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お墓・霊園

墓じまいとは?費用相場や手続きを解説!永代供養・散骨を選ぶ人が多い?

今日では、墓じまいを決意する人が増加しています。
それには、少子化や核家族化など様々な理由が挙げられます。

こちらの記事では、そういった墓じまいに関して、その意味や手順、墓じまいをするにあたってかかる費用やその内訳、墓じまい後の遺骨に関して、細かく解説していきます。

 墓じまいとは?費用相場や手続きを解説!永代供養・散骨を選ぶ人が多い?

墓じまいの意味

墓じまい

墓じまいは、 お墓の中の遺骨を別の墓地や永代供養墓地に移し、それまであった墓石を撤去してその場所を更地にすること です。

お墓は、お墓参りなどを通して、お墓周辺の清掃や墓石の手入れが行われることで守られます。

しかし、 勤務地が変わる ことや、 高齢で体力的に辛くなってしまう こと、また、 経済的状況の変化 からお墓を管理できなくなってしまうことがあります。
そういった場合に、墓じまいをして遺骨を移すことで、今後も供養し続けられるようになるのです。

墓じまいが増加している理由

法事

なぜ墓じまいが近年増加しているのかという理由については、以下のことが挙げられます。

  • 少子化
  • 常識の変化

少子化

少子化や核家族化 によって、子供一人一人がお墓を管理する際の負担が大きくなっています。
負担は経済的な側面に加えて 心理的・身体的な負担 も含みます。

お墓の管理の苦労を目の当たりにしたり、実際に経験し始めたりした親世代が、 子供たちに苦労をかけないように と、先祖のお墓を自分の代で墓じまいし、 自身は永代供養を希望する ケースも増えています。

常識の変化

もう一つの原因である、 「常識の変化」 とはここでは二つの意味を持ちます。

それは、 「生まれ育った場所で働き、一生を終えるという考え方が弱まったということ」「その後の子孫に負担をかけたくないという親の世代の考え方が変化したこと」 の二つです。

昔は 生まれた地で一生を終える ことが、一般的な考えとしてありました。
しかし今日では、 地方に住む方が上京 したり、結婚を機に 生まれ故郷を離れる ことは少なくありません。

このような考え方の変化に伴い、 今住んでいる家から遠く離れた先祖の眠るお墓に行くことが困難である ケースも増え、墓じまいにつながったと考えられます。

【口コミ】墓じまいのきっかけは何でしたか?

上記では、墓じまいの増加理由を見ていきました。
では、実際墓じまいをされた方はどのような事を思ったのでしょうか?

そこで、墓じまいをされた方の口コミを紹介していきます。

60代 女性

加齢により遠方の墓に行くのが億劫になり、墓じまいをする決断をしました。親戚などの親族に説明する事が1番大変でした。しかし、結果的には墓じまいをして良かったと思っています。

40代 女性

父方の祖父母が亡くなり、現在住んでいる場所から車で約2時間掛かる母の実家近くにお墓があり、母も80代になって今後お墓の世話を長く続けていく事が困難と考え、墓じまいをしようと思いました。ネットで調べたり、住職の方に相談したりしました。現在の家の近くの寺に永代供養して頂く事になりました。父も墓が近くなって喜んでいて、墓じまいをして良かったです。

40代 男性

自分達と親の住んでいる県が違い、お墓参りをするのにとても大変だった為一つにまとめようと墓じまいをしようと思いました。墓じまいをするのには、様々な手続きがありとても大変でした。しかし、墓じまいをしてお参りしたいときにすぐに行けるようになったことは本当に有難い事です。

自身が高齢になり、お墓の維持が難しかったり、継承する人がいないといった問題から墓じまいを選択する人が多いようです。
ここからは、実際に墓じまいを行う手順を詳しく解説していきます。

墓じまいの手順・手続き

墓じまい

上記では、墓じまいの口コミを紹介しました。

墓じまいと一言にいっても、単純にお墓の撤去をし、その場所を更地にすればいいというわけではありません。
墓じまいをするにあたって、事前準備や、その後にもしなければならないことがいくつもあります。

