平塚市のお墓探しに役立つ情報
平塚市の紹介
平塚市は神奈川県のおよそ中央部に位置し、施行時特例市に指定されています。
西部には相模川が流れ、市街地が広がる南部は相模湾に面しています。
神奈川県内では横浜、川崎、横須賀に次ぐ4番目の地位を確立し、早くから商工業都市としての発展を遂げました。
県内では昼間人口が100%を超える市は平塚市と厚木市のみで、このことからも県内における役割の大きさが理解できます。
市街地にはビルやマンションといった高層の建物も多く存在しますが、郊外は自然が多く比較的穏やかな環境となっています。
市の中心となる産業は工業・農業で、かつて広大な平野があったことと東海道の宿場町として栄えたことの影響を受けています。
さらに、軍需工場の設置が近代工業の発展に拍車をかけたとされています。
地域を盛り上げる催し物には「湘南ひらつか七夕まつり」や「湘南ひらつか花火大会」、「湘南よさこい祭り」など数多くのイベントが地域活性化に寄与しています。
平塚市でのお墓探しのコツ
お墓選びの際に注目するべきポイントは立地(交通アクセス)・環境・施設(設備)・サービスの4点です。
現代では、故人の供養の形態は現代人のニーズに合わせて多様化しています。
そのため、それぞれがお墓に求める条件は異なるため、考慮すべき点も異なるはずです。
お墓にかかる費用は供養形態により異なりますし、立地によっては所要時間も利用する交通機関も多種多様です。
また、お墓は故人と向き合う空間ですので、騒がしい場所では故人を偲ぶことができません。
霊園・墓地、さらには周辺環境は清潔感があって整っているのかや日当たり・風通しは良いのか、参拝者への配慮としてバリアフリー設計となっているのかといったように検討すべきポイントは沢山あります。
その他にも管理体制は整っているか、十分余裕のある駐車場が完備されているかやご自身のニーズに応じて適切な霊園・墓地探しをしましょう。
また、気になる霊園には実際に見学に行き、価格やその他の必要な情報をメモなどに残しておくと霊園の比較検討もしやすくなります。
平塚市の霊園の特徴
平塚市は他の地域と比較すると霊園・墓地の数は少なく、納骨堂を扱っている霊園はありません。
その一方で、永代供養墓を扱っている霊園が多いことが特徴的です。
永代供養墓は遺骨の供養やお墓の管理をご遺族様に代わって霊園が行ってくれるので近年ではお墓の継承に不安を抱えている方や後世へ負担をかけたくない方によって選ばれる供養方法となりました。
例えば、「平塚金田樹木葬墓地」は樹木葬・永代供養墓を扱っている寺院墓地で、35万円から利用可能です。
最寄りのバス停からは徒歩5分の好立地で、バリアフリーに対応した参拝者に配慮した造りとなっています。
ペットの供養も受け入れをしている柔軟な霊園で、利用する敷居の高くない点が魅力的です。
その他にも優良霊園は多数ありますのでご自身に理想に合う霊園選びをしましょう。
平塚市の交通事情
平塚市に位置する鉄道駅は市内南部にある「平塚駅」の1駅のみで、「平塚駅」の乗降客数は過去10年横ばいとなっています。
「平塚駅」にはJR東海道本線、JR湘南新宿ラインの2路線が乗り入れており、市中央部にはJR東海道新幹線が横断する形となっています。
「平塚駅」から「東京駅」までのアクセスは約1時間程度のアクセスですが、市内に鉄道駅が少ないことから、市民の主な交通手段は自動車、路線バス、自転車が多くなっています。
そのため、市民や地域住民の行き来には「東海大学前駅」や「茅ヶ崎駅」等の隣接する市の主要駅を利用した流出入がみられます。
通勤・通学時間には「平塚駅」を中心に交通の混雑が課題となっていて、駅前から出ている送迎自動車やタクシーとの錯綜により自転車の走行環境が低下しています。
渋滞の解消を図るため道路整備を進めていくことに加えて過度な自転車利用から交通手段の転換を呼びかけています。
都市計画道路の整備率は6割となっており、今後の道路整備の必要性を検討することと未着路線の整備推進による市全体の利便性の向上が期待されています。
神奈川県の公営霊園について
霊園の中には、各都道府県や市町村が運営する公営霊園があります。
ここからは神奈川県内の公営霊園について詳しく解説していきます。
神奈川県の公営霊園は?
