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葬儀

【図解】葬儀・通夜の服装を女性・男性・子ども別に!夏冬や平服の時も解説

みなさんは葬儀や通夜の際の正しい服装をご存知でしょうか。
最近では「平服」を指定されている場合もあり、知らないと困ることは多いと思います。

急な訃報の際に慌てることのないように、しっかりと服装のマナーを確認していきましょう。
この記事では、図解画像を用いて分かりやすく説明していきます。

【図解】葬儀・通夜の服装を女性・男性・子ども別に!夏冬や平服の時も解説

葬儀・通夜の際の服装

いきなりの訃報の際、葬儀・通夜にふさわしい服装がわからず困ってしまうと思います。
また、葬儀と通夜では服装のマナーは同じなのでしょうか?

故人と近い関係であればあるほど悲しみは大きいと思いますが、そんな時でこそ服装のマナーをきちんとするようにしましょう。

葬儀・通夜の際の服装は同じ?

現在の葬儀・通夜の服装のマナーは、 大きな違いはない とされています。
しかし、今では大きな違いは無いとされていますが、昔一般的な服装マナーは昔と比較すると少しずつ変化しています。

喪主・親族の服装

男性の場合

喪服 スーツ

女性の場合

正喪服

喪主・親族は、

  • 通夜→洋装の正礼服
  • 葬儀・告別式→和装の正礼服

を一般的に着用していました。

今でも正礼服を着ることは一般的とされていますが、最近では喪主や親族が 『準礼服』を着る ということも一般的になってきています。

しかし、地域や宗派によってマナーが異なる場合もあります。
また、葬儀や通夜の規模や雰囲気によって変わる可能性もあります。

服装の判断に困ってしまったら、親族の方に確認を取るのもいいかもしれません。

通夜の参列者は礼服?

昔は通夜の参列者は礼服ではない方がいいとされていました。

その理由は、いきなりの訃報であるのにも関わらず礼服であるというのは、ご遺族に対して『悪いことを予期していた』ようなイメージを与えると思われていたからです。

しかし、最近では葬儀が日中に行われることも多く、仕事でどうしても出席できないため、通夜のみに出席する人も多くなってきました。

そのため最近では 略礼服で葬儀に参列する ことも一般的になってきました。

また、通夜の参列者が

  • 喪主や親族よりも格の高い服装
  • 正礼服・準礼服での参列
  • 華美で派手な服装

で参列することはマナー違反であるとされています。

故人との関係がどれだけ近いとしても、最低限の服装マナーは守るようにしましょう。

通夜での服装に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

【図解】葬儀・通夜の女性の服装

女性 準喪服

では次に、葬儀・通夜の際の女性の服装をご紹介していきます。

女性の場合は特に、服装だけでなくアクセサリーなどの小物類も多く、迷うことも多いでしょう。
ここでは、女性の場合の一般的な服装マナーを確認していきます。

服装について

一般的に好ましいとされているのは、

  • アンサンブル
  • ブラックスーツ
  • 和服

の3つです。基本的には 黒色 で統一するのが好ましいとされていますが、略礼装の場合には濃いグレーや紺などの暗めな色を着用することもできます。

また、和服は暗い色であってもおめでたい柄が施されている場合もあるので、細部まで気を配るようにしましょう。

上に着る服は 長袖 が無難だとされています。
そして、下に着る服は ひざ下の長さのスカート が良いでしょう。

葬儀や通夜の際には正座をすることが多いため、正座をした時に膝がきちんと隠れるようなものを選ぶことが大切です。
女性の喪服に関しては、こちらも参考にしてみてください。

インナー

女性はシャツやブラウスといったインナーもすべて 黒色で統一 することが一般的です。
また、露出を少なくするように心がけると良いでしょう。

ストッキング

ストッキング

ストッキングは 黒色・無地 であり、柄やデザインが施されていないものを選びます。
ただし、略礼装の際にはストッキングは着用しなくても問題ありません。

ストッキングに関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

夏の場合

上に着る服は 長袖 が無難だとされていると前述しましたが、夏の場合には7分丈でも問題ありません。

冬の場合

冬の場合は 黒色のコート を着ることができます。
しかし、会場の中でコートを着ているのはマナー違反になりますので脱ぐようにしましょう。

靴について

女性 喪服 靴 解説

靴は 黒色のパンプス を選択するといいでしょう。
明るく煌びやかなものはもちろんのこと、グレーや茶色といった色も避けたほうが無難です。

おさえておきたいたい要素としては、

  • ヒールは3~5cm
  • 革や布製の素材
  • 飾りがないもの

の3つです。

高いヒールやヒールが無いものは場に適していません。
また、飾り付きのものも少しカジュアルなイメージを与えてしまいます。

ワンポイントの飾りがあるものでも避けたほうが良いでしょう。

靴に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

髪型について

髪

ここでは葬儀の際の女性の髪型のマナーをご紹介していきます。

基本的には前髪は 目にかからない 長さが好ましいでしょう。
また、髪の毛の色は黒色が原則です。

ただ、近年ではダークブラウンのような暗い髪色も認められるようになってきています。
明るい髪色はNGなので、派手に染めている方は黒色に染め直してから参列すると良いでしょう。

