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葬儀

香典を代理することはできるのか?注意点や代理以外の方法も紹介

親族や親しい友人の葬儀に参列したいけれど、都合が悪かったり体調が優れず、参列することが難しいこともあります。
そんな時、代理を立てることができるのでしょうか?

誰に代理を頼むのか、代理を立てる注意点、葬儀のマナー、代理を立てる以外の方法も紹介いたします。
参考にしてみてください。

香典を代理することはできるのか?注意点や代理以外の方法も紹介

香典を代理することは可能?

香典

都合がつかず、お通夜や告別式に参列できないこともあります。
そんな場合、 香典を代理することは可能です。

代理人を立てて香典を預けることは失礼に当たりません。

ご遺族側が香典返しをまとめて渡せるという利点があるので、代理を立てたほうが、 かえって手間をかけさせなくて良い という見方もできます。

香典を代理するときに気をつけること

香典を渡す女性

では、香典を代理する際に、気を付けることはあるのでしょうか?
気をつけたい3点をご紹介いたします。

  1. 親しい人が望ましい
  2. 代理人が困らないように配慮を
  3. ご遺族に連絡を

気をつけたいこと➀親しい人が望ましい

代理人を選ぶ際、家族や親族、親しい友人など、 依頼者と親しい間柄の方が望ましい です。
故人と面識がなくても大丈夫です。

気をつけたいこと➁代理人が困らないように配慮を

依頼人は、記帳の際、代理人が困らないよう、 住所や名前をきちんと教えておきましょう
名前はなかなか記入することがないので、いざ書くとなるとわからないこともあります。