神奈川県の公営霊園の2019年の募集状況
公営霊園の中には空き区画がないために募集を行っていない霊園や、募集に制限をかけている霊園があります。
一方で神奈川には募集の期間を設けず、期間を設けず募集中の霊園もあります。
以下で神奈川の公営霊園の募集状況をグラフにまとめましたので、ご覧ください。
霊園名 |
2019の募集 |
2019年の募集数 |
2019年の受付数 |
2019年の倍率 |
2019年の募集期間 |
2019年の永代使用料 |
2018の募集 |
所在 |
横浜市営日野公園墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2015年度あり) |
横浜市港南区 |
横浜市営日野こもれび納骨堂 |
募集あり |
2700 |
3085 |
1.1 |
9月 |
7万円〜48万円 |
募集あり |
横浜市港南区 |
横浜市営久保山墓地 |
募集あり |
300 |
248 |
0.8 |
9月 |
20万円〜27万円 |
募集あり |
横浜市西区 |
横浜市営三ッ沢墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2016年度あり) |
横浜市神奈川区 |
横浜市営メモリアルグリーン |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2015年度あり) |
横浜市戸塚区 |
川崎市営早野聖地公園 |
募集あり※ |
114※ |
- |
- |
11月 |
66万円〜140万円 |
募集あり |
川崎市 |
川崎市営緑ヶ丘霊園 |
募集あり |
53 |
- |
- |
11月 |
100万円〜150万円 |
募集なし(令和元年開園のため) |
川崎市 |
相模原市営柴胡ヶ原墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2016度あり) |
相模原市 |
相模原市営峰山霊園 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
あり |
相模原市 |
平塚市土屋霊園 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
あり |
平塚市 |
藤沢市営大庭台墓園 |
募集あり |
80 |
- |
- |
10月 |
72万円〜110万円 |
募集あり |
藤沢市 |
藤沢市営西富墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし |
藤沢市 |
綾瀬市本蓼川墓園 |
募集あり※ |
145※ |
- |
- |
複数期間あり |
6万円〜43万円 |
募集あり |
綾瀬市 |
小田原市営久野霊園 |
募集あり |
24 |
- |
- |
7月 |
52万円〜78万円 |
募集あり |
小田原市 |
横須賀市営公園墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集あり※ |
横須賀市 |
横須賀市営馬門山墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし |
横須賀市 |
清川村営宮ヶ瀬霊園 |
募集中 |
指定なし |
- |
なし |
指定なし |
39万円〜48万円 |
- |
愛甲郡清川村 |
※募集の中には合祀墓などが含まれています。
神奈川県の公営霊園の費用相場
神奈川県の公営霊園の永代使用料
霊園でお墓を購入する際の初期費用として、霊園の運営者に支払う永代使用料という費用が必要になります。
神奈川県の永代使用料の平均は、55万円です。(みん終編集部調べ)
神奈川県の公営霊園の管理費用
霊園にお墓を立てると、年間の管理料が必要になります。
神奈川県の公営霊園の管理費用の平均は5221円です。(みん終編集部調べ)
神奈川県の公営霊園の申請からお墓建立までの流れ
公営霊園のお墓建立までの流れは運営する自治体によって様々です。
以下で、横浜市の場合の申請からお墓建立までの流れを解説します。
- 募集の公表
- 申し込み
- 抽選での当選者決定
- 資格審査等の事務手続き
- 使用料等の納入
①募集の公表
横浜市では4月ごろに募集予定の施設が決定され、7、8月ごろに申し込み期間や募集数などの詳細を公表します。
②申し込み
基本的には秋口の1ヶ月間が申し込み期間です。
横浜市では郵送による受付も行っています。
③抽選での当選者決定
10月ごろに公開で抽選会が行われます。
募集数を受付数が上回り落選した場合でも、補欠枠というのがあるので、最後まで確認が必要になります。
④資格審査等の事務手続き
当選者に対しての資格審査が行われます。
その際にに住民票や火埋葬許可証等が必要になる場合があります。
⑤使用料等の納入
12月から1月あたりではじめに必要な使用料を納入します。
こちらの期限が切れてしまうと利用できないため、期限には十分な注意が必要です。