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お通夜のマナー・作法まとめ!服装、香典、焼香や式の流れも解説

お通夜に参列する際、どのようなマナーに注意すべきことなのでしょうか。

今回の記事では、服装、香典、焼香などお通夜に関する様々な事項のマナーについて解説します。

また、お通夜の流れや100名以上にとったアンケートなどもまとめたので参考にしてみてください。

 お通夜のマナー・作法まとめ!服装、香典、焼香や式の流れも解説

お通夜に参列する際のマナーに自信はありますか?100名以上に意識調査

お通夜に参列する際にはいくつかのマナーがありますが、皆さんはどれほどそのマナーをご存知でしょうか。
そこで、みん終編集部が実際に 「お通夜に出席する際のマナーに自信はありますか?」 というアンケートを100名以上に取りました。

以下がその結果です。

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自信があると答えたのは、わずか1割ほどしかおらず、約9割の方がマナーに自信がないと回答しました。

マナーを守らずに行動すれば、相手の方に不快な思いをさせてしまう可能性もあります。

お通夜のマナーに自信が持てるように、以下の解説をぜひ参考にしてください。

お通夜の流れ

チェックリスト

お通夜当日はどのような流れなのでしょうか。
時系列で紹介します。本記事では、以下の順序で詳しく解説していきたいと思います。  

  1. 遺族、親族集合
  2. 受付開始
  3. 開式、僧侶入場
  4. 読経、焼香
  5. 閉式、僧侶退場
  6. 通夜振舞い
  7. 解散

だいたい、 お通夜開式の1時間前 に遺族、親族が集います。
そして、 お通夜開式の30分前 ほどから受付を開始します。

お通夜自体が始まるのは一般的に 18時~19時 になっています。
お通夜の開式から閉式にかけては 1時間 ほどです。

お通夜が閉式した後は、通夜振舞いといって遺族が弔問客に軽食を振舞い会食が行われることが往々にしてあります。
通夜振舞いは 約1時間~1時間半 ほどで、通夜振舞いが終了した時点で解散となります。

お通夜の流れについてより知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

お通夜の服装のマナー

女性

お通夜の際には、どんな服装で行けばいいのでしょうか?
必ず喪服で行く必要があるのでしょうか。

お通夜は、『急な訃報を受けて駆け付ける』という意味合いを含むため、 喪服を着用する義務はありません。
そのため、平服や略喪服などといった格好での参列もマナー違反には当たらないのです。

しかし、一般的には 洋装の準喪服 を着用するのが無難であり、きちんとしたマナーであると言われています。
ここでは、洋装の準喪服について男女別に説明します。

お通夜の服装のマナー:男性編

喪服 メンズ ダブル 準喪服

男性は、 ブラックスーツ白いワイシャツ を合わせます。
ネクタイは、 黒色のもの を着用し、 光沢のないもの を使用します。

靴下やベルトなどは 黒色のもの にします。

靴は、 黒色 の革靴を着用します。
その際、エナメル素材やスエード素材など 光沢のあるものは避けましょう

また、結婚指輪を除く アクセサリー類の着用はしません
ネクタイピンもつけない ようにします。

お通夜の男性の服装についてより知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

お通夜のネクタイに関しては以下の記事にて解説していますので、そちらを参考にしてください。

お通夜の服装のマナー:女性編

女性 準喪服

また、 生足は厳禁 です。
必ず 黒色のストッキング を着用しましょう。

結婚指輪を除く アクセサリー類は付けません
しかし、「涙を連想させる」といわれている真珠のネックレスやイヤリングであれば身に付けてもマナー違反には当たりません。

お通夜の女性の服装についてより知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

お通夜でのタイツに関しては以下の記事にて解説していますので、そちらを参考にしてください。

お通夜の持ち物

葬儀 持ち物一覧
  • 香典
  • ハンカチ
  • 袱紗
  • 数珠

中でも上記の4つは最低限持って行ったほうがいい持ち物です。

お通夜でも持ち物にも気を使ってマナーを守れるようにしましょう。

お通夜の忌み言葉のマナー

マナー

お通夜の際に、故人の遺族の方にお悔やみの言葉を述べることと思います。

その際に、なんでも話していいわけではなく『忌み言葉(いみことば)』といわれるお通夜やお葬式の際に発するのはマナー違反とされる言葉があります。

代表的な忌み言葉は以下のものです。

繰り返しの表現 『再び』『再三』『続く』
重ね言葉 『重々』『ますます』『またまた』
不吉な言葉 『消える』『落ちる』『迷う』
生死を直接表す言葉 『死ぬ』『生きていた』
死を連想させてしまう数字 『四』、『九』

