横浜市のお墓探しに役立つ情報
横浜市の紹介
横浜市は、日本の中でも、もっとも人口が多い市町村であり、東京につぐ大都市と言えると同時に、居住者も多い地域となっています。
政令指定都市の1つとなっており、人口は、四国地方とほとんど変わらず、374万人となっています。
面積としては、神奈川県内でもっとも広く、西側から丘陵地、低地、埋立地となっており、丘陵地からは、横浜港の海を一望できるスポットもあり、高低差が比較的大きい地域ともいえます。
「桜木町駅」や「みなとみらい駅」から徒歩圏内には、横浜ワールドポーターズや横浜赤煉瓦倉庫、横浜ランドマークタワーなどがあり、観光客にとどまらず、地元民からも親しまれているもスポットとなっています。
江戸時代の開港から綿などの輸出を中心に、港町として発展し続けた歴史を持っており、現在でも貿易額は、10兆円近くに及び日本の産業を支える中枢港として機能し続けています。
また、新横浜駅からは、プリンスホテルだけでなく、横浜国際競技場(日産スタジアム)もあり、2019年のラグビーワールドカップでは、準決勝・決勝の会場にもなり多くの観客で賑わっていました。
2020年の東京オリンピックでも、男子・女子サッカーの会場として使用されることからも横浜はスポーツと共にある街という一面も持っています。
横浜市でのお墓探しのコツ
横浜市におけるお墓探しとしては、横浜市の面積自体が他の市町村に比べて大きいこともあり、樹木葬などの自然と共にある霊園から、都市部に効率的に建てられる納骨堂に至るまで、選択肢が多いのが特徴です。
基本的に郊外に存在するのが、樹木葬や一般墓が区画として存在する霊園があり、都市部に納骨堂などが存在していると考えていただいて構いません。
以上のように、故人の意向に応えた霊園や、遺族の参拝のしやすさや管理のしやすさなどからより希望にあった霊園を選ぶことができるのが横浜市の魅力といえます。
ですが、それと同時に人気が非常に高いこともあり、横浜市営の霊園などは、区画が準備されるとすぐに埋まってしまうため、かなりの争奪戦となってしまうことが比較的多いといえます。
先述したように、都市部においては観光スポットも多く、参拝のついでに家族でショッピングなどを楽しむことができ、お子様を連れてのお墓詣りなどでも不自由がないといえます。
横浜市の霊園の特徴
横浜市の霊園の特徴としては、一概に言うことはできませんが、比較的費用が高くなってしまう傾向にあります。
公営の霊園であっても、100万円以上になってしまう霊園もありますので、最低でも50万円ほどは、見積もっておきましょう。
都市部は、当然公共交通機関の利用で便利にアクセスできるため、人気といえますが、郊外の方にも、第三京浜道路といった幹線がしっかりと通っていますので、お車をお持ちの方は、それほど気兼ねなく訪れることができるはずです。
また、先ほども述べたように、港の方に向かって土地が低くなっているため、丘陵地の霊園は、場所によっては非常に眺めがよく、清々しい気持ちにしてくれる霊園もありますので、時間に余裕のある方やしっかりとこだわりたい方は、一度見学してみることをオススメします。
横浜市の交通事情
主要駅である、「新横浜駅」や観光地としても有名な桜木町や横浜中華街など多くの人気スポットが存在するのと同時に、「長津田駅」や「日吉駅」など、ベッドタウンとしての役割も持っていることが人口が非常に多い理由の1つといえます。
また、「菊名駅」からは、東急東横線やJR横浜線などが通っており、「日吉駅」からは、横浜市営地下鉄グリーンライン・ブルーラインが通っており、都市部から郊外地域までを一本の電車が結んでおり、交通の便では文句なしといえます。
また、第三京浜道路は、首都高速道路などと異なり、高速利用料金が安くすむため、車での利用が非常に便利ですし、交通量も少ないため、渋滞などに巻き込まれる可能性が低いのも魅力といえます。
神奈川県の公営霊園について
霊園の中には、各都道府県や市町村が運営する公営霊園があります。
ここからは神奈川県内の公営霊園について詳しく解説していきます。
神奈川県の公営霊園は?
