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墓友とは?メリットや注意点、墓友の見つけ方、永代供養も解説!

老後の生活を有意義に過ごすためにはなんでも気兼ねなく話せるような墓友がいると心強いものです。墓友と交流することでさまざまな刺激を得られるでしょうし、ご自身の活力にもつながることでしょう。ここでは、墓友のメリットや注意点、墓友の見つけ方など墓友に関する皆さんの疑問が解決できればよいと思います。

 墓友とは?メリットや注意点、墓友の見つけ方、永代供養も解説!

墓友とは?

墓

墓友 とは、 一緒にお墓を購入し、同じお墓に入ることを約束した人たち のことを言います。
そこには血縁関係はなく、一般的には 友人や知人 とお墓を共有します。

墓友は友人や知人のことを指すことからもわかるように 墓友達を省略した言葉 です。
しかし、「墓友」の言葉の捉え方には人それぞれ異なるようです。

一緒にお墓に入ることを約束し、お墓を探し始めたり、契約の手順を進めることから、 若い頃からの親交の深い人のみ を墓友と考える人もいれば、 晩年に親交を持った人 も墓友と考える柔軟な方もいるようです。

墓友が話題となった背景

この「墓友」が話題になった背景には、 少子高齢化 があります。
高齢者が一人暮らしをする世帯数は年々増加している一方で、 お墓の継承者や縁故者が減少している という深刻な状況です。
さらに、 未婚率の上昇 も関連しているといえます。

また、 地価の高騰お墓の管理や維持にかかる費用 などといった負担が極めて大きいことも確かです。
こういった現状から、 子供に迷惑をかけたくない無縁墓地にしたくない という理由で生前から積極的に「墓友」を探す方が増えました。

この傾向はこれからも続くと予想されるので、お墓を建てる際に「墓友」を検討する方が増え続けることでしょう。

墓友を作るのはどんな人達?

老人 友人

かつては、先祖代々、一つのお墓にまとまって入ることが一般的とされてきましたが、現代においては、その埋葬方法にもさまざまな選択肢が現れました。

そんな中、近年注目されているのが 「墓友」とお墓を共有すること です。

墓友を作るのはどんな人達が多いのでしょうか?
以下に墓友を作る人達の例をあげたいと思います。

  • 配偶者が先に亡くなってしまった方
  • 熟年離婚をした方

配偶者が先に亡くなってしまった方

不幸にも 配偶者に先立たれてしまった方 は、今までの生活環境との急激な変化を経験するため、 一人での生活を心細く感じる 人も少なくないようです。
一人での生活には不安や切なさなどあらゆる感情が取り巻くことでしょう。

そのため、 生活の寂しさを紛らわす ためにいろいろな方と交流することを通して、 「墓友」 という選択肢に出会い、「墓友」を検討する方が多いようです。

熟年離婚をした方

離婚 をしてしまった場合、お墓は別々のものを考えるでしょう。

しかし、それぞれがお墓を建てることを考えると、その お墓の継承者子供 になる場合がほとんどです。
すると、その子供は、 二つのお墓の管理・維持 をすることになりますので 費用二倍 になってしまいます。

そういった 子供に迷惑をかけたくない 、亡くなったあとの葬儀などさまざまなことにおける 費用の負担をさせたくない という方が 墓友 という選択肢を選ぶといえます。

墓友のメリット

メリット

墓友を作るには、 事前に準備をしておく 必要があります。
しかし、墓友が世間で話題になるにはそれだけ メリット が多く存在しているからです。

それでは、近年注目を集める「墓友」という選択肢にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

以下の4つの項目を順を追って説明していきます。

  1. 生前からの交友関係
  2. 無縁仏の防止
  3. 孤独死を避けられる
  4. 管理費・維持費の負担軽減

生前からの交友関係

墓友の一番のメリットは何と言っても、 生前から親交を深められる ことにあるでしょう。
同じお墓に入ることから、 お互いが相手のことをしっかりと知っておきたい という思いを持っているからです。

子供が自立するようになり、 自分を見つめ直す時間がたっぷりと取れる からこそ墓友について前向きに考える方が増えているのでしょう。

やはり、1人で終活をするのは非常に神経質になってしまいますが、 同じ生死観を持つ人 や、 同じ意見を持つ人 を見つけることができると、とても気持ちの面で楽に構えることができることでしょう。