それらの手順は順番に、

順番 内容
親戚との相談
墓じまい後の供養方法の決定
墓園管理者への相談
お墓を撤去する石材店の決定
遺骨の移転先の準備
各証明書・許可書の準備
閉眼供養
墓の撤去
遺骨の処理・移動

となります。

以下では一つ一つの手順について、細かく解説していきます。

親戚との相談

墓じまいをすることは、とても 重要な決断 です。
誰にも相談せずに墓じまいをしたり、親戚が納得しないうちに決行すると、後に 大きなトラブルになりかねません。

ですので、墓じまいをする際には必ず親戚に相談をしましょう。
トラブルを避けるためにも、

  • 墓じまいをする理由
  • 墓じまい後の遺骨について
  • 墓じまいにかかる費用をだれが払うか

ということは必ず伝え、相談しましょう。

墓じまいをする理由

墓じまいというのは先ほども伝えたとおり、大きな決断です。
なぜ墓じまいを決めたのか 、その理由はしっかりと伝えましょう。

墓じまいの理由を伝えれば、今まで お墓の管理にかかっていた負担を分散 させることができるようになり、墓じまいをせずに済む場合もあります。
親戚間でのトラブルを避けるためにも、墓じまいの理由を必ず伝えましょう。

墓じまい後の遺骨について

墓じまい後の 遺骨をどのようにするのか も重要な話です。
墓じまい後に、別の墓園に新しくお墓を作り、そこに遺骨を移す場合や、永代供養をする場合には、移動した後にも手続きや管理が必要です。

そこで、 場所はどこに移転するのか誰が手続きをするのか管理費はだれが負担するのかな どは話し合う必要があります。
今後のことも考えたうえで、墓じまい後について慎重に決めましょう。

墓じまいにかかる費用をだれが払うか

墓じまいをする際に、 閉眼供養や墓石の撤去 など、様々なタイミングで料金が発生します。
その金額は非常に大きなもので、墓じまい後の遺骨をどのようにするかによっても異なりますが、一般的に 100万円以上必要 になることも少なくありません。

先祖のお墓を守るのは長男の役割である という考えが古くからありますが、ここまで大きな金額を負担することは簡単なことではありません。
地方ではこういった考えが根強く残っているところもありますが、 必ずしも長男がすべての費用を負担する必要はありません。

兄弟や姉妹などの親戚がいれば、 一人一人の負担を減らす ことにもつながります。
お金の話なのでトラブルにつながりやすい問題ではありますが、一つずつ丁寧に話を進め、皆が納得のいく決断をしましょう。

墓じまい後の供養方法の決定

お墓

先にも話がありましたが、墓じまいをするにあたって、 遺骨をその後どのようにするか を決めなければなりません。
遺骨の墓じまい後にどのようにするかという選択肢としては

  • 他の墓園に移す
  • 永代供養
  • 散骨
  • 手元供養

といったものが挙げられます。
以下、それぞれについて解説します。(後ほどさらに細かい解説もしていきます。)

他の墓園に移す

一言にほかの墓園に移すといっても、他の墓園に 新しくお墓を作ってそこに遺骨を納骨する 場合や、 元の墓石を別の墓園に移動させて遺骨を納骨する 場合など方法は様々です。

この方法は、主にお墓の管理者の働き場所が変わるなどの理由から、 墓じまい前のお墓に行くことが困難な場合 に行われます。

ここでは、墓じまい後の遺骨の行き先について紹介しますが、それぞれ後項で詳しく説明していますので、そちらも参考にしてください。

永代供養

永代供養とは、寺院や霊園が これまでの管理者に変わってご先祖様の供養をする ということです。
未来永劫供養しつづけてくれるというわけではなく、 一定の期限がある のでご注意ください。