香典袋はお札を入れ、名前を書いた状態で 渡しましょう。

気をつけたいこと➂親しい場合遺族に連絡を

故人と親しい仲だったり、親族関係の場合、 遺族に電話かメール、弔電で お通夜・告別式へ参列できないことを伝えましょう。

代理で香典を出す時の金額

香典金額
香典相場 金額
5万〜10万円
兄弟・姉妹 3万〜5万円
伯父・叔母 1万〜3万円
友人 5千〜1万円
職場関係 5千〜1万円
ご近所 3千〜5千円

代理で香典を出す際、 基本的に金額の増減はありません

もともと香典には故人を経済的に助けるという意味がありました。
ですが、今では特別な意味がない限り、金額が多ければ良いというものではありません。

必ずといったわけではないですが、一般的に 同等の金額を返す必要がある と考えられているからです。
上の表を参考にして香典金額を決めましょう。

香典の金額に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

偶数の金額・枚数・9は避ける

縁が切れることを想像させてしまうため、割り切れない 奇数の金額を用意しましょう

金額だけではなく、枚数も奇数に。
苦を想像してしまう 9がつく金額も避けましょう

また、新札より 古いお札の方が 良いです。

香典のマナーに関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

代理で香典を出す時の書き方

香典 書き方

葬儀に参列すると、 芳名帳に名前と住所を記帳します
代理で香典を出す時は、少しだけ記帳することが増えます。

では、代理で香典を差し出す時の書き方をみていきましょう。

  • 依頼人の後ろに(代)を記帳する
  • 住所などの情報は依頼者のものを書く
  • 代理人の名前を記帳する場合もある

依頼人の後ろに(代)を記帳する

芳名帳に依頼人の名前を記帳し終わったら 名前の横に、(代)と書きたします
略さず、(代理)と書いても間違いではありません。

奥様が代理をする時は、(内)と記帳します
代理で参列していることを示すので(代)や(内)を、忘れないようにしましょう。

住所などの情報は依頼者のものを書く

住所や名前(仕事の繋がりですと役職など)は、本来葬儀に参列するはずだった 依頼者の情報を芳名帳に記入します

芳名帳は、 遺族が故人と誰が関わりがあって、誰から香典をいただいたのかを知る 貴重な情報です。
間違いがないよう気をつけましょう。

代理人の名前を記帳する場合もある

代理人の名前も芳名帳へ記帳する場合もあります。
受付で、係の人に 代理人の名前を記入するように言われた 場合は記帳します。

代理人も 故人と面識があり、供養の気持ちを伝えたい場合も 記帳します。

親族の葬儀で 、高齢の親が参加できず、 親の代わりに代理で参列した場合も 、代理人の名前を記入しておきましょう。

香典を代理する時の振る舞い方

香典を託された代理人は、最低限のマナーを守るようにしましょう。
代理人の振る舞いが悪いと、 依頼人の印象も悪くなってしまいます

  • 受付での振る舞い
  • 記帳する際の注意点
  • 代理する時のマナー

以上を詳しく説明していきます。

受付での振る舞い

受付

葬儀に参列するためには、まず 受付をします
受付で慌てないためにも、受付の振る舞いを順番を頭に入れておきましょう。

  1. お悔やみの言葉を伝える
  2. 香典を差し出す
  3. 芳名帳に記帳する

➀お悔やみの言葉を伝える

まず最初に、 一礼し、お悔やみの言葉を受付で伝えます
一般的には「このたびは誠にご愁傷さまでございます」「心からお悔やみ申し上げます」などの短い言葉を、 声のトーンを落として 伝えます。

この時に、 依頼人の代理で伺ったことも一緒に伝えます

キリスト教ですと、「安らかなお眠りをお祈り申し上げます」が一般的です。
宗教や宗派によって変わるので、参列することが決まったら確認して おきましょう。

➁香典を差し出す

お悔やみ伝えたら、次に香典を差し出します。
袱紗から香典を取り出し、受付係の方が読める方を向きにして両手で 渡しましょう。

香典は袱紗(ふくさ)に包むのがマナーです。
受付に並んでいる時に、袱紗から取り出しておくのは止めましょう。

香典を差し出す向きにも注意が必要です。

また、葬儀場に受付がない場合や、自宅で葬儀を行う場合もあります。
拝礼の際に 御霊前に供えしますが、香典の向きは自分が読める向きに 置きます。

直接遺族へ香典を渡す場合は、 相手側が読める向きにし、両手で渡します
御霊前にお供えする時は、香典の向きが逆になることをしっかり覚えておきましょう。

➂芳名帳に記帳する

次に、芳名帳に記帳します。
上記で説明したことを参考に、 住所と名前の横に(代)又は、(内)と記帳しましょう

必要がある場合、代理人の名前も記帳します。

芳名帳の書き方に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

記帳する際の注意点

葬式 受付

達筆すぎると読むことが難しいことがあります。
読みやすく書くことが大事です

住所 は、 郵便番号も書いた方が親切です
依頼主と故人の仲が深い場合は、電話番号も書いておくと、遺族が依頼主と連絡が直接取れるので、良いでしょう。

ですがその場合、事前に依頼主に電話番号も記帳するのか聞いておく必要があります。

代理する時のマナー

代理する時のマナーは、基本的に自分が葬儀に参列する時と変わりません
代理だからといって特別なことをする必要はありません。
ですが、他人ごとという態度にならないようにしましょう。

代理で香典を出す時の注意点

! 注意

代理で香典を出す時に、忘れてはいけないことがあります。
代理で参列している方は、次の3点を忘れないように注意しましょう。

  • 依頼者が出席できない旨を伝える
  • 通夜振る舞いは箸をつける
  • 香典返しは受け取ろう

依頼者が出席できない旨を伝える

香典を出す際、 諸事情により参列できないことを伝えましょう

詳しく伝える必要はないですが、依頼者が出席できないことを伝えるのが役目の一つです。
香典を出す他にも、注意点があります。

通夜振る舞いは箸をつける

お通夜終わった後、故人を偲ぶ場として、通夜振る舞いといった軽いお食事が用意されていることがあります。

必ず参加するものではないですが、もし通夜振る舞いを勧められたら、飲み物や食べ物を一口でもよいので、 口をつけて帰りましょう

一口でも口をつけると、 依頼人に変わって供養することに なります。
もし、遺族と話す機会があれば、依頼人の代理できたことを遺族にも伝えましょう。

予定がある場合

お通夜の後、予定があり早く帰らなければならない場合、 無理に参加する必要はありません
食事を勧められた際に、予定があることを伝えましょう。

通夜振る舞いに関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

香典返しは受け取ろう

葬儀後に、香典返しを渡す方法を当日返し(即日返し)を選ぶ遺族も増えています。
当日返し(即日返し)の場合、香典返しは 代理人が代わりに受け取って おきます。

後日、代理人は受け取った香典返しを依頼人へ渡したり、郵送するようにしましょう。

代理以外で香典を渡す方法

方法

代理を立てるには相手の都合もありますし、なかなか見つからないこともあります。
そんな時は、 代理を立てる以外で香典を渡す方法がある ので、他の方法を探してみましょう。

