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葬儀

喪章(リボン・腕章)とは?相場や購入場所を解説!作り方や付け方も

喪章とは、葬式や告別式など、規模の大きい式において、遺族側と会葬者を見分けるためにつける布のことです。

めったにつけることがない喪章ですが、体の左側につけるなどのマナーもありますので、これを参考に喪章を正しく使うようにしてください。

喪章(リボン・腕章)とは?相場や購入場所を解説!作り方や付け方も

喪章とは

喪章

喪章とは、本来、 故人の死を悼む気持ちを表すためにつける黒い布 のことです。
最近では、遺族もしくは、葬儀関係者であることを示すためにつけることが多いです。

海外では、 ブラックフォーマルを着なければいけないという決まりが無い分、喪章は必ず付けるほど重要なもの になっています。

喪章の由来

昔の日本の葬儀においては、遺族側が白装束を着用し、弔問客は羽織袴を着用するのが一般的でした。
そのため、遺族側か参列者側を見分けるのは非常に容易でしたが、遺族と弔問客のどちらも黒い喪服を着用するようになり、見分けができなくなってしまいました。

そこで、 見ただけでどちらの立場であるかすぐにわかるように喪章を遺族側がつけるようになった と言われています。

喪章と喪服の関係

喪服

喪章つけるか否かは規模や喪服の種類によって変わります。
ここでは喪服とつけるタイミングなどを解説していきます。

喪服

正式礼装・準礼装・略礼装の3つがありますが、喪主は正式礼装をするのが一般的です。

また、参列者は遺族よりも高い格式の礼装は着用しませんので、正式礼装を着用している時点で、遺族、喪主であることはわかります。
以上の理由から、喪主や施主の方は準礼装しか用意できなかった場合には、喪章を活用し、モーニングコートなどを持っている方は、 喪章は必要ないと言えます。

それでは男性・女性の正式礼装を見ていきましょう。

男性の正式礼装

喪服 スーツ

正式礼装とは、男性であれば、モーニングコートや黒の紋付袴を指しています。

男性の喪服に関しては、こちらを参考にしてください。

女性の正式礼装

正喪服

女性は、黒無地で五つ紋や家紋付きの着物かブラックフォーマルと呼ばれるアンサンブルやワンピースを指します。
この五つ紋は、女性が家を出る時に守り神として付いているもので、独特のものとなっています。

女性の喪服に関しては、こちらを参考にしてください。

葬儀やお通夜、告別式でつける

喪章をつけるは、葬儀やお通夜、告別式においてです。
理由は、 規模の大きさ です。

49日法要や1周忌、3回忌では、参列する方の人数が少しずつ少なくなっていくのが特徴です。

それとは異なり、 人数も規模も多い、葬儀などでは喪章をつける ことが多いのです。

喪章をつける人の範囲

喪服

喪章は、普通に会葬される方はつけません。
遺族側が喪章をつけるのが基本で、もし、遺族側に受付を頼まれたりした場合で、 葬儀の運営側になる際は喪章をつけます。

故人を弔う意味をもつ喪章ですが、誰でもつけていくものではないことは意識しておくようにしましょう。
一般的には、故人の 4親等までがつけることになっていて、遺族全員がつけるものではない点 には注意してください。

また、葬儀や告別式の規模によっては、受付や案内などを葬儀社のスタッフが務める場合、スタッフも喪章をつける場合があります。
近年では、 家族葬 といって、近親者以外は呼ばない葬儀も増えており、そういった場合は、喪章をつけることはありません。

喪主の礼装が正式礼装である場合などは、喪章をつけない場合が多いです。

喪章の相場

費用

喪章は、どのくらいの価格で販売されているのでしょうか?

