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互助会とは?メリット・デメリット、掛け金・会費相場!解約は?

互助会というものをご存知でしょうか?
互助会とは加入者が毎月一定の額を積み立てることにより格安でサービスを得られるシステムのことを指します。

急な出費を抑えられるなどのメリットがある一方で、解約手数料が高額であるなどトラブルが多くあるのも現状です。
この記事では、互助会についてメリットやデメリットなどについて紹介していくので参考にしてみてください。

互助会とは?メリット・デメリット、掛け金・会費相場!解約は?

互助会とは

葬儀

互助会は、加入者が毎月一定の額を掛け金や会費として支払うことより、冠婚葬祭に対するサービスが格安で受けられる仕組みです。
儀式や儀礼に関する習慣は地域により違いがあるうえ、加入者が儀式に対して希望する内容は異なるため、加入者により掛け金やサービスが異なります。

加入者が支払った掛け金や会費は、結婚式場や斎場を建てるための費用や維持費に使用されます。
加入者にとっての利点は、このようなサービスを低価格で利用できることです。

互助会は、経済産業省の審査を受けた会社が運営し、掛け金の50%は国の制度により保障されているため、倒産してもすべて損になるわけではありません。

互助会は、契約の金額に応じて月々1,000円から積み立てることができ、葬儀や結婚式の積立を行えます。

互助会について、

  • 互助会の特徴
  • 互助会の歴史

これらに関して説明します。

互助会の特徴

互助会の特徴は、 受けられるサービスが限られている ということです。

これは利点にも欠点にもなります。
特に葬儀の場合は顕著に現れます。

愛する家族を失い悲しみに暮れている中で、数多くある葬儀社の中から比較検討するのは現実的に難しいでしょう。
しかし、 加入していることにより提供されている中から選ぶことで故人の供養に費やす時間を増やすことができます。

選択肢が多数あることは利点になりますが別の視点から考えると利点にもなります。
これは、入会することでの欠点とも言え、選択肢が限られてしまうということでもあります。

互助会の歴史

日本に互助会が誕生したのは、終戦3年後の1948年、今から70年ほど前になります。
これは、 冠婚と葬祭の二つの大きな儀式を互いに助け合うことにより行う意味で生まれました。

戦後で物資の少ない中、親は子供の結婚式の花嫁衣裳を買えませんでした。
そこで近所で少しずつお金を出し合い一着の花嫁衣裳を購入。

その衣装を、その地域で結婚する人たちが着まわしたことが始まりとされています。
少しずつ、みんなで出し合うことにより立派な儀式を挙げられるはずと始まりました。

当時は珍しいものとして新聞記事にでました。
しかし、時代とともに徐々に普及していき、現在では互助会の企業数は200社以上とも言われています。

互助会のメリット

メリット

互助会のメリットは大きく分けて6つです。
具体的には以下のものです。

  1. 急な出費を抑えられる
  2. 家族全員がサービスの対象になる
  3. 会員特典
  4. 設備の充実
  5. 引っ越しでも安心
  6. 掛け捨てではない

それぞれについて詳しく見ていきます。

互助会のメリット①急な出費を抑えられる

結婚式は、前もって準備ができるのに対して、 葬儀は突然来ます。
予定外の出費は、家計にとって大きなダメージを与えることになります。

葬儀の費用の全国平均は約200万円となっており、大きな出費になります。
平均的な葬儀の費用の内訳は、会場の手配など葬儀に約130万円、精進落としや通夜振舞いなどの飲食代に約50万円、お布施に50万円というデータもあります。

しかし、互助会に加入することにより、経済的な負担を減少させることができます。

葬式にかかる費用に関しては、こちらを見て下さい。

互助会のメリット②家族全員がサービスの対象

サービスを受けられる範囲は、互助会や契約の内容により異なります。
多くの互助会では、 同居している家族の一人が加入している場合は家族全員がサービスを受けられます。

つまりは、母親の名義で加入している場合でも。子供が結婚式を行う際などに結婚式場を低価格で借りるなどのサービスが受けられます。

また、家族と同居していない場合であっても親族間利用申請を行うことによりサービスの利用ができる場合があります。

互助会のメリット③会員特典

互助会の会員は、 冠婚葬祭の際に式場の利用料などが本来の価格よりも低価格でサービスを受けられます。
また、冠婚葬祭以外でもバスツアーや漫才や落語、ミュージカルが低価格で利用できるプランや互助会があります。

互助会のメリット④設備の充実

入会することで利用できる会場や斎場は 設備が充実していることが多くあります。
儀式の質を高めたいと考えている人にとっては満足のいく形で行えます。

また、結婚式や斎場の運営で育んだノウハウやサービスを利用できるという点があります。
規模の大きなところもあり、飲食や返礼品などを一貫して行うことにより、他よりも低価格で提供される場所もあります。

