みんなの終活 | 今知りたいライフエンディングのこと
葬儀

お通夜に参列する時の持ち物、香典、挨拶は?焼香や数珠のマナーも

「お通夜に参列することになったけど、何を持っていけばよいのかわからない」「お悔やみの言葉は何と言えばよいのだろうか」「焼香の仕方がわからない」などど、お通夜にまつわる疑問を抱いたことのある方もいらっしゃることと思います。

そこで今回の記事では、100名以上の方を対象としたアンケートなども踏まえながら、お通夜の持ち物や服装、香典、お悔やみの言葉などについて詳しくみていきたいと思います。

 お通夜に参列する時の持ち物、香典、挨拶は?焼香や数珠のマナーも

お通夜に参列する時の持ち物

葬儀 持ち物一覧

最低限必要な持ち物

  1. 香典
  2. 袱紗(ふくさ)
  3. ハンカチ
  4. 数珠(仏式のお通夜の場合)

香典について

香典とは、のし袋にお金を包んだ物のことを指します。
お通夜に参列する際は、必ず 香典 を用意します。

香典に関しては、こちらもご覧ください。

袱紗(ふくさ)について

袱紗(ふくさ)とは、香典を葬儀場に持参する際に、包む布のことを指します。
袱紗は、弔事や慶事などで主に使われます。

弔事の場での袱紗は落ち着いた色のもの(紫や紺など)を使用します。
これから袱紗を購入するという方は、冠婚葬祭どちらの場でも使うことのできる紫色のものを購入するのも良いでしょう。

袱紗に関しては、こちらもご覧ください。

ハンカチについて

お通夜の場に持参するハンカチは、 白色もしくは黒色の地味なデザイン のものを選びましょう。
式中に、故人を想い涙を流した際などに華美なデザインのハンカチを使用していると目立ってしまうので、気を付けるようにしましょう。

ハンカチに関してはこちらもご覧ください。

数珠について

仏式のお通夜に参列する場合は、数珠を持参しましょう。
数珠の種類については、今回の記事の後半部分に詳しくまとめたので参考にしてみてください。

お通夜で使う数珠については以下の記事をご覧ください。

あると便利な持ち物

ストッキング
  1. 扇子
  2. 替えのストッキング(女性のみ)
  3. エプロン(女性のみ)
  4. サブバッグ

扇子

お通夜の会場内が暑いこともあります。そのような際に、手で仰いでしまうと失礼にあたるので、扇子を持参すると良いでしょう。

ただし、扇子は 黒色の地味なデザインのもの に限ります。

替えのストッキング

女性は、お通夜に参列する際には黒色のストッキングを着用する必要があります。
ただ、会場内の手伝いなどによって破れてしまったり、伝線してしまうなんてことも起こりうるので替えのものも用意しておくと良いでしょう。

ストッキングに関しては、こちらもご覧ください。

エプロン

故人の親戚やごく親しい関係にあった方は、 黒色のエプロンを持参する と良いでしょう。
というのも、通夜ふるまいの際などに人でが不足し手伝ってほしいと急に頼まれる可能性があるからです。

喪服に飲食物などがついてしまうのを防ぐためにも、黒色のエプロンを用意しておくと便利です。

サブバッグ

喪服 カバン

お通夜の際には、黒い小さなバッグを持参することが多いかと思いますが、容量が小さくなかなかたくさんの持ち物が入らないことが多いです。

そのような時に、 サブバッグ があるととても便利です。
サブバッグは黒色の地味なものを使用し、飾りやラメなどが入った華美なものは避けるようにしましょう。

バッグに関しては、こちらも参考にして見てください。

また、お通夜の持ち物については以下の記事も参考にしてみてください。

お通夜に参列する時の服装

喪服

実は、お通夜に参列する際に必ずしも喪服を着なければいけないといったルールはありません。
もともと、お通夜は故人が亡くなった当日の夜に行われた儀式であったことから、 急な訃報を聞きつけて駆け付ける という意味合いも含まれていました。

