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葬儀

一周忌法要の流れ、喪主の挨拶・準備は?参列者の香典や服装も説明

一周忌法要を行うことになった場合、施主はどのような準備をすべきなのでしょうか。

また、参列者はどのような服装で参列し、いくらくらいの香典を包めばよいのでしょうか。

今回は、一周忌法要について、100名以上の方を対象としたアンケートも踏まえながら、施主、参列者の両サイドから解説します。

一周忌法要の流れ、喪主の挨拶・準備は?参列者の香典や服装も説明

一周忌法要の意味とは?

故人が亡くなった一年後に執り行う法要のことを、一周忌法要と言います。
そして、この法要をもって喪明けとするので、極めて重要な儀式であると言えます。

通常は、親族や故人と親交の深かった友人らで故人を偲びます。
そして、僧侶や住職らによる読経や法話が行われます。

一周忌法要の流れ

一周忌法要当日の流れですが、一般的に以下の流れを踏みます。

地域や宗教によって多少異なることもあるので、事前にお世話になる寺院などに確認をしておきましょう。

  1. 僧侶入場
  2. 施主挨拶
  3. 読経
  4. 焼香
  5. 法話
  6. 僧侶退場
  7. 墓参り(行わない場合もある)
  8. 施主挨拶
  9. 献杯
  10. 会食
  11. 施主挨拶

1~8番をまとめて、 「法要」 と呼び、1~11番をまとめて 「法事」 と呼びます。

法要のみの場合は、法要が終わった時点で参列者に香典返しを渡しましょう。

会食のある場合は、会食も全て終わり参列者が帰宅する際に渡す、もしくは会食の会場でそれぞれの参列者の机や椅子の下に置いておくようにしましょう。

一周忌と一回忌の違い

一回忌とは、 一回目のおつとめ のことを指します。

一回目のおつとめとは、葬儀のおつとめを指すため、葬儀のことをさす一回忌とは異なります。

一年後の一周忌法要は、二回忌と同じ意味を持っています。

一周忌に参列する人

一般的には、故人の遺族、親族や故人と生前に親交の深かった友人が参列します。

葬儀は多くの知人を呼ぶのに対し、小規模で行うことがおおいのが一周忌法要となります。

最近では、経済的な負担なども考慮に入れ、家族のみで一周忌法要を行うこともあります。

【100名にアンケート】一周忌法要の香典にいくら包む?

一周忌法要の際は、香典はいくらぐらい包めばいいのでしょうか?
知りたい方も多くいらっしゃるかと思います。

そこで、みん終編集部が113名の方を対象に「親戚の一周忌法要(法事)に参列する時、香典にはいくら包みますか?」というアンケートをとってみました。

結果としては、5千円〜1万円と答えた方が大きな割合を占めました。
また、多くても3万円までという事が分かりました。

金額は、「法要の後にある会食にも参加するか否か」によって変わってきます。

法要にのみ参列する場合は、約五千~一万円が相場です。

一方で、 法要の後の会食にも参加する場合は、会食の代金なども考慮し、約一万~二万円が香典の相場 となっています。

香典を渡すときは、香典袋に入れて渡します。
表面上部には、 「御仏前」や「御香典」、「御供物料」 と記入し、下部中心部に 自分の名前をフルネーム で書きましょう。