配偶者に先立たれてしまった方や熟年離婚をされた方などは老後を独りで暮らしていかなくてはならないので、 交友関係 を持ち、 連絡を頻繁に取る ような墓友はとても心強く感じられ、注目を集めるようになってきたのでしょう。

無縁仏の防止

現代の日本において、少子高齢化社会の影響から お墓の継承者の不足 が大きな問題となっています。
一般的にお墓の継承者や縁故者がいないような場合、そのお墓は 無縁墓地 となってしまい、そこに埋葬されている方は誰も供養しれくれる方のいない 無縁仏 になってしまいます。

無縁仏になった場合はお墓は 撤去 されるかまたは 他の場所で管理 されます。
しかし、 同じ生死観を持っている方や意見の合う人を墓友として探す ことは無縁仏になってしまうことの対策になりえます。

墓友は、同じお墓を共有するので、その双方のご遺族様はお墓参りやお墓の手入れなどを 分担 して行うようであれば、どちらかのご遺族様にお墓の継承者や縁故者がいなくなってしまった場合でも、 もう一方のご遺族様お墓参りやお墓の手入れを行ってくれる ことでしょう。

このような、 お互いに助け合えるシステム に魅力を感じて検討する方が増えているのが現状です。

無縁仏については、こちらの記事を見て下さい。

孤独死を避けられる

前述した通り、やはり老後を1人で暮らすことは非常に 孤独 で不安が伴います。
未婚率の上昇や熟年既婚の増加 から 看病をしてもらえない 方は多くいます。

1人暮らしをしているご年配の方が多い今日では、 ご自身の最期 について非常に神経質な方も多くいることでしょう。
そこで、 墓友 の存在は 心の平静を保つ のにとても大きな役割を果たします。

終活で出会った人との繋がりがさらなる 活力 を与える場合もあるでしょう。
墓友はご自身の心持ちに大きな影響を与えてくれる かけがえのない存在 になることは間違いないでしょう。

孤独死に関しては、こちらも参考にしてください。

管理費・維持費の負担軽減

人が亡くなられた場合は、ご遺族様が お墓を建てる 必要があります。
その際には、 墓石代永代使用料 などさまざまなものに費用がかかってしまいます。

お墓参りやお墓の手入れ、法要 などにも費用がかかります。
しかし、墓友とお墓を共有することでお墓を建てるのにかかる費用やその他の費用を 均等に配分 できます。
そのため、 費用的な負担を軽減 することが可能です。

お墓にかかる費用に関しては、こちらの記事を参照してください。

墓友を見つける方法

方法

人生の最期を共有する友人・知人は ご自身と同じ生死観や価値観を持っている方 がよいでしょう。
話題にしにくいようなことも気兼ねなく話せる 、そんな墓友がいるだけで老後の生活が一変します。

老後の生活を一緒に有意義に過ごせるかけがえのない墓友を見つけることはご自身の活力にも繋がります。

では、そんな墓友はどのように見つけるのでしょうか?
以下に墓友を見つける方法を、

  • 墓友のサークル
  • 老人ホーム・介護施設
  • インターネットサイト

の3つに分けて説明していきます。

墓友のサークル

共同墓の運営を行っている NPO法人 等によって サークル が作られています。
そのサークルでは イベント 等を行っており、終活中の方が多く集まります。

墓友を検討する方には圧倒的に 女性 の方が多いようですが、男性も検討する方が増えてきています。

墓友のサークルには 同じような死生観を持つ方価値観の近い人 が集まるので、少し話題としては話しにくいことであっても気兼ねなく話せることが特徴と言えるでしょう。

老人ホーム・介護施設

老化の影響によって体が不自由になってしまった場合、 老人ホーム・介護施設 に行く人は多いでしょう。
高齢者を対象とする老人ホーム・介護施設などにおいても同じお墓に入る墓友を募ることも可能でしょう。

そこでの 交流共通の趣味 で会話が弾むこともあります。
たとえ老人ホーム・介護施設で同じ生死観や価値観を持っている方がいないとしても、 老人ホーム・介護施設で知り合った方の紹介 などによって ご自身と意見の近い方 を探すことができます。