そのため、平服や略喪服でお通夜に参列することも失礼にあたらないとされていました。
最近の傾向としては、 洋装の準喪服での参列 が多くみられます。

準喪服とは、正喪服の次に格式の高い喪服のことを指します。
洋装の準喪服とは、いわゆるブラックフォーマルのことを想像してもらって構いません。

男性の場合

喪服 メンズ ダブル 準喪服

男性の場合は、ダブルかシングルのブラックスーツのことを指します。
下には白色無地のワイシャツを着用します。

ネクタイ、靴下、ベルト、靴などはすべて黒色無地のものを身に付け、光沢のあるものや華美なデザインのものは避けます。

お通夜の男性の服装は以下の記事も参考にしてみてください。

女性の場合

女性の場合は、スーツ、ワンピース、アンサンブルなどのブラックフォーマルのことを指します。
下に着るブラウスも黒色のものにします。

スカート丈はひざ下まであるロング丈のものを着用し、黒色のストッキングをはきます。
靴は、黒色のパンプスでヒールの低いものを着用します。

お通夜の女性の服装は以下の記事も参考にしてみてください。

お通夜に参列する時の髪型

季節

お通夜に参列する際の髪型について男女別でまとめます。

お通夜に参列する時の髪型:男性編

お通夜に参列する際には、くしでとかすなどしてきちんと髪を整え 清潔感 を出しましょう。

前髪が長くて、焼香や合掌の際にたれてしまう男性は、事前に ヘアワックスなどを用いて固めておく ようにしましょう。
更に、髪が長くて結える長さにある男性の方はなるべく黒い髪ゴムで束ねるようにしましょう。

お通夜に参列する時の髪型:女性編

男性と同様、お通夜に参列する際はきちんと髪を 清潔 に整えるようにしましょう。

髪が結べる長さにある女性の方は、 一つに結わえる ようにしましょう。
髪を結う位置は、 低い位置 にします。

また、髪を結う際は 黒い髪ゴム を利用します。
ただし、黒色で華美なものでなければ、シュシュやバレッタなどで代用することは可能です。

髪を結ばない場合も、前髪が垂れないように黒いヘアピンやワックスで整えるようにしましょう。

また、髪色が明るい方は時間的に余裕があるならば、お通夜の前までに 黒色 に染めるようにしましょう。
ドラックストアなどで、髪を染めるスプレーなども販売しており、自分で自宅で染めて対応することも可能なので、検討してみてください。

お通夜に参列する際の髪型に関してはこちらも参考にしてみてください。

お通夜に参列する時の挨拶

男性

弔問の際には、故人の遺族の方にお会いする機会もあると思います。
そのような時にどのようなお悔やみの言葉を述べると良いのでしょうか?

まず、一般的なお悔やみの言葉としては、

  • 「この度はご愁傷様です。」
  • 「御心中お察しいたします。心よりお悔み申し上げます。」
  • 「急なお知らせにとても驚きました。残念でなりません。」

などが挙げられます。

故人との関係性などを踏まえ、状況にあったお悔やみの挨拶を行います。
宗教別のお悔やみの言葉もあります。

宗教 お悔やみの言葉
仏式 「ご冥福をお祈りいたします。」
神式 「御霊安らかにお祈り申し上げます。」「拝礼させていただきます。」
キリスト教 「神様の平安がありますようお祈り申し上げます。」

一般的なお悔やみの言葉に、宗教様式にのっとったお悔みの言葉を述べられると良いでしょう。

また、お通夜に参列する際には 忌み言葉 と呼ばれる言葉を使用するのを避けます。
この言葉は死や不幸の重なりを連想させてしまうような言葉です。

例えば、「四」や「九」など死を連想させてしまう数字であったり、「いよいよ」「再三」「再び」などといった言葉が挙げられます。
発言の際には十分気を付けるようにしましょう。

お通夜の挨拶については以下の記事をご覧ください。

お通夜に参列する時の香典のマナー※アンケートあり

香典のマナーに関して大きく4つに分類して見ていきます。

  • お通夜の香典の金額のマナーは?100名以上にアンケート調査
  • 香典の金額について
  • 香典袋、表書きについて
  • 香典の渡し方

お通夜の香典の金額のマナーは?100名以上にアンケート調査

お通夜に参列する際には、 香典 を持参します。
香典の金額には定価は決まっていません。

しかし、一般的にどれほどの金額が包まれるのかというのは、気になる疑問の一つだと思われます。
そこで、みん終編集部で実際に100名以上の方に 「親族のお通夜に参列する時、香典にいくら包みますか?」 というアンケートを実施し、調査しました。

