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仏壇

神棚の御扉は閉めるべき?理由や開けるタイミングも紹介!鏡も置く?

皆さんは神棚の御扉について正しい知識を持っていますか?
御扉の開閉のタイミングはわからない場合も多いと思います。
この記事ではその開閉のタイミングや神鏡について、またモダンな御扉など御扉について詳しく説明していきます。

神棚の御扉は閉めるべき?理由や開けるタイミングも紹介!鏡も置く?

神棚の御扉とは

御扉は開閉することができるため、日頃開けたままなのか、閉めたままなのかどちらが最適なのか悩む事が多いです。

そもそも神棚とは?

自分は無宗教だと思っていても、神棚が自宅にある方も多いと思います。神棚は、 神道(しんとう)という宗教 のものであり、その神様がいらっしゃるものです。

神棚を設置することで、その地域に根ざしている神様を敬うことができます。それによって一家の繁栄を願っているのです。

御扉は閉める?

結論から言いますと、神棚の御扉は 開けても閉めてもどちらでも良い のです。しかし、『開けていても問題はない』という意味なので、迷った際には閉めておきましょう。

しかし、御扉の開閉についてなぜこんなに曖昧になっているのでしょうか。

その理由は、昔から

  • 地域
  • 家庭
  • 神社

など、その場所や環境によって 見識が異なっているからです。 そのため、自身の住んでいる地域の慣習に従うか、祖父母や親などが行なっていた方式を受け継ぐのが無難だと言えます。

神道の観点からの御扉

前述したように、神棚の御扉の扱いは環境によって変わるため、自由度が高いです。しかし、神棚を飾る神道では、 御扉は閉めたほうが良いとされています。

では、どうして閉めるのが推奨されているのか、詳しく見ていきます。

神棚の御扉を閉める理由

理由

神棚の御扉は、 神道では閉めること が勧められています。そもそも神棚はお家にある『小さな神社』です。

神社を想像するとわかるように、本殿の御扉はよほど大きな催しがない限り開けられることはありません。

神様をなぜ隠す?

仏教は、仏様を直接見てお会いすることでその恩恵を受けています。しかし、神道はなぜそこまでして神様を隠すのでしょうか。

その理由は、神道は神様に対して 『あまりにも尊く恐れ多い』 という考えを持っているからです。そのため、小さな神社である神棚でさえも、その『尊い神様』直接拝むことは失礼なのでは、という感覚があります。

つまり、神棚の御扉を閉めることは、神様への尊敬による配慮だと言えるでしょう。

神棚の御扉を開ける時期

カレンダー

これまで、神棚の御扉はなるべく閉めたほうが良いと説明してきました。しかし、御扉を開けるタイミングも存在します。

神棚の清掃

神棚は神様がいらっしゃる場所なので、汚れた状態は望ましくありません。
そのため清掃を定期的に行う必要があります。

神棚掃除の手順

神棚掃除の手順は以下の通りです。

神棚 掃除 手順

掃除を行う時期

  • 毎月1日
  • 毎月15日
  • 年末年始

以上の日に掃除を行うことが多いです。神棚を傷つけないように、丁寧に掃除を行いましょう。

御神札

神社から新しい御神札をもらった際には、神棚を開けて古いものと交換する必要があります。だいたい御神札を交換する周期は 一年 ですので、喪中以外の際は必ず交換を行いましょう。