ここから、代理以外で香典を渡す方法を3点ご紹介いたします。

  1. 香典を郵送する
  2. 後日弔問する
  3. 葬儀社が行なっている代理サービスを利用する

代理以外の方法➀香典を郵送する

香典を郵送する方法もあります。
葬儀が終わって 1週間〜1ヶ月以内に届くように 手配します。

遺族は香典返しをする必要もあるので、早めの郵送が望ましいです。
宛名は喪主、わからない場合は故人の縁者の宛名にし、一言お悔やみの言葉を書いた手紙を同封するようにしましょう。

現金書留を利用する

香典は現金なので、 郵便局へ行き現金書留で郵送します
その際、現金のまま送るのはマナー違反なので、 必ず香典袋に包みましょう

葬儀に参列した時と同様に、住所と名前を香典袋の 中袋にも記入します

香典の郵送に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

代理以外の方法➁後日弔問する

後日、弔問に伺う方法もあります。
まず遺族に電話をし、 故人と自分の関係性を伝え 、お悔やみの言葉と、弔問するにあたり 遺族が都合の良い日時に合わせます

  • 葬儀に参列する時のように振舞う
  • 速やかに退室する
  • 葬儀より月日だいぶ立ってしまった場合

葬儀に参列する時のように振舞う

弔問したら、まず挨拶とお悔やみを伝えましょう。
数珠をつけ、袱紗に包んだ香典を遺族へと渡します。

葬儀は済んでいるので、 喪服ではなく、華やかではない暗めな色のワンピースやスーツを選び着て いきます。

速やかに退室する

香典を渡し、お線香をあげたら、 速やかに退室しましょう
遺族に勧められても、故人との思い出を簡潔に話し、長居しないほうが良いです。

故人の死因や病死のことなど、根掘り葉掘り伺うのは悲しみを誘ってしまうので避けます。

葬儀より月日だいぶ立ってしまった場合

事情によりすぐに弔問することができず、四十九日の法要を過ぎてしまった場合、香典の表書きが変わります。
御霊前だった表書きが御仏前に変わるので 注意が必要です。

また、宗派によっても違いがあります。
月日が立ってしまった場合の弔問は、遺族にとって負担になることもあります。

「お気持ちだけで充分です」とのことであれば、 お悔やみの言葉だけを伝えましょう
香典のお返しはいらない場合は、きちんと遺族に伝えておくと遺族側に手間がかかりません。

後日香典を渡す方法に関して、詳しくはこちらを参考にしてください。

代理以外の方法➂葬儀社が行なっている代理サービスを利用する

代理サービスを行っている葬儀社もあるので、利用するのも良いでしょう。
香典袋の準備に表書きなど記入してくれるので、時間がない時、代行してくれる人が見つからない時に打ってつけです。

ですが、やはり会社で頼むので、 香典以外に手数料がかかって しまいます。
そのことを頭に入れておきましょう。

香典の代理は特別なことでなない!

知り合いがいない葬儀の出席は、緊張するものです。
香典の代理と聞くと、特別何かをしなくてはいけないような気になってしまいますが、 基本的なマナーさえ守れば大丈夫です。

気負わずに代理として参列しましょう。
故人やはり高齢者が多いものです。

参列する方も高齢者が多くなるので、代理を頼む方も数人出てきているかもしれません。
代理は自分だけではないと思えば、安心できるのではないでしょうか。

依頼人は代理人が困らないように、正確な住所・名前を伝える他に、 宗教や宗派を確認する ことも忘れないようにしましょうね。

みん終編集部

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