また、その期限が過ぎたときに遺骨がどうなるのかというと、その方法は永代供養の管理者によって異なり、 土に埋葬する 場合もあれば、 他の遺骨とともにお墓に入り供養される など様々です。
契約する際に確認しておきましょう。

散骨

散骨する場合、 自治体によってはその地域での散骨が禁止されている 場合もある為、気をつけましょう。
多くの場合、 遺骨を粉末状にする必要があります。

散骨を選ぶ理由としては、身体的にお墓参りをすることが困難であったり、 経済的にお墓の管理をしていくことが困難 であったりすることなどが挙げられます。

手元供養

手元供養は、その名の通り 遺骨を自分の手元で管理し、供養する ことです。
手元供養の方法としては、そのまま骨壺を家で管理するという方法もありますが、最近では、 遺骨を粉末状にして小さな骨壺に収納 したり ペンダントなどに入れて持ち歩く という方法もあります。

今日ではデザイン性の高いペンダントも増えており、 生活になじみやすい ものになっています。
手元供養をする理由としては、 身体的にお墓参りをすることが困難 であること、 経済的に今後お墓の管理をしていくことが困難 なことなどが挙げられますが、 故人を身近に感じていたい といった理由もあります。

墓園管理者への相談

打ち合わせ

親族からの了承を得ると同時に、墓じまい前の墓園を管理していた、 お寺の方や管理事務所へしっかりと相談 をしなければなりません。
お墓の管理費はその土地の所有者にとって、 大きな収入源のひとつ でもあります。

勝手に墓じまいを始めてしまうことや、説明が不十分であることなどがトラブルにつながってしまい、 高額な料金を請求されてしまう というケースもあります。
なるべくトラブルを起こさないためにも、 墓じまいに至った理由 や、 どのように墓じまいを行うか などは明確に話しましょう。

中には墓じまい後の遺骨をどうするか、どういった手続きが必要かなど、 相談に乗ってくれるところもある ので、何か疑問があれば、相談してみるのも良いでしょう。

また、寺院墓地の場合、墓じまいをしすることは その寺院の檀家であることをやめる 、つまり、 「離壇する」 ということです。
そこで、これまで墓園自体の管理をしていたことや、各種手続きに答えてくれていたことに対しての感謝として、 離壇料が必要 になります。

金銭の話ですので、そこでもめてしまいトラブルにつながることも考えられます。
慎重に話を進めていきましょう。

墓じまいの手順のひとつの中にある閉眼供養の際には 僧侶による読経 もあります。
事前に僧侶の方に 日程の調整をしておきましょう。

お墓を撤去する石材店の決定

もともとお墓がある土地はその墓園の所有者である 行政やお寺の物 です。
なので墓じまいをするにあたって、 お墓を撤去し、その場所を更地にする必要があります。

その作業を引き受けるところが 石材店 です。
石材店は、お墓を建てる業者ですが、 撤去作業も専門 としています。

基本的には お墓を建てたときの石材店に依頼 します。
しかし、お墓を建ててから時間が経ち、建立の際に依頼した石材店が無くなってしまっていたり、わからなくなってしまっている場合もあります。

そういった際には、その現状を墓園の管理者に伝え、 提携している石材店などを紹介 してもらいましょう。

お墓の形状や大きさその墓園の立地 などで費用は大きく変わりますので、石材店を選ぶ時には事前にそのような 情報を把握 しておき、しっかりと 見積もりをだして決定 しましょう。
また、遺骨を取り出すにあたって 閉眼供養を行う日にも石材店の方は必要 になるので、事前に日程調整をしましょう。

遺骨の移転先の準備

仏壇 種類

墓じまいをするにあたって、手元供養や散骨のなどと異なり、別の墓園に移す場合や、永代供養のを選ぶ場合、その移転先の準備も早い段階で必要になります。

以下では、 別の墓園に移す場合永代供養の場合 に分けて、それに必要な準備について解説していきます。

別の墓園に移す場合

遺骨を別の墓園に移す場合、まず決めなければいけないことは、 次の墓園の場所 です。
今後も、そのお墓の管理をし続けられるかどうか、管理費のことなども考えたうえで、親戚同士で相談しながら決断しましょう。

