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お墓・霊園

北海道の墓じまいの費用は?行う流れやその後の改葬先も説明

終活を考える時にテーマの一つとなるのが「墓じまい」です。
お墓は、受け継ぐ人が居なくなると無縁墓となってしまい、ご先祖様が報われません。

ご先祖様が悲しい思いをされないため、また家族間でのトラブルを防ぐためにも墓じまいについての知識が必要です。
そのため墓じまいを行う時の流れや、北海道で墓じまいをする場合にかかる費用の目安を解説します。

北海道の墓じまいの費用は?行う流れやその後の改葬先も説明

墓じまいとは

墓じまい

墓じまいは、 文字通りお墓をしまうことをいい「改葬」とも表されます。
昨今は少子高齢化の影響で、お墓が 無縁墓 になるケースが多く、社会問題にも発展しています。

北海道も例にもれず、無縁墓や残された家族間でのトラブルを防ぐためにお墓の在り方を見直す必要があります。
しかし、墓じまいといっても 行政上の手続きや専門業者への依頼など、馴染みのないことばかりです。

また、墓じまいをした後のご遺骨の供養の方法を考える必要もあります。
改めて別の場所にお墓を建てるケースもあるため、それぞれの生活に沿う方法を選ぶことが大切です。

墓じまい後のご先祖様の供養について、北海道ではどのような方法があるのかも併せて解説します。

北海道の墓じまいの費用

費用

墓じまいを行う場合は 必ず専門の業者にお願いしなければならない工程があります。
これは北海道だけに限らず全国で共通していますが、専門の業者の相場は地域によって異なります。

また、墓じまいの代行業者もありますがこちらは後述します。

合計費用

北海道でお墓がある場所を更地にするまでにかかる合計費用の目安は、 10万~35万円 です。

内訳

費用の内訳は以下の通りです。

  1. 離檀料
  2. 墓じまい業者への費用
  3. 行政手続き費用

1. 離檀料

北海道で墓じまいすると決めた際にまず必要になるのが、お寺にお渡しする 離檀料 です。
離檀料とは、これまで お墓の管理や供養などをしてもらったお礼料のようなものです。

全国的な相場は法要の1回〜3回分とされており、 約3万〜15万円 と幅広いです。
墓じまいにともなう離檀料は、あくまで「気持ち」のためお寺によって金額が異なります。

2. 墓じまい業者への費用

ここでの墓じまい業者とは、 墓石などを販売する石材店のことを指します。
北海道の石材店へ墓じまいをお願いする場合の相場は 7万~20万円 です。

一般的に石材店へお願いする作業としては、 墓石の撤去のみですがお店によってサービスが異なります。
墓石の撤去の他にも付帯サービスがあるところは相場が高くなるため金額に幅があります。

3. 行政手続き費用

お墓には、ご遺骨が保管されているため 移動や墓地の返還に関して法律が定められています。
そのため、墓じまいを行う際は 行政の手続きが必要 となります。

北海道で墓じまいの手続きを行う時の費用は、自治体によって異なりますが 必要ない場合がほとんです。

北海道で墓じまい後の改葬先

墓

お墓を撤去した後の、ご遺骨の供養の仕方は様々です。
北海道で墓じまいを行った後の選択肢について紹介します。

お墓の引っ越しをする方

改めて北海道内にお墓を作る場合の手段を一つずつ紹介します。

  1. 墓地・霊園
  2. 納骨堂
  3. 永代供養
  4. 樹木葬

1. 墓地・霊園

まずは、ご自宅の近くなど アクセスが良い場所に新しくお墓を建てる方法 です。
設備や管理が行き届いているかなどを確認するため、実際に見学されることをおすすめします。

北海道内には墓地や霊園が何百とあるため、埋葬の方法と併せて考慮して下さい。

2. 納骨堂

納骨堂

二つ目は、主に 屋内の建物にご遺骨を埋葬する納骨堂という選択肢です。
普段は個人ごとに納骨されており、お参りの際に故人のお写真をモニターに表示させて礼拝する形が一般的です。

納骨堂は 一角をご遺骨の安置のために借りることもできますし、永代に渡って納骨することもできます。
納骨堂は比較的アクセスが良いところにあるのが特長で、北海道内にも複数あるためチェックしてみて下さい。

3. 永代供養

永代供養墓

三つ目の永代供養は、 ご遺骨の管理を永代に渡って墓地や霊園にお任せする埋葬の方法 です。
永代供養墓というお墓に合葬されるのが一般的です

永代供養は、一つの供養の方法なので埋葬の方法は納骨堂や樹木葬などを選ぶことも可能です。
北海道にも永代供養を行う霊園が複数あります。

4. 樹木葬

樹木葬

四つ目の樹木葬とは、 墓石の代わりに木々や草花を墓標にする埋葬の方法 です。
開放的で自然の美しさを感じられるのが魅力で、費用も抑えられます。

全国的にまだあまりメジャーではありませんが、北海道内にも樹木葬を扱う霊園が複数あります。

お墓をつくらない方

北海道で墓じまいをして、お墓を新しく作らないという選択もあります。

  1. 手元供養
  2. 散骨

1. 手元供養

手元供養は、 ご自宅の仏壇などに納骨スペースを設けて自宅で供養する方法 です。
故人を近くに感じることができる、比較的費用がかからないといったメリットがあります。

