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仏壇

お盆のお供え物ののし紙!書き方や掛け方は?水引も解説

お盆にお供え物を渡す際は、のし紙をお供え物に掛けるのが一般的です。
まず、のし紙って何なのかと思われる方もいらっしゃると思います。

今回は図解画像を用いつつ、お盆の場合に着目したのし紙の意味や種類、書き方について紹介します。
また、宗教別ののし紙の違いも一部紹介します。

お盆のお供え物ののし紙!書き方や掛け方は?水引も解説

お盆のお供え物とは?のし紙は必要か?

お盆 お供え

お盆とは、 先祖や故人の霊が年に一度、浄土から地上に戻ってくると言われる期間のこと を指します。

お盆は、一部の地域では旧暦から7月13日~16日の時期に行われます。
全国的には、新暦の8月13日~16日でお盆を行うのが一般的 です。

お盆では、先祖や故人のご冥福を祈って供養します。
その中で、先祖や故人に対して、お供え物をするのが一般的です。

お盆については、こちらの記事を参考にしてみてください。

お供え物

お供え物としては、ロウソク・線香や、果物・お菓子・海苔や昆布などの食品が一般的です。

故人の生前に好きだったものを送るのも良いですが、相手方のことを考えて、重なっても困らない物にしましょう。

のし紙

一般的に「のし」というと「のし紙」を指します
のし紙とは、水引とのしをまとめて印刷された上紙のことを指します。

お盆などの弔事では、お供え物を渡す際は、のし紙で包むのが一般的です。

しかし、のしは祝いの際に用いることが多いので 「のしのない」のし紙 にします。

大切な贈り物などの際は、失礼に値することもありますので、気をつけましょう。

お盆のお供え物にのし紙は必要?100名以上にアンケートで意識調査

以上の項目では、お盆とお供え物に関して詳しく見ていきました。
では、実際にお盆のお供え物にのし紙は必要なのでしょうか?

そこでみん終編集部で「お盆のお供え物にのし紙は必要だと思いますか?」というアンケート実際に100名以上に実施しました。

以下のグラフがその結果になります。

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結果として、必要ではないと答えた方が半数以上いるという結果になりました。
しかし、中には必要と思う人もいらっしゃることが分かりました。

相手に失礼だと思われないように、お盆のお供えに適したのし紙の知識を手に入れましょう。
それではお盆のお供えののし紙についてより詳しく見ていきます。

お盆のお供え物ののし紙の種類

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のし紙は、慶事、弔事などによって、用いる種類が異なります。
ここでは、お盆の際のお供え物を包むの用いるのし紙の種類を紹介します。