また、 墓石の準備もしなければなりません。
新しくお墓を作るのであればその形状や大きさなど考えておきましょう。

元の墓石を再び使うことを検討しているのであれば、その 墓石を移動できるかどうか を、もとの墓園だけでなく次の墓園にも確認しながら、石材店と相談しましょう。

永代供養の場合

永代供養を選ぶにあたって、まずしなければならないことは 永代供養方法の決定 です。
永代供養にはいくつも方法があり、ほかの方の遺骨と一緒に納骨する 集合墓や合祀墓(ごうしぼ) や、一つ一つ分かれているロッカー型や、仏壇型に納骨する 納骨堂 、木を植えて、その下に遺骨を納骨する 樹木葬 などがあります。

そして、その永代供養を決めたら、 場所を探して申請 します。

他の墓園に移したり、 永代供養にする場合は、埋葬証明書、受入証明書、改葬許可証が必要 になります。
ここからはそんな必要な書類に関して解説していきます。

各証明書・許可書の準備

書類

墓じまいをするに当たり、いくつかの手続きの中で必要な書類があります。
それは

  • 埋葬証明書
  • 受入証明書
  • 改葬許可証

の三種類です。

埋葬証明書

埋葬証明書は、そのお墓の中に眠る 遺骨がだれのものかなどを証明するもの です。
埋葬証明書はそのお墓のある墓園の管理者である、 お寺や管理会社に連絡 し、 埋葬証明書の発行を依頼 することで手に入れることができます。

遺骨を取り出す際の確認のためにもつかわれます ので、事前に準備しましょう。

埋葬許可証に関してはこちらの記事を参考位にしてください。

受入証明書

受入証明書とは、別の墓園に遺骨を移動させる場合や、永代供養を選択した際に、 移動先が実際に受理していることを証明 するものです。

この書類を見せることで、墓じまい前の墓園管理者に、実際に遺骨が移動されるという確認ができます。
墓園によっては 墓じまい前にこの書類を必要とするところもある ので、確認しましょう。

改葬許可証

改葬許可証は、別の墓園に遺骨を移動させたり永代供養するための墓じまいをする時に、 遺骨の取り出しを行政が許可することを証明 するものです。
改葬許可証は 墓じまい前のお墓のある地域の地域自治体に申請 することで発行できます。

改葬許可証を発行するには、先に述べた「埋葬証明書」、「受入証明書」、さらに 「改葬許可申請書」 が必要になります。
改葬許可申請書は、基本的に地方自治体のホームページなどでダウンロードすることができますので、そこから手に入れましょう。

もしなければ自治体に電話をして確認しましょう。
自治体から離れたところにお住いの場合は、改葬許可証を 郵送で送ることができる場合もある ので確認してみましょう。

散骨する場合や、手元供養する場合など、 遺骨を改葬しない場合には必要ありません。
発行するにも費用がかかってしまうので、必要かどうかの確認は検討は入念に行いましょう。

改装許可証に関してはこちらの記事を参考にしてください。

閉眼供養

合掌 女性

ここからは実際の墓じまいを行う際の解説になります。
まずは閉眼供養を行います。

閉眼供養とはお墓から実際に 遺骨を取り出すときに行われる儀式 です。
お墓は故人の魂が宿る といわれており、閉眼供養をすることで、お墓から故人の魂をとりのぞき、 お墓石を元の石に戻します。

この作業をしなければ、 故人の魂が宿ったまま墓石を撤去することになってしまう ため、忘れず行いましょう。
閉眼供養は主に 僧侶の読経参列者のお参り からなります。

