厚木市のお墓探しに役立つ情報
厚木市の紹介
厚木市は神奈川県の中央部に位置しており、特例市に指定されています。
厚木市は東京・横浜の衛星都市としての性格が強く表れていますが、その一方で山間部や農業地帯も多く存在します。
これは、かつて厚木市周辺では水田が広がっていおり、稲作が盛んであったことに起因しています。
1980年代以降には、ニューメディア都市構想で市役所をはじめとした公共施設にキャプテンシステム端末の設置やそこから発展したインターネット公共サービスといった数多くの先進的な施策に取り組んでいます。
地形としては相模川の形成する相模平野の北端に位置しているため台地と盆地が入り組んでおり、相模原台地が望める開放的な立地です。
市は今後深刻になると予測されている人口減少に備えるため人口減少抑制施策を実施していますが、人口推移予想においては人口減少は避けられないとしています。
しかし、厚木市は市全体を盛り上げる催し物も多く、「あつぎ鮎まつり」や「あつぎ飯山あやめ祭り」などといったイベントは地域の方々に親しまれ、厚木市内に限らず、県内でも有名な大規模な催し物となっています。
厚木市でのお墓探しのコツ
お墓探しをする時に重要なことは事前に理想のお墓の条件を絞り出しておくことです。
故人の供養形態は一般墓、樹木葬、納骨堂などさまざまですし、一般墓の中でも墓石の種類は和形、洋型、デザイン型等の豊富な選択肢があります。
それに伴って、お墓を建てることにかかる費用は大きく変動します。
また、立地に関しても注意深く確認しておく必要があります。
お墓は建てたら終わりではなく、定期的に墓参し、故人と向き合うためのものです。
そのため、お墓参りに訪れるご遺族様が無理なく参拝できるような立地が理想でしょう。
そのため、実際に霊園・墓地へ見学に行き、情報を整理したうえで適切なお墓をご自身のご予算の範疇で選べるとよいでしょう。
厚木市の霊園の特徴
厚木市の霊園・墓地では一般墓を扱う霊園が多い一方で、納骨堂や樹木葬を扱う霊園・墓地が少なくなっています。
例えば、「厚木やすらぎ霊園」は一般墓を扱う厚木市街地に位置している霊園で、交通アクセスがよい上に、緑に溢れた環境で非常に落ち着いた空間です。
費用としても77万円から利用可能な良心的な価格設定となっていて、園内はバリアフリーのためどなたでも気軽に利用できます。
また、「メモリアルヒルズ雲渓塚」では樹木葬・永代供養墓を扱っており、38万円からの利用が可能です。
利用者のニーズに応じた供養ができ、自然に囲まれた好環境です。
このように厚木市には多くの霊園が存在し、それぞれのご希望に合った霊園・墓地がある事でしょう。
厚木市の交通事情
東名高速道路や幹線道路などといった近隣地域との繋がりに重点の置かれた広域的な交通の利便性が確保されている一方で、厚木市中心へ向かう交通の渋滞やそれによって引き起こされる公共交通機関の利便性の低下が課題となっています。
昭和53年から平成10年までの20年間においては、交通手段として自動車を利用する割合が約3割、バスを利用する割合が約5割の増加をみせています。
鉄道を利用する割合は過去20年間であまり変動はなく、今後も自動車やバス路線の偏重傾向が見受けられると予測されています。
それは、厚木市内に鉄道駅が極端に少ないことに起因しています。
そのため、道路の整備やバス停のアクセシビリティ向上に向けた取り組みがなされていることに加えて、バスへの乗り溢れを考慮した連節バス(ツインライナー)の運行など課題解決に着実に前進しています。
一方、鉄道の中心駅は「本厚木駅」で、厚木市は東京・横浜から共に45㎞、30㎞圏内に位置しているおり、東京都心までは小田急小田原線の特急でおよそ45分、急行で55分、各駅停車で1時間30分となっており、市内に留まらず、都心へのアクセスも良好な交通網が敷かれていると言えます。
神奈川県の公営霊園について
霊園の中には、各都道府県や市町村が運営する公営霊園があります。
ここからは神奈川県内の公営霊園について詳しく解説していきます。
神奈川県の公営霊園は?
