横須賀市のお墓探しに役立つ情報
横須賀市の紹介
横須賀市は、神奈川県の中でも三浦半島の三浦市と同様に、海に囲まれています。
横浜市などの港町とは、少し異なり、東京湾の入り口に位置するこの街は、国防の拠点となる「軍港」としての歴史をもつ街といえます。
現在でも、横須賀米軍基地が活動しており、周辺には、軍人がより効率よく栄養価の高いもの食べようとしたことから生まれたとされるヨコスカバーガーなどのお店などが立ち並び活気があります。
また、江戸時代の末、1853年にペリーが来航し、開国を迫った港である浦賀港があることでも有名です。
開国後は、フランスの技術者であったレオンス・ヴェルニーの指導のもとで横須賀造船所が江戸幕府によって建設され、明治時代の産業発展に寄与しました。
歴史的に有名な横須賀市ですが、現在でも、横須賀港は日本の都市景観100選に選出されており、久里浜地区では、フェリーなども多く運行しており、観光拠点ともなっています。
貿易の面でも、日産自動車の工場があることもあり、輸出品目の90%以上を占めているのも特徴である。
輸入品目としては、原子力発電の燃料として知られるウランなどが70%を占め、冷凍魚介類がそれに次いでおり、日本の産業への貢献度が高い港といえます。
横須賀市でのお墓探しのコツ
横須賀市は、神奈川県の中でもかなり南部に位置するものの、東西に長い県ですし、車をお持ちの方は、高速道路などの利用によってスムーズにアクセスすることが可能です。
また、首都圏内の特に東京、埼玉などからお越しの方にとっては、途中で鎌倉や横浜を通ることができ、参拝のついでに観光を楽しむことができるのも魅力といえます。
お墓探しの中でのポイントとしては、北から高速道路を利用すると便利と先述しましたが、道路自体は、北から南東に向かって走っています。
そのため、横須賀市の西南部の霊園を選んだ場合は、高速を降りて下道で向かうことになるので、最低でも半日は必要となりますので、注意が必要です。
横須賀市の西部は、比較的海抜の高い山間部になりますので、昼間は非常に明るかったにも関わらず、帰りの時間には真っ暗で車での運転が不安という場合もあります。
横須賀市に限ったことではありませんが、そういった点も考慮に入れておく必要もあります。
横須賀市の霊園の特徴
横須賀市の霊園の特徴としては、費用がそこまで高くなりにくいということに加えて、霊園から海を見ることができる霊園も多く存在します。
海が好きであった方や、自然志向の強い方などにもおすすめといえます。
また、横須賀市を縦断するように高速道路が走っているため、インターチェンジの周辺にも霊園が存在しているので、交通の便、通いやすさを優先して考える選び方も可能です。
横須賀市営の霊園は、「横須賀市営公園墓地」と「横須賀市営馬門山墓地」の2つが存在し、現在は、どちらも募集は行なっておらず、非常に人気の霊園となっていますので、民営もしくは、寺営の墓地を検討することをおすすめします。
横須賀市の交通事情
横須賀市の公共交通機関としては、京浜急行本線や、JR横須賀線が主要路線となっています。
「新宿駅」から「久里浜駅」へは、京浜急行を使って、「京急久里浜駅」まで向かって、そこから徒歩というルートか、JR湘南新宿ラインとJR横須賀線を使って向かう2つのルートがあります。
それぞれICカードの利用で、991円と1265円となっており、複数名で行く場合ですと、往復でレンタカーなどを使うのと変わらない値段になってしまいますので、注意が必要です。
高速は、横浜横須賀道路が通っており、「横須賀I.C.」「佐原I.C.」「浦賀I.C.」などがあり、交通量もそこまで多くないので、渋滞に巻き込まれる心配も少ないといえます。
横須賀市全体を通して、内陸部よりも、港沿いの「よこすか海岸通り」側が盛えているため、観光を楽しみたい方は、沿岸部を訪れることをおすすめします。
神奈川県の公営霊園について
霊園の中には、各都道府県や市町村が運営する公営霊園があります。
ここからは神奈川県内の公営霊園について詳しく解説していきます。
神奈川県の公営霊園は?