しかし、男性に比べ女性は髪の長さにも大きな違いがあります。
髪の長さ別の気をつけたいことも合わせて確認していきます。

ロングヘアーの場合

ロングヘアーの方は、 ゴムなどで髪をまとめる のがマナーです。
結ぶ位置の目安としては、耳より下の位置が好ましいでしょう。

ショートヘアーの場合

ショートヘアーの方は、髪をまとめなくても大丈夫です。
しっかりブローを行い、ボサボサの頭で参列することがないようにしましょう。

お化粧について

メイク

化粧はなるべく ナチュラル にしましょう。
しかし、だからといって ノーメイク で行くのも大人の女性であるなら避けたいものです。

ただ、肌が弱く医師から化粧を禁止されているような場合には、無理にメイクをする必要はありません。

葬儀の際のお化粧では、

  • ベースメイク→薄め
  • 眉→整える程度
  • アイシャドウ→ブラウン系統
  • チーク→できれば使用しない
  • 口紅→薄い色

といった要素を意識するといいでしょう。
派手な色使いやキラキラしたものを多用しないようにすることが大切です。

メイクに関しては、こちらも参考にしてみてください。

【図解】葬儀・通夜の男性の服装

喪服 メンズ ダブル 準喪服

男性の場合、近年では正礼服や準礼服を着ることはほとんど無くなりました。
参列者だけではなく、親族でも略礼装を着ることが増加しています。

服装について

男性の好ましいとされている服装は、

  • シングルのブラックスーツ
  • ダブルのブラックスーツ
  • シングルのパンツ

というものです。スーツの中に着用するのは白いシャツが良いでしょう。
だだ、緊急で参列することになった際には濃いグレーや濃紺などのダークスーツも略礼装と認められます。

冬には黒色のコートをきて行くこともできますが、会場に入る際には必ず脱ぐことがマナーです。

男性の喪服に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

ネクタイ・ベルト

ネクタイは 黒色・無地・光沢のない ものを選択し、下げ結びにします。
ベルトも黒無地で光沢のないものを選び、バックルはシンプルで華美でないデザインを選びましょう。

冬の場合

女性と同じく、男性も 黒色のコート を着ることができます。
会場の中でコートを着ているのはマナー違反になりますので必ず脱ぐようにしましょう。

靴について

男性 喪服 靴

靴は 黒色の革靴 を選ぶようにしましょう。

指の付け根付近に横一線が入っている『ストレートチップ』が最もフォーマルとされていますが、つま先に全く飾りが無い『プレーントゥ』でも問題はありません。

つまり、その他の飾りが多い革靴は、例え黒色でも、葬儀・通夜を含む冠婚葬祭などの改まっている場では避けたほうがよいでしょう。

靴に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

靴下

黒靴下

靴下も 黒色で無地 のものを選ぶと良いでしょう。
明るい色や柄物はもちろん避け、ワンポイントがあるものも選ばないのが無難です。

靴下に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

髪型について

葬儀や通夜の際には、 前髪は目にかからない長さ であり、後ろ髪もさっぱりした長さであるとよいでしょう。
髪が長すぎてしまうと清潔感がなく、焼香の際に髪が落ちてきてしまう可能性もあります。

また、髪色は女性と同じく黒色が一般的です。

ヒゲ

ヒゲを生やしている男性は多いと思いますが、葬儀や通夜の際には 全て剃っていく のがマナーです。
清潔感を無くさないためにも、無精髭はきちんと処理するようにしましょう。

