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厨子とは?種類・費用相場を解説!仏壇との違いは?おすすめ商品も

厨子(ずし)とはご本尊や位牌を安置する仏具のことを言います。
この厨子は飛鳥時代から使用されていたと言われています。

毎日手を合わせてご本尊とご先祖様に顔を合わせていますか。

昨今では現代向けであるコンパクトな厨子も誕生しました。
今回は厨子の種類や購入相場、仏壇との違いなども紹介していきたいと思います。

厨子とは?種類・費用相場を解説!仏壇との違いは?おすすめ商品も

厨子(ずし)とは

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厨子(ずし)とは 仏像や経典、亡くなった方の戒名や命日、俗名、享年が記載された木の札である位牌(いはい)を置く仏具 を指します。

厨子は長方形の箱型をしているものが多く、円筒形や家屋のような形をしており、観音開きという両開きの扉が取り付けられているのが特徴です。

厨子はご本尊を保管する祠(ほこら)の役割をしています。
多くの家で目にする仏壇は厨子型仏壇です。

厨子が誕生した背景としては信仰の対象である大切な仏像を崇めるにあたって、ほんのわずかでも綺麗な場所に安置したいという想いからだと言われています。
これは仏壇が誕生した由来とほとんど同じです。

位牌に関しては、こちらを参考にしてください。

厨子の歴史

歴史を辿ると、厨子は飛鳥時代にまでさかのぼります。
飛鳥時代当時の職人が緻密に手施した仏具、現在では法隆寺に安置された「玉虫厨子(たまむしのずし)」が最も古い厨子として有名です。

人々に崇拝されていた大切な仏像を保管する場所に華麗な装飾を施すという意味合いでは、今日の仏壇と類似する点が伺えます。

厨子(ずし)種類

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厨子にはその形や装飾の面から、いくつかの種類があります。
ここではイメージが付きやすいよう商品を見せつつ説明を述べてきます。

  • 丸厨子
  • 木瓜(もっこう)形厨子
  • 帽額(もこう)厨子
  • 両面厨子
  • 印籠(いんろう)厨子

丸厨子

最も目にするのが丸厨子でしょう。以下にあるように丸い形をした屋根が印象的で家庭にある厨子は漆塗りの木製の場合が多いです。

丸厨子 普通幅 3.5号 黒塗
丸厨子 普通幅 3.5号 黒塗
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黒や朱色の漆塗りが施されていて緻密な金具細工で装飾されていてとてもきらびやかな印象を受けます。
扉を開けると中の方まで金箔が施されているものが多いため、高級感溢れるのも特徴です。

木瓜(もっこう)形厨子

屋根の部分が横広がりな形なのが木瓜型厨子の特徴です。
他の厨子よりも比較的大きな形をしているので丸厨子よりも値が張ってしまう価格になっています。

木瓜厨子 中幅 10号 黒塗
木瓜厨子 中幅 10号 黒塗
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帽額(もこう)厨子

帽額厨子も同様に屋根に特徴があり、屋根部分に装飾がある木瓜厨子と比べ、軒下の部分に広く屋根がある形となっています。

両面厨子

両面厨子は黒柿の木を材料とした黒やこげ茶の木目と、前後に扉が取付られれたシンプルな形が印象的な厨子です。
ご本尊の保管が主な用途ではなく、また元は棚の役割を担っていたとされるため作りが簡易的なのが特徴です。

有名な物としては正倉院の所蔵物があります。

印籠(いんろう)厨子

印籠とは薬などを入れて腰から下げる小さな入れ物を指しますが、その名の通り携帯できるような形と大きさの厨子が印籠厨子です。

また、印籠厨子程小さい物ではありませんが、最近の住居事情も踏まえ、昨今では小さくてモダンな厨子も見られています。以降の項目でおすすめの厨子として解説を行うので、ここでは省略します。