喪章にはリボン型と腕章型がある

規模が比較的大きい葬式や告別式の場では、葬儀社や遺族と参列者を見分けるために喪章をつけますが、付ける喪章には、リボン型と腕章型があります。

胸元に安全ピンで止めるリボン型が一般的で、安価でもあるため喪服の上から付けるには、目立ちにくさはありますが、 葬儀運営側の人数が多い場合には、向いていると言えます。

腕章型は左腕の二の腕のあたりに巻く形でつけます。
目立ちやすく、運営側であるのが非常に強いため、遺族が付けることはあまりありません。

喪章の金額相場

リボン型であれば、 下の商品のように10枚セットで2百円~5百円ほど、腕章型は、3百円ほど となっています。

弔用リボン記章 ビラ 10枚セット 黒色
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腕章だけの販売だけでなく、ほとんど葬儀の場でしか使わない、下の商品のように 黒のネクタイ などとセットで販売されているものもあります。

(ハビラモード) HAVILAH MODE フォーマルネクタイ 黒 無地 喪章付
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喪章の購入場所

購入

喪章を売っているのは、 葬儀社、仏具店、斎場周辺のコンビニ などです。

リボン型のものであれば、文房具店に売っている場合もあります。

また、腕章タイプのものであれば、葬儀社が貸してくれる場合もありますので、事前に確認を取っておくといいでしょう。

ですが、上記でも紹介したように、ネットで簡単に購入できますし、価格帯も幅広く非常に便利ですので、喪章などと合わせて葬儀や法要で使うものを揃えておいてもいいかもしれません。

少し逸れますが、ネットで購入しておくと便利なのが、袱紗(ふくさ)や切手盆です。

袱紗とは、香典やお布施を包む際に用いる、絹や縮緬(ちりめん)でできている小さめの布のことで、切手盆とは、小さめのお盆のことで、この二つはセットで用いることもあります。

お布施などは特に、手渡しで渡すことが非常に失礼ですので、袱紗でお布施を包み、切手盆に載せて渡すのが正式なマナーなのです。

袱紗に関しては、こちらを参考にしてください。

喪章の作り方

方法

喪章の自分での作り方も解説していきます。

リボン型の喪章の作り方

リボン型に必要なのは、黒いリボンと安全ピンとハサミとミシンです。

  1. 横幅が2センチ〜3センチで縦が10センチほどの黒いリボンを用意します。
  2. 片方の先をギザギザに切っていきます。
  3. ギザギザではない方にアイロンをかけます。
  4. 1センチほど折り返して輪っかができるようにミシンで縫い付けます。
  5. そこに安全ピンを通して完成となります。

腕章型の喪章の作り方

腕章型の喪章に必要なのは、黒い布、芯地、ミシンです。
喪章の形が崩れるのを防ぐため に芯地は必要になります。

  1. 適度なサイズに切った黒布に芯地を重ね、縫い合わせておきます。
  2. 喪章を付ける人の二の腕の太さに合わせ、適度な長さになるようにします。
  3. 芯地の長さを黒布よりも少し短く取り、幅を黒布の半分にします。
  4. 縫い代をしっかりと縫い付けながら、芯地と黒布を重ね合わせて縫います。

喪章の付け方

喪服 合掌

では、喪章はどのようにつけるのでしょうか?

どこにでも付けていいというわけではありませんので、しっかりとマナーを知って付けるようにしましょう。

喪章を付ける際の大前提は、 必ず左側に付ける ということです。

リボン型であれば左胸に、腕章型であれば、左腕の二の腕に付けます。

なぜ左側なのでしょうか?
理由は、 葬儀において本尊の右側、つまり、本尊に向かって左側が高位・上座だと言われているから です。

亡くなった方を敬意とともに弔うために左側に付けるようにしましょう。

喪章は喪服の代わりではない

喪章をつければ、私服でもいいというわけではないことに注意しましょう。

喪服を持っていない場合は、すぐに購入するかレンタルするようにしてください。

遺族として参列した方に不快な思いをさせないように、 喪章をつけるかどうかに関係なく、喪服を着用するのが礼儀と言えます。

喪章本来の意味を知っておく

喪章の由来や作り方まで見てきました。
人生において、自分が喪主や遺族になることは多くはありません。

そのため、喪章を付ける意味などあまり考えないことが多いはずです。

ですが、喪章は亡くなった方を弔うための重要なアイテムの一つですので、間違った付け方をしないようにし、しっかりと葬儀に望めるようにしてくださいね。

日本では、喪章をつける習慣がそこまで浸透していないからこそ、使うときは正しいマナーで使いたいですね。

みん終編集部

みん終編集部です! みんなの終活ドットコムでは、終活・ライフエンディング、葬儀のマナーやお墓選びなど、終活の知りたいに答えます!

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