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葬儀

25回忌とは?喪主側の準備、お布施と弔問客の香典やお供え物を解説

25年忌とは、23回忌と27回忌の代わりに、亡くなって24年目に行う年忌法要のことです。
13回忌、27回忌などはよく聞きますが、25回忌は聞き覚えのない方も多いのではないでしょうか?

25回忌を行うとき準備はどのようにすればよいのか、施主と参列者の立場、それぞれからご紹介します。
悩んでいる方は、参考にされてみてください。

25回忌とは?喪主側の準備、お布施と弔問客の香典やお供え物を解説

25回忌とは

25回忌とは 故人が亡くなってから24年目 に行う、年忌法要のことです。
年忌法要は〇年忌の○に入る数字の前の年に取り行うので、間違えないようにしましょう。

例えば、2000年に亡くなった方の25年忌法要は亡くなって24年目にあたる、2024年に行います。

多くの場合、1周忌のあとは下一桁に 3と7が付く年忌法要 (13年忌、27年忌など)を行います。
そのため、25回忌という言葉自体聞きなれない方も多いのではないでしょうか。

25回忌は、その前後にあたる 23回忌と27回忌の代わりに行うもの です。
通常25回忌を行う場合、23回忌や27回忌を行う必要はありません。

23回忌に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

25回忌の服装

7回忌以降は平服でよいとされている場合が多く、25回忌も正装までする必要はありません。
しかし、地域やしきたりによっては、正装する場合もあるので事前に確認しておきましょう。

今回は下記の3つに分けてご紹介します。

  • 男性の服装
  • 女性の服装
  • 子供の服装

25回忌だから 特別な恰好をしないという訳ではありません
基本的には他の年忌法要と変わりないので、覚えておくようにしましょう。

男性の服装

25回忌では、男性の場合 スーツを着用 するとよいでしょう。
平服でよい場合、スーツの色は黒でなくても、紺やグレーなど地味な色で構いません。

ただし、ストライプなどの柄が入っているスーツは避けるようにしましょう。
25回忌といえ、お寺や住職に対して失礼のない服装を心がけてください。

女性の服装

25回忌が平服でよい場合、女性は 黒や紺のワンピース を用意するとよいでしょう。
肌の露出は少ない方がよいので、夏でも袖丈は五分ほど、スカートの裾も膝が隠れる程度にします。

ワンピースに抵抗がある場合は、パンツタイプのセットアップなどでも構いません。
また、スカートでもパンツでもストッキングを履いて、脚が直接見えないようにしましょう。

派手なアクセサリーを身に着けるのもタブーです。

子供の服装

男の子の場合

女の子の場合

子供が学校に通っており、制服がある場合は 制服を着ましょう
25回忌のために、あらためて洋服を準備する必要はありません。

制服がない場合には、男の子なら ブレザーやジャケットに下はズボン を合わせましょう。
女の子なら、 ワンピース などを準備します。

男女ともに柄物や派手な色は避け、黒や紺を選んでください。

25回忌の準備【施主】

年忌法要の準備となると難しいイメージがあり、 慌ててしまいがち です。
ひとつひとつ手順を把握することで、漏れの無いよう準備をしていきましょう。

  1. 場所を決める
  2. 日時を決める
  3. 出席者へのお知らせする
  4. 会食を手配する
  5. お返しを準備する

25回忌の準備①:場所を決める

まずは、25回忌を行う場所を決めましょう。
自宅でするか、お寺などに出向いて行うか 、主にこの2択になります。

どちらがよいということはないので、これまでの年忌法要を行った場所を参考にして選びましょう。

25回忌の準備②:日時を決める

25回忌の準備をするにあたって、年忌法要を行う 住職との日程調整 は必要不可欠です。
年忌法要の予定がある場合、できるだけ早めに自分の予定と照らし合わせて調整しましょう。

命日に行うのがよいですが、仕事や出席者の予定などあり、難しいのが現実です。
年忌法要は 命日よりも前に行う のがよいとされているので、 命日前の土日 で考えてみましょう。