厨子(ずし)の費用相場

費用

厨子の費用としては範囲が幅広く 約5000円~70万円 と低価格から高価格帯の物まで存在します。
また木瓜形厨子はサイズの点から大きい物が多いため、値段が高い物が多いです。

装飾によっては宗派を選んでしまうことがありますが、内装に装飾が施されていなければ気にする必要はありません。

今回は中でも利用頻度の高い丸厨子と木瓜厨子の2種類の費用相場を紹介していきます。

種類 費用相場
丸厨子 2万円~15万円
木瓜厨子 20万円前後

木瓜厨子は基本的なデザインではありますが、小さいタイプのものがないので必然と費用が高くなってしまいます。

また、厨子の費用は種類のほかにも様々な要因によって変動していきます。
それは以下の3つです。

  • 総丈
  • 扉幅
  • 奥行

費用も大事ですが、同時に細かな大きさが大切ですのでしっかりと採寸してどのくらいの大きさの厨子が欲しくて、どのくらいまで出せるのかをしっかりと決めておきましょう。

厨子(ずし)と仏壇の違い

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ご本尊を安置する厨子と仏壇。
一体何が違うのでしょうか。

仏壇と厨子にははっきりとした違いはありません。

仏壇とは仏教においてご本尊を祀る祭壇であり、仏具として同様の役割を厨子も担っています。
また、仏壇は厨子の一つとされている事があります、今回は意味合いの観点から違いを説明していきます。

  • 厨子の役割
  • 仏壇の役割
  • 厨子型と一般的な仏壇の違い

厨子の役割

厨子はもともと「食べ物や書籍を保管する棚」という意味を持っていました。
そこで昔はキッチンや部屋などに生活の一部として使用されていました。

生活用品でしたが、後々に仏像を始めとした仏具の収納としての役割を担い初め、今日では大切に扱われる仏具へとなりました。

今日厨子の持つ役割は仏像などの貴重なものを保管することです。
外部刺激であるほこりや太陽の光などから保護して、保存状態をよくする役割を果たしています。

さらに仏像や位牌を保管する厨子を毎日過ごすお家に配置することによって、その場所だけはご本尊が存在するとても神聖で綺麗な空間になります。
唯一ご先祖様とつながれる場所として存在しています。

仏壇の役割

仏壇の役割としては厨子の役割と非常に似ていますが家の中にあるお寺という意味合いを持っています。
そのため仏壇には祀る対象であるご本尊を安置することが一般的であるとされてきました。

しかし今日ではご本尊だけではなく、ご先祖様も一緒に祀ることが増え位牌を安置している家庭も多々見受けられます。
よってご本尊だけではなくご先祖様とも対話できる場としての役割も持ち合わせています。

仏壇に関しては、こちらを参考にしてください。

厨子型と一般的な仏壇の違い

主な違いは以下の三点になります。

  • サイズ
  • 宗派
  • デザイン

①サイズ

二つの違いとして顕著に違うのはサイズの違いです。
厨子型仏壇の方が非常に大きな形となっています。

②宗派

本来であれば厨子型仏壇は日蓮正宗だけで使用される仏壇でした。
日蓮正宗とは他の日蓮宗と比較すると1番厳しい宗派として知られています。

この日蓮正宗が厨子型仏壇を選んだ理由としてはご本尊を1番大切にする点から採用したと言われています。

現在は宗派の違いによって選ぶことはないですが、このような違いがあるので注意するようにしてください。

③デザイン

厨子型仏壇は使い方や大きさによってはご本尊や位牌を置く目的で使われるケースが多いですが、上記の日蓮正宗はどうして厨子型仏壇を選んだのかという目的がはっきりしているので購入する際には注意して選ぶようにして下さい。