葬儀・通夜の子供の服装

男の子の場合

喪服 子供

女の子の場合

女の子 喪服

では次に、葬儀・通夜の際の子供の服装をご紹介していきます。

お子さんの場合は、 完璧な正装をしなくても問題はありません
例としては、ワンポイントが入っている服でも許されます。

ただ、幼稚園や保育園、学校の制服がある際にはそれが正装です。
その場合には制服を着ていくことが間違いないでしょう。

ただし、派手な飾りやネクタイなどが制服についている場合には取っておくほうが無難です。

また、靴は 黒色系統のシンプルなもの であれば大丈夫です。大人と同様に、派手で光沢があるようなデザインは選ばないようにしましょう。

子供の喪服に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

葬儀・通夜でのアクセサリー

パールネックレス

葬儀や通夜では基本的に、煌びやかなものや光沢もあるものはNGとされています。
ここでは、迷いがちなアクセサリーをご紹介していきたいと思います。

ネックレス

ネックレスで好ましいとされているのは、 真珠のネックレス(一連のもの) です。
真珠のネックレスが無い場合には、無理をしてネックレスを着ける必要はありません。

真珠のネックレスに関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

NGなネックレス

最近では二連のネックレスを着ける方もいますが、『不幸を重ねる』という意味がありタブーだと言われています。また、真珠以外のネックレスはなんであれNGです。

イヤリング・ピアス

葬儀や通夜では昔から、イヤリングやピアスはつけませんでした。
近年では着ける方もいますが、やはり着けないことが無難だと言えるでしょう。

どうしても着けたい場合には、

  • 洋装であること
  • 真珠のものであること

以上の2点が守られていて、全身を見たときに華美になっていないか注意をすることが大切です。

指輪

ファッションでつける指輪は全てNGとされています。
しかし、 結婚指輪 はつけていても問題ありません。

ただ、指輪のデザインや色があまりにも派手である場合には外したほうが良いでしょう。

ネイル

ネイルは落としていくようにしましょう。どうしても落とせない場合は、ベージュ色を重ねて塗るか、ネイルを隠すシールを使いましょう。

ただし、手袋を外す必要がない教会葬の場合は、黒い手袋を着用してネイルを隠す対策を取ることもできます。
手袋は食事の時には外す必要があるので注意しましょう。

【図解】葬儀・通夜で平服と指定された時は?

ブラックスーツ

最近では故人と近しい関係の方が集まり行われる『家族葬』も増えています。
家族葬の際の葬儀では、親族は準喪服・それ他の人は略喪服で参列するのが一般的です。

家族葬はあくまで葬儀の形式のうちの一つですので、基本的な服装マナーは葬儀の際と同じです。
しかし、平服についての正しい知識がないと、場に適さない服装になってしまう可能性があります。

ここでは、平服を指定されている際の服装をご紹介していきます。

正しい平服

平服は普段着のことですが、葬儀や通夜にTシャツやジーパン、といった格好で参列するべきではありません。

平服が指定されている際の正しい服装は、 略喪服 です。

『平服で参列する』というのは、『そこまでかしこまる必要はない』という意味であり、適当な服装で行くことはマナー違反になる可能性があります。

男性の略喪服

男性 平服

男性の略喪服で好ましいとされているのは、

  • 地味な色合いのスーツ
  • 白無地のシャツ
  • 黒無地or黒の織り柄のネクタイ
  • 飾りが少なめのシンプルな靴

というものです。
派手すぎないものが無難であると言えるでしょう。

シャツに関しては、ボタンダウン(襟をボタンで留めるもの)は避けましょう。

女性の略喪服

女性 平服

女性の略喪服で好ましいとされているのは、

  • ワンピース
  • スーツ
  • アンサンブル
  • パンツスーツ

です。こちらも男性と同様に、地味な色であれば紺やグレーでも問題ありません。

柄は、無地に近いものや織り柄、ストライプやチェックなどのものも選べます。
ただし、露出の多い開いた襟のものやノースリーブのものは選ぶべきではありません。

略喪服の際のアクセサリー

略喪服の際にも、結婚指輪以外のアクセサリーはつけないほうが良いでしょう。
葬儀の時の服装マナーと同じで、一連の真珠のネックレスであれば大丈夫だとされています。

子供の略喪服

お子さんや学生の場合の略喪服は、形式に注意する必要はありません。普通の葬儀の際と同様に、制服で参列することが一般的です。

平服に関してはこちらもご覧ください。

急な訃報でも偲ぶ気持ちを忘れずに

ここまでこの記事では、

  • 葬儀・通夜の女性の服装
  • 葬儀・通夜の男性の服装
  • 葬儀・通夜の子供の服装
  • 葬儀・通夜でのアクセサリー
  • 葬儀・通夜で平服と指定された時の服装

の順にご紹介してきました。

いきなりの訃報の際、特にすぐに行われる通夜の服装に困ることは多いと思います。

故人と近い関係であればあるほど悲しみが大きく、服装のことにまで細かく気を配ることはできないと思います。しかし、そんな状況であるからこそ、故人のことを第一に考え、きちんとマナーを守った服装をすることを心がけてほしいです。

みん終編集部

みん終編集部です! みんなの終活ドットコムでは、終活・ライフエンディング、葬儀のマナーやお墓選びなど、終活の知りたいに答えます!

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