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仏壇

お盆のお供え物はお菓子?お金?選び方やおすすめ商品とのしも紹介

お盆には実家に帰る、といった方多くいらっしゃると思います。
その際に持っていくのが、お盆のお供え物です。

お盆のお供え物って何持っていけばいいのと疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
実際に、お盆にはどの様な物をお供えするのか100人以上にアンケートを行いました。

その結果も踏まえ、お供え物に好ましいものやNGのものなど具体的な商品を含めて紹介します。

お盆のお供え物はお菓子?お金?選び方やおすすめ商品とのしも紹介

お盆のお供え物に持って行くものは?100人に調査

お盆のお供え物にどんなものを用意すればいいのかわからないという人も多くいるでしょう。
みん終 編集部では、実際にお供えしたものを100人以上にアンケートを実施しました。

その結果が以下です。
お盆のお供えものはどのようなものをお供えしますか?

お菓子が最も多い結果となりました。

この記事では、具体的にはどの様なお菓子が良いのか、他にどの様なお供え物があるのかを説明します。
また、お供え物を選ぶ際には、 どの様なポイントで選ぶべきなのか も参考にしてください。

お盆のお供えの意味

お盆 お供え

お盆とは、8月15日前後の13日~16日の期間に先祖や亡くなった人の霊が浄土からこの世に戻ってくると考えられており、その霊を向かい入れて供養することを指します。

(地域によっては7月15日前後の13日~16日の期間で行います。)

お盆では、お盆の始まる日に迎え火といって玄関前にロウソクなどの火を灯して、先祖や故人の霊を迎え入れたり、家族でお墓参りに行ってたりと、様々な供養を行います。

様々な供養の一つに、 お供え があります。

お供えと聞くと、仏様などに対しての献上物といったイメージが浮かぶ方もいらっしゃるかもしれませんが、お盆のお供えでは違います。

先ほども述べましたが、お盆は先祖や故人の霊を迎え入れて供養する行事です。

お盆のお供え物は、そういった 先祖や故人の霊をおもてなしする意味 を持っています。

そのため、お盆のお供え物では故人が生前に好んでいたものを選ぶ方も多くいらっしゃいます。

お盆のお供え物としてよく選ばれているものの一例を紹介します。

お盆については、こちらの記事も参考にしてみてください。

お盆のお供え物①お菓子

お盆のお供え物でよく用いられるのがお菓子です。

お菓子だと、日持ちのいいものが多いので、お盆の期間が過ぎても傷まないといったメリットがあります。

以下にお菓子のお供え物の例を紹介します。

  • せんべい
  • カステラ
  • 落雁(らくがん)
  • 羊羹(ようかん)
  • ゼリー
  • クッキー

せんべい

せんべい

お菓子のお供え物として定番なのが、せんべいです。

お盆の際は、老若男女、ざまざまな年代の親戚が一同に集まることがあります。

せんべいであれば、集まった人の口に合わないといったことがほぼ起こらないでしょう。

特に小分けされた詰め合わせたものだと、余った際に親族などで分けて持ち帰れるので、おすすめです。

羊羹

次に挙げられるのが、羊羹(ようかん)です。
お盆の際は実家に帰る方が多いと思います。

高齢の方もいらっしゃると思いますので、羊羹はお供え物として喜ばれます。

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落雁

落雁(らくがん)は、米粉などと砂糖を混ぜ合わせた干菓子です。

落雁は、見た目が他のお菓子に比べて美しいので、 相手方の好みが分からない場合にはおすすめ です。

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クッキー

クッキーもお供え物としておすすめです。
クッキーは特にチョコレートなど色々な種類があります。

小さなお子さんなどにも喜ばれますのでおすすめです。

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他には、カステラ・ゼリーなどもお盆のお供え物として定番です。
ぜひ参考にしてください。

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お菓子のお供え物に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

お盆のお供え物②お金

仏前

お盆のお供え物として、何か商品をお供え方法とは別に、お金をお供えする方法もあります。
お金の相場としては、新盆(初盆)・お盆どちらの場合も 3000円~5000円程度 と言われています。