その結果はこちらです。

null

多くの方が3万円以下の金額と答えるという結果になりました。
しかしその一方で、5万円以上と回答する方もいるということもわかりました。

結果から、3万円以内で香典を用意すれば間違いないと考えられます。
このアンケート結果を踏まえ、以降ではお通夜に参列する時の香典のマナーに関して解説していきます。

香典の金額について

香典の金額は、故人との間柄によって異なるのが基本です。
だいたい、故人と親戚の関係にある場合は、 1~5万円 、故人の友人であれば 5千~1万円 ほどが相場であるといわれています。

香典の金額は、故人との間柄以外にも、年齢や立場、宗教、地域のしきたりなどによっても異なってくるので、自身の状況に合わせた金額設定を行うようにしましょう。

お通夜の香典の金額は以下の記事で取り上げています。

香典袋、表書きについて

香典袋は、コンビニや文具店で簡単に手に入れることができます。
宗教によって表書きの書き方は異なりますが、 「御霊前」 となっているものであれば、宗教や宗派にかかわらず使用することができます。

香典袋の表面の中心下部には自分の名前をフルネームで記入します。
香典袋に関しては、こちらも参考にしてください。

香典の渡し方

香典を持参する際は、袱紗(ふくさ)と言われる布に包みます。
そして香典を渡すタイミングで袱紗から取り出し、お通夜の会場の受付にて手渡しして渡します。

この際、袱紗に包んだまま香典を渡すことは マナー違反 にあたるので気を付けるようにしましょう。
また、香典を渡す際は、 「この度はご愁傷様です。」 などとお悔みの言葉を添えるようにしましょう。

お通夜・告別式の香典に関する一般的な内容は以下で取り上げています。

お通夜に参列する時の焼香のマナー

お焼香

お通夜では、僧侶による読経の途中から参列者による焼香が行われます。
焼香の一連の仕方を確認しておきましょう。

  1. 故人の遺族、親族に一礼
  2. 祭壇に向かって一礼
  3. 祭壇にて合掌
  4. 右手の三本の指(親指、人差し指、中指)で抹香(まっこう)をつまむ
  5. 抹香を自分の額の高さくらいまでもっていき香炉(こうろ)にうつす
  6. 4と5の動作を2,3回繰り返す
  7. 祭壇に向かって一礼
  8. 故人の遺族、親族に一礼

焼香の仕方は、宗教によって異なることがあります。
また、参列者が多い場合は、抹香を香炉にうつす動作は一回のみしか行われない場合もあります。

臨機応変に対応するようにしましょう。

焼香に関してはこちらも参考にしてみてください。。

お通夜には遅れても参列すべき?

null

仕事や用事など止むを得ない理由でお通夜に遅刻してしまうこともあるかと思います。
お通夜に遅刻して参列することはマナー違反には当たらないのでしょうか?

