八王子市のお墓探しに役立つ情報
八王子市の紹介
日本屈指の学園都市として栄える八王子市には、20以上の大学が点在しています。
面積も186.38平方キロメートルと、広大な敷地に住みやすい街が広がっています。
東京都内でも最高の人口を2017年に記録しています。
外国人留学生も多く、ミシュラン三ツ星の「高尾山」があることも合わさり国際的な賑わいも見せています。
高尾山は1~2時間程度で登れるカジュアルな登山スポットとして、年間登山者数は世界一です。
浜街道により鎌倉へのアクセスが容易なこともあり、観光地の賑わいを見せています。
他にも「サザンスカイタワー八王子」などの商業施設が充実しています。
八王子市では大学以外に、多くの小学校・中学校も設置されています。
八王子市では、市立の小・中学校に学校選択制度を導入しています。
そのため住人は市内の全ての学校の中から、通学する小中学校を選ぶ事が可能です。
2008年には「京王線沿線7市図書館連携」が始まり、私立図書館も充実しています。
新宿へは電車で40分ほどと都心部へのアクセスもよく、子育て世代にも人気の街です。
八王子市は遊・住・働・学のバランスが取れた、住みよい街です。
八王子市でのお墓探しのコツ
八王子でお墓探しを始める際は、まず霊園の情報を集めましょう。
ご自身や故人の理想のお墓のイメージが明確にある場合は、それをもとに資料を集めてください。
しかし大半の方は、お墓を探すのは初めての事で、いまいち想像がつかないかもしれません。
お墓の種類などにもあまり詳しくない方は少なくないでしょう。
その際はまずアクセスや価格、設備などお墓の種類以外の比較ポイントを書き出すことをおすすめします。
またアクセスはご自宅・ご実家・義実家など各参拝者の利便性を考慮して調べましょう。
そのあとは実際に見学へ行ってみて、それぞれのお墓の雰囲気を実際に見てみてください。
樹木葬は華やかで自然と調和したおしゃれな雰囲気が魅了的ですが、ご遺骨の取り出しが難しくなります。
逆に納骨堂はお墓のお引越しなども楽にできますが、個々のお墓という印象が薄くなりご年配の方には受け入れられないこともあります。
実際に目で見て、ご自分やご家族が納得のいくお墓を探しましょう。
またお墓選びの際は、ご予算をしっかりと決めておくと安心です。
霊園選びの取捨選択も容易にしやすくなります。
ご見学の際は、お墓作りにかかる全体の費用をきちんと確認しておくと後から予想外の出費に驚く事がなく安心です。
お墓を建てる際、お墓の石代の他に彫刻代や管理費などがかかることもあります。
お墓の形態や霊園の雰囲気など質的な比較ポイントの他に、費用や霊園までの所要時間など数値的な比較ポイントを押さえておくと、最終的な決断がスムーズにできます。
八王子市の霊園の特徴
八王子市では、しっかりとしたお墓が建てられる一般墓が人気です。
八王子市にあるお墓の約8割ほどが一般墓です。
また東京都内でも、樹木葬を取り扱う霊園が多くあり、自然と調和した華やかなお墓が魅力的なのも八王子市の霊園の特徴です。
一般的なお墓に比べ、お墓にかかる費用が抑えられるのも樹木葬の需要が高まりつつある要因の一つです。
東京都内でお墓を探す場合、23区内となるとご予算は約300万円ほどかかります。
八王子市は23区外になるため、都内でお求めやすいお墓をお探しの際に適した立地です。
お墓にかかる費用も、23区内に比べ50万円ほどお安くなります。
樹木葬のほかに、お墓の後継者を必要としない、永代供養付きの墓も人気です。
単身の方や、お墓の引き継ぎが可能なお子様のいらっしゃらないご夫婦にもおすすめです。
「西東京墓苑」など、一般墓から樹木葬、永代供養墓まで揃えている霊園もあるため、どのタイプのお墓がよいのかイメージが掴めないときは、一度ご見学に行ってみましょう。
八王子市の交通事情
東西に渡って甲州街道のある八王子市は、江戸時代には宿場町として栄えていました。
関東北西部には千人同心街道、南西部・南東部には浜街道など、多くの街道が交差しています。
そのため自動車での交通の便がよく、現代に至っても賑わいを見せる豊かな街です。
横浜から川越まで続く国道16号線も通っており、神奈川・埼玉の両県からのアクセスも抜群です。
八王子ジャンクションがあり、中央自動車道からの乗り入れもスムーズです。
JR八王子駅には中央線・横浜線・八高線が通り、公共交通機関での移動も便利です。
京王八王子駅、高尾山口もあり、観光客が賑わいを見せます。
お車と交通機関両面でのアクセスが容易なため、遠方から親戚をお葬式やお盆に招く際は助かるでしょう。
東京都の公営霊園について
公営霊園とは、都道府県や市町村などの自治体が運営している霊園のことを指します。
ここからは東京都内の公営霊園について詳しく解説していきます。
東京都の公営霊園は？
東京都の自治体が運営する公営霊園こちらです。
東京都の公営霊園の2019年の募集状況
公営霊園は民営の霊園と比べ費用が安く、地方自治体が運営しており、安心して利用できることなどによって、人気な霊園がいくつかあります。
そのため、公営霊園の中にはお墓の空き区画がなく、募集を行っていないところがあります。
また、募集はしていても応募者への住所などの制限を設けていることもあります。
では、東京都の公営霊園の募集状況はどのようになっているでしょうか。