互助会のメリット⑤引っ越しでも安心

互助会により加入していて、引っ越しをすることになった場合でも全国組織の加盟業者に移籍することが可能です。

移籍先は同じ系列のものでなくても移籍できるため無駄になりません。

互助会のメリット⑥掛け捨てではない

互助会は葬儀保険や火災保険のように掛け捨てではなく積立式になっています。
解約したい場合は、手続きを行うことにより 手数料を差し引いた残金が返されます。

互助会のデメリット

デメリット

主にデメリットとして挙げられるものは以下の4つです。

  1. 解約費用
  2. 倒産のリスク
  3. 費用はすべては賄えない
  4. 場所を好きに選べない

それぞれについて詳しく紹介していきます。

互助会のデメリット①解約費用

途中で解約した場合、解約手数料がかかります。
つまり、積み立てたお金がすべて帰ってくることはなく、積み立てたお金の中から手数料を引いた額が返金されます。

この 解約費用は積立金の15~20%と非常に高くなっており、トラブルになる可能性があります。

互助会のデメリット②倒産のリスク

民間企業であることに変わりはないため、 倒産のリスクもあります。
倒産した場合には、積立金の半分しか返ってきません。

そのため、積み立てたお金が無駄になってしまう可能性があります。

互助会のデメリット③費用はすべて賄えない

互助会の役割は、冠婚葬祭の費用の一部を賄うことが目的なため、大規模なものを行う場合には 100万円 以上の金額が必要になることがあります。

一般的な葬儀であれば、 150万円以上 はかかるため積立金のみでは賄えません。

また、互助会では会員様価格や、会員限定プランなどお得な特典とされていても、元の価格が高額な設定になっており格安なプランとは言えない場合があります。

葬儀のプランの中には、火葬代を含まないものがあるため家族葬で出費を少なくさせたはずなのに、多くの追加費用が必要になったなども多くあるため注意しましょう。

互助会のデメリット④場所を好きに選べない

サービスが利用できる場所は決まっているため、式場や斎場が限られています。
そのため、理想の儀式が行えない場合や加入している場合でも提携先以外で行うと互助会のサービスが受けられません。

仮に、結婚式のために積み立てていたとしても、提携先以外で結婚式を行いたい場合には無駄になる可能性もあります。
しかし、結婚式のために入会したとしても葬儀のサービスを利用できるため加入することで利点は享受できます。

互助会の掛け金・会費相場

金額

互助会の掛け金・会費の相場は合計で 約10~60万円 と大幅に金額に差があります。
そこから、月々払う金額はどのくらいの期間をかけて支払うのかにより異なります。

例えば、48万円の掛け金のコースであれば10年かけて支払うならば月額4000円、20年かけて支払うなら月額2000円と変化します。
また、多くの互助会では満額支払わないと冠婚葬祭のサービスを受けられないなどの決まりがあることがあるため注意します。

月額の会費では、 月額1,000円が最も安く高いところでは月額5000円、もしくは一括払いでサービスを受けることも可能です。

互助会の解約

葬儀会場

近年、家族葬など低価格でも心のこもった供養を行う遺族が増加しています。
しかし、互助会での解約トラブルに巻き込まれる方が多くいらっしゃいます。

団体により、解約を極端に拒み高い解約手数料を得ようとするものもあります。
解約手数料が高すぎるなどの苦情が多く見受けられます。

経済産業省が許可していますが公共団体ではないため、安心・安全と信頼しすぎることは避けましょう。

倒産した場合に積み立て金額の半分が返金されますが、 倒産しない企業ではありません。
実際には、全体の20%が債務超過であるとされており優良企業というわけではありません。

そのため、入会する際には解約する時の条件や得られる特典について中身を確認しましょう。

互助会の解約に関しては、こちらの記事を見て下さい。

互助会について正しく理解しよう

今回の記事では互助会について以下の内容で見ていきました。

  • 互助会とは
  • 互助会のメリット
  • 互助会のデメリット
  • 互助会の掛け金・会費相場
  • 互助会の解約
  • 互助会には悪質なものもある

互助会は、経済産業省が認可を出している企業のみが運営できますが、公共団体ではなく、列記とした民営会社です。
そのため、一度入会したら解約させないようにしたり高額な解約手数料を請求する場合があります。

入会する際は、十分に調べ検討することが大切になります。
また、悪質な互助会に入っていて解約できない場合には、経済産業省の契約者相談室に連絡するとよいでしょう。

互助会の葬儀に関しては、こちらも参考にしてください。

みん終編集部

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