これらの言葉は、別の言葉に言い換えてお通夜の場では、口にしないようにしましょう。

お通夜の焼香のマナー

法事

次は、お通夜の焼香のマナーについてみていきましょう。
焼香とは、香を焚いて故人を偲び拝む行為のことを指します。

焼香は、遺族や他の参列者の方の目に入るものですので、きちんとしたマナーで行いましょう。
焼香は、故人の遺族など前列に座っている人から順番に行います。

焼香を行うタイミングや順番は当日、葬儀屋から指示がでるのでそれに従うようにしましょう。

焼香の手順としては以下の通りです。

  1. 自分の番が来たら起立し、祭壇に進む
  2. 遺族に一礼する
  3. 焼香台まできたら、祭壇や遺影に一礼し合掌する
  4. 右手の親指、人差し指、中指で抹香(まっこう)をつまむ
  5. そのまま抹香を目の高さまで持ち上げる
  6. 香炉(こうろ)に抹香をこすりながら入れる
  7. 4~6の動作を1~3回繰り返す
  8. 合掌する
  9. 祭壇や遺影に向かって一礼する
  10. 遺族に一礼し、自分の席に戻る

また、焼香に関してはこちらも参考にしてみてください。

お通夜の香典のマナー

お通夜に参列する際には、香典辞退の知らせをもらわない限り、香典を持参します。
お通夜の香典にはどのようなマナーが存在するのでしょうか。

ここでは、大きく4つに分類して見ていきます。

  • お通夜の香典の金額は?100名以上の方にアンケート調査
  • お通夜の香典の一般相場
  • お通夜の香典の表書きのマナー
  • お通夜の香典を渡す際のマナー

お通夜の香典の金額は?100名以上の方にアンケート調査

お通夜の香典には定価はありません。
基本的には、故人との間柄や自分の年齢に合わせて適切な金額を設定します。

しかし、実際に香典に包まれる金額というのは気になる問題だと思います。
そこで、みん終編集部で100名以上の方に 「親族のお葬式に参列する場合、 香典にはいくら包みますか?」 というアンケートを取りました。

その結果がこちらです。

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結果から、 もっとも多くの方が答えた回答は、1万円〜3万円で、全体の約4割であるということがわかりました
しかしその一方で5万円以上と答える方もいることがわかりました。

ここからは、このアンケート結果を踏まえて、香典の金額のマナーについて解説していきます。

お通夜の香典の一般相場

一般的に言われている香典の金額の相場は以下の通りです。

故人との関係性 香典の相場金額
両親 5~10万円
祖父母 2~5万円
兄弟 2~5万円
親戚 1~5万円
知人、友人 5000~2万円
会社の上司、同僚 5000~2万円
近隣住民 3000~1万円

お通夜の香典の相場に関しては、こちらもご覧ください。

お通夜の香典の表書きのマナー

香典 宗教別 表書き

お通夜の香典の表書きにはいくつかのマナーが存在します。
ひとつずつ確認してきましょう。

まず、表書きの文字ですが 宗教や宗派によって異なります
以下の表を参照にしてみてください。

宗教 表書き
全宗教共通 『御霊前』
仏教 『御香料』『御香典』
キリスト教(プロテスタント様式) 『御花料』『忌慰料』
キリスト教(カトリック様式) 『御ミサ料』『御花料』
神教 『御玉串料』『御榊料』

このように宗教によって香典の表書きが異なります。
宗教がわからない場合などは、全宗教共通で用いることのできる『御霊前』の言葉を使用します。

香典の袋や封筒を用意する際に上記のような表書きが印刷されているものを宗教に合わせて購入しましょう。
もしくは、表書きの欄が空白の封筒に、宗教に合わせた表書きを書きます。