以下で2018年から2019年の東京都公営霊園の募集状況を表にまとめました。
| 霊園名 |
2019の募集 |
2019年の募集数 |
2019年の受付数 |
2019年の倍率 |
2019年の募集期間 |
2019年の永代使用料 |
2018の募集 |
運営 |
| 八王子霊園 |
募集あり＊ |
90 |
311 |
3.5 |
6月〜7月 |
118万円＊ |
募集あり＊ |
東京都 |
| 八柱霊園 |
募集あり |
335 |
1,153 |
3.4 |
6月〜7月 |
33万円〜118万円 |
募集あり |
東京都 |
| 青山霊園 |
募集あり |
50 |
720 |
14.4 |
6月〜7月 |
413万円〜992万円 |
募集あり |
東京都 |
| 小平霊園 |
募集あり |
80 |
492 |
6.2 |
6月〜7月 |
145万円〜505万円 |
募集あり |
東京都 |
| 多磨霊園 |
募集あり |
402 |
622 |
1.5 |
6月〜7月 |
162万円〜589万円 |
募集あり＊ |
東京都 |
| 多磨霊園みたま堂 |
募集あり＊ |
35 |
1,052 |
30.1 |
6月〜7月 |
22万円〜37万円 |
募集あり＊ |
東京都 |
| 谷中霊園 |
募集あり |
60 |
605 |
10.1 |
6月〜7月 |
268万円〜357万円 |
募集あり＊ |
東京都 |
| 染井霊園 |
募集あり |
30 |
230 |
7.7 |
6月〜7月 |
272万円〜297万円 |
募集なし |
東京都 |
| 雑司ヶ谷霊園 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
- |
募集なし |
東京都 |
| 稲城・府中メモリアルパーク |
募集あり |
47 |
94 |
2 |
5月〜6月 |
130万円 |
募集あり |
稲城市・府中市 |
| 日野市営墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
- |
募集なし |
日野市 |
| 青梅市墓地公園 |
募集あり |
- |
- |
- |
7月 |
28万円〜34万円 |
募集なし |
青梅市 |
| 甲の原霊園 |
募集あり |
5 |
9 |
1.8 |
10月 |
73万円〜123万円 |
募集あり |
八王子市 |
| 緑町霊園 |
募集あり |
26 |
46 |
1.7 |
11月 |
77万円〜375万円 |
募集あり |
八王子市 |
| 南多摩都市霊園 |
募集あり |
7 |
14 |
2 |
12月 |
92万円〜125万円 |
募集あり |
八王子市 |
| 富士見霊園 |
募集あり＊ |
28 |
34 |
1.2 |
8月〜9月 |
12万円〜18万円 |
募集あり |
羽村市 |
| 大根山霊園 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
小笠原村 |
| 阿古第二墓地 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
三宅村 |
「＊」には納骨堂や合祀墓などの情報も含みます。
東京都の公営霊園の費用相場
公営霊園の特徴の一つとして、費用負担が小さいという点が挙げられます。
以下で東京都の公営霊園の各費用の平均を紹介します。
東京都の公営霊園の永代使用料
お墓を建立するにあたり、初期費用として霊園に支払う永代使用料が発生します。
東京都の公営霊園の永代使用料の平均は112万円です。（みん終編集部調べ）
東京都の公営霊園の管理費用
お墓を購入すると、多くの霊園では一年に一度の管理費が必要になります。
東京都の公営霊園の管理費用の平均は、2999円です。（みん終編集部調べ）
東京都の公営霊園の申請からお墓建立までの流れ
ここからは、お墓を建立する際の流れを解説します。
東京都の公営霊園は先にも説明したように17霊園ありますが、運営元は霊園ごとに異なります。
以下で、東京都で最も多くの公営霊園を運営する「都立霊園」を例に挙げ、申請からお墓の建立までの流れを解説していきます。
- 募集の公開
- 申し込み
- 抽選と結果通知
- 支払い
- 使用許可証の交付
①募集の公開
公営霊園でお墓を購入する場合、多くの霊園において、運営が公開する募集期間に合わせて応募する必要があります。
都立霊園の場合、6月ごろに募集をすることが多いです。
②申し込み
募集を確認したら、次に申し込みを行います。
その際、詳細から金額や応募条件などをしっかりと確認しておきましょう。
申し込み方法は、郵送やインターネットなど、霊園によって異なるので気をつけましょう。
③抽選・結果通知
募集期間が終了すると、自治体による抽選が行われます。
募集要綱などに抽選結果の開示日程も記してある場合が多いので、そちらも確認しておきましょう。
ここで当選すると、選んだ区画によって書類審査が行われます。
④支払い・使用許可証の交付
当選後、使用料等の納入の案内が送られます。
納入が確認されると、使用許可証の交付が行われます。
納入には期限がありますので、必ず期限内に入金するようにしましょう。