新盆(初盆) とは、故人が亡くなってから初めて迎えるお盆のことを指します。

地域によって、新盆(にいぼん・しんぼん)や初盆(はつぼん・ういぼん)と呼び方が異なります。

新盆(初盆)では、僧侶を呼んで法要を行います。
お供え物と別に香典をお渡しするのが一般的です。

お盆のお供え物として、お金を渡す場合は、もちろんそのまま渡すわけにはいきません。

のし袋に入れてお渡しします。
以下で、のし袋について紹介します。

のし袋

のし袋は、以下の商品のようなものです。

のし袋の中央にある紐のようなものを水引(みずひき)と言います。
水引は、弔事(ちょうじ)や慶事(けいじ)などの行事によって、結び方や色が異なります。

お盆のお供え物では、結び方は 結び切り・あわじ結び(あわび結び) が一般的です。

水引の色は、関東などの東日本では黒白です。

水引 黒と銀

関西などの西日本では黄白を用いられることが一般的です。

水引 白と黄色

地域によって異なりますので、確認しておきましょう。

新盆・初盆に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

香典の書き方に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

お盆のお供え物③果物

果物

お盆のお供え物として、果物はよく用いられます。
いくつか果物が入った盛り合わせのセットだと、相手方も喜びます。

特に、 お供え物では「円」→「縁」という意味合い として考えられており、昔から 丸いものは縁起がいいもの だと考えられています。

丸い果物を選ぶ ようにしましょう。
また、丸いからといって、日持ちが悪くてはいけません。

丸くて日持ちがいい、メロンやスイカ、桃、梨などが好ましいでしょう。

一方で、注意点もあります。
お供え物の果物の個数を 偶数個にしない ということです。

偶数は、「割り切れる」という意味合いから、祖先や故人との縁が切れると考えられています。

複数個の果物の盛り合わせセットなどを選ぶ際は、 できるだけ奇数個のものするとよい でしょう。

お盆のお供え物④花

お花

お盆のお供え物として、お花も定番です。
お花をお供えする場合には、特に決まりはありません。

ただし、お花だからといって、どのお花をお供えしていいというわけではありません。

お供え物として、好まれるお花や縁起の悪いお花があります。
好まれるお花の特徴としては、 日持ちし枯れにくい などが挙げられます。

以下にお供え物として好まれるお花の例を紹介します。

季節 好ましい花 例
通年 菊・百日草(ヒャクニチソウ)・カーネーション
金盞花(キンセンカ)・アイリス
リンドウ・グラジオラス・ケイトウ
鬼灯(ほおずき)・ミソハギ

一方、お供え物として好ましくないお花の特徴として、 日持ちせず枯れやすい、毒や棘がある などが挙げられます。

以下にお供え物として好ましくないお花の例を紹介します。

理由 好ましくない花 例
日持ちしない 椿・山茶花(サザンカ)
傷みやすい ユリ・カサブランカ
棘がある 薔薇(バラ)・ワルナビス・アザミ・山椒(サンショウ)
毒がある トリカブト・アセビ・石楠花(シャクナゲ)・ジキタリス・キョクチクトウ
香りが強い ユリ

お盆のお供え物のお花として定番なのは、 です。

菊は日持ちが良く、邪気を払うため、昔からお供えお花として良く用いられてきました。

お供え物のお花は、生花であるという必要もありません。

故人が好きだったお花はもちろん、最近ではドライフラワーや造花をお盆のお供え物とする方も増えてきています。

仏花に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

お盆のお供え物⑤そうめん

最後にお盆のお供え物の例として挙げられるのが、そうめんです。
なんでそうめんなの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

以前のお盆では、親族で集まって精進料理(しょうじんりょうり)を食べるのが一般的でした。

そうめんは、 精進料理として出されることを多かった です。
近年では、お供え物のみ精進料理を出すという家庭が増えています。

また、 精霊馬(しょうりょううま) という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

お盆のお供え物では、きゅうりやナスなどで馬や牛をイメージした飾りをお供えします。

お盆が終わったら、先祖や故人の霊はその馬や牛に乗って帰っていくと考えられています。

その際に、そうめんは荷物をくくるための紐として使うと考えられています。

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精霊馬に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