25回忌の準備③:出席者へのお知らせをする

25回忌の日時が決定したら、出席してもらえそうな方へお知らせします。
出席する方にも予定がありますから、できれば 1か月前まで に連絡しましょう。

会食会場の決定にも影響するので、返事は早めにもらえるよう、合わせてお願いするとよいでしょう。

25回忌の準備④:会食を手配する

25回忌法要が終わった後、出席者と共に会食する場合はお店を予約しましょう。
予約なしで入れる場合もありますが、スムーズにいくよう予約するのが無難です。

人数に合わせた店を選び、法要の終わる時間、移動時間を計算して予約しましょう。

また、自宅で行う場合は仕出し弁当などを人数分手配します。
急に人数が増えても対応できるよう、少しだけ多めに注文するとよいかもしれません。

食事をするみなさんの アレルギーの確認 は忘れやすいので、注意してください。

25回忌の準備⑤:お返しを準備する

25回忌でいただく、香典のお返しを準備しましょう。
香典返しの詳しい内容については、 後述いたします

25回忌のお布施【施主】

お布施とは読経し、故人を供養していただいた謝礼として住職へ渡すお金のことを言います。
一般的に 「お気持ち程度」の金額 と言われているだけに、金額を決めるのが難しいところです。

ここでは25回忌でのお布施の相場や包み方、渡し方などについてご紹介します。
悩んでいる方は参考にされてみてください。

  • 金額の相場
  • お布施の書き方
  • お布施の包み方
  • お布施の渡し方

金額の相場

25回忌におけるお布施の相場は、およそ 3万円~5万円 です。
23回忌と27回忌の代わりだからといって、お布施を高く払わないといけないということはありません。

自宅で行う場合は、 お車代として5千円~1万円 程度上乗せするとよいでしょう。
法要後の会食がない場合、御膳料としてさらに5千円~1万円程度上乗せする場合もあります。

基本的にはお布施のみ、もしくはプラスお車代で問題ありません。
心配であれば、近しい親戚に相談してみるとよいでしょう。

お布施の金額に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

お布施の書き方

他の法要と同様に25回忌でも、封筒の上部分には 「御布施」もしくは「お布施」 と書きます。
下部分には 施主のフルネーム を記入しましょう。

弔事の場合、薄墨で書くイメージがあるかもしれまんが、御布施の場合は黒い墨です。
薄墨は涙で文字もにじんでしまった、という意味なので、25回忌には適しません。

中の封筒の金額を書く欄には、何も書かなくても問題ありませんが、書く場合は 数字は旧字体 にしましょう。
例えば、「一」は「壱」、「二」は「弐」、「三」は「参」となります。

お布施の書き方に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

お布施の包み方

お布施はそのまま渡すのではなく、 白い封筒 に入れて渡します。
封筒は 白い無地で、郵便番号欄の無いもの を選びましょう。

二重封筒も「重ね重ね」や「繰り返し」を連想させ、25回忌には適さないので避けるようにしましょう。

お布施の渡し方

こちらも25回忌の特別なやり方はなく、他の法要と同じ方法です。

お盆は、切手盆と呼ばれる小さなサイズのものを準備しましょう。
切手盆が準備できなければ、袱紗を使用します。

袱紗の場合、お布施を取り出した後に袱紗を封筒程度の大きさにたたみ、封筒を上に重ねて渡してください。

お布施の渡し方に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

25回忌の挨拶【施主】

他の法要と同じように、25回忌でもはじめと終わりに喪主が挨拶を行います。
25回忌となると近しい人だけで、少人数で行うことが多くなるので、 簡単な挨拶で構いません

実際どのような内容を話せばよいのか、例文もふまえながら紹介していきます。

始まりの挨拶

始まりの挨拶は、 参列してくれたことへの感謝誰の法事であるか を伝えます。
挨拶後に読経をしていただくので、挨拶後は住職に「よろしくお願い致します」と伝えましょう。

本日はお忙しい中お集まりいただきまして、心よりお礼申し上げます。
○○の25回忌法要を始めさせていただきます。

それでは住職よろしくお願い致します。

終わりの挨拶

法要が終了したら、参列者へあらためて 感謝の意 を伝えましょう。
その時に、故人の話に触れるとよりよいです。

会食がある場合は会食の案内を、無い場合はお開きである旨を伝えます。

本日は○○の25回忌法要に参加していただき、ありがとうございました。

こうして集まり、思い出を話すことが○○への一番の供養になるのではないかと思います。
この後、ささやかではございますが、食事を準備させていただきました。

お時間のある方は召し上がって帰ってください。
本日はありがとうございました。

会食の無い場合は会食の案内部分を変更します。

みなさまと食事を囲みながら、思い出話に花を咲かせたいところではございますが、遠方よりお越しの方もいらっしゃいますので、本日はこれでお開きと致します。

お荷物になりますが、お品物を準備いたしましたので、ぜひお持ち帰りください。

本日はありがとうございました。

短いと感じる場合、前回の法要から今までの家族の変化などをプラスしてもよいでしょう。
参列者に対して、「〇〇の分まで元気にお過ごしください」など付け加えるのもよいです。