閉眼供養も一つの大切な法要行事ですので、参加できる親族は参列しましょう。
そして、閉眼供養をした後に石材店の方と遺骨を取り出して終了します。

閉眼供養に関してはこちらの記事を参考にしてください。

墓の撤去

閉眼供養をして、遺骨も取り出し、お墓が墓石のみになったら、 お墓の撤去作業に入ります。
撤去作業は それまでの準備段階で依頼しておいた、 石材店が行います。

撤去作業は、早ければ閉眼供養後に行われ、別日にする場合でも、遅くとも 閉眼供養後の数日の間で行われる ことが多いです。
お墓の撤去作業としては、 墓石を取り除き、その土地を更地にして完了 となります。

遺骨の処理・移動

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長い間、お墓の中に埋まっていた骨壺ですが、その 骨壺の中に水や土が溜まってしまっている場合もあります。

そういった場合、 遺骨についた汚れを取り除く必要があります。
自身の手で行うこともできますが、遺骨は繊細なものでもあるので注意して洗浄しなくてはなりません。

そのような汚れてしまった 遺骨の洗浄を行うサービスを提供する業者も存在します。
遺骨に汚れがついてしまっている場合には検討してみてはいかがでしょうか。

さらに、遺骨は、骨壺も含めると大変重くなってしまいます。
そんな時に、 遺骨を郵送するサービス を使うと便利です。

遺骨の郵送は日本郵便しか今のところ扱っていません。
もし、 郵送する際にはゆうパックを活用 しましょう。

墓じまいの手順に関してはこちらも参考にしてください。

墓じまいの平均費用・相場

お金

墓じまいをするにあたって、それにかかる費用は気になる疑問の一つだと思います。

墓じまいのみにかかる金額は平均的に30万円~80万円 ほどです。
そして、墓じまい後の永代供養や、別の墓園を用いる場合にかかる 平均金額は20万円~150万円 ほどになります。

一通りの墓じまいにかかる平均的な金額は合計して、 100万円~200万円程度 になります。

墓じまいの費用に関してはこちらの記事を参考にしてください。

墓じまいの費用内訳

料金

墓じまいにかかる費用の平均を解説しましたが、こちらではその内訳について解説していきます。
墓じまいの際にかかる費用の主な内訳は、

  • 各種書類の発行手続き料
  • 離壇料
  • 開眼供養料
  • お墓の撤去・更地にする工事費用
  • 新たに納骨法要をする場合の費用

が挙げられます。

各種書類の発行手続き料

墓じまいをするにあたり、埋葬証明書、受入証明書、改葬許可証などが必要になりましたが、 自治体や管理会社によっては発行手数料がかかります。

それぞれ、手数料は 数百円~1000円 ほどかかり、埋葬証明書に関しては一体につき料金が発生するため、合計で 2000円~5000円 ほどかかります。

離壇料

離壇する際、これまでの管理や、各種手続きに対してのお礼として離壇料を支払います。
離壇料はの平均は、 地域やそのお寺との関係の深さによっても様々 で、 数万円というところから20万円ほど必要な場合もあります。

地域の方や、親戚、または*_お寺に直接相談 *_して、金額を決めましょう。

離檀料については、こちらの記事も参考にしてください。

閉眼供養料

香典金額

閉眼供養の際には、 法要と同じように僧侶にお布施を支払います。
その金額の平均は 3万円~5万円程度 とされています。

お墓の撤去・更地にする工事費用

お墓を更地にする際にも、もちろん 石材店に料金は支払います。
お墓の形状や、大きさなどによって料金は様々ですが、一般的に 1㎡あたり10万円程度 が相場とされています。

一般的なお墓の面積は約1.5㎡といわれているので、 15万円程度が平均といえます。

お墓の立地によっては、重機等が入れず、 50万円以上の料金が必要になる場合もあります。
事前に見積もりを出してから依頼 しておきましょう。

新たに納骨法要をする場合の費用

新たに納骨法要する場合もまた、 僧侶の方にお布施を支払います。
その金額の平均もまた、 3万円~5万円程度とされています。

また、新たに納骨をする場合、その納骨方法によっても金額は大きく異なります。

金額は以下の三つのお墓の様式によって異なります。

  • 墓じまい後に一般墓にする場合
  • 墓じまい後に永代供養にする場合
  • 墓じまい後に散骨をする場合
  • 墓じまい後に樹木葬にする場合
  • 墓じまい後に手元供養にする場合

