葬儀は家族葬で済ませることがほとんどです。

それですと、故人の友人や知人との別れをする場所がありませんので葬儀後早めに行う方が多いです。

行う時間に関しても決まりがありませんが、早すぎたり遅すぎたりする時間は避けます。

ホテルなどであれば午前から午後にかけて、レストランなどであればディナーの時間に行うのが一般的です。

開催時期の決め方

お別れの会・偲ぶ会の開催時期に決まりはありませんが、お墓に納骨することなどを考えて、49日忌までに行うのがおすすめです。

ただし、参列者の方のスケジュールも考慮します。
参列者が忙しい時期に行うのは、ふさわしくありません。

もちろん、49日忌以降に行うことも可能です。
49日忌までは、喪主は忙しくなりがちですので落ち着いた49日忌に行うのも良いでしょう。

お別れの会・偲ぶ会の服装

形式な自由だと述べましたが、服装もそうなのでしょうか。
お別れの会・偲ぶ会では、服装は「平服でお越しください」とされるケースが多いです。

ただし、ここでの平服とは私服のことではありません。
平服とは略喪服のことです。

男性の場合

男性 平服

男性でいえばダークスーツを着用するようにしてください。

女性の場合

女性 平服

女性でいえば黒系のワンピースやスーツなどが挙げられます。

子供の場合

喪服 子供

学生であれば制服が好ましいです。
きちんとした服装である必要があります。

他に会社の社葬の場合、平服ではなく喪服がふさわしいこともあります。

一方で、ホテルでは喪服を禁止している場所もあります。
ホテルは一般のお客が宿泊していたり、結婚式などの祝辞を行っていたりする場合があります。

そのため、喪服ですと他の方の迷惑となりかねません。
故人が亡くなっていることを考え、その場の状況に応じた服装を選択する必要があります。

お別れの会の服装に関しては、こちらも参考にしてください。

お別れの会・偲ぶ会の香典・会費

水引 黒と銀

お別れの会・偲ぶ会では 香典は必要です。

葬儀を家族などで小さく行った場合、故人の知人にとってはお別れの会・偲ぶ会が葬儀の意味を持つからです。

香典の金額相場は、 1万~2万円程度 です。

ただし以下の場合、香典は必要ありません。

  • 会費制
  • 断りがある

会費制

ホテルなどでの会食を含む場合です。
その場合、香典ですと人によって金額に差が生まれてしまいます。

そこで遺族側が香典と言わず、金額を指定した会費として徴収するケースです。
会費が香典の代わりとなりますので、追加の香典は必要ありません。

断りがある

遺族側が香典を辞退している場合です。
香典があると宗教味が出てしまうと考える遺族の方もいらっしゃるかもしれません。

断りがある場合は、指示に従いましょう。
お別れの会の香典に関しては、こちらも参考にしてください。

節度の保ったお別れの会・偲ぶ会

お別れの会・偲ぶ会に関して全体的にご紹介してきました。
形式にとらわれず場所や時間を自由に設定可能な点が最大の特徴です。

ただし、自由だからと言ってもある程度の節度を保ちましょう。
例えば、開催時期・時間に参列者が来れなくては意味がありません。

故人らしさを出しつつも、参列者のスケジュールなども考慮して決めることをお勧めします。

みん終編集部

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