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【ご住職監修】法事・法要早見表!何回忌まで行う?回忌法要別の服装やお布施も

法事や年回忌をいつやればいいのかわからない、いつまでやればいいのかわからない、という方もいらっしゃるかと思います。
今回の記事では、法事とは何か、法事の種類、何回忌まで行うか、どんな服を着ればよいかについて詳しく紹介します。

 【ご住職監修】法事・法要早見表!何回忌まで行う?回忌法要別の服装やお布施も

法事早見表(年回表)

数珠

一周忌は満一年目に行います。
つまりは、亡くなった年の翌年です。

三回忌以降は、満年齢ではなく数え年で数えます。
具体的には、満42年目では四十三回忌を行います。

下の表は年忌と何年目に行うのか、令和元年に年回忌法要を行う死去年をまとめたものです。
参考にしてください。

計算の仕方は、一周忌以降の場合は 以下の通りです。

現在の西暦(2020年)+何回忌目ー1

例えば、2017年に亡くなった場合は六回忌は2022年に行います。

年忌 年数 死去年
一周忌 満1年 2019年
三回忌 満2年 2018年
七回忌 満6年 2014年
十三回忌 満12年 2008年
十七回忌 満16年 2004年
二十三回忌 満22年 1998年
二十七回忌 満26年 1994年
三十三回忌 満32年 1988年
三十七回忌 満36年 1984年
四十三回忌 満42年 1978年
四十七回忌 満46年 1974年
五十回忌 満49年 1971年
百回忌 満99年 1921年

【ご住職監修】法事・法要は何回忌まで行う?

法事を、何回忌まで行うか悩んでいる方も多くいらっしゃるかと思います。
宗派や寺院によって異なりますが、以下の表のように行います。

年忌 年数 参列者の傾向
一周忌 満1年 遺族や親戚、知人
三回忌 満2年 遺族や親戚、知人
七回忌 満6年 遺族や親戚のみ
十三回忌 満12年 故人と直系の者
十七回忌 満16年 故人と直系の者
二十三回忌 満22年 故人と直系の者
二十七回忌 満26年 故人と直系の者
三十三回忌 満32年 故人と直系の者
三十七回忌 満36年 故人と直系の者
四十三回忌 満42年 故人と直系の者
四十七回忌 満46年 故人と直系の者
五十回忌 満49年 故人と直系の者
百回忌 満99年 故人と直系の者

宗派によって違いますが、 三十三回忌目で弔い上げとする場合もあります。
弔い上げとは、故人が往生しご先祖様になったことを祝うことです。

宗派によって五十回忌まで行うと決められている場合でも、夫婦や他の親族と一緒に合同で行うこともあります。

釋 孝修(日蓮宗 本松寺)
釋 孝修(日蓮宗 本松寺)

年忌法要に終わりはありません。
仏教の伝統で、3と7のつく年忌を重んじ50回忌以降は50年毎に年忌法要を行います。

しかし、常日頃からご先祖の供養は行っていただきたいと思います。
100回忌ともなると、知っている人がいないじゃないかと言われますが、それでもご先祖に変わりありません。

その家が代々続いてきたこと、ご先祖が誰一人かけても我々の存在がありえないという命に感謝し法要を行っていただきたいと思います。

回忌別法事・法要の服装

喪服

法事は何回忌まで行うかについてこの記事では見てきましたがここでは回忌別に法事の服装を

  • 一周忌・三回忌
  • 七回忌以降

で分けて男性・女性別に紹介していきます。

一周忌・三回忌

一周忌・三回忌以降の服装を男性と女性の場合に分けて解説していきます。
一周忌・三回忌に関しては、ともに 喪主側から平服で来てくださいと案内があった場合は、七回忌以降の服装と同じものを着用 してください。

男性の場合

基本的には、 喪服を着用しましょう。
具体的には以下のような服装になります。

  • 喪服
  • 黒のネクタイ(ネクタイピンはつけない)
  • 白のワイシャツ
  • 黒の靴下
  • 黒の革靴

実際に服を用意する場合には、男性の方は以下の画像を参考にしてください。

喪服 メンズ ダブル 準喪服

男性の喪服について広く知りたい方は以下の記事がおすすめです。

女性の場合

女性も喪服を着用します。
具体的には以下のような服装になります。

  • アンサンブル
  • 黒の靴下
  • 黒のパンプス

アクセサリー類は結婚指輪と真珠などのネックレス以外のものは外しましょう。
ネイルアートも、派手なものは前もって落としましょう。

実際に服を用意する際には、女性の方はこちらの画像も参考にしてください。

女性 準喪服

女性用の喪服は以下の記事で紹介しています。

七回忌以降

七回忌以降の服装を男性と女性の場合に分けて説明していきます。

男性の場合

男性 平服

七回忌以降は、平服 でお越しくださいと言われることが多いです。
しかし、平服とはいっても普段着やカジュアルな服で参加していいわけではありません。

男性の場合は略喪服はダークカラーのスーツのことを指します。
具体的には、以下の服装になります。

  • 暗めのスーツ(ストライプなどの柄がないものが好ましい)
  • 白のワイシャツ・ネクタイ
  • 黒の靴下
  • 黒の革靴

女性の場合

女性 平服

基本的には、男性と同様に 略喪服と言われる服装を着用 します。
具体的には、ダークカラーのワンピースなどのものになります。

模様はあってもかまいませんが、無地に近いものを着用しましょう。
しかし、 ラフな格好でお越しくださいと書いてあるのに喪服を着るのはマナー違反 になります。

また、靴やアクセサリーも重要になります。
靴は色が地味なパンプスを履いていきましょう。

お墓まで歩く必要がありスポーツシューズを履きたい場合は履き替えとして持っていきましょう。

アクセサリーは結婚指輪と真珠のネックレス以外のものは極力外しましょう。
ネイルアートは、派手なものは前もって落としておきましょう。

回忌別法事・法要のお布施※アンケートあり

年回忌などの法事の時に僧侶にお経をあげていただくと、お礼としてお布施をお渡ししましょう。
では、実際にはどれぐらいお布施を渡すのでしょうか?