お参り

そのほかにも御扉を開けるタイミングがあります。

  • 正月の三が日
  • 慶事

など、神棚にお参りする際には御扉を開きます。しかし、地域によって開ける時期が変わる可能性もあります。

自身の地域の慣習を確認し、時期でみると良いでしょう。

神棚の御扉の前には鏡を置く

神棚

神具(しんぐ)は各家庭によって揃えている量に違いがあります。そのため、持ってない家庭もあると思いますが、神棚の前には 神鏡(しんきょう) という鏡を設置します。

設置する意味

古くから鏡は、神様と縁が深いものでした。そのため、たいていの神社には神鏡が設置されています。

神社に置かれている神鏡は、

  • 神そのもの
  • 神が宿っているもの

と考えられており、大切にされています。

神棚に置く

自宅の神棚の前に神鏡を置くのは、

  • 神様への目じるし
  • 自分自身を見つめ直す
  • 清い心で神様に相対する

以上のような意味が込められています。鏡に写る姿は、真実を写し出しています。

神棚にお参りする際に自分の方に神鏡を向けることで、まっさらな気持ちで参拝できるのです。

神鏡をおける場所がない場合には無理をする必要はありません。しかし、置いておくことで生まれるメリットは多いと言えます。

神鏡の手入れ

前述したように、神鏡は大切な役割を担っています。また、神鏡は神棚の前に置いておくわけですから、手入れをきちんと行わなければなりません。

では、神鏡を手入れする方法を確認します。

手入れの方法

では、手入れの際の手順を確認します。

手順 すること
神棚に神鏡の手入れを行うことをお伝えする
雲形台(うんけいだい)から鏡を取り外す
鏡を中性洗剤を使って手洗いする
水でしっかりとすすぐ
丁寧に水を拭く
乾かす

以上の順番で手入れを行います。鏡を拭く際には、表面に傷がつかないように 柔らかい布 を使用しましょう。

また、雲形台も水をしっかり絞った布で拭き、汚れをとりましょう。

頻度

手入れを行う頻度は、 一ヶ月ペース が理想です。しかし、目に見えて鏡が汚れてしまっている場合には、早めの手入れが必要です。

神棚の御扉の数で祀り方は変化

神棚

ここまで一口に『神棚』と紹介してきましたが、様々な種類が存在しています。具体的に言うと、 御扉の数は複数ある のです。

御扉は、

扉の数 名前
1枚 一社造り(いっしゃづくり)
3枚 三社造り

以上の2種類の神棚があります。この二つは単に扉の数に違いがあるだけで、どちらの方が格式が高い、などと言うことではありません。

では、それぞれのお参り方法を確認します。

一社造り

神棚にはお札を祀ります。その際、一社造りの御扉であるなら、 お札は重ねる 必要があります。

お札を複数枚重ねるのは、

場所 種類
一番前 神宮大麻
2つ目 その地方の神社のもの
3つ目 尊信する神社のもの

以上のような順番になります。また、お札が御扉よりも大きく入りきらない時には横に並べて置くのでも問題ありません。

三社造り

次に、扉が3枚である三社造りの場合です。こちらは、 複数枚のお札を横並びで置けるのが特徴です。

しかし、横並びで置く際には位置に気をつける必要があります。

場所 種類
尊信する神社のもの
真ん中 神宮大麻
氏神様のもの

配置は以上のようになります。この左右は自身から見てどちらか、で考えてください。

両方とも正しい配置を行うことを心がけましょう。

【コラム】御扉にはガラスもある

近年では洋式の家が主になり、家に合わせた神棚を選ぶ人が多くなっています。中にはDIYを行い、オリジナルの神棚を作成する人もいるほどです。

また、御扉にも変化が起きており、 ガラスの御扉 も存在します。
ガラスの御扉は通常の黒色のよりも透明感があり、より清浄な雰囲気を与えます。

そのため、暗い印象を避けることができ、和室以外のお部屋にも違和感なく置けるため、洋室の多い現代にもピッタリでしょう。

また、中が見えやすく、中に入れたお札等の異変にも気づく事が可能です。

正しい御扉の扱いを

ここまで、この記事では御扉について説明しました。神棚は神様が宿っているところであるため、大切に扱わなければなりません。

そのため、これまで確認してきた

  • 扉の開閉
  • 神鏡の扱い

については特に正しい知識で行うようにしましょう。

みん終編集部

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