しかし一方で、 法要などのタイミングをご家庭で管理する必要があります。

手元供養に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

2. 散骨

散骨

散骨は、 ご遺骨を粉状にして海や山に撒く埋葬の方法です。
ご遺骨は法律によって粉状にしなければ、散骨することができないと定められているため専門の業者もあります。

散骨に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

北海道の墓じまいの流れ

手順・流れ

北海道で墓じまいを行う際の流れを一連で解説します。

  • 親族の同意を得る
  • 行先決める
  • お墓の管理者へ伝達
  • 改葬許可申請
  • お墓の解体をする石材店の決定
  • お墓の撤去作業

親族の同意を得る

ご家庭によっては、一つのお墓に複数世帯のご遺骨が埋葬されているところもあると思います。
管理の権利者や意見の違いによったトラブルを招かないために、墓じまいについて事前に親族で話し合いましょう。

行先決める

前述したように、北海道で墓じまいをした後の ご遺骨を埋葬する方法は複数選択肢があります。
将来の後継者やご自分の生活スタイルを考慮して最善の改葬先を決めましょう。

お墓の管理者へ伝達

墓じまいをしようと思ったら、まず お墓の管理元へ離檀の旨を伝えます。
お墓をとじることは、お寺を離れることとなるのでここで離檀料が必要となります。

離檀料はお寺によって相場が異なり、 離檀料が必要ないこともあります。
また、あまりにも 高額な離檀料を要求されるケースもある ため北海道の相場を知っておきましょう。

改葬許可申請

行政の手続きに必要となる書類は、主に3つありそれぞれ説明します。

  1. 埋葬証明書
  2. 受け入れ証明書
  3. 改葬許可申請書
  4. 申請者の印鑑

1. 埋葬証明書

行政処理をスムーズに進めるために、まず始めに 埋葬証明書を現在のお墓の管理者から発行してもらいましょう。
北海道の自治体によっては、 「収蔵証明書」 という場合もあります。

この埋葬証明書は改葬の申請の際に必要となる書類のため、 早めに管理元へ発行をお願いしましょう。

2. 受け入れ証明書

受け入れ証明書は、 改葬先の墓地や霊園の管理者に発行してもらう書類です。
受け入れ証明書は、行政の手続きにおいて北海道全域で必ず必要な書類ではありませんが念のため用意しておきましょう。

3. 改葬許可申請書

改葬許可申請書は、 現在お墓がある北海道の自治体へ提出しなければならない書類です。
この書類は 「今のお墓を閉じて別の場所へ埋葬する」許可 を貰うために必要となります。

自治体によって申請書の形式が違う ため、必ず公式のホームページからダウンロードして下さい。

改葬許可証に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

お墓の解体をする石材店の決定

石材

北海道の墓じまいにおいて、 墓石の撤去は専門の業者にお願いする工程です。
石材店を選ぶ際は、 必ず現地視察をお願いして見積もりを貰うようにして下さい。

現地視察が必要な理由としては、ほとんどの業者が 1平米を基準に費用を決定しているためです。
北海道だけでなく、一般的に お墓の面積が大きいほど費用がかかるようです。

また、実際に作業を行う環境を視察してもらうことで 不安要素を取り除く というメリットもあります。
見積もりは、墓石の撤去後にお金のトラブルになるのを防ぐためにお願いしましょう。

北海道の墓じまいで、墓石の撤去相場は幅広いため 複数の業者から見積もりをもらう ことをおすすめします。
業者によって、付帯サービスも異なるため、いくつか比較して納得した業者と契約しましょう。

お墓の撤去作業

墓じまいで、 墓石を撤去する前に必ず必要となるのが「魂抜き」という供養です。
ご遺骨が埋葬されている墓石には、 魂が宿っている といわれています。

そのため、その魂を抜かなければ墓石を動かすことができません。
魂抜きは法要となるので、お坊さんにお願いする必要があります。

この魂抜きは、石材店のサービス内容に含まれている場合もありますし、ご自分でお寺へお願いする場合もあります。
魂抜きが済んだら墓石を撤去し、ご遺骨を改葬先へ移すことができます。

北海道の墓じまい代行サービス

お墓参り

墓じまいは、墓石の撤去を除けばご自分で進めることは可能です。
しかしこれまで解説してきたように工程が複数あり、もしトラブルが起こった場合は対応に困ってしまいます。

そのため、 行政手続きからご遺骨の改葬先決定までを代行する専門の業者にお願いするという選択肢もあります。
費用相場は北海道内の移動だと、 20万~30万円 ほどです。

専門の業者ですので、手続きがスムーズですし複数の手間が省けるというメリットがあります。
また、北海道内への改葬先の選択肢も複数ある場合がほとんどなので プロのアドバイス ももらえます。

ご自分での手続きが不安な方は、代行業者も選択肢の一つに入れることをおすすめします。

まとめ

北海道で墓じまいを考えた場合の流れや費用を説明してきました。
墓じまいは、 行政の手続きなど煩雑な工程が多く 混乱してしまうかもしれません。

また、実際に 墓じまいを始めてからトラブルが起こることもあり得ます。
その際にきちんと対処できるよう、墓じまいについての知識を得ておく必要があります。

将来のことを考えて、墓じまいをするという決断をされるのは素敵なことです。
現在は、 北海道内での改葬先や埋葬の選択肢も複数あります。

墓じまい後も、大切なご遺骨を管理できるようご家庭の生活プランに合う最善の供養の方法を選びましょう。

みん終編集部

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