神奈川県の公営霊園の2019年の募集状況
公営霊園の中には空き区画がないために募集を行っていない霊園や、募集に制限をかけている霊園があります。
一方で神奈川には募集の期間を設けず、期間を設けず募集中の霊園もあります。
以下で神奈川の公営霊園の募集状況をグラフにまとめましたので、ご覧ください。
霊園名 |
2019の募集 |
2019年の募集数 |
2019年の受付数 |
2019年の倍率 |
2019年の募集期間 |
2019年の永代使用料 |
2018の募集 |
所在 |
横浜市営日野公園墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2015年度あり) |
横浜市港南区 |
横浜市営日野こもれび納骨堂 |
募集あり |
2700 |
3085 |
1.1 |
9月 |
7万円〜48万円 |
募集あり |
横浜市港南区 |
横浜市営久保山墓地 |
募集あり |
300 |
248 |
0.8 |
9月 |
20万円〜27万円 |
募集あり |
横浜市西区 |
横浜市営三ッ沢墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2016年度あり) |
横浜市神奈川区 |
横浜市営メモリアルグリーン |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2015年度あり) |
横浜市戸塚区 |
川崎市営早野聖地公園 |
募集あり※ |
114※ |
- |
- |
11月 |
66万円〜140万円 |
募集あり |
川崎市 |
川崎市営緑ヶ丘霊園 |
募集あり |
53 |
- |
- |
11月 |
100万円〜150万円 |
募集なし(令和元年開園のため) |
川崎市 |
相模原市営柴胡ヶ原墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2016度あり) |
相模原市 |
相模原市営峰山霊園 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
あり |
相模原市 |
平塚市土屋霊園 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
あり |
平塚市 |
藤沢市営大庭台墓園 |
募集あり |
80 |
- |
- |
10月 |
72万円〜110万円 |
募集あり |
藤沢市 |
藤沢市営西富墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし |
藤沢市 |
綾瀬市本蓼川墓園 |
募集あり※ |
145※ |
- |
- |
複数期間あり |
6万円〜43万円 |
募集あり |
綾瀬市 |
小田原市営久野霊園 |
募集あり |
24 |
- |
- |
7月 |
52万円〜78万円 |
募集あり |
小田原市 |
横須賀市営公園墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集あり※ |
横須賀市 |
横須賀市営馬門山墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし |
横須賀市 |
清川村営宮ヶ瀬霊園 |
募集中 |
指定なし |
- |
なし |
指定なし |
39万円〜48万円 |
- |
愛甲郡清川村 |
※募集の中には合祀墓などが含まれています。
神奈川県の公営霊園の費用相場
神奈川県の公営霊園の永代使用料
霊園でお墓を購入する際の初期費用として、霊園の運営者に支払う永代使用料という費用が必要になります。
神奈川県の永代使用料の平均は、55万円です。(みん終編集部調べ)
神奈川県の公営霊園の管理費用
霊園にお墓を立てると、年間の管理料が必要になります。
神奈川県の公営霊園の管理費用の平均は5221円です。(みん終編集部調べ)
神奈川県の公営霊園の申請からお墓建立までの流れ
公営霊園のお墓建立までの流れは運営する自治体によって様々です。
以下で、横浜市の場合の申請からお墓建立までの流れを解説します。
- 募集の公表
- 申し込み
- 抽選での当選者決定
- 資格審査等の事務手続き
- 使用料等の納入
①募集の公表
横浜市では4月ごろに募集予定の施設が決定され、7、8月ごろに申し込み期間や募集数などの詳細を公表します。
②申し込み
基本的には秋口の1ヶ月間が申し込み期間です。
横浜市では郵送による受付も行っています。
③抽選での当選者決定
10月ごろに公開で抽選会が行われます。
募集数を受付数が上回り落選した場合でも、補欠枠というのがあるので、最後まで確認が必要になります。
④資格審査等の事務手続き
当選者に対しての資格審査が行われます。
その際にに住民票や火埋葬許可証等が必要になる場合があります。
⑤使用料等の納入
12月から1月あたりではじめに必要な使用料を納入します。
こちらの期限が切れてしまうと利用できないため、期限には十分な注意が必要です。