その際には、 薄墨は使わずに通常の色の墨もしくは筆ペン を使用します。

香典袋の表面中心部下部には自分の名前をフルネームで記入します。
その際に、 薄墨 を使用します。

コンビニや文具店で薄墨の筆ペンは手軽に購入できます。

お通夜の香典を渡す際のマナー

袱紗

お通夜の香典を渡す際は、どのようなマナーに気を付ければよいのでしょうか。

まず、香典をお通夜に持参する際、必ず袱紗(ふくさ)という布に包みます。
袱紗は 紫色や紺色など落ち着いた色のものを使用する ようにしましょう。

また、香典は基本的に 受付 で渡します。
一般的に、受付はお通夜の会場の入口付近にあることが多いので、お通夜の会場に到着したら受付へ向かうようにしましょう。

受付の担当の方に香典を渡す際に気を付けるべきマナーがあります。
それは、 袱紗から取り出して両手で渡す ということです。

また、香典を受付の方に渡す際には、 『この度はご愁傷様です。』 などお悔やみの言葉を添えるようにしましょう。

袱紗に関しては、こちらもご覧ください。

お通夜の喪主のマナー

男性

お通夜の喪主をつとめることになった際、どのようなマナーに気を付けるべきなのでしょうか。

まず、お通夜の喪主の決め方についてですが、基本的には 故人との関係性が近い 親族が行います。
一般的には、配偶者や長女長男、両親、兄弟などといった故人の直系の家族のうちの一人が行います。

喪主は、 故人が亡くなったタイミングで葬儀屋とお通夜やお葬式の打ち合わせ をします。
また、 僧侶にも連絡 を入れます。

様々な要因を考慮に入れた上で お通夜、葬儀の日程を決定 します。
日程がい決まり次第、お通夜に招待する 親族や知人、会社の関係者に連絡 を入れます。

その際、 日時が決まり次第すぐに連絡を入れる のが基本的なマナーとなっています。
電話やメール、町会の看板などを通して連絡をしましょう。

喪主に関しては、こちらも参考にしてください。

服装のマナー

喪主の服装についてですが、 喪服 を着用します。
お通夜は、『急な訃報を受けて駆け付ける』という意味合いがあり、喪服を着ずに平服のまま参列してもマナー違反には当たりませんが、 喪主は必ず喪服を着用する ようにしましょう。

服装に関しては、こちらもご覧ください。

お布施のマナー

喪主は、お通夜を執り行ってくださった僧侶や住職に感謝の挨拶をするのが基本的なマナーです。
その際に、お布施(おふせ)といって感謝の気持ちをお金にして僧侶に渡します。

その際に、僧侶の交通費を 『お車代』 としてお布施とは別に渡すのもマナーです。
また、僧侶が通夜振舞いに参加しない場合は 『御膳料』 といって僧侶のお食事代も包むのが基本的なマナーです。

お布施に関しては、こちらもご覧ください。

挨拶のマナー

喪主は、お通夜に参列してくださった弔問客に対して挨拶をするのがマナーです。
弔問客の方から直接お悔やみの言葉をいただいた際は、それに対するお礼も言いましょう。

また、お通夜の閉式の時点で全体に向けて挨拶をする機会があります。
その際には、参列に対するお礼と故人の亡くなった時の様子、故人の生前中の親交に対する感謝の気持ちなどを述べましょう。

その際に、死を連想させてしまうような言葉や、『再三』『いよいよ』などといった 忌み言葉は使用しない ようにしましょう。

お通夜の挨拶について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ひとつひとつのマナーを踏まえてお通夜に参列しましょう

今回の記事で述べてきたように、お通夜の場には、マナーがたくさんあります。
どのマナーもとても大切なものなのでお通夜に参列する前に一度確認しておきましょう。

お通夜を主催する側も参列する側もきちんとマナーを守ってお通夜に臨めると良いですね。

みん終編集部

みん終編集部です! みんなの終活ドットコムでは、終活・ライフエンディング、葬儀のマナーやお墓選びなど、終活の知りたいに答えます!

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