一周忌の香典については、こちらを参照ください。

一周忌法要で喪主が準備すること

一周忌法要を執り行う際には、喪主はいくつか事前に準備する事柄があります。

大きく4つに分類されます。

  • 日時、場所を決める
  • 参列者を決め、案内状を送る
  • お布施や香典のお返しを準備する
  • 挨拶を考える

下記で詳しく解説していきます。

日時、場所を決める

故人が亡くなって、ちょうど一年後の土曜日もしくは日曜日に一周忌法要を行う場合が多いです。

参列者が都合をつけやすいように なるべく早く日取りを決める ようにしましょう。

日取りが決まったら法要を行う場所を決めます。
自宅で行う場合は別として基本的には寺院で行います。

また、会食も行う際は、どの会場で会食を行うのかも決めます。

移動の手間などを考えると、法要を行う寺院から近い場所がふさわしいと思われます。

まず、 日取りが決まった時点で寺院や会食を行う会場に連絡を入れ、予約を取ります
そして、後日、参列者の人数がわかり次第その旨を伝えましょう。

参列者を決め、案内状を送る

誰を一周忌法要に招待するのかを決めましょう。
そして、参加者へ案内状を送ります。

法要の日取りと、招待する人が決まったら 早めに招待状を送る ようにしましょう。

その際、往復はがきなどを利用したり、返信用のはがきを同封すると良いでしょう。

一周忌の案内状については、こちらも参照ください。

お布施や香典のお返しを準備する

法要を行う会場や寺院が決まったら、 お布施を用意 しましょう。
お布施とは、僧侶や住職の読経に対する感謝の意を形にしたものです。

ふさわしい金額のお金を包み、基本的には当日、僧侶や住職に渡します。
お布施の相場や形態などについては後程まとめたので参照してください。

次に、法要に参列する人数がだいたい決まったら、施主は 香典のお返しを用意 しましょう。

一般的に、食べものや消耗品などの 「残らないもの」 が良いとされています。

お返しの相場はだいたい 二千~五千円 が平均的であるといえるでしょう。

いただいた香典の半分の金額から、お食事代(会食のある場合)を抜いたくらいの金額が妥当であるとされています。

法要の当日が雨天の場合もあるので、参列者が帰り持ち帰る際に負担にならないようなものを選ぶようにしましょう。

一周忌のお布施については、こちらも参照ください。

挨拶を考える

法要の場では、施主が挨拶する機会が何度かあります。
それぞれのタイミングにあった挨拶をする必要があります。

挨拶の一番の目的は「僧侶や参列者に対して感謝の意を述べる」ことです。
無事に一周忌法要を執り行うことができるのもまわりの方の支えがあってこそです。

きちんと感謝の気持ちを伝えましょう。

どのような挨拶がふさわしいのかは、後程説明する「一周忌法要の挨拶」の章を参考にしてみてください。

また、一周忌の挨拶についてはこちらも参照してみてください。

一周忌法要で参列者が準備すること

一周忌法要に参列することになった際はどのような準備が必要なのでしょうか。

大きく3つに分類されます。

  • 一周忌法要への案内状が届いたら
  • 一周忌法要に参列する場合
  • 一周忌法要に参列しない場合

下記で詳しく見ていきます。

一周忌法要への案内状が届いたら

一周忌法要に招待された際、参加者はいくつか準備すべきことがあります。

ますは、招待状や案内状が手元に届いた際、 予定がわかり次第すぐに出欠の返答をする ようにしましょう。

基本的に、法要は遅刻早退は厳禁です。

ただし、 会食のみ不参加の場合は、「法要のみに出席して会食は遠慮させていただく」という旨をきちんと明確に伝える ようにしましょう。

いずれの場合にしても、施主は、人数に合わせて引き出物や会食などの準備をあるため早めに返事をするのが礼儀です。

一周忌法要に参列する場合

一周忌法要に参列することになった場合は、すみやかに施主のその旨を伝えましょう。

そしてその後、いくつかの準備が必要になります。
まずは、 服装 です。

一周忌法要にふさわしい服装、基本的には喪服で参列する必要があります。
色や素材は華美にならないように気を付けましょう。

服装の詳細については後程にまとめたので参照にしてみてください。

続いて 持ち物 です。
