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葬儀

お通夜の流れとかかる時間を解説!お悔やみの言葉や服装のマナーも

お通夜はどのような流れで行われるのでしょうか?また、どれくらいの時間を要するのでしょうか?
今回の記事では、お通夜の流れやかかる時間、タイムスケジュールについて説明します。

また、お通夜の流れに関する100名以上の方を対象としたアンケートも実施しました。
お通夜でのお悔やみの言葉や服装のマナーなども今一度確認しておきましょう。

 お通夜の流れとかかる時間を解説!お悔やみの言葉や服装のマナーも

お通夜とは

祈り

お通夜 とは、告別式や葬儀の前に行われる儀式のことを指します。
故人の冥福を祈り、故人の遺族や親交の深かった友人らが集まり、最期の時を過ごします。

もともと、お通夜とは故人の遺族や親交の深かった友人らが集い、一晩中線香やロウソクの灯を絶やさないようにし邪霊の侵入を防ぎつつ、故人との別れを惜しむ儀式でした。

最近では、お通夜は18時か19時頃から開始し、僧侶が読経をあげ、参列者が焼香を行うなどして、約1時間ほどで終わる儀式となっています。
そのあと会食が振舞われることもあります。

また、お通夜に関してはこちらもご覧ください。

お通夜の流れ

仏花

ここでは、一般的な仏式におけるお通夜の流れについて述べます。

  1. お通夜、葬儀の打ち合わせ
  2. お通夜、葬儀の告知
  3. 納棺
  4. 受付準備、受付開始
  5. 着席
  6. 僧侶入場
  7. 読経、法話
  8. 焼香
  9. 僧侶退場、喪主挨拶
  10. 通夜振舞い
  11. 棺守り

1.葬儀の打ち合わせ

故人が亡くなったら、遺族はお通夜、葬儀の日取り、段取りを決めましょう。

時期によっては、斎場や火葬場が混み合う場合もあるので、早めに日程を決めて会場を抑えるようにしましょう。

また、お世話になる僧侶などとも連絡をとり、都合の良い日を伺いましょう。

遠方からいらっしゃる場合もあるので移動時間なども考慮したスケジュールを組み立てましょう。

2.葬儀の告知、準備

手紙

お通夜と葬儀の日程、会場が決まり次第、親族や故人と親交の深かった友人らに告知をするようにしましょう。

また、斎場や葬儀屋とも当日の打ち合わせを行います。

基本的には、供花の配列の確認、親族の席順の確認、式の流れの確認などを行います。

更に、香典のお返しの品も用意しましょう。

香典のお返しは必ずしもお通夜当日に用意しなければいけないということはありませんが、 一般的にはお通夜当日に香典のお返しを渡すことが多い です。

香典のお返しの金額は、基本的にはいただいた香典の半額が適切であるといわれていますが、 お通夜の当日に香典のお返しを渡す場合は、全員同じものを渡す ようにしましょう。

そして、香典を多くいただいた参列者に関しては、後日改めていただいた金額にふさわしいお香典のお返しをお送りしましょう。

3.僧侶への挨拶

お通夜が始まる前に、僧侶への挨拶を行います。

その際に、お通夜の流れの確認などを行いましょう。
また、故人の意向などを伝えるのも良いでしょう。

その際にお布施もお渡ししましょう。

お布施と同時に、お車代や、僧侶がお通夜の後の通夜振舞い(会食)に参加なさらない場合は、お膳料も一緒にお渡ししましょう。

4.受付開始

服装 スーツ

お通夜が始まる30分前ほどから受付を開始します。
受付を行う人を選ぶ際は、普段から親交のあり故人や故人の遺族と親しい信頼できる人に頼むのが良いでしょう。

受付では、参列者から香典を受け取り、芳名帳への記帳を促しましょう。
近年では、芳名帳のかわりに、芳名カードと呼ばれるカード状の小さいカードに芳名を促すこともあります。

