みんなの終活 | 今知りたいライフエンディングのこと
葬儀

家族葬の挨拶!内容・例文・タイミングを解説!忌み言葉やマナーも

皆さんは家族葬について正しく知っていますか?
家族葬で喪主挨拶が行われるのかどうかや、挨拶のタイミングについても詳しく説明していきます。

また、挨拶の際に避ける言葉も紹介しているので、参考にしてみてください。

家族葬の挨拶!内容・例文・タイミングを解説!忌み言葉やマナーも

家族葬とは

葬儀

ではまず、家族葬について説明していきます。

家族葬とは、 家族・親族・親しい友人を呼び、小さい規模で行われる葬儀 のことです。
故人と深い関係だった方のみで別れを惜しむことが出来ます。

家族葬には明確な定義は設けられていませんが、参列する人数は10名から30名ほどで、一般的に行われる葬儀と同じく僧侶を呼んで行われます。
家族葬に関しては、こちらの記事も参考にしてください。

家族葬と密葬の違い

家族葬と同じく、親しい間柄だけで行われる葬儀には『密葬』があります。
一見すると、家族葬と同じに感じますが、微妙な違いがあります。

その違いとは、密葬に 本葬以外で、親しい間柄の方々と故人がゆっくりお別れできる機会を設ける という意味があることです。
つまり、密葬の後に大勢の方を呼ぶ本葬を改めて行うのです。

密葬は特に、芸能人などの広い人脈を持つ方が行います。
大勢の方を呼ばないわけには行かないけど、親しい間柄だけで別れを偲ぶ時間が欲しい方が密葬を行うのです。

家族葬で喪主の挨拶は必須?

はてな

では次に、家族葬での喪主挨拶の有無について説明します。

家族葬は親しい間柄の人だけが出席する葬儀です。
ですから、喪主挨拶はいらないと思う方もいるかもしれません。

しかし、一般に行われる葬儀と同じく、家族葬も友人が参列している場合には 喪主挨拶が必要 です。

喪主挨拶がある理由

家族葬は親しい方のみで小規模で行われますが、基本的に どんな葬儀であっても喪主は必要 です。
喪主挨拶は葬儀でも大切なことであり、故人や参列者の方々に敬意を払っているとされています。

葬儀の運営を葬儀社が行っても、参列者の香典、供花の有無を決定することは主に喪主の務めです。
身内だけも家族葬でもしっかりと挨拶を行いましょう。

喪主挨拶に関しては、こちらも参考にしてください。

家族葬で挨拶をするタイミング

時計

では次に、家族葬で挨拶をするタイミングについて説明します。

場面 タイミング
僧侶へ 控え室に案内する前
お通夜 焼香後・僧侶の読経後
通夜振る舞い 開式・閉式
告別式 式後
出棺 告別式後の出棺
精進落とし 開式・閉式

以上のタイミングで、喪主は挨拶を行う必要があります。
表を見てわかるように、喪主が挨拶を行うタイミングは非常に多く訪れます。

様々な場面でもきちんとその時に合った挨拶を心がけるようにしましょう。

家族葬の挨拶の例文

手紙

喪主挨拶は、家族や親族の代表で行うものなので、どんな言葉でも本来なら大丈夫です。
きちんとした挨拶を行うことで故人への想いを改めて伝えましょう。

喪主挨拶はメモを見ながら話しても大丈夫です。
しかし、3分以内で終わらせるように心がけます。

では、家族葬の様々な場面で行われる挨拶を見ていきましょう。
ここでは場面によって違う例文を詳しくご紹介していきます。

  • 僧侶への挨拶
  • お通夜が終わった後
  • 通夜振る舞いのとき
  • 告別式が終わった後
  • 出棺の挨拶
  • 精進落としのとき

僧侶への挨拶

家族葬で、僧侶を呼んで読経をしていただく場合、その僧侶の方への挨拶をしなければなりません。ここでは僧侶への挨拶の例文を見ていきます。


本日はお忙しいなか、御足労いただきましてありがとうございます。 
予定通り執り行いますので、よろしくお願い致します。

このようにしっかりと挨拶を行い、僧侶の控室にご案内します。

お通夜が終わった後

喪主は、通夜での参列者の焼香、僧侶の読経が終了したタイミングで通夜を閉式する挨拶を行います。

挨拶の流れは、まず最初に参列してくださったことへのお礼を述べます。
そして次に、故人に関することやこの後通夜振る舞いを準備していることを伝えます。

例文は以下の通りです。


本日はお忙しいなか、故人のために通夜へお越し頂きましてありがとうございます。
故人もも皆様に見守られ、さぞ喜んでいることでしょう。

この後は故人の昔のお話などをお聞かせいただければと思います。
ささやかながら、別室でお茶やお食事などをご用意致しました。

お付き合い頂けると幸いです。

失礼のないよう、最後までお礼はきちんと言いましょう。

家族葬の通夜に関しては、こちらも参考にしてください。

通夜振る舞いのとき

お通夜の後には、通夜振る舞いという軽食を参列者にご用意します。
開式と閉式の時にも喪主は挨拶を行います。

開式の挨拶


開式の挨拶の例文は、以下の通りです。

本日はお忙しいなか、故人の通夜にお越し頂きましてありがとうございます。
通夜振る舞いとしまして、ささやかでございますが、軽食を用意致しました。

ぜひ、故人の思い出を語りながらがら召しあがってくださいませ。

家族葬の喪主の挨拶は、あまり硬くなりすぎずに挨拶をしましょう。

閉式の挨拶

閉式の挨拶は、

  • 弔問へのお礼
  • 通夜振る舞い終了の案内
  • 葬儀の案内
  • 結びの言葉

の流れとなっています。では例文を見ていきましょう。


本日は突然の訃報の中、故人のために通夜へお越し頂きましてありがとうございます。
思い出話は尽きませんが、夜も更けて参りましたので、本日はお開きにさせていただきます。