精進料理に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

お盆のお供え物の選び方

お盆 仏壇

実際に、お盆のお供え物を選び方について紹介します。

お盆のお供え物の選び方は以下の3つの項目に沿って解説していきます。

  • 金額相場
  • 商品を選ぶポイント
  • 選ぶ際の注意点

相場

一番気になるのは、やはり、お盆のお供え物はどのくらいの値段のものを買うべきなのか、という部分だと思います。

一般的に、お供え物として何か商品をお渡しする場合は、 3000円~5000円程度 が相場だといわれています。

お菓子などではなく、お花やお線香をお供え物とする場合も同様です。

また、お供え物としてお金をお渡しする場合も同様に、 3000円~5000円程度 が相場です。

商品を選ぶポイント

ポイント

商品をお供え物にする場合の選ぶポイントを紹介します。

ポイントとしては以下の点が挙げられます。

  • 消えもの
  • 日持ちのいいもの
  • 小分けできるもの
  • 故人の好きだったもの

消えもの

お盆に限らず、弔事に関係するお供え物や香典などの贈り物は、 「消えもの」 を選びます。

「消えもの」とは、消費すると消えてなくなるもののことを言います。
消えものとしては、食べ物や飲み物がふさわしいでしょう。

日持ちのいいもの

親族が集まって複数から、お供え物が持ち寄られることがほとんどだと思われます。

そのため、お盆のお供え物は数日間中、置いておかれることもあると思います。

また、お盆は、8月13日~16日の期間で行われることが一般的です。

お盆は夏場の季節ですので、 痛みにくく日持ちするものを選ぶ とよいでしょう。

日持ちするものとしては、 せんべいやクッキーなどのお菓子、そうめんや海苔などの乾物、ジュースやお茶などの詰め合わせなど が挙げられます。

小分けできるもの

お盆のお供え物は、まず最初に御仏壇にお供えします。

お供え物はそのままにしておくのではなく、お供え後、おさがりとして親族などで分けて頂きます。

お供え物を頂くまでが、供養だと考えられています。

お盆後に、小分けにして親族が持ち帰りやすいものが好ましいです。

例えば、 せんべいをお供え物とする場合も、一つの袋にすべて入っているようなものではなく、一枚ずつ包装されたものにする と配慮となります。

故人の好きだったもの

最後に挙げられるのが、故人の好きだったものです。

以前だったら、お酒はお供え物として好ましくないものとされていました。
現在は特に、お酒は禁止されていません。

故人がお酒が好きな方だったら、お酒をお供え物とするのもいいでしょう。
その際は、 持ち帰りやすいビールの詰め合わせ などがいいでしょう。

お花のお供えでは、ドライフラワーや造花も問題ありません。
故人がドライフラワーを好きな方だったら、お供えするといいでしょう。

一方で、選ぶ際の注意点もあります。

選ぶ際の注意点

! 注意

肉や魚は避ける

特に仏教における場合です。

仏教では、肉や魚といった、 「殺生」を想像させるようなお供え物はNG です。
極力、肉や魚の含まれた商品は避けましょう。

香りの強いもの避ける

香りの強いものも、お供え物としてはNG です。

仏さまは、お供え物の香りを楽しまれると考えられています。
ただし、香りの強いものは好まれません。

香りの強いお花やニンニクなどの食材は避けましょう。
一方で、香り高い線香は好まれます。

お盆のお供え物の渡し方・タイミング

お盆のお供え物を渡し方は、以下の2種類があります。

  • 直接
  • 郵送

以上の二つに分けて、紹介します。

直接

香典手渡し

お宅に訪問して、直接お渡しする方法です。

お金をお渡しする場合は、 袱紗(ふくさ) に入れておきます。
商品の場合は、紙袋や風呂敷から包んで持ち運びます。

お宅に到着したら、玄関先などで、まず一言お参りさせてもらう許可をもらいましょう。

例) 「お仏壇にお参りさせていただいてもよろしいでしょうか?」

お仏壇に来たら、お供え物を置いてもらうように頼みます。

例) 「こちらを仏前にお供えください。」

お供え物を、自分が直接仏壇にお供えするのは失礼にあたります。
遺族にお供え物を渡して、お供えしてもらうようにお願いしましょう。

お渡しするタイミングは、 お仏壇に手を合わせる前 です。
お渡しする際は、袱紗・風呂敷などから取り出します。

お供えする際は、他のお供え物の上に重ねるのではなく、邪魔にならない場所に置きます。

また、 文字の向きは自分側になるように置く のが正式です。
仏さまの方向ではありません。

郵送

郵送

用事などでお宅に直接訪問できない場合、郵送でお供え物を送ります。
お盆は、8月13日~16日の期間で行うことが一般的です。

お供え物が、8月13日には届くようにしましょう。(遅くとも14日)

送ってから届くまでに数日かかる場合もありますので、 8月10日前後に 郵送するようにしましょう。

離島などの一部の場所では、一週間程度かかることもありますので注意してください。
お盆のお供え物は、 本来であれば直接お供えする べきです。

ただ送るだけでは、冷たく感じます。
メッセージを付け加えたり、電話でお伝えしたりしましょう。

お盆のお供え物ののし・水引

お供え 御供 のし紙

お盆のお供え物を渡す際は、購入した状態でそのままお渡ししてはいけません。
失礼に当たります。

お金をお渡しする際はのし袋に入れて、商品をお渡しする際は包装しのし紙を掛けましょう。

のし(熨斗)とは、水引の右上にある飾りのことを指します。のしは、結婚式などの祝儀の贈り物の際に用いられるものです。

先ほども述べましたが、 水引(みずひき) とは、贈り物を送る際に包み紙などにかけられる帯紐のことを指します。

祝儀だけでなく不祝儀の贈り物をする際にも、水引は用いられます。

お盆ののしについては、こちらを参考にしてみてください。

のし紙・のし袋

のし紙・のし袋 とは、のしと水引(不祝儀の場合は水引のみ)が印刷された紙のことを指します。

「のし」というと、一般的にこの「のし紙・のし袋」を指すことが多いです。
商品をお渡しする際は、のし紙をかけてお渡しします。

お盆は祝儀ではないので、 のしがない、水引きのみの「のし紙・のし袋」 にします。

のし紙を購入する際は、以下のことに注意しましょう。

  • 水引の色
  • 水引の結び方

水引の色

行事によって水引の色は決まっています。

関東などの 東日本では黒白 を用います。
関西などの 西日本や北陸、新潟では黄白 を用います。

地域によっては、上の通りではないこともありますので、地域の方に確認しましょう。

水引の結び方

水引 黒と銀

水引の結び方は大きく、「花結び」「結び切り」の2種類があります。

弔辞の場合は、 結び切り のものを用いるのが一般的です。
場合によっては、あわじ結び(あわび結び)を用いることもあります。

本結びやこま結び・真結びと呼ばれたりすることもあります。

結び切りは中央で固く結ぶ方法で、一度結ぶとほどくこと難しいです。
そこから、「繰り返さない」「二度と繰り返さない」といった意味合いと持っています。

のし紙の書き方

のし紙を購入したら、のし紙に記入しなければいけないことがあります。

のし紙を書く際は、 墨を用いて書くのが正式 です。
また、初盆など故人が亡くなってから年数が経ってない場合は、 薄墨 を用いて書きます。

最近は、筆ペンを用いても問題とされています。

書く内容は以下の二つです。

  • 表書き
  • 名入れ

表書き

香典 御仏前

表書きとは、何のための贈り物かを明記するものです。
のし紙の 中央上部 に記載します。

仏教の場合、故人の49日(四十九日)忌前の場合、 「御霊前」 と記載します。

49日(四十九日)忌後の場合、 「御仏前」「御佛前」 と記載します。

※浄土真宗の場合は、故人の49日(四十九日)忌前後に関係なく、「御仏前」「御佛前」と記載します。

宗教・宗派と関係なく、「御供」と記入することもできます。
お金をお供えする場合は、 「御供物料」 と記載します。

表書きが既に記載されたのし紙もありますので、そちらを購入するといいでしょう。

名入れ

名入れとは、お供え物を送る側の名前です。
表書きの 下側にフルネーム で書きます。

お供え物を複数人で用意した場合は、連名にして書きます。
連名できる人数は3名程度です。

それ以上の人数でお渡しする場合は、中に全員の名前が書かれた目録などを入れておきましょう。

のし紙の掛け方

のし紙に記入が住んだら、商品に掛けていきます。

のし紙の掛け方は、2種類あります。

  • 内のし
  • 外のし

内のし

内のしとは、商品に直接のし紙を掛けて、その上から包装紙で包む方法です。

メリットとしては、外側が包装紙になるので、のし紙や商品が汚れないということが挙げられます。

デメリットとしては、のし紙が包装紙に隠れてしまうので、何のための商品なのか分かりにくいということが挙げられます。

中に傷が付きにくいので、 郵送する際などにおすすめ です。

外のし

外のし

外のしとは、商品を包装紙で包んで、その上からのし紙を掛ける方法です。

メリットとしては、のし紙が外側なので、何のための商品なのか一目で分かります。

デメリットとしては、一番外側がのし紙なので、のし紙が破れないよう注意する必要があります。

お盆では、実家の方は、複数人からお供え物をもらうので一目で何のものなのか分かる 外のしをお勧めします。

お盆のお供えの注意点

!

お盆のお供えの注意点について紹介します。

お供え物

お盆のお供え物は、消費したらなくなる 「消えもの」 を選びます。

また、お供え後は、お供え物を親戚や家族で分けるのが一般的ですので、 小分けされたお菓子などが好ましい でしょう。

肉や魚などの殺生を想像させるような生鮮食品は避けましょう。

食べ物以外にお花をお供え物とするのも一般的です。
お供え物にふさわしい、ふさわしくない花がありますので、注意してください。

服装

お盆にお供えする際は、特に服装の決まりはありません。(初盆は除く)

ただし弔事ですので、派手な服装、アクセサリーなどは避け、節度のある服装を選びましょう。

お供え物のお渡し

お供え物を持ち運ぶ際は、お金であれば袱紗、品物であれば風呂敷などに入れて持ち運ぶのがよいでしょう。

お供えする際は、自分が直接お供えするのではなく、遺族にお渡ししてお供えしてもらいます。

万が一、遺族に「お供えしてください」と言われた場合は、文字は自分側に向けてお供えします。

他のお供え物の上に積み重ねるのは避けます。

お盆のお供えの回収時期

お墓参り 造花

お盆のお供え物は、そのままにしておくのではなく、きちんと回収します。

仏さまの おさがり として、下げたものを家族や親族で頂くまでが、お供え物とされています。

中には、「お供え物を食べるなんて」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、お供え物は下げて食べきってしまうものですので、問題ありません。

量が多くて食べきることができない場合は、半紙などの白い紙で包んで捨てます。

回収時期

日持ちするものであれば、お盆の期間が過ぎてから回収します。

果物などの日持ちしにくいものであれば、傷む前に回収して食べましょう。
お花であれば、 枯れたり傷んだりする前に回収 します。

そうめんなどの精進料理をお供えする場合は、料理の湯気がなくなって冷めたら下げます。

基本的に、お盆の期間である13日~16日の間は、お供え物、きれいなお花は絶やさないようにしましょう。

お盆のお供えのお返し

香典返し

お盆のお供え物を頂いたとしても、お返しをするべきなのか分からないという方もいらっしゃると思います。

結論から言いますと、 お盆のお供えのお返しはなるべくしましょう。

近しい親族などでは、お返しはいらないと言われることもありますが、極力お返しは行いましょう。

先祖や故人へのお供えをしていただいたことへの感謝を示します。

なにを送るべき?

お盆のお供え物へのお返しでは、何を贈ってもいいというわけではありません。
基本的には、 消費したらなくなる「消えもの」 を贈りましょう。

お盆のお供え物のような決まりは特にありません。
洗剤や石鹸などの日用品ですと、傷むこともなく相手方も日頃から使えますので、喜ばれます。

お盆は夏場ですので、 ジュースなどの冷たいものもいい でしょう。

相場

金額

お供え物のお返しってどれくらいなんだろうと疑問を持つ方も多いと思います。

一般的に、お供え物のお返しの相場は、 お供え物の値段の約3~5割程度 と言われています。

逆に、お盆のお供え物として頂いたものと同等の値段、もしくは、高価な場合ですと、相手方に失礼に当たります。

お盆のお供え物の相場は、約3000~5000円程度と言われています。
その値段の約3~5割程度ですので、 1000~2000円程度 でいいでしょう。

いつ渡すの?

初盆での法要があった場合は、あらかじめ用意しておきましょう。

参列者がお帰りになる際にお渡しします。

初盆以外の通常のお盆でも、お参りに来ていただいた方に対して、 お帰りになる際に直接お返しをお渡しするのがベスト です。

直接お渡しできない場合は、郵送でお返しを贈ります。
遅くとも、お盆が終わってから 2週間以内 には贈りましょう。

のしって必要?

のし紙 志 香典返し

お供え物のお返しの際にも、のし紙を掛けるのが一般的です。

前述の通り、お盆のお供え物ののし紙に関しては紹介しました。
お盆のお供え物では、 外のしにする方が多い です。

一方で、お供え物のお返しの場合は、 内のしの方が一般的 です。

お盆のお供え物などの弔事や慶事は大々的に行いますが、お返しの場合は控えめに行います。

のし紙の表書きは、、「志」や「粗供養」と書きます。

初盆でのお返しの場合は、 「初盆供養」「初盆志」「新盆供養」 と書きます。

名入れの部分では、差出人のフルネームを書くこともありますが、苗字だけや「○○家」と記載することが多いです。

【コラム】五供とは

お線香

仏壇にお供え物を行う際は、「五供(ごくう)」と呼ばれる基本にしたがって行います。

五供には5つの基本があります。

  • 灯燭
  • 浄水
  • 飲食

以下にそれぞれを紹介します。

香とは、お線香のことを指します。

お線香を焚くことで、仏壇周りにいる人の心身が清められると考えられています。

また、お線香の香りが部屋中に広がることで、すべてのものに平等に接するという仏さまの心を表していると考えられています。

お花を供えることです。

故人の好きだったお花など、特にお花の種類には決まりはありません。

ただし、棘や毒のあるもの、匂いの強いものなどは極力避けるようにします。

最近では、ドライフラワーや造花も問題ないとされていますが、生花の方が好まれます。

灯燭

灯燭(とくしょく)とは、ろうそうなどで灯りを灯すことを指します。

灯燭(とくしょく)によって、お参りした人の煩悩が照らされて取り除かれると考えられています。

仏壇のろうそくや線香などの火を、息で消すのはNGですので注意してください。

浄水

浄水とは、字の通り、きれいなお水のことです。
ここでのお水とは、特に特別なものではなく、水道水で問題ありません。

お水は毎日変えるようにしましょう。

※浄土真宗の場合、水はお供えしません。

飲食

飲食(おんじき)とは、家族が食べている物と同じものをお供えします。

品物であれば、封が閉じられているままですと、仏さまが食べることができませんので、開けてお皿に盛るなどしてお供えします。

お盆であれば、お米だけでなく故人の好きだったものなどをお供えします。

ご飯、味噌汁、お新香、煮物、和え物といった一汁三菜を基本とし、「殺生」を思わせるような肉や魚などの生鮮食品は避けます。

朝と夕に二度お供えします。

相手を考えたお盆のお供え物

お盆のお供え物の決まりなどについて紹介してきました。

お供え物として好ましいもの、ふさわしくないものもありますので、確認してから品物を決めましょう。

特に、遺族の方は多数からお供え物をもらうことが多いですので、 数日置いても傷まない日持ちのいいものを選ぶ ようにしましょう。

お盆とは、先祖や故人の供養する行事です。

ただし、遺族のことだけを考えるのではなく、 先祖や故人を思って お供え物を決めましょう。

品物を決める際に、ぜひ参考にしてください。

みん終編集部

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