しかしどのタイプのものを選んだらいいのか不安な場合はきちんと菩提寺の方に相談したり、周りの方に聞いたりする行為が大切です。

厨子・仏壇の必要性

先ほど説明したように厨子と仏壇は類似していまいた。
ここでどうして厨子と仏壇が必要なのかについて3点説明していきたいと思います。

  • 心の拠り所
  • ご先祖様を供養する場
  • 亡くなった人と対面する場

①心の拠り所

昔から朝にきちんとした姿勢で手を合わせて仏様に心を向ける行為は心に安らぎを与えると言われています。

②ご先祖様を供養する場

人間は33回忌を迎えるまで正月やお盆、命日などにこの世に戻ってきて遺族と会う機会を得ていると言われています。

したがって33回忌で弔い上げをするまでは故人を温かく受け入れる体制を整える必要があります。

毎日寺に行き、お墓参りをすることは大変ですが、お家の中にある厨子や仏壇があるとお墓参りに行った時と同じ意味を持ちます。

③亡くなった人と対面する場

皆さんは亡くなった方がどこかで見てくれているような気がしませんか。

厨子や仏壇は唯一身近に故人と対面し、心を通じ合わせられる場所です。
位牌に手を合わせ、故人の好物を仏壇にお供えしてください。

どこかで見てくていると思うだけで心の支えになってくれます。

おすすめの厨子(ずし)

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この項目ではおすすめの厨子について、具体的な商品を上げながら解説を行ってきます。
仏具店等で購入を検討されている方も一例として考え方や選び方等を、参考までにして頂けると幸いです。

小さくてモダンな厨子

この厨子は現代の家庭向けに作られている厨子で狭い場所にも置くことができるという点で特化しています。

ミニ仏壇/007ダーク/創価学会用/コンパクト仏壇/お厨子
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現在、モダンなデザインの厨子が注目を集めています。
なぜならば、自分の好みで選んだインテリアを崩すことなく、小さくて洋風の内装にも合うインテリアの一部として置くことができるのです。

宗教や宗派、それぞれの菩提寺や家庭によって、厨子や飾り付けが決められているケースもあります。
厨子を購入するときはご自分の宗教や宗派について調べておくと迷わずに選択することができると思います。

菩提寺に関してはこちらを参考にしてください。

おすすめの丸厨子

滝田商店ブランド 厨子 国産 (日本製) 丸厨子 普通巾 朱塗り 1.2尺(高さ41.5cm×巾17.5cm)◆大切なお仏像や位牌を安置する丸型で普通巾のお厨子【滝田商店発行 証明書付】
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こちらの商品は、木製で朱色の漆塗りの仕上げ、金箔押しでかつ金具打ち仕上げの国産性の品の良さと煌びやかさを兼ね備える美しい商品です。
サイズに関しても高さが41.5cm、横幅の部分が約17.5cm程と少し大きめですが、存在感も十分有るものです。

デザインは好みだが、もう少し小さい、ないし大きい物を希望する方は同ブランドで約17cm程の小さい物から、値段は張りますが、約70㎝程のかなり大きい物まで幅広く展開されています。

お家にも簡単に厨子(ずし)が置ける

厨子という聞きなれない言葉について種類や役割、仏壇との差異も含め、相場的な値段を踏まえたおすすめの商品等も紹介してきました。

以下が簡略的ですが、まとめとなります。

  • 位牌や仏像を始めとした仏具を入れる収納的な役割を担う
  • 仏壇との間に大きいな違いはないが、基本として厨子が仏具等の収納、仏壇が仏の居場所としての意味合いが強い
  • 小さい物では5000円程、大きく装飾も華やかな物だと70万円程の物になる
  • 中に入れる仏具との兼ね合いから大きさを決め、予算等とつじつまを合わせていく事が重要

家にいてもご本尊様やご先祖様と対話の仲介的な役割を担うのが厨子であり、信仰の面からでも重要な存在です。

また、おすすめのとして紹介しましたが、小さくて現代的なデザインの物はインテリアとしての調和性も持つため、気軽に置く事ができるのも特徴です。

ぜひ、厨子を家に置くかの検討を家族の方などに持ちかけてみてはいかかがでしょうか。

みん終編集部

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