みん終編集部で、113名の方にアンケートを実施しました。

一周忌(法事)の際、お坊さんに渡すお布施にはいくら包みますか? アンケート

1万円から3万円包むという人が多い事がわかりました。
アンケートを参考にして、お布施の金額を考えてみるようにしてください。

また、お布施の金額に基準はなく、菩提寺との関係によっても変化します。
渡す側の気持ち次第なものなので、曖昧になります。

お布施は読経料とも言われますが、正式な言い方ではないため注意しましょう。
それでは、お布施について気を付けることなど詳しく紹介していきます

  • 一周忌
  • 三回忌以降
  • 法事の時にお布施以外に必要なもの

一周忌

お布施は、お渡しする金額が決まっているわけではありませんが、一般的には一周忌のお布施の目安は 3~5万円前後 です。
菩提寺がある場合は、親族に聞いてみるとよいでしょう。

それでもいくらぐらい包めばよいかわからない場合はお寺に直接聞いてみるとよいでしょう。
「お布施はいくらぐらいですか?」と直接聞くと「お気持ちで」と答えをもらう可能性が高いため、「皆さんおいくらほど包まれてますか」など遠回しに聞くとよいでしょう。

一周忌のお布施についてより詳しく知りたい方は以下の記事を御覧ください。

三回忌以降

三回忌以降のお布施の目安は 5千円~1万円前後 です。
葬儀の後の法事や納骨式などのお布施は年数の経過とともに次第に低くなるのが一般的です。

法事の時にお布施以外に必要なもの

お布施以外にも必要なものとして

  • 御車料
  • 御膳料

があります。
それぞれについて詳しく説明します。

御車料

僧侶に自宅や法事の会場に来ていただいた場合は、お布施のほかに御車代をお渡しします。
御車代の目安は僧侶に来ていただく距離によって異なりますが、 5千円~1万円前後 です。

僧侶を遠くから来ていただく場合は実費を払うこともありますが、区切りの良い多めに金額をお渡しします。
菩提寺で法事を行うなら御膳料は必要ありませんが、霊園や自宅に来ていただく場合は必要になります。

御膳料

法事が終了したら、僧侶もお誘いして会食を行います。
御膳料はこの時の代金に相当します。

最近は、前もって僧侶より会食は辞退すると言われることが増えています。
その場合は御膳料としてその分の金額をお包します。

御膳料の相場の目安は、 5千円~1万円前後 です。
僧侶が会食に参加されるときは御膳料は不要です。

回忌別法事・法要の香典

香典

基本的に、回忌法事に香典は必要になります。

香典の金額で注意しなくてはならないのは、包む金額です。
香典の金額は、4や9のように「死」や「苦」を連想させるような金額は包まないように注意しましょう。

施主は法事に必要なお金以外にも、普段からお墓の管理費なども負担しているため、これらの出費に対しての気持ちも込めた金額を包みましょう。

夫婦で参加する場合は、1つの香典袋に2人分の金額を包みましょう。
夫婦のどちらかにとっては義理の関係ですが、2人分を包むのがマナーです。

下記は故人との関係性と香典金額を表にまとめたものになります。

関係性 一周忌 三回忌以降
両親 1~5万円 1~5万円
兄弟姉妹 1~5万円 1~3万円
祖父母や親族 1~3万円 5千~1万円
親族以外 5千~1万円 5千~1万円

法事・法要の香典について広く知りたい方は以下を御覧ください。

【コラム】忌日法要について

カレンダー

人が亡くなった日から七日ごとを忌日(きにち・きじつ)と言います。
その七日ごとの忌日に行われる法事を忌日法要と言います。

この忌日法要は 追善法要 の意味合いがとても強いです。

四十九日までの間に七日ごとに閻魔様による裁きが行われ、 四十九日目に極楽浄土に行く ことが可能か判決されます。
この閻魔様に気に入られ、極楽浄土に行くことができるように故人が行った行いに善を追加する意味合いから追善供養と言われます。

忌日法要については以下の記事で記述があります。

四十九日の法事が終了すると 忌明け になります。
そのため、四十九日の法事を忌明けの法事という人もいます

近年は忌日法要も簡素化している

以前は初七日から始まって四十九日の法事まで、七回法要を行っていましたが、現在では初七日を告別式の後に行い、四十九日の法要と同時に納骨式を行いお墓に遺骨を埋蔵するのが一般的です。
なかには、葬儀の後初七日と四十九日の法事を行う家もあるため、葬儀だけでなく忌日法要も簡素化しています。

年回忌の法事の大切さ

この記事では、法事について以下の内容で説明しました。

  • 法事(法要)種類
  • 法事早見表(年回表)
  • 法事・法要は何回忌まで行う?
  • 回忌別法事・法要の服装
  • 回忌別法事・法要のお布施
  • 回忌別法事・法要の香典

近年では高齢化もあり三十三回忌まで行えそうにないため、十三回忌で弔い上げとすることが多くなっています。
大切なのは、法事を開くことではなく、しっかりと故人のことを思い供養することにあります。

※ご住職様には数あるお寺のご住職の一人としてコメントをいただいております。
同一の宗教・宗派でもご住職によって多少の相違があることがあります。

みん終編集部

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