インターネットサイト

現代においては、墓友を探す手段として インターネットサイト を使用することも可能です。
インターネット上では 墓友を募集するサイトSNSのグループ があります。

同じ敷地の同じお墓に入るのだから、 お互いに相手のことをよく知っておきたい と思うことは当然でしょう。
そのため、親交を深めておくことが非常に重要です。

しかし、インターネットサイトは 短い期間で同じ価値観を持つ墓友を探す ことが容易にできますが、インターネットを介することなので 相手の顔や素性を詳しく知ることができない ことが欠点といえます。

詐欺 などの危険もあるため、インターネットサイトを通して墓友を見つける場合は 十分気をつけましょう

墓友の注意点

お墓

墓友は老後の生活を有意義に時間を過ごすために極めて重要な存在といえますが、やはり血縁関係のないことに不安を感じることもあるでしょう。
そんな間柄の方と同じお墓に入ることに 多少の抵抗 は誰もが持つかもしれません。

では、墓友を作る際に、 注意すべき点 はどのようなところにあるのでしょうか?以下に墓友を作る際の注意点を

  • 家族の理解
  • 適切な依頼先の選択
  • お墓の管理費・維持費の分担

の3つに分けて説明していきます。

家族の理解

家族 がいる場合、墓友に対して理解を得られるとは限りません。
先祖代々同じお墓に入ることが一般的でしたから 墓友の概念には理解が及ばない方 も多くいることでしょう。

そのため、 家族には前もって墓友について伝えておく ことが必要になります。

従来にはない柔軟な考え方なので、反感を買うこともあるかもしれませんが、 墓友がご自身にとって有意義なものである ことや 家族を思った選択 であることをしっかりと伝え、 前向きな相談 ができるとよいでしょう。

適切な依頼先の選択

終活 という言葉が浸透してから 終活をしている方をビジネス対象 としている企業が増えてきました。
それらの中には、残念ながら 優良な企業とは言い切ることのできない企業 が含まれていることが現状です。

企業によっては依頼を引き受けた後、費用を受け取るだけで全く親身になって適切な対応をしてくれず、しまいには お墓の管理などを放棄する企業 もあるかもしれません。

それぞれの企業で、料金体系やプランが異なりますので、ご自身がしっかりと 優良企業を見極め信頼のおける企業や業者に依頼する ことが大切です。

お墓の管理費・維持費の分担

お墓を建てるのにかかる費用やお墓の管理費・維持費 は家族に頼らずに ご自身で負担する ことが理想でしょう。
また、 お墓の管理費・維持費 は極めて重要なので、 細かく取り決めておく ことが必要になります。

一般的にはトラブルが起こらないようにお墓の管理費・維持費に関しては 均等に折半 することをお勧めします。
しかし、お墓のデザインなど ご自身の意見を優先してもらった場合 などは 負担額を多めに持つ などのようにお互いが納得のいく相談ができるとよいでしょう。

お墓の管理費に関しては、以下の記事を見てみて下さい。

墓友とお墓に入るなら永代供養?

永代供養墓

墓友とお墓を一緒に購入することを考える場合、 永代供養墓 を選ばれる方が多くいます。
永代供養墓は墓友とご自身の双方がなくなってしまった場合、 寺院や管理団体で遺骨を供養 してくれるので お墓の継承者が必要ない ことが選ばれる理由でしょう。

永代供養墓には4つの種類があります。
ご自身や墓友のご希望やご要望にあったものを選ばれるのがよいでしょう。

永代供養墓
樹木葬 外柵を設けず記念樹の下に合祀
共同墓 記念碑や供養塔の下に合祀
納骨堂 骨壷を納骨堂に納める
個別墓 個別に墓石を建て遺骨を納める

永代供養墓に関しては、以下の記事も合わせて見て下さい。

墓友と向き合う

今回の記事では、

  • 墓友とは?
  • 墓友を作るのはどんな人達?
  • 墓友のメリット
  • 墓友を見つける方法
  • 墓友の注意点
  • 墓友とお墓に入るなら永代供養?

の順番で詳しく説明してきました。

墓友は生涯を終えるときに 最期を共有する友人・知人 であって、 非常に大切な存在 です。
墓友は、血縁関係がない友人・知人と同じお墓に入るので理解が得られない場合もあるようですが、より一層注目が集まっている概念です。

従来の価値観に捕われることなく、 柔軟に前向きに検討 するのもよいでしょう。
生きている間に新しい出会いが始まる 新鮮な機会です。

終活イベントやサークル などの活動を通して、意気投合するようなよい 「墓友」 と巡り会えることを祈っております。

みん終編集部

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