墓じまい後に一般墓にする場合

お墓

新たに墓石を準備する場合には、 平均で150万円~200万円ほどかかります。
お墓を建てる場合の費用は 決して小さな金額ではありません。

そのお墓と 今後長きにわたってお付き合いしていく こともしっかりと考慮して、親戚などとも相談しながら最適な霊園やお墓を選びましょう。

墓じまい後に永代供養にする場合

永代供養をする場合は、 ロッカー式や自動搬送式 など様々な種類がある 納骨堂 や、様々な形をした 合祀墓 など非常に多くの方法があります。

そのため金額の相場も大きくなり、一般的なものの金額では 15万円~150万円ほどです。

納骨堂の費用に関してはこちらを参考にしてください。

墓じまい後に散骨をする場合

海

個人で散骨を行う時は、骨を粉末状にすることに 2万円~4万円程の費用 と、海や山などで行うことが多いので、そのための 交通費 などがかかります。

業者に完全に委託して散骨をする場合 は粉骨などの費用もセットになっていることもあり、 総額で4万円~6万円程度。
業者の用意する船などを使って海などで自身お手で散骨する場合 は、 10万円〜30万円程です。

散骨の費用に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

墓じまい後に樹木葬にする場合

樹木葬を行う場合、樹木葬の様式によっての変化もありますが、 相場としては10万円〜60万円程です。

樹木葬の費用に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

墓じまい後に手元供養にする場合

手元供養の場合、 遺骨をそのまま納骨する場合 は、新たに骨壺を用意する必要があるため、その 骨壺代がかかります。
骨壺の形は様々で、 小さなものでは500円程度 のものから、漆を用いたものだと 数十万円かかるものまであります。

また、 ペンダントタイプのものを用いる 場合には、 遺骨を粉末状にする必要もある ので、粉末にすることに、 2万円~4万円程度ペンダントに5千円~5万円ほどかかります。

墓じまい後にやること

真里山

これまで墓じまいについて解説してきましたが、墓じまい後に遺骨を処理しなくてはいけません。
ここからは墓じまい後に別の場所に遺骨の納骨するときの方法について、

  • 墓じまい後の遺骨の扱い①永代供養
  • 墓じまい後の遺骨の扱い②散骨
  • 墓じまい後の遺骨の扱い③樹木葬
  • 墓じまい後の遺骨の扱い④手元供養

以上の4つに分けて説明していきます。

墓じまい後の遺骨の扱い①永代供養

献花

永代供養をする場合、手続きは簡単に済むものではありませんので、墓じまいの準備段階でその永代供養をする方法や場所を決め、手続きをしたほうがいいでしょう。

永代供養の方法

永代供養の方法としては、主に以下の二つの供養方法が挙げられます。

  • 納骨堂
  • 合祀墓

納骨堂

納骨堂は、個人や夫婦など自身の希望とする単位で、ご遺骨を納骨することができる収骨スペースを持つ建物です。
一般的には一定期間その納骨堂の運営元が故人の供養をした後、合祀墓と言われる不特定多数のご遺骨が収められたお墓に埋葬されます。

合祀墓

墓じまいの後、直接遺骨を合祀墓に納骨する場合もあります。
合祀墓は先にも述べたように不特定多数のご遺骨が収められるお墓で、その運営元によって異なりますが、永代に渡り供養されるお墓でもあります。