神奈川県の公営霊園の2019年の募集状況
公営霊園の中には空き区画がないために募集を行っていない霊園や、募集に制限をかけている霊園があります。
一方で神奈川には募集の期間を設けず、期間を設けず募集中の霊園もあります。
以下で神奈川の公営霊園の募集状況をグラフにまとめましたので、ご覧ください。
霊園名 |
2019の募集 |
2019年の募集数 |
2019年の受付数 |
2019年の倍率 |
2019年の募集期間 |
2019年の永代使用料 |
2018の募集 |
所在 |
横浜市営日野公園墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2015年度あり) |
横浜市港南区 |
横浜市営日野こもれび納骨堂 |
募集あり |
2700 |
3085 |
1.1 |
9月 |
7万円〜48万円 |
募集あり |
横浜市港南区 |
横浜市営久保山墓地 |
募集あり |
300 |
248 |
0.8 |
9月 |
20万円〜27万円 |
募集あり |
横浜市西区 |
横浜市営三ッ沢墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2016年度あり) |
横浜市神奈川区 |
横浜市営メモリアルグリーン |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2015年度あり) |
横浜市戸塚区 |
川崎市営早野聖地公園 |
募集あり※ |
114※ |
- |
- |
11月 |
66万円〜140万円 |
募集あり |
川崎市 |
川崎市営緑ヶ丘霊園 |
募集あり |
53 |
- |
- |
11月 |
100万円〜150万円 |
募集なし(令和元年開園のため) |
川崎市 |
相模原市営柴胡ヶ原墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2016度あり) |
相模原市 |
相模原市営峰山霊園 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
あり |
相模原市 |
平塚市土屋霊園 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
あり |
平塚市 |
藤沢市営大庭台墓園 |
募集あり |
80 |
- |
- |
10月 |
72万円〜110万円 |
募集あり |
藤沢市 |
藤沢市営西富墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし |
藤沢市 |
綾瀬市本蓼川墓園 |
募集あり※ |
145※ |
- |
- |
複数期間あり |
6万円〜43万円 |
募集あり |
綾瀬市 |
小田原市営久野霊園 |
募集あり |
24 |
- |
- |
7月 |
52万円〜78万円 |
募集あり |
小田原市 |
横須賀市営公園墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集あり※ |
横須賀市 |
横須賀市営馬門山墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし |
横須賀市 |
清川村営宮ヶ瀬霊園 |
募集中 |
指定なし |
- |
なし |
指定なし |
39万円〜48万円 |
- |
愛甲郡清川村 |
※募集の中には合祀墓などが含まれています。
神奈川県の公営霊園の費用相場
神奈川県の公営霊園の永代使用料
霊園でお墓を購入する際の初期費用として、霊園の運営者に支払う永代使用料という費用が必要になります。
神奈川県の永代使用料の平均は、55万円です。(みん終編集部調べ)
神奈川県の公営霊園の管理費用
霊園にお墓を立てると、年間の管理料が必要になります。
神奈川県の公営霊園の管理費用の平均は5221円です。(みん終編集部調べ)
神奈川県の公営霊園の申請からお墓建立までの流れ
公営霊園のお墓建立までの流れは運営する自治体によって様々です。
以下で、横浜市の場合の申請からお墓建立までの流れを解説します。
- 募集の公表
- 申し込み
- 抽選での当選者決定
- 資格審査等の事務手続き
- 使用料等の納入
①募集の公表
横浜市では4月ごろに募集予定の施設が決定され、7、8月ごろに申し込み期間や募集数などの詳細を公表します。
②申し込み
基本的には秋口の1ヶ月間が申し込み期間です。
横浜市では郵送による受付も行っています。
③抽選での当選者決定
10月ごろに公開で抽選会が行われます。
募集数を受付数が上回り落選した場合でも、補欠枠というのがあるので、最後まで確認が必要になります。
④資格審査等の事務手続き
当選者に対しての資格審査が行われます。
その際にに住民票や火埋葬許可証等が必要になる場合があります。
⑤使用料等の納入
12月から1月あたりではじめに必要な使用料を納入します。
こちらの期限が切れてしまうと利用できないため、期限には十分な注意が必要です。