明日は○時○分より葬儀をとり行いますので、ぜひお越しくださいますようにお願い申し上げます。
夜も深くなっておりますので、気を付けてお帰り下さい。

故人に代わりまして厚く御礼申し上げます。

通夜ぶるまいの挨拶に関しては、こちらも参考にしてください。

告別式が終わった後

告別式後には、喪主が遺族を代表し挨拶を行います。

告別式後の挨拶は、参列のお礼・無事に告別式が終わったことへの感謝を告げます。では、例文を見ていきましょう。


本日はお忙しいなか、故人の告別式にご参列いただき、誠にありがとうございます。
皆様に暖かく見守られながら旅立て、故人も大変喜んでいるでしょう。

また、故人の生前のご厚情にも、遺族を代表して改めて御礼申し上げます。
これからは、家族が一丸になって頑張りたいと思っております。

今後も故人同様のお付き合いやご指導を賜りますようお願い申し上げます。

出棺の挨拶

告別式の後、出棺の際にも喪主は挨拶を行います。ただし、この時の挨拶は簡単で構いません。

この挨拶には、

  • 参列のお礼
  • 故人の享年と臨終
  • 生前の付き合いのお礼

を入れるようにしましょう。例文は以下のようになります。


本日はお忙しいなか、告別式に参列いただき、そして最後のお見送りまありがとうございます。
故人は病を患い入退院を長らく繰り返しておりました。

入院中にはたくさんの方にお見舞いをいただき、故人も頑張っておりましたが、一昨日家族が見守る中で息を引き取りました。
これからは私たち家族が一丸となり、力を合わせ頑張っていきます。

今後も故人同様のお付き合いやご指導を賜りますようお願い申し上げます。

出棺の挨拶に関しては、こちらも参考にしてください。

精進落としのとき

精進落としの際には、喪主は開式・閉式を告げる挨拶を行います。

開式の挨拶

ここでは、告別式への参列のお礼と、葬儀が無事に終わったことへの感謝を述べます。
例文は以下の通りです。


本日は故人のために長時間、お付き合いいただきましてありがとうございます。
昨日からの通夜、葬儀は皆様のお力添えにより無事に終えることができました。

この後、ささやかながらお食事をご用意致しました。
この席では故人の思い出話をゆっくり聞かせていただきたいです。

まずは「献杯」とさせていただきます。

閉式の挨拶

閉式でも喪主挨拶は必要です。
この挨拶では、精進落としの終わりと参列者へのお礼を伝えます。

例文は以下の通りです。


本日はお忙しいなか、故人のために長時間ありがとうございます。
皆様にご参列いただき、きっと故人も喜んでいると思います。

もっと故人の思い出話などをたくさん伺いたいところではありますが、夜も深くなりましたのでこのあたりでお開きとさせていただきます。

皆様、お気を付けてお帰り下さいませ。

精進落としの挨拶に関しては、こちらも参考にしてください。

家族葬の挨拶で避ける言葉

! 注意

家族葬の喪主挨拶には決まりはないと前述しましたが、挨拶の際に NGな言葉 が存在します。
挨拶の際には、これから紹介する表現は避けるようにしましょう。

忌み言葉

不吉な意味を持っているとされる 忌み言葉 は、挨拶では避けましょう。忌み言葉には、以下のようなものがあります。

  • 迷う
  • 浮かばれない
  • 死去
  • 死亡
  • 生存中

以上のような表現は使わないようにしましょう。

重ね言葉

忌み言葉と同じく、 重ね言葉 も葬儀の場での挨拶では避けましょう。その理由は、『不幸が重なる』と言われているからです。

では、重ね言葉の例を見ていきましょう。

  • たびたび
  • 重ね重ね
  • 重々
  • 追って
  • またまた
  • 再三

以上のようなものが重ね言葉になります。
忌み言葉と違い、普通に使う表現が多いため挨拶の際には注意するようにしましょう。

家族葬でも偲ぶ気持ちを大切に

ここまで、家族葬の挨拶について詳しく見てきました。
親族や親しい間柄の人のみが集まる家族葬ですが、挨拶はきちんと行うことが大切です。

NGワードに注意し、自らの言葉で故人への想いを丁寧に伝えることを心がけましょう。

みん終編集部

みん終編集部です! みんなの終活ドットコムでは、終活・ライフエンディング、葬儀のマナーやお墓選びなど、終活の知りたいに答えます!

minnshu.com
みん終編集部