お盆ののし紙は、地域によって異なります。
大きく、関東と関西の二つに分けられます。

  • 関東
  • 関西
  • 紅白を用いる場合も

関東

水引 黒と銀

弔事では、水引の色は黒白を用いられることが一般的ですが、特に関東などの東日本では、お盆のお供え物でも、 水引の色が黒白 ののし紙を用いるのが一般的です。

関西

水引 白と黄色

関西でも、葬式や初盆などでは、水引の色は黒白です。
それ以外のお盆などでは、、 水引の色が黄白 ののし紙を用いるのが一般的です。

北陸や新潟でも、黄色の水引を用います。

どちらの場合も、色を間違えたから、マナー違反ということにはなりませんが、あらかじめ、その土地の年長者や親族にお聞いておくとよいでしょう。

紅白を用いる場合も

お盆の際に、水引の色が紅白ののし紙を用いることがあります。
お供え物を包む際は用いません。

用いる場面としては、お寺に布施や手土産を持って挨拶するときが挙げられます。
お供え物ののしに関しては、こちらもご覧ください。

お盆のお供え物ののし紙の水引

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次に水引について紹介します。

水引とは、ご祝儀や不祝儀の際位に用いられもので、贈り物の包み紙や封筒にかける帯紐のことを指します。

前述の通り、黒白や黄白・紅白だけでなく、金銀などの色があり、場合によって用いる色が決まります。

ここでは、お盆のお供え物で用いられる、水引の結び方の種類を二つ紹介します。

  • 結び切り
  • あわじ結び

結び切り

お盆 お供え のし

本結びやこま結び・真結びと呼ばれることもあります。
中央で固く結ばれているため、一度結ぶとなかなかほどくことができません。

そこから 「一度だけで終わる」「繰り返さない」「二度と繰り返さない」 といった意味合いです。

弔事や結婚式、法事のお供え物 などで用いられます。

あわじ結び

お盆 お供え のし

あわび結びとも呼ばれます。

結び切りと同じく、一度結ぶとなかなかほどくことができないので、 「一度だけで終わる」「繰り返さない」「二度と繰り返さない」 といった意味合いです。

こちらは、 弔事、慶事 で用いられます。

お盆のお供え物ののし紙の書き方

お盆 仏壇

のし紙に記入する内容と書き方について紹介していきます。
まず、のし紙に記入する際は、筆ペンを用いて書いても特に問題はありません。

筆を用いて書く際は、墨の濃さに決まりはありません。
可能でしたら、 黒色の墨汁を用いて書きましょう。

また、書き方はこちらを参考にしてみてください。

お供え 御供 のし紙

次に、実際にのし紙に記入していく内容について紹介します。

記入する内容は大きく二つです。

  • 表書き
  • 名入れ

表書き

表書きとは、なんのための贈り物かを記載するものです。
のし紙の上部中央に書きます。

水引やのしに、書かないように注意しましょう。
例えば、入学や出産などの祝い事に対しては、「御祝」を記入します。

法事の場合、宗教・宗派によって表書きの書く内容が異なります。
ここでは、特に仏教に関して紹介します。

49日(四十九日)忌前

香典 表書き

お盆が、故人の49日(四十九日)忌よりも前の場合は、のし紙やのし袋には、 「御霊前」 と記入します。

場合によっては、「御供」と記入することもできます。
お供え物としてお金を渡す場合は 「御供物料」 と記入します。

仏教では、49日(四十九日)に、亡くなった人の魂がこの世からあの世に行くと考えられています。

49日(四十九日)前の場合、亡くなった人の魂は、浄土ではなくこの世に残っていると考えられています。

浄土真宗では、のし紙やのし袋に、 「御仏前」「御佛前」 と記入します。

浄土真宗では、人が亡くなると仏様によって、極楽浄土に成仏すると考えられています。

49日(四十九日)忌後

香典 御仏前

お盆が、故人の49日(四十九日)忌よりも後の場合は、のし紙やのし袋には、 「御仏前」「御佛前」 と記入します。

49日(四十九日)後は、閻魔大王に裁かれて、亡くなった人の魂はこの世から旅立ったと考えられています。

この場合も、「御供」と記入することもできます。
お供え物としてお金を渡す場合は「御供物料」と記入します。

浄土真宗では、49日(四十九日)に関係なく、亡くなった時点で成仏すると考えられているので、同様に「御仏前」や「御佛前」と記入します。

名入れ

名入れと は、お供え物を渡す側の名前を記入のことを指します。

表書きの下に、 フルネーム で書きます。
渡す側が複数人いる場合は、連名で書き、立場が上の人を右側にします。

連名する場合は、3名までの名前にしましょう。
4名以上いる場合は、中に名前の書かれた目録を入れておくとよいでしょう。

お盆のお供え物ののし紙の掛け方

お盆

贈り物にのし紙を掛ける方法は、二つあります。

  • 内のし
  • 外のし

内のし

内のしとは、品物に直接のし紙を掛けて、その上に包装紙で包む方法です。
内のしでは、包装紙の内側にのし紙が入ります。

のし紙が包装紙に隠れてしまうので、一目で何が入っているのかわからないという特徴があります。

主に内祝いとして用いられます。

また、外側が包装紙になるので、宅配便で郵送する場合は、中が傷つきにくい内のしの方がよいでしょう。

外のし

外のし

外のしとは、品物を包装紙で包んで、その上にのし紙を掛ける方法です。

外のしでは、包装紙の外側にのし紙が付きます。
そのため、一目で何の祝いなのかが分かります。

特にお盆では、複数人からお供え物をもらうことがありますので、一目で何か分かる外のしの方がよいでしょう。

【コラム】神道の場合のお供えののし

神社

神道の場合のお供えののしについて、紹介します。
神道の場合でもさほど、仏教ののし紙と変わりません。

仏教ののし紙と同様に、関東では黒白、関西では黄白の水引を用いることが多いです。

名入れも同様に行います。
ただし、表書きの記入内容が異なります。

お供えののし紙では 「御供」「奉献(ほうけん)」「奉納」 などと記入します。

またお供え物として、神道では焼香などは行わないので、線香やろうそくをお渡しするのはやめましょう。

お盆のお供え物は考えて渡しましょう

お盆のお供え物について、お供え物の中身やのし紙の種類や内容などについて紹介してきました。

お盆のお供え物は、お菓子や海苔などの日持ちする食べ物が一般的です。
お盆の時期は、遺族は複数からお供え物をもらうことがほとんどです。

もらっても困らないようなものを渡すようにしましょう。

なお、お盆のお墓参りについては以下の記事を御覧ください。

みん終編集部

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