納骨堂

墓じまいから永代供養の手続き

永代供養の方法が決まったら、 場所を決めましょう。
今後もお参りに来ることも考えて親戚同士で決めていきましょう。

そして、永代供養の手続きを行います。
その際には、 改葬許可証が必要 になりますので、墓じまいの際に必要な書類に合わせて用意しておきましょう。

実際に墓じまいが終わったら、永代供養に移ります。
まずは、故人の遺骨を用意し、埋葬する場所に持っていきます。

永代供養の場所に遺骨を収骨したら、 開眼供養を行います。

開眼供養では、 僧侶の読経や参列者の合掌 を通して、そのお墓に 故人の魂を入れます。
開眼供養が終わったら、永代供養の完了となります。

永代供養に関してはこちらの記事を参考にしてください。

開眼供養に関してはこちらの記事を参考にしてください。

墓じまい後の遺骨の扱い②散骨

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散骨をする場合の準備としては、 遺骨を粉末状にする ことが挙げられます。
遺骨を 粉末状にせずに散骨すると、法律に抵触してしまう 場合もあります、気をつけましょう。

骨を粉末状にすることを専門に取り扱う業者 があるので、そこを活用しましょう。
また、散骨するうえで、 遺骨を撒く場所 にも気を付けなければいけません。

川などの人々の 生活に密接に結びついている場所 や、 他人の私有地 などは迷惑になるので、散骨しないようにしましょう。
また、 条例などで禁止されている地域 もあります。

散骨の際には必ず確認しましょう。

散骨に関してはこちらの記事を参考にしてください。

墓じまい後の遺骨の扱い③樹木葬

樹木

樹木葬の納骨方法

樹木葬を行う場合、まずはじめに以下の3つの中から埋葬方法を決定しなければなりません。

  • 個別型
  • 合同型
  • 合祀型

個別型は樹木のもとで納骨室が一つ一つ別れており、 従来のお墓と同じような形で供養することができます。
合同型は、骨壷に入れたまま埋葬されるため、他人の遺骨と混ざることはないものの、個別型と異なり同じスペースへ複数の骨壷が入ります。

一方合祀型は樹木のもとに、 不特定多数のご遺骨と一緒に故人の遺骨を納骨して、供養する 方法です。

樹木葬

散骨とは異なり、 いつでもお墓参りができる ことや、個別型の樹木葬を選べば 一般的なお墓ど同じようにお墓参りをすることができます。

「墓じまいの費用内訳」でも述べましたが、 樹木葬には埋葬方法に違いがある++ため 金額にも大きな違いがあります。**
自身の予算や希望に沿った供養ができるようにしましょう。

樹木葬に関してはこちらの記事を参考にしてください。

墓じまい後の遺骨の扱い④手元供養

骨壷 遺骨

手元供養という方法を選ぶ場合、その遺骨の保存方法は、 骨壺に入れて家に置く方法 と、 ペンダント型のものに遺骨を入れて身につける方法 があります。

骨壺に入れる場合、お墓に入っていた時の骨壺を使うことは経年劣化も考えると難しいので、 新しいものを用意 しましょう。
手のひらサイズの小さなものから、大きなものまで様々な骨壺があります。

家に置くことを考えて、自分に合ったものを選びましょう。

ペンダント型に遺骨を入れる場合には、 遺骨を粉末状にする必要があります。

ペンダント型のものに関しても最近では様々な形のものがありますので、自分が納得のいくものを選びましょう。
手元供養の場合は、親戚同士で、遺骨を分ける場合も考えられるので、しっかり相談したうえで決定していきましょう。

丁寧な準備で納得のいく墓じまいを

これまで、墓じまいについて、

  1. 墓じまいの意味
  2. 墓じまいが増加している理由
  3. 墓じまいの手順・手続き
  4. 墓じまいの平均費用・相場
  5. 墓じまいの費用内訳
  6. 墓じまい後の遺骨①永代供養
  7. 墓じまい後の遺骨②散骨
  8. 墓じまい後の遺骨③手元供養

に分けて解説してきました。

紹介したように墓じまいには様々な準備が必要ですし、その中にはトラブルにつながりやすいものもあります。
お金が絡むところは特に注意しなければなりません

そこで、一つ一つの手順を丁寧に済ませていき、しっかりと周りに相談を重ね、自身や親せきが納得のいくような墓じまいを行えるようにしましょう。

みん終編集部

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