大和市のお墓探しに役立つ情報
大和市の紹介
大和市は、神奈川県の中でもほぼ中央に位置する地域となっており、東京都の特別区への通勤率が15%ほどとなっており、横浜市の市外への流出率にくらべる少ない方と言えるでしょう。
大和市は、南北に非常に長い地域で、横浜市に隣接しているとはいえ、都心部からは、比較的離れていますが、交通の便も比較的良好です。
ですが、「中央林間駅」などは、東急田園都市線の終点ともなっている駅ですので、東京からはかなり遠く、ベッドタウンとしては、少し距離を感じるかもしれません。
市内の中心から少し北側にところにある「やまとオークシティ」は、イオンモールとイトーヨーカドーが集合する複合商業施設となっており、市内で最大級の施設となっています。
イオンモールには、アパレルのお店に加えて、スターバックスコーヒーなどがあり、長時間の利用も可能となっています。
イトーヨーカドー側には、フードコートも併設されていますので、家族でお越しの方にも非常に便利になっています。
市内でもっとも大きいということもあり、土日などの休日には、非常に多くの方が訪れるため路線バスは渋滞にはまってしまいます。
大和市でのお墓探しのコツ
大和市のお墓探しの前提として知って置いていただきたいのが、一般的には市ごとに公営の霊園が存在しますが、大和市の場合はありません。
公営霊園は、比較的価格が安いのに加えて、自治体が管理を行なってくれるため、区画や霊園がしっかりと整備されていたりなど、魅力的な点が多いのです。
一方で、公営霊園は、その地域に在住の方しか申し込み申請ができなかったり、応募者多数で抽選になることもあります。
このような公営霊園が大和市内にはありませんので、選択肢として、民営の霊園か、お寺が経営・管理する寺院墓地のどちらかということになります。
民営の場合は、一般墓を建てる際の墓石代などは公営であろうと関係ありませんが、区画の値段が駅からのアクセスが便利であったりすると高くなっていくことがありますので、注意が必要です。
寺営の霊園ですと、管理費が高くなる場合や、檀家制度が義務であったり、宗教・宗派の自由を認めないというお寺もありますので、あらかじめしっかりと調べておくようにしましょう。
大和市の霊園の特徴
大和市の霊園の特徴としては、先述したように、公営霊園がないため、民営・寺営のどちらかを選ぶことになります。
土地代(区画代)ですが、横浜市の3分の2の20万円ほどになっていますので、比較的リーズナブルな価格で購入することができるかもしれません。
神奈川県全体では、一般墓の割合が60%以上を占めており、樹木葬や納骨堂はそこまで多くありませんが、費用をもっと抑えたいという方はこうした新しい形の供養を行なってくれる霊園を探すようにしましょう。
納骨堂における、特にロッカー式などのものは非常に価格を抑えることができます。
また、霊園の所在する場所が駅から徒歩で20分ほどのところも多い傾向にありますので、高齢者の方や車椅子をご利用の方には負担が大きいですので駅近の霊園を選ぶか、自家用車やレンタカーの利用をおすすめします。
大和市の交通事情
大和市は、横浜市には隣接しているものの都心部からは離れています。
しかし、市内だけで言えば、南北には、「中央林間駅」や「大和駅」を通る小田急江ノ島線が走っていますし、東西には、相鉄本線が走っています。
また、市の北東部から西部に向かって東名高速道路が通っており、大和市に入る手前にある「横浜町田I.C.」から中心部までは、30分ほどで行けますので、車でくるのが非常に便利です。
先ほども述べましたが、やまとオークシティ周辺は、週末や連休時には、混雑しますので、余裕を持って目的を目指すようにしましょう。
神奈川県の公営霊園について
霊園の中には、各都道府県や市町村が運営する公営霊園があります。
ここからは神奈川県内の公営霊園について詳しく解説していきます。
神奈川県の公営霊園は?