香典のお返しがある場合は、引換券などを参列者に渡す場合もあります。
お通夜の受付はこちらも参考にしてください。

5.着席

お通夜の開始が近づくと、葬儀屋から親族着席の指示が出ます。
故人に親しい関係の人から順に前列より着席します。

着席したら、静かに僧侶がいらっしゃるのを待ちます。
また、数珠を持参した場合は、手に持っておきましょう。

6.僧侶入場

お通夜の開始時間になると、葬儀屋の指示により、僧侶が入場します。

基本的には、僧侶入場の際は一同合掌でお迎えしますが、宗教や宗派によって異なるので、その時の指示に従うようにしましょう。

7.読経、焼香

焼香

僧侶による読経が行われます。時間はだいたい30~40分程度です。
読経の途中から、参列者による焼香が行われます。

焼香を行う順番は基本的には席順となっており、 喪主、親族、弔問者の順 に行います。

焼香に関してはこちらもご覧ください。

8.法話

ひと通り、読経と焼香が終わったら僧侶による法話が行われます。
場合によっては法話は割愛されることもあります。

9.僧侶退場、喪主挨拶

挨拶

読経、焼香、法話が終わると僧侶は退場することになします。
そして、そのタイミングで喪主による挨拶が行われます。

喪主による挨拶は簡単なもので構いません。
お通夜参列に対する感謝の意や、亡くなるときの故人の様子などを述べましょう。

そして、喪主の挨拶をもってお通夜は閉式となります。
お通夜の喪主の挨拶に関しては、こちらもご覧ください。

10.通夜振舞い

お通夜が閉式した後、故人の親族や親しい友人らなどが集い、通夜振る舞いが行われます。
通夜振舞いでは、お食事でもって参列者を接待し、故人を偲ぶ場となっています。

僧侶も参加する場合が多いですが、僧侶が通夜振舞いを辞退なさった場合は、お布施を渡す際にお膳料もお渡ししましょう。
通夜振舞いを持って、お通夜を解散とすることが通例です。

通夜振る舞いは、こちらも参照してください。

11.お通夜の流れ(棺守り)

棺守りは、近年の通夜では行われないことが多いです。

棺守りとは、故人の遺族が夜を通して棺に寄り添い、一晩中灯りを絶やさずにいる儀式のことを指します。

本来の意味での通夜を行う儀式であるといえますが、翌日にも葬儀が控えていることから、近年は棺守りを行うケースは少ないといえます。

お通夜にかかる時間

お通夜にかかる時間に関して100名以上の方にアンケート

基本的にお通夜の儀式自体にかかる時間は約1時間です。
しかし、受付や通夜振舞いの時間も考慮すると大きく前後してきます。

では、実際にお通夜には何時間かかるのでしょうか?
みん終編集部が、135名の方を対象にして 「これまで参列したお通夜では、受付から解散までにどれほどの時間がかかりましたか?」 というアンケートをとりました。

これまで参列したお通夜では、受付から解散までにどれほどの時間がかかりましたか? アンケート

結果を見てみると、1時間〜2時間と回答した人が約半分いました。
また、3時間以上かかると所も1割ほどいるという事が分かりました。

タイムスケジュール(仮)

下記では、お通夜が18時に始まると仮定して、お通夜当日のタイムスケジュールを見ていきたいと思います。

時間 流れ
~17:00 遺族、親族集合
17:00~ 受付開始
17:15 僧侶への挨拶
17:45 遺族、親族着席
18:00 僧侶入場
18:15頃~ 焼香開始
18:50頃 僧侶退場、喪主挨拶
19:00 閉式
19:00~ 通夜振舞い
20:30頃 通夜振舞い

だいたいのお通夜のタイムスケジュールは以上のようになります。
つまり、 お通夜にかかる時間はだいたい3~4時間程度 となります。

ただし、以上のスケジュールはあくまでも一例であり、宗教や宗派によって大きく異なることもあります。
通夜振舞いは行われないこともあります。

また、 お通夜の流れを見てわかるように、立場によってもお通夜にかかる時間は大きく変わります。

基本的に、喪主や故人のごく近しい遺族は一番初めに斎場入りし、最後まで斎場に残るのが普通です。

それ故、喪主や故人の近しい遺族は4時間半ほどはかかるとみておきましょう。故人の親族らは、通夜振舞いまで参加するのであれば、4時間ほどはかかるでしょう。

故人の知人、知り合いで、通夜振舞いにも参加せず、焼香のみ行うという場合は、受付時間も含め30分もかからないことが多いです。

いずれにしても、立場によってお通夜にかかる時間は異なってくるのでご自身の立場や状況に合わせて計算してみてください。

お通夜の所有時間等については以下の記事で取り上げています。

お通夜でのお悔やみの言葉

葬儀

お悔やみの言葉 とは、参列者から故人の遺族に対してかける声かけの言葉を言います。
故人の死を悲しみ悼みつつ、故人の遺族を思いやる言葉をかけたいものです。

ここでは、お通夜の際に述べるべきお悔やみの言葉をまとめました。

  • 一般的なお悔やみの言葉
  • 仏式のお通夜の場合
  • 神式のお通夜の場合
  • キリスト教様式のお通夜の場合

一般的なお悔やみの言葉

一般的なお悔やみの言葉としては、

  • 『この度はご愁傷様です。心よりお悔み申し上げます。』
  • 『急なお知らせに大変驚きました。心からお悔み申し上げます。』
  • 『御心中お察しいたします。』
  • 『この度は誠にご愁傷様です。どんなにつらいこととお察しいたします。本当に残念でなりません。』