25回忌のお返し【施主】

25回忌でいただく香典に対してのお返しを、 事前に準備しておく必要があります
来てもらった方に対して最後まで失礼のないよう、丁寧に選びましょう。

ここでは、香典返しの金額の相場や熨斗の書き方についてご説明していきます。

  • お返しの相場
  • 品物
  • 熨斗の書き方

お返しの相場

お返しは香典の金額に対して、1/3~半額の値段が一般的です。
地域や家柄にもよりますが、 3000~5000円程度 の予算がよいでしょう。

数は出席人数ではなく、香典の数で考えます。
ご夫婦やご家族で香典を1つ持参された場合には、お返しも1つで構いません。

住職にもひとつお渡しするので、数に含めるのを忘れないようにしましょう。
もしもに備えて、 少し多めの数を準備 しておくことが大切です。

香典返しの金額に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

品物

品物はタオルやお茶など、 日常生活で使いやすく好き嫌いがあまりないものが おすすめです。
お返しの品に迷った場合には、親族などに相談するのがおすすめです。

香典返しの品物に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

熨斗の書き方

お返しには熨斗をつけるようにしましょう。
熨斗の 上部分には「志」 と書き、下部分には 施主のフルネーム を書きます。

郵送や他の方が代わりに持ってきた場合は、 挨拶状を添える のがおすすめです。
直接お礼が言えない分、挨拶状で感謝の気持ちを伝えましょう。

25回忌の香典【参列者】

25回忌の弔問客は、 香典を用意して参加するのがマナー
施主に失礼の無いよう、金額や香典の書き方などをチェックしておきましょう。

  • 金額の相場
  • 香典袋の書き方
  • 香典の包み方

金額の相場

25回忌の香典の金額は、故人からみた立場によって変わってきます。

故人が 実の両親 の場合は、 3万円~5万円 ほど包みましょう。
故人が 祖父や祖母、叔父 など少し離れた親戚なら、 1万円~3万円 が適切です。

その他、友人など 親戚以外 の関係であれば、 5000円~1万円程度 を用意してください。
また、法要後の会食に参加する場合、 1人につき5000円~1万円 を上乗せしましょう。

法事の場合、新札はあまり好まれないので、新札をあえて準備する必要はありません。

香典の金額に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

香典袋の書き方

御布施同様、25回忌の香典の表書きは 黒い墨 で書きましょう。
上部分に 「御仏前」「御香典」「御稿料」 のどれかを記入します。

下部分に氏名を フルネーム で記入しますが、夫婦連盟で書く場合は左側に妻の名前を書きます。
夫婦以外、2,3名の連盟で出す場合、それぞれのフルネームを横並びで書きます。

中袋に金額を書く場合は、御布施と同様に数字は旧字体を使用しましょう。

香典袋の書き方に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

香典の包み方

香典は袱紗に入れて持参するのがマナーです。

風呂敷状の袱紗に包む場合、まずひし形に袱紗を広げ中央に香典袋を置きましょう。
その後、 右、下、上と順に角を中心に寄せ、最後に左側の角 を寄せて出来上がりです。

香典を渡す直前に袱紗から出し、相手から見て正面になるよう向きを整えて渡しましょう。

香典のマナーに関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

25回忌のお供え物【参列者】

お供え物に関しては、地域やしきたりによる差が大きく、 必ず必要というわけではありません
それ以前の法事にならうか、親族に確認するようにしましょう。

もしも準備する場合に困らないよう、金額の相場や品物などについて紹介していきます。

  • 金額の相場
  • 品物
  • 渡し方

金額の相場

25回忌でお供え物を用意する場合は、 3000~1万円程度 の予算で準備しましょう。
あまり高価な品を準備する必要はありません。

品物

25回忌で用意するお供え物の例として、 お菓子やろうそく、お酒 などが一般的です。
ただし、お菓子を準備する場合は、少し注意が必要です。

法事後に分けることもあるので、 個装されていて日持ちするお菓子 を準備するようにしましょう。
クリームが使われているケーキや、持ち運びで崩れやすいお菓子も避けた方がよいです。

渡し方

渡すタイミングは、法事に伺い施主にあいさつをした時がよいでしょう。
袋から出し、 「ご仏前にお供えください」 など一言添えて施主に渡します。

きちんと準備を整えて25回忌に臨みましょう

25回忌というと、何からどう準備してよいか分からない方も多いかもしれません。
しかし、ひとつひとつ手順を追えば難しいことではありません。

施主は事前にきちんと準備することで当日慌てず、 みなさんに感謝の意を伝えることができます。
参列者もまた、事前に準備することで故人へ心から追悼の意を伝えられるでしょう。

25回忌への参加が決まったら、施主も参列者も早めに準備をはじめ 余裕をもった準備を行いましょう