神奈川県の公営霊園の2019年の募集状況
公営霊園の中には空き区画がないために募集を行っていない霊園や、募集に制限をかけている霊園があります。
一方で神奈川には募集の期間を設けず、期間を設けず募集中の霊園もあります。
以下で神奈川の公営霊園の募集状況をグラフにまとめましたので、ご覧ください。
霊園名 |
2019の募集 |
2019年の募集数 |
2019年の受付数 |
2019年の倍率 |
2019年の募集期間 |
2019年の永代使用料 |
2018の募集 |
所在 |
横浜市営日野公園墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2015年度あり) |
横浜市港南区 |
横浜市営日野こもれび納骨堂 |
募集あり |
2700 |
3085 |
1.1 |
9月 |
7万円〜48万円 |
募集あり |
横浜市港南区 |
横浜市営久保山墓地 |
募集あり |
300 |
248 |
0.8 |
9月 |
20万円〜27万円 |
募集あり |
横浜市西区 |
横浜市営三ッ沢墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2016年度あり) |
横浜市神奈川区 |
横浜市営メモリアルグリーン |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2015年度あり) |
横浜市戸塚区 |
川崎市営早野聖地公園 |
募集あり※ |
114※ |
- |
- |
11月 |
66万円〜140万円 |
募集あり |
川崎市 |
川崎市営緑ヶ丘霊園 |
募集あり |
53 |
- |
- |
11月 |
100万円〜150万円 |
募集なし(令和元年開園のため) |
川崎市 |
相模原市営柴胡ヶ原墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし(2016度あり) |
相模原市 |
相模原市営峰山霊園 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
あり |
相模原市 |
平塚市土屋霊園 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
あり |
平塚市 |
藤沢市営大庭台墓園 |
募集あり |
80 |
- |
- |
10月 |
72万円〜110万円 |
募集あり |
藤沢市 |
藤沢市営西富墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし |
藤沢市 |
綾瀬市本蓼川墓園 |
募集あり※ |
145※ |
- |
- |
複数期間あり |
6万円〜43万円 |
募集あり |
綾瀬市 |
小田原市営久野霊園 |
募集あり |
24 |
- |
- |
7月 |
52万円〜78万円 |
募集あり |
小田原市 |
横須賀市営公園墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集あり※ |
横須賀市 |
横須賀市営馬門山墓地 |
募集なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
募集なし |
横須賀市 |
清川村営宮ヶ瀬霊園 |
募集中 |
指定なし |
- |
なし |
指定なし |
39万円〜48万円 |
- |
愛甲郡清川村 |
※募集の中には合祀墓などが含まれています。
神奈川県の公営霊園の費用相場
神奈川県の公営霊園の永代使用料
霊園でお墓を購入する際の初期費用として、霊園の運営者に支払う永代使用料という費用が必要になります。
神奈川県の永代使用料の平均は、55万円です。(みん終編集部調べ)
神奈川県の公営霊園の管理費用
霊園にお墓を立てると、年間の管理料が必要になります。
神奈川県の公営霊園の管理費用の平均は5221円です。(みん終編集部調べ)
神奈川県の公営霊園の申請からお墓建立までの流れ
公営霊園のお墓建立までの流れは運営する自治体によって様々です。
以下で、横浜市の場合の申請からお墓建立までの流れを解説します。
- 募集の公表
- 申し込み
- 抽選での当選者決定
- 資格審査等の事務手続き
- 使用料等の納入
①募集の公表
横浜市では4月ごろに募集予定の施設が決定され、7、8月ごろに申し込み期間や募集数などの詳細を公表します。
②申し込み
基本的には秋口の1ヶ月間が申し込み期間です。
横浜市では郵送による受付も行っています。
③抽選での当選者決定
10月ごろに公開で抽選会が行われます。
募集数を受付数が上回り落選した場合でも、補欠枠というのがあるので、最後まで確認が必要になります。
④資格審査等の事務手続き
当選者に対しての資格審査が行われます。
その際にに住民票や火埋葬許可証等が必要になる場合があります。
⑤使用料等の納入
12月から1月あたりではじめに必要な使用料を納入します。
こちらの期限が切れてしまうと利用できないため、期限には十分な注意が必要です。