遅刻してまでもお通夜には参列すべきなのでしょうか。答えとしては、 遅刻してでもなるべくお通夜には参列すべき です。

大幅な遅刻は遺族の方にご迷惑をかけてしまうので避けたいところですが、 30分から1時間ほどの遅刻であればなるべく弔問に伺う ようにしましょう。

事前に遅刻することがわかっている場合は必ず前もって遺族の方に伝えておくようにしましょう。
遅刻してお通夜の会場に到着した際はまずは受付に向かいます。

そこで、香典を渡し芳名を行い、受付の方からの指示を仰ぎましょう。

通夜ぶるまいのマナー

null

通夜ぶるまい とは、お通夜終了後に故人の遺族が弔問客に食べ物や飲み物を振舞い、軽食をとり故人を偲ぶ場のことを指します。

基本的に、通夜ぶるまいの招待を受けたら 極力参加 するようにしましょう。
お箸を付けること自体が、故人への供養になると考えられています。

時間がなくてもひとくちでもお食事をいただきたいものです。
通夜ぶるまいは基本的に1 時間~1時間半 ほどの時間を要します。

やむを得ない事情などで途中で退席する際は、喪主や遺族の方に早退する旨を軽く伝え、他の弔問客の迷惑にならないように速やかに退席しましょう。

通夜ぶるまいの場では、故人とゆかりのあった参列者が集い 故人を偲ぶ場 です。

また、故人が亡くなって間もない時期のため参列者や遺族の方の悲しみが深いころではあります。
あまり大声で笑ったりしてしまうと不謹慎ととらえられかねません。

きちんと場をわきまえるようにしましょう。
通夜振る舞いに関しては、こちらも参考にしてください。

お通夜に参列する時の数珠のマナー

祈り

仏式のお通夜に参列する際は、 数珠 を持参しましょう。数珠は主に焼香や合掌の際に使用します。

数珠には、 本式数珠略式数珠 の二種類のタイプがあります。
本式数珠は、宗教や宗派によって定められた正式な数珠のことを指します。

略式数珠は宗教や宗派など関係なく使用することのできる数珠を指し、男性用と女性用のものがあるのが特徴です。
特に指定やこだわりのない場合は、略式数珠を持参しましょう。

数珠は、お通夜の斎場につき席に着いた段階でかばんやケースから取り出し、手にかけておくようにしましょう。
焼香や合掌の都度使用します。

お通夜の際の数珠に関しては、こちらも参考にして見てください。

お通夜に参列しない時のマナー

葬儀 花

止むを得ない事情などでお通夜に参列できない場合はどのようにすべきなのでしょうか。

まず、 お通夜に参列できないことがわかり次第速やかに喪主の方にその旨を伝える ようにしましょう。
喪主やお通夜を主催する遺族の方は、お通夜までに香典返しや通夜ぶるまいの準備も行うため参列者の人数を早めに把握しておく必要があるからです。

お通夜に参列できない場合でも、 なるべく弔意を伝える ようにしましょう。
具体的には、4つの方法があります。

  • 日を改めて弔問に伺う
  • 代理の人に香典を渡してもらう
  • 香典を郵送する
  • 弔電を打つ

日を改めて弔問に伺う

お通夜の当日に参列できないのであれば、日を改めて後日弔問に伺うようにしましょう。
葬儀終了数日後から四十九日ごろまでの日程に伺う のが良いされています。

弔問に伺う際には、 事前に遺族の方に連絡を取り、スケジュールを合わせる ようにしましょう。
服装は喪服である必要はなく、平服や落ち着いたデザインのものであればカジュアルなもので構いません。

香典や供物を持参すると良いでしょう。
供物は、お菓子や果物、故人が好きだったものなどを持参するとより良いでしょう。

代理の人に香典を渡してもらう

お通夜に参列できない際、代理の人に香典を渡してもらうという方法もあります。
その際、 香典袋の表面下部に自分の名前と共に名前の下に「代理」と記入 しましょう。

受付で芳名する際にも、自分の名前のあとに「代理」と書いてもらう ようにしましょう。

香典を郵送する

手紙

お通夜に参列できない上に、代理をたてるのも困難な場合は、香典を郵送しましょう。
その際には、お金を直接封筒に入れて送るのではなく、 必ず香典袋に入れて 郵送するようにしましょう。

香典袋の種類や、表面の書き方などは直接香典を渡す際と同様です。

弔電を打つ

香典を郵送する際に、弔電を打つ場合もあります。
弔電はNTTなど様々な企業がサービスを承っています。

インターネット上での申し込みができ、当日配達が可能な場合も多くあります。
お通夜の当日に合わせて弔電を打つのがマナー と言われてます。

お通夜のマナーについては以下の記事で取り上げてる為、参考にしてみてください。

マナーを踏まえてお通夜に参列しましょう

今回の記事では、服装、持ちもの、焼香の仕方、香典などお通夜に関する様々なマナーや決まりを見てきました。
お通夜参列に際して、小さなマナーや決まりごとが存在するのできちんと確認し、失礼のないようにしましょう。

お通夜に参列するまえにきちんと準備をして、お通夜当日に落ち着いて式に臨み、故人を偲ぶようにしましょう。

みん終編集部

みん終編集部です! みんなの終活ドットコムでは、終活・ライフエンディング、葬儀のマナーやお墓選びなど、終活の知りたいに答えます!

minnshu.com
みん終編集部