当日は、香典などを持っていく必要があります。

また、数珠や袱紗も法要の際によく使用されるので持参しましょう。
法要の日取りが近づいてきたら、法要の行われる会場までの行き方などを調べておきましょう。

当日、やむをえない場合を除き、遅刻は厳禁です。
余裕を持って会場に向かうようにしましょう。

また、一周忌法要の持ち物に関してはこちらも参考にしてみてください。

一周忌法要に参列しない場合

一周忌法要に招待されたが、参列しない場合は先ほども述べたように すぐに欠席の旨を施主の方にお伝えしましょう

そして、別日にお参りに伺う、もしくは香典を包み郵送するとよいでしょう。

【100名アンケート】一周忌法要のお布施相場

一周忌法要を執り行う際、僧侶や住職の方に読経をあげてもらったりします。

それらに対する感謝の意を込めて、施主はお布施と呼ばれるものを用意します。

一周忌法要のお布施相場に関して100名以上の方にアンケート

一周忌法要のお布施を用意する際に、どれほどの金額を包むかというのは気になるかと思います。
では、実際にお布施はいくら包むのが一般的なのでしょうか?

そこで、みん終編集部が113名の方を対象に 「一周忌の際、お布施にはいくら包みますか?」 というアンケートをとってみました。

結果としては、 2万円〜3万円と答えた方が38%と1番多い という結果となりました。
また、1万円〜3万円が全体の約7割という結果になりました。

ただし、 「死」を連想させる「四」や「九」などの数字は避けた方が良い でしょう。

また、お布施は封筒に入れて渡します。
表面の上部に 「お布施」 もしくは 「御布施」 と書き、下部に 自分の名前をフルネーム で記入します。

一周忌法要の挨拶

一周忌法要の際に、施主による挨拶が何度かあることは述べました。
それぞれについて軽く説明します。

まず、僧侶が入場し、 法要が始まる際に、「今から法要を始める」という旨と参列者への感謝の意 を伝えます。

そして 法要が終わったタイミングで「法要が無事に終わった」という旨と「一周忌法要を迎えてみた率直な感想」 などを述べましょう。

会食がある場合は、 献杯の際と会食が終わる際 に一言挨拶の言葉を述べましょう。

【100名アンケート】一周忌法要のお供えに何を選ぶ?

一周忌法要参列に際して、お供えを用意することがあります。
どのようなものをお供えとするのがふさわしいのでしょうか?

そこで、みん終編集部が113名の方を対象に「あなたが親戚の一周忌法要(法事)に参列する時、お供え物に何を用意しますか?」というアンケートをとってみました。

1番多かったのは現金でした。
次にお花、お菓子という結果になりました。

また、故人の好きだったものをお供えするのも良いでしょう。
食べ物に関しては、生ものや消費期限の早いものはなるべく避けましょう。

一周忌のお供えについては、こちらも参照ください。

【図解解説】一周忌法要の服装

一周忌法要の服装はどのようなものがふさわしいのでしょうか。

  • 男性の場合
  • 女性の場合
  • 子供の場合

男性の場合

男性は、基本的に黒色のスーツ、靴下、ネクタイ、靴、そして白色のワイシャツを着用します。ネクタイピンはつけないようにしましょう。

実際に用意する際には、こちらの画像を参考にしてください。

女性の場合

女性は、黒色のフォーマルドレスやスーツを着用しましょう。また、ストッキングと靴も黒色のものを着用します。

女性の場合も、用意する際には、こちらの画像を参考にしてください。

子供の場合

学生や子供は、制服があるのであれば制服を着用します。
制服がない場合は以下を参考にしてください

男の子

男の子は黒色や紺色のベストやセーターとグレーのズボンを合わせるのが良いでしょう。

女の子

女の子であれば、黒色や紺色のワンピースやジャンパースカートが良いでしょう。

一周忌の服装についてはこちらも参照してみてください。

一周忌法要当日までにきちんとした準備を

この記事では一周忌法要の流れや、施主や参列者が注意すべきことなどをまとめました。一周忌法要を行う際は、事前の準備が肝心です。

一周忌法要は、故人を偲ぶために設けられているということを念頭に置き、しっかりとマナーやしきたりに則って準備をし、当日滞りのないようにしましょう。