神奈川県の公営霊園の2019年の募集状況
公営霊園の中には空き区画がないために募集を行っていない霊園や、募集に制限をかけている霊園があります。
一方で神奈川には募集の期間を設けず、期間を設けず募集中の霊園もあります。
以下で神奈川の公営霊園の募集状況をグラフにまとめましたので、ご覧ください。
霊園名 |
2019の募集 |
2019年の募集数 |
2019年の受付数 |
2019年の倍率 |
2019年の募集期間 |
2019年の永代使用料 |
2018の募集 |
所在 |
横浜市営日野公園墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2015年度あり) |
横浜市港南区 |
横浜市営日野こもれび納骨堂 |
募集あり |
2700 |
3085 |
1.1 |
9月 |
7万円〜48万円 |
募集あり |
横浜市港南区 |
横浜市営久保山墓地 |
募集あり |
300 |
248 |
0.8 |
9月 |
20万円〜27万円 |
募集あり |
横浜市西区 |
横浜市営三ッ沢墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2016年度あり) |
横浜市神奈川区 |
横浜市営メモリアルグリーン |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2015年度あり) |
横浜市戸塚区 |
川崎市営早野聖地公園 |
募集あり※ |
114※ |
- |
- |
11月 |
66万円〜140万円 |
募集あり |
川崎市 |
川崎市営緑ヶ丘霊園 |
募集あり |
53 |
- |
- |
11月 |
100万円〜150万円 |
募集なし(令和元年開園のため) |
川崎市 |
相模原市営柴胡ヶ原墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2016度あり) |
相模原市 |
相模原市営峰山霊園 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
あり |
相模原市 |
平塚市土屋霊園 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
あり |
平塚市 |
藤沢市営大庭台墓園 |
募集あり |
80 |
- |
- |
10月 |
72万円〜110万円 |
募集あり |
藤沢市 |
藤沢市営西富墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし |
藤沢市 |
綾瀬市本蓼川墓園 |
募集あり※ |
145※ |
- |
- |
複数期間あり |
6万円〜43万円 |
募集あり |
綾瀬市 |
小田原市営久野霊園 |
募集あり |
24 |
- |
- |
7月 |
52万円〜78万円 |
募集あり |
小田原市 |
横須賀市営公園墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集あり※ |
横須賀市 |
横須賀市営馬門山墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし |
横須賀市 |
清川村営宮ヶ瀬霊園 |
募集中 |
指定なし |
- |
なし |
指定なし |
39万円〜48万円 |
- |
愛甲郡清川村 |
※募集の中には合祀墓などが含まれています。
神奈川県の公営霊園の費用相場
神奈川県の公営霊園の永代使用料
霊園でお墓を購入する際の初期費用として、霊園の運営者に支払う永代使用料という費用が必要になります。
神奈川県の永代使用料の平均は、55万円です。(みん終編集部調べ)
神奈川県の公営霊園の管理費用
霊園にお墓を立てると、年間の管理料が必要になります。
神奈川県の公営霊園の管理費用の平均は5221円です。(みん終編集部調べ)
神奈川県の公営霊園の申請からお墓建立までの流れ
公営霊園のお墓建立までの流れは運営する自治体によって様々です。
以下で、横浜市の場合の申請からお墓建立までの流れを解説します。
- 募集の公表
- 申し込み
- 抽選での当選者決定
- 資格審査等の事務手続き
- 使用料等の納入
①募集の公表
横浜市では4月ごろに募集予定の施設が決定され、7、8月ごろに申し込み期間や募集数などの詳細を公表します。
②申し込み
基本的には秋口の1ヶ月間が申し込み期間です。
横浜市では郵送による受付も行っています。
③抽選での当選者決定
10月ごろに公開で抽選会が行われます。
募集数を受付数が上回り落選した場合でも、補欠枠というのがあるので、最後まで確認が必要になります。
④資格審査等の事務手続き
当選者に対しての資格審査が行われます。
その際にに住民票や火埋葬許可証等が必要になる場合があります。
⑤使用料等の納入
12月から1月あたりではじめに必要な使用料を納入します。
こちらの期限が切れてしまうと利用できないため、期限には十分な注意が必要です。