などがあります。

これらのお悔やみの言葉は、宗教を問わず用いることができます。
故人の遺族を思いやるような言葉を述べましょう。

仏式のお通夜の場合

仏式のお通夜でのお悔やみの言葉としては、上記のものに加え
『ご冥福をお祈り申し上げます。』 と述べることが多いです。

神式のお通夜の場合

神式のお通夜の場合であれば、
『御霊のご平安をお祈りいたします。』『拝礼させていただきます。』『御霊安らかに祈ります。』 などと述べることが多いです。

キリスト教様式のお通夜の場合

キリスト教様式のお通夜の際に述べるお悔やみの言葉としては、
『安らかなお眠りをお祈りいたします』『神様の平安がありますように。』 などと述べます。

キリスト教においては、死=神に召された、ととらえるため、故人の安らかな眠りを祈るような言葉を述べる場合が多いです。

お悔やみの言葉に関してはこちらもご覧ください。

お通夜での忌み言葉

お墓参り花 菊

お通夜で使うのを避けるべき言葉を忌み言葉といいます。
どのような言葉が忌み言葉にあたるのでしょうか?

ここでは、大きく5つに分けて見ていきます。

  • 不吉な言葉
  • 重ね言葉
  • 生や死を直接表す言葉
  • 仏式のお通夜における忌み言葉
  • 神式、キリスト教様式のお通夜における忌み言葉

不吉な言葉

不吉な表現とは、「四」、「九」、「消える」などといったような死を連想させてしまう表現のことを指します。

そのため、香典に包む金額も「四」や「九」などといった数字のつく金額は避けるようにします。

重ね言葉

重ね言葉とは、「いよいよ」「重ね重ね」「度々」など不幸の重なりを連想させるような言葉のことを指します。
また、「再び」、「続いて」、「再三」などといった言葉も不幸の重なりを連想させてしまうので、使用を控えるようにしましょう。

生や死を直接表す言葉

生を直接表す言葉としては、「生きていた時」などが挙げられます。
このような言葉は、「御生前」などといった言葉で代用しましょう。

死を直接表す言葉とは、「死去」「死んだ」「急死」などのことを指します。
このような言葉は、「逝去」や「亡くなる」などといった言葉で表現します。

仏式のお通夜における忌み言葉

仏式のお通夜では、成仏できないようなことを連想させる言葉は忌み言葉となっています。
例えば、「浮かばれない」「迷う」などが挙げられます。

神式、キリスト教様式のお通夜における忌み言葉

仏教用語にあたる「冥福」「冥土」「成仏」「供養」などといった言葉は、神式やキリスト教様式のお通夜の際には使用しません。
誤って『ご冥福をお祈り申し上げます』などと述べないようにしましょう。

お通夜の服装

納骨の仕方 服装

基本的には、お通夜に参列する際は男女ともに 喪服 を着用します。
喪服とは、 ブラックフォーマル のことを指します。

男性の場合

男性 喪服

男性の場合、 黒色のスーツ白色の無地のワイシャツ を合わせます。
ネクタイは黒色のものを着用し、ネクタイピンは付けません。

ベルト、靴下、シューズも全て 黒色のもの を使用し、エナメル素材などの光沢のあるものは避けます。

お通夜の男性の服装については以下の記事もご覧ください。

女性の場合

女性 喪服 洋式

女性の場合は、 黒のスーツ もしくは ワンピース を着用します。
袖丈は長いものを着用し、スカート丈も膝より下のロング丈を選びましょう。

生足は厳禁です。
必ず、 黒色のストッキング を着用します。

靴は、 黒色のパンプス がふさわしいです。

お通夜の女性の服装については以下の記事をご覧ください。

髪型・小物類

喪服 カバン

アクセサリー は、結婚指輪以外のものは外します。
ただし、涙を連想させる真珠のネックレスやイヤリングは着用可能となっています。

髪型 は、なるべく黒色の髪ゴムなどでひとつに結わえるようにします。

また、焼香や合掌の際に前髪が垂れてくるのを防ぐため、前髪もできればピンなどでとめるようにしましょう。

かばん は、黒色の無地のものを着用しましょう。
光沢やラメのあるものは避けましょう。

お通夜の流れを把握してスムーズな進行を

お通夜には、故人の遺族や親族にとどまらず生前中に親交のあった友人や知人など多くの方が参列します。

多くの方が参列するためスムーズな進行は不可欠であるといえます。

そのため、お通夜を主催する遺族の方は事前に斎場や葬儀屋と相談を重ね、当日の流れやタイムスケジュールをきちんと把握した状態でお通夜に臨みましょう。

また、参列者も、お通夜当日は遺族の方などは大変忙しい状態にあることを理解し、式の進行を妨げないように努めましょう。

みん終編集部

みん終編集部です! みんなの終活ドットコムでは、終活・ライフエンディング、葬儀のマナーやお墓選